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廃トンネル19
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「とりあえず横になって朝まで寝るか?」
「寝れるわけないだろ!こんな異常な状況でよ。俺は起きてるからお前ら2人寝てろ。」
春樹がそう言うと真由子が鞄からスナック菓子とチョコレート、そして3人ぶんのお茶缶を出した。
「とりあえず何か食べよ。私お腹空いちゃって・・」
「おまえ、さっきまで元気なかったくせして、腹減ったのかよ。まあいいや。俺も腹減ってたんだ。健太も食えよ。」
3人は疲れた身体と不安から来る心労を甘いチョコレートとチーズ味のスナック菓子で癒そうとした。
「明日起きてまた夜だったら笑えるけどな。それともこの現実が夢だったりして。」
「ばーか!夢じゃないよ。ただの磁場か何かの影響で時計がおかしくなって、私たちの方向感覚や時間感覚がおかしくなってそして夜になっただけ、明日起きたら外は明るくなってると思うから、そしたら元の車が置いてある県道脇に戻ればいいじゃん!」
甘い物を食べてすっかり不安をぬぐいさった真由子の話しを信じて3人は横になった。しかし、春樹だけは2人が寝てても起きてる事にした。
「寝れるわけないだろ!こんな異常な状況でよ。俺は起きてるからお前ら2人寝てろ。」
春樹がそう言うと真由子が鞄からスナック菓子とチョコレート、そして3人ぶんのお茶缶を出した。
「とりあえず何か食べよ。私お腹空いちゃって・・」
「おまえ、さっきまで元気なかったくせして、腹減ったのかよ。まあいいや。俺も腹減ってたんだ。健太も食えよ。」
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「明日起きてまた夜だったら笑えるけどな。それともこの現実が夢だったりして。」
「ばーか!夢じゃないよ。ただの磁場か何かの影響で時計がおかしくなって、私たちの方向感覚や時間感覚がおかしくなってそして夜になっただけ、明日起きたら外は明るくなってると思うから、そしたら元の車が置いてある県道脇に戻ればいいじゃん!」
甘い物を食べてすっかり不安をぬぐいさった真由子の話しを信じて3人は横になった。しかし、春樹だけは2人が寝てても起きてる事にした。
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