お蔵ぼっこと雪ちゃん

華岡光

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不思議な体験

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 「パン屋さんを!?そうなんですか??その時は是非寄らせて頂きます」

 若女将は少し驚いた表情で祐一の開くパン屋に興味深々だった。すると若女将は宿の主人の元へと行くとなにやら話しだした。

 「へぇーー、お話を聞かせて頂きました。パン屋さんを開業なされるのですね。嬉しいな。こんな小さな町でまた新しいお店が生まれるだなんて、しかも都会からの移住の方が開くなんて尚更歓迎しますよ!!そうだ!!もしパン屋さんを開業した時は是非この宿で宣伝をさせてください!!」

 思わぬ宿屋の主人の粋な心意気に祐一の胸は熱くなった。
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