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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言25
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「総理も本気なようだな。長官、やっぱりこのままだと世間に知られてしまいますよ?狂人事件の真相が。」
側近が川口長官にそう言うと、なにやら電話をかけだした。
「総理の車が整備不良の可能性がある。停車させて入念に調べろ車の中もな。」
そう言うと側近は電話をきった。
「おい、勝手にそんな事するな。まだどうなるか分からないんだぞ?強引に総理を引き留めてどうする気だ?」
長官は側近に激しく叱責した。
「何を言うんです。秘密を守るのが我等の務め。あなたも私もこの黒い会議のメンバー内では対等なはず。この組織の中での表向きはあなたのが上ですがね。そういうわけで、私が危険と判断したために総理を拘束して、そして、病死してもらいます。」
黒い会議とは明治政府の枢密院が極秘に設置した狂人騒動の秘密の保持及び拡散の阻止が任務で、代々そのメンバーは創設メンバーの子孫が務めている。その権限は強力かつ非合法でありとあらゆる事を行える。そのメンバーは3人。いずれも世襲で秘密裏に警察庁トップに君臨できる秘密の仕組みとなり、巨額なあまりにも巨額な資金が明治政府枢密院の隠し秘密の金庫に莫大なほどあり、それを使う事によって何でもありの超法規的な力を行使していた。
側近が川口長官にそう言うと、なにやら電話をかけだした。
「総理の車が整備不良の可能性がある。停車させて入念に調べろ車の中もな。」
そう言うと側近は電話をきった。
「おい、勝手にそんな事するな。まだどうなるか分からないんだぞ?強引に総理を引き留めてどうする気だ?」
長官は側近に激しく叱責した。
「何を言うんです。秘密を守るのが我等の務め。あなたも私もこの黒い会議のメンバー内では対等なはず。この組織の中での表向きはあなたのが上ですがね。そういうわけで、私が危険と判断したために総理を拘束して、そして、病死してもらいます。」
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