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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言15
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「ええ、その桐の箱には錆びた細めの鉄の腐りが何重にも巻かれていて、傍に文書らしき物が入った箱がありましてね。そちらは封印がされてなかったのですが、なにせ岩倉具視の施設内から出てきたということもあり、考古学的な見地から専門家にそれを鑑定してもらっているところなのですよ。」
山田施設責任者の話を聞いていた松本総理はある昔の話を思い出していた。
「そういえば明治維新の際に不可解な奇病が西日本中心に蔓延したとかいう話を聞いた事があるな。」
山田施設責任者はそれを聞いてさらに話しだした。
「その奇病というのは江戸時代にも2回ほど発生しているのはご存知ですか?」
「2回?そこまでは分かりませんが、明治維新の頃は奇病が蔓延して、官軍はその奇病にも対応しながら、旧幕府軍と戦ったと聞いております。」
そこへ江田島環境大臣が口を開く。
「奇病というか、今でいう狂犬病みたいな病気が蔓延したんではないですかね。当時の詳しい記録はなぜか残っておらないのですが、我が省で確認できるものはほとんどないですが、その話は祖父から聞いた事がありますよ!」
山田施設責任者の話を聞いていた松本総理はある昔の話を思い出していた。
「そういえば明治維新の際に不可解な奇病が西日本中心に蔓延したとかいう話を聞いた事があるな。」
山田施設責任者はそれを聞いてさらに話しだした。
「その奇病というのは江戸時代にも2回ほど発生しているのはご存知ですか?」
「2回?そこまでは分かりませんが、明治維新の頃は奇病が蔓延して、官軍はその奇病にも対応しながら、旧幕府軍と戦ったと聞いております。」
そこへ江田島環境大臣が口を開く。
「奇病というか、今でいう狂犬病みたいな病気が蔓延したんではないですかね。当時の詳しい記録はなぜか残っておらないのですが、我が省で確認できるものはほとんどないですが、その話は祖父から聞いた事がありますよ!」
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