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第三章 狂気と共に明ける明治維新
15代将軍徳川慶喜の決断123
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西郷隆盛率いる軍は甲府城を落とし。ひとまず甲府に軍を集中させるため甲府城を徳川共和国征討のための本部としていた。
「あとは後方から援軍が来るのを待つだけでごわすな。東北の盛岡、仙台、酒田もすでに明治政府の傘下に入り、逃げのびた江戸からの徳川残党を討ち滅ぼす手筈はできもんした。」
「西郷、これでようやく日本は統一されるな。」
今後の政策を兼ねて木戸孝允参議が一足先に岩倉具視副総裁の使いとしてきていた。
「おはんが来たちゅうことは朝廷と政府機能は京都に戻り安定したという事じゃな。」
「ああ、そして伝える事がある。此度江戸改め東京とし、日本の首都とする。
帝、朝廷、政府は東京に移り新しい日本を始めるのだ。これは帝と政府上層部で決めたこと。だから一刻も早く、江戸から逆賊徳川勢を駆逐してくれ。」
「なんと。東京か、面白い名じゃのう。わっはっはっはっは!!!よか。もうすぐでごわす。部隊が全て揃えば江戸総攻撃でごわす。すでに海ではイギリス艦隊が徳川海軍とフランス海軍を撃破してもんぞ。それに、こちらに向かってる徳川軍もたちまち逃げ出すじゃろ。」
「寄せ集めとはそげなもんでごわす。」
側にいる中村半次郎支隊長が笑いながら言う。
「あとは後方から援軍が来るのを待つだけでごわすな。東北の盛岡、仙台、酒田もすでに明治政府の傘下に入り、逃げのびた江戸からの徳川残党を討ち滅ぼす手筈はできもんした。」
「西郷、これでようやく日本は統一されるな。」
今後の政策を兼ねて木戸孝允参議が一足先に岩倉具視副総裁の使いとしてきていた。
「おはんが来たちゅうことは朝廷と政府機能は京都に戻り安定したという事じゃな。」
「ああ、そして伝える事がある。此度江戸改め東京とし、日本の首都とする。
帝、朝廷、政府は東京に移り新しい日本を始めるのだ。これは帝と政府上層部で決めたこと。だから一刻も早く、江戸から逆賊徳川勢を駆逐してくれ。」
「なんと。東京か、面白い名じゃのう。わっはっはっはっは!!!よか。もうすぐでごわす。部隊が全て揃えば江戸総攻撃でごわす。すでに海ではイギリス艦隊が徳川海軍とフランス海軍を撃破してもんぞ。それに、こちらに向かってる徳川軍もたちまち逃げ出すじゃろ。」
「寄せ集めとはそげなもんでごわす。」
側にいる中村半次郎支隊長が笑いながら言う。
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