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第一章 狂気の根源
徳川忠長の秘密65
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死者への弔いがすみ、引き上げていく駿府征伐隊の藩の中で家光や老中から信頼が高い浜松藩だけが残り、これから新しく作られる藩のために、戦乱で荒れた旧駿府藩の城や町の修復工事が始まったのだった。
浜松藩藩主高力忠房がその様子を見るために旧駿府藩の城に訪れた。
「ここがあの徳川忠長様のお城だった所か、豪華な城じゃの。この部屋が忠長様の部屋だった場所か。天井には金箔が貼りめぐられてさぞかし美味い酒を飲んでたに違いないだろうな。」
忠房は自分の住む城よりも格段に大きく、豪華な城を見て驚いていた。
「忠長様は珍しい趣味もあったと聞くが、ここだけではなく他にも忠長様の部屋とかあるのか?」
忠房の問いに家臣が答える。
「いかにも!この部屋以外にも趣味が高じて作らせた部屋やがありまする!城の外の離れの場所にある小さき屋敷はその・・」
急に言葉を濁す家臣に忠房は尋ねる。
「うん?どうしたのじゃ、そのとはなんじゃ!言うてみ。」
「はっ、そ、その離れの屋敷の部屋では、そ、その・・忠長様の趣味の一つであった、生きた人間の皮を剥いだり、解剖しては楽しんでた部屋でござりまする・・」
それを聞いた忠房は背筋が凍りつきしばし無言になった。
浜松藩藩主高力忠房がその様子を見るために旧駿府藩の城に訪れた。
「ここがあの徳川忠長様のお城だった所か、豪華な城じゃの。この部屋が忠長様の部屋だった場所か。天井には金箔が貼りめぐられてさぞかし美味い酒を飲んでたに違いないだろうな。」
忠房は自分の住む城よりも格段に大きく、豪華な城を見て驚いていた。
「忠長様は珍しい趣味もあったと聞くが、ここだけではなく他にも忠長様の部屋とかあるのか?」
忠房の問いに家臣が答える。
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