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第一章 狂気の根源
徳川忠長の秘密10
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家老達が自分の事を命掛けで話してるとは知らずにその顛末の当事者である忠長はというと一人屋敷の離れにある、誰も入れることすら禁じてる茶室にこもりなにやら作業をしていた。一見茶室に見える造りにはなっているが、中は茶器などは一切なく、あるのはよく研がれた刃物に絹の糸、縫い針などかあるだけだった・・
「この部分の皮は張りがあり大変良いものじゃ。こっちは黒くなって硬くなってしまっているわ。使えんな。」
忠長はこの茶室の中で何をしているのかは誰一人知らずに忠長は作業を続けていた。
そこに事の顛末を報告しようと筆頭家老の田丸が恐る恐るやってきたのだった。
「この部分の皮は張りがあり大変良いものじゃ。こっちは黒くなって硬くなってしまっているわ。使えんな。」
忠長はこの茶室の中で何をしているのかは誰一人知らずに忠長は作業を続けていた。
そこに事の顛末を報告しようと筆頭家老の田丸が恐る恐るやってきたのだった。
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