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あの後、あっという間に数日が経過して、私は今馬車の中にいる。
そうランバート公爵家に向かう馬車だ。
神殿が遺伝魔法で確認して、私が現公爵様の娘であると認められたのだ。
ママには置き手紙だけを残して、今私はジェームスおじさんと馬車に乗っている。
「どう? 緊張してる?」
目の前にはジェームスおじさんが座っている。
「は……はい。それにママが、びっくりしちゃうかもしれません」
「まぁ、それはそうだよね。俺でも緊張するよ。ママについては、デイビスおじさんが毎日帰って来たかを確認してくれるから、大丈夫だよ」
「ありがとうございます」
私は膝の上の握り拳をギュッと握り直す。
「あの、本当に私は公爵様の娘なんでしょうか?」
「心配?」
「はい」
ジェームスおじさんは、私の頭をローブの上から撫でる。
「君は本当にオスカーの娘だよ。神殿の遺伝魔法は嘘をつかないからね」
「でも! それならどうして今まで!」
私が訴えるように顔を上げると、ジェームスおじさんは困ったように頭を掻いた。
「君は知らないんだね。そっかー、俺から話すか? しかしなぁ。んーー、アンジュちゃん、詳しいことは本人から聞いて欲しいが、事情があったんだ。そして、公爵家に行っても初めのうちは辛いこともあるかもしれない」
「え? それはどういう……」
「オスカーは、君の父親は、まぁ、記憶喪失なんだ。君のママと何かあったんだろうことはわかるけど、まあ、君が生まれたんだしね。でも、オスカーにとっては青天の霹靂だ。君を認めないと言うかもしれない。何故なら覚えていないんだから」
「記憶……喪失?」
私はママの言葉を思い出した。
ママは、パパはいなくなったと言っていた。死んだとも生きているとも言われてはいない。
もし、本当に記憶喪失だったなら、突然消えたことにも説明がつくはずだ。
私は大きく頷いた。
「それじゃあ、本当に公爵様が私のパパなんですね!! ママがすごく会いたがっているんです! ママのことを思い出してもらえれば、ママとパパはまた会えますよね!」
私がジェームスおじさんに詰め寄ると、おじさんは口籠る。
「あ、うーん、そうだなぁ。それはもう少し捜査というか調査というか……」
「え?」
「と、とにかく、君にはなんの罪もないことは確かだ。ただ、君のママについては、まだ確認が取れていないから、すぐに会えるとは思わないでほしい」
「どうしてですか?」
ジェームスおじさんは頭を掻いてから、少し考えていた。
「あーーもう! 俺は知らん。あのな! オスカーは事件に巻き込まれて記憶喪失になったんだ。君が生まれたということは君のママもその事件の関係者かもしれない。もしかしたら犯人である可能性だって。オスカーもそう思っているだろう。だから、君を公爵家で引き取ることを承諾したのは、娘だと認めたというよりも、犯罪者から保護する目的なんだ」
おじさんがハァハァと肩で息をして、吐き出した言葉に、私は体を固くする。
え? 事件? ママが犯人? 保護?
「……ママは犯罪者なんかじゃないです!!」
「しかし、その行方不明の間に君が生まれたんだろう? 君のママがその時期にオスカーと共にいたことは確実だ」
「そんな……パパが記憶を取り戻せば!!」
「八年間も記憶は戻っていないんだぞ」
私はスカートの裾をギュッと握りしめる。
「私! パパにママのことを思い出してもらいます!! そうすればママが犯人じゃないってわかるはずです!! 絶対に!!!」
私はグッと顔を上げてジェームスおじさんを睨みつける。
するとおじさんはふっと笑みを漏らすと私の頭に手を当てて撫でる。
「……ああ、頑張ってみな」
私は決意を新たに前を見据えた。
訳もわからず、パパがわかったからと付いてきてしまったが、今となってはママの冤罪を証明できるかもしれない。
ママが帰って来るまでの一カ月でパパの記憶を取り戻してもらおう!!
そうすれば、ママは無罪だし、きっとパパもママに会いたいはずだ。
だって、ママは物凄く綺麗だもの。
これで、目標が決まった。
私、頑張らないと!!
「あ、ほら、ランバート公爵家が見えてきたよ」
ジェームスおじさんの言葉に私は馬車から顔を出した。
目の前に広がるのは森だ。
「えっと、どこですか?」
「今、門を潜っただろう? あと、三十分くらいで屋敷が見えて来るよ」
「三十分……」
私の家は三歩で全てが見渡せるのにパパの家は門から家まで三十分かかるらしい。
今更ながら、貴族ということに怖気付く。
今まで貴族に会った経験は、今目の前にいるジェームスおじさんだけだ。
「おじさん、私、何も知らないわ」
私が俯くとおじさんは優しく肩を叩く。
「大丈夫だよ。ちょっとぶっきらぼうだが悪いやつじゃない。それに、君にはお兄さんが二人もできる。きっと、彼らも君を助けてくれるだろう」
「お兄さん?」
「ああ、ネイト、サイラスというんだよ」
今更ながらの新しい情報に、私の頭の中はパニックに陥った。
それでも、ママのためにパパに気に入られないとダメだ。
近くでママのことを話さないと記憶が戻ることは難しいだろう。
いっぱい、いっぱいママのことを話すのだ!
私がグッと気合を入れているとジェームスおじさんが外を確認した。
「あ、着いたみたいだ」
ジェームスおじさんの言葉と共に馬車がゆっくりと停止する。
そして、外からノックされる。
「開けてくれ」
おじさんの声と共に馬車の扉が開かれる。
「いらっしゃいませ。ジェームス様」
「オスカーは執務室かい?」
「はい、左様です」
ジェームスおじさんは先に降りて誰かと話をしている。
私はこっそりと顔を覗かせる。
「うわーーー」
馬車の外の光景に思わず声が出てしまった。
だって、キラキラなのだ。
馬車の停車場にも屋根があり、天井には見たこともない彫刻が施されている。
真っ白な石でできたお城のようだ。
「こちらのお嬢様が?」
「ああ、そうだよ。アンジュちゃん、降りようか?」
おじさんが手を差し出してくれたので私はその手を取って馬車から降りる。
目の前には人が五人は通れそうな扉が見えた。
私は持っていた貴重品の入ったバッグを握りしめる。
「緊張しちゃったかな? 大丈夫だよ。彼はランバート公爵家の執事ニコルソンだよ。こちらはアンジュちゃんだ。ああ、これが遺伝魔法の結果書類だ」
ニコルソンは、書類を受け取ると胸ポケットに仕舞い。
私に向かって深々と頭を下げる。
「アンジュお嬢様、ニコルソンと申します。お嬢様をお迎えできて、大変光栄にございます」
そう言ってにっこりと微笑んでくれたのだ。
私はその笑顔を見て緊張が少し解けた。
「あ、アンジュです。よろしくお願いします」
「そちらのお荷物をお預かりいたしましょうか?」
「あ、いいです。大丈夫です!」
バッグには、私の宝物が入っているのだ。
私は、申し出を断ると頭を下げた。
「まぁ、いいよ。じゃあ、俺たちはオスカーのところに行くよ」
「はい、ご案内いたします」
ニコルソンはそう言って私たちの前を先導した。
あの大きな扉が開くと中には、夢のような光景が広がっている。真っ赤な絨毯に金の装飾、ピカピカのシャンデリアに大きな階段。
全て絵本のお城のようだ。
「すごい……」
私がキョロキョロしながら歩いていると、ジェームスおじさんが手を差し出してくれる。
「迷子になるよ」
「ありがとうございます」
「今日からここが君の家になるんだよ。早く慣れないとね」
「あ……はい」
迷路のような廊下をしばらく歩いていると、ニコルソンは一際大きな扉の前で足を止める。
「公爵様は、こちらにいらっしゃいます」
そう言って胸に手を当てて頭を下げる。
私も釣られて頭を下げてお礼を言ってしまった。
「ありがとうございました」
「アンジュちゃん、ローブを取ってもいいかい?」
ジェームスおじさんの言葉に私は無意識にローブを引っ張っる。
「大丈夫だよ。ここでは君の髪を誰も気にしないさ」
おじさんの言葉に、私は小さく頷いた。
そして、おずおずとローブを脱いだ。
「!!!」
後ろでニコルソンの息を呑む気配を感じるが、それは決して悪いものではない。
「さあ、パパとの対面だ」
ジェームスおじさんはそう言って、扉をノックしたのだった。
そうランバート公爵家に向かう馬車だ。
神殿が遺伝魔法で確認して、私が現公爵様の娘であると認められたのだ。
ママには置き手紙だけを残して、今私はジェームスおじさんと馬車に乗っている。
「どう? 緊張してる?」
目の前にはジェームスおじさんが座っている。
「は……はい。それにママが、びっくりしちゃうかもしれません」
「まぁ、それはそうだよね。俺でも緊張するよ。ママについては、デイビスおじさんが毎日帰って来たかを確認してくれるから、大丈夫だよ」
「ありがとうございます」
私は膝の上の握り拳をギュッと握り直す。
「あの、本当に私は公爵様の娘なんでしょうか?」
「心配?」
「はい」
ジェームスおじさんは、私の頭をローブの上から撫でる。
「君は本当にオスカーの娘だよ。神殿の遺伝魔法は嘘をつかないからね」
「でも! それならどうして今まで!」
私が訴えるように顔を上げると、ジェームスおじさんは困ったように頭を掻いた。
「君は知らないんだね。そっかー、俺から話すか? しかしなぁ。んーー、アンジュちゃん、詳しいことは本人から聞いて欲しいが、事情があったんだ。そして、公爵家に行っても初めのうちは辛いこともあるかもしれない」
「え? それはどういう……」
「オスカーは、君の父親は、まぁ、記憶喪失なんだ。君のママと何かあったんだろうことはわかるけど、まあ、君が生まれたんだしね。でも、オスカーにとっては青天の霹靂だ。君を認めないと言うかもしれない。何故なら覚えていないんだから」
「記憶……喪失?」
私はママの言葉を思い出した。
ママは、パパはいなくなったと言っていた。死んだとも生きているとも言われてはいない。
もし、本当に記憶喪失だったなら、突然消えたことにも説明がつくはずだ。
私は大きく頷いた。
「それじゃあ、本当に公爵様が私のパパなんですね!! ママがすごく会いたがっているんです! ママのことを思い出してもらえれば、ママとパパはまた会えますよね!」
私がジェームスおじさんに詰め寄ると、おじさんは口籠る。
「あ、うーん、そうだなぁ。それはもう少し捜査というか調査というか……」
「え?」
「と、とにかく、君にはなんの罪もないことは確かだ。ただ、君のママについては、まだ確認が取れていないから、すぐに会えるとは思わないでほしい」
「どうしてですか?」
ジェームスおじさんは頭を掻いてから、少し考えていた。
「あーーもう! 俺は知らん。あのな! オスカーは事件に巻き込まれて記憶喪失になったんだ。君が生まれたということは君のママもその事件の関係者かもしれない。もしかしたら犯人である可能性だって。オスカーもそう思っているだろう。だから、君を公爵家で引き取ることを承諾したのは、娘だと認めたというよりも、犯罪者から保護する目的なんだ」
おじさんがハァハァと肩で息をして、吐き出した言葉に、私は体を固くする。
え? 事件? ママが犯人? 保護?
「……ママは犯罪者なんかじゃないです!!」
「しかし、その行方不明の間に君が生まれたんだろう? 君のママがその時期にオスカーと共にいたことは確実だ」
「そんな……パパが記憶を取り戻せば!!」
「八年間も記憶は戻っていないんだぞ」
私はスカートの裾をギュッと握りしめる。
「私! パパにママのことを思い出してもらいます!! そうすればママが犯人じゃないってわかるはずです!! 絶対に!!!」
私はグッと顔を上げてジェームスおじさんを睨みつける。
するとおじさんはふっと笑みを漏らすと私の頭に手を当てて撫でる。
「……ああ、頑張ってみな」
私は決意を新たに前を見据えた。
訳もわからず、パパがわかったからと付いてきてしまったが、今となってはママの冤罪を証明できるかもしれない。
ママが帰って来るまでの一カ月でパパの記憶を取り戻してもらおう!!
そうすれば、ママは無罪だし、きっとパパもママに会いたいはずだ。
だって、ママは物凄く綺麗だもの。
これで、目標が決まった。
私、頑張らないと!!
「あ、ほら、ランバート公爵家が見えてきたよ」
ジェームスおじさんの言葉に私は馬車から顔を出した。
目の前に広がるのは森だ。
「えっと、どこですか?」
「今、門を潜っただろう? あと、三十分くらいで屋敷が見えて来るよ」
「三十分……」
私の家は三歩で全てが見渡せるのにパパの家は門から家まで三十分かかるらしい。
今更ながら、貴族ということに怖気付く。
今まで貴族に会った経験は、今目の前にいるジェームスおじさんだけだ。
「おじさん、私、何も知らないわ」
私が俯くとおじさんは優しく肩を叩く。
「大丈夫だよ。ちょっとぶっきらぼうだが悪いやつじゃない。それに、君にはお兄さんが二人もできる。きっと、彼らも君を助けてくれるだろう」
「お兄さん?」
「ああ、ネイト、サイラスというんだよ」
今更ながらの新しい情報に、私の頭の中はパニックに陥った。
それでも、ママのためにパパに気に入られないとダメだ。
近くでママのことを話さないと記憶が戻ることは難しいだろう。
いっぱい、いっぱいママのことを話すのだ!
私がグッと気合を入れているとジェームスおじさんが外を確認した。
「あ、着いたみたいだ」
ジェームスおじさんの言葉と共に馬車がゆっくりと停止する。
そして、外からノックされる。
「開けてくれ」
おじさんの声と共に馬車の扉が開かれる。
「いらっしゃいませ。ジェームス様」
「オスカーは執務室かい?」
「はい、左様です」
ジェームスおじさんは先に降りて誰かと話をしている。
私はこっそりと顔を覗かせる。
「うわーーー」
馬車の外の光景に思わず声が出てしまった。
だって、キラキラなのだ。
馬車の停車場にも屋根があり、天井には見たこともない彫刻が施されている。
真っ白な石でできたお城のようだ。
「こちらのお嬢様が?」
「ああ、そうだよ。アンジュちゃん、降りようか?」
おじさんが手を差し出してくれたので私はその手を取って馬車から降りる。
目の前には人が五人は通れそうな扉が見えた。
私は持っていた貴重品の入ったバッグを握りしめる。
「緊張しちゃったかな? 大丈夫だよ。彼はランバート公爵家の執事ニコルソンだよ。こちらはアンジュちゃんだ。ああ、これが遺伝魔法の結果書類だ」
ニコルソンは、書類を受け取ると胸ポケットに仕舞い。
私に向かって深々と頭を下げる。
「アンジュお嬢様、ニコルソンと申します。お嬢様をお迎えできて、大変光栄にございます」
そう言ってにっこりと微笑んでくれたのだ。
私はその笑顔を見て緊張が少し解けた。
「あ、アンジュです。よろしくお願いします」
「そちらのお荷物をお預かりいたしましょうか?」
「あ、いいです。大丈夫です!」
バッグには、私の宝物が入っているのだ。
私は、申し出を断ると頭を下げた。
「まぁ、いいよ。じゃあ、俺たちはオスカーのところに行くよ」
「はい、ご案内いたします」
ニコルソンはそう言って私たちの前を先導した。
あの大きな扉が開くと中には、夢のような光景が広がっている。真っ赤な絨毯に金の装飾、ピカピカのシャンデリアに大きな階段。
全て絵本のお城のようだ。
「すごい……」
私がキョロキョロしながら歩いていると、ジェームスおじさんが手を差し出してくれる。
「迷子になるよ」
「ありがとうございます」
「今日からここが君の家になるんだよ。早く慣れないとね」
「あ……はい」
迷路のような廊下をしばらく歩いていると、ニコルソンは一際大きな扉の前で足を止める。
「公爵様は、こちらにいらっしゃいます」
そう言って胸に手を当てて頭を下げる。
私も釣られて頭を下げてお礼を言ってしまった。
「ありがとうございました」
「アンジュちゃん、ローブを取ってもいいかい?」
ジェームスおじさんの言葉に私は無意識にローブを引っ張っる。
「大丈夫だよ。ここでは君の髪を誰も気にしないさ」
おじさんの言葉に、私は小さく頷いた。
そして、おずおずとローブを脱いだ。
「!!!」
後ろでニコルソンの息を呑む気配を感じるが、それは決して悪いものではない。
「さあ、パパとの対面だ」
ジェームスおじさんはそう言って、扉をノックしたのだった。
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