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第102話 スライムのステータス
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「スライムも仲間にしましたしマツイさんはもう地上に戻りますか?」
「うーん、そうだな……」
ポチがそろそろ起きる頃かもしれないし帰った方がいいかな、とも思うが……。
「せっかく来たんだからこの階のアイテムくらいは拾ってから帰ろうかな」
「そうですね、もしかしたら高値で売れるアイテムがみつかるかもしれないですからね」
「ああ」
まあ、そんなアイテムがみつかったとしてもベアさんに会えなければ一円にもならないんだけど。
俺は顔の横にククリを足元にスライムを連れ地下一階層を歩いた。
例のごとく敵のスライムは俺の顔を見るなり逃げ去っていく。
ここでふと気になったことをククリに訊いてみた。
「なあ、このスライムってレベルとかあるのか?」
「はい、ありますよ」
当然のように答えるククリ。
「左目の下を押せば仲間のモンスターのステータスを見ることが出来ますよ」
「へー」
言われるがまま俺は左目の下を押してみた。
すると、
*************************************
スライム:レベル1
生命力:6/6
魔力:0/0
攻撃力:2
防御力:2
素早さ:4
特技:なし
*************************************
スライムのステータスが目の前に浮かび上がった。
「おおっ、出た! っていうか弱いなー。全部一桁じゃないか」
『ピキー!』
スライムが反論するように跳び上がる。
「あー、悪い悪い」
スライムをなだめてからククリに向き直る。
「レベルがあるってことは強くなっていくってことだよな」
「そうです。マツイさんと一緒にいる仲間モンスターはマツイさんと同じ分だけの経験値を得られますからマツイさんと一緒にどんどんレベルが上がっていきますよ」
とククリ。
それを聞くとモンスターを仲間にして強く育てるというのもアリな気がする。
スライムの場合はもともとが弱いから選択肢からは外れるが。
その後も俺たちは地下一階層をアイテムを探して歩き回った。
その結果、薬草とたいまつと布の袋を手に入れた。
だがベアさんには会えずじまいで今回のダンジョン探索はここまでとなった。
「うーん、そうだな……」
ポチがそろそろ起きる頃かもしれないし帰った方がいいかな、とも思うが……。
「せっかく来たんだからこの階のアイテムくらいは拾ってから帰ろうかな」
「そうですね、もしかしたら高値で売れるアイテムがみつかるかもしれないですからね」
「ああ」
まあ、そんなアイテムがみつかったとしてもベアさんに会えなければ一円にもならないんだけど。
俺は顔の横にククリを足元にスライムを連れ地下一階層を歩いた。
例のごとく敵のスライムは俺の顔を見るなり逃げ去っていく。
ここでふと気になったことをククリに訊いてみた。
「なあ、このスライムってレベルとかあるのか?」
「はい、ありますよ」
当然のように答えるククリ。
「左目の下を押せば仲間のモンスターのステータスを見ることが出来ますよ」
「へー」
言われるがまま俺は左目の下を押してみた。
すると、
*************************************
スライム:レベル1
生命力:6/6
魔力:0/0
攻撃力:2
防御力:2
素早さ:4
特技:なし
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スライムのステータスが目の前に浮かび上がった。
「おおっ、出た! っていうか弱いなー。全部一桁じゃないか」
『ピキー!』
スライムが反論するように跳び上がる。
「あー、悪い悪い」
スライムをなだめてからククリに向き直る。
「レベルがあるってことは強くなっていくってことだよな」
「そうです。マツイさんと一緒にいる仲間モンスターはマツイさんと同じ分だけの経験値を得られますからマツイさんと一緒にどんどんレベルが上がっていきますよ」
とククリ。
それを聞くとモンスターを仲間にして強く育てるというのもアリな気がする。
スライムの場合はもともとが弱いから選択肢からは外れるが。
その後も俺たちは地下一階層をアイテムを探して歩き回った。
その結果、薬草とたいまつと布の袋を手に入れた。
だがベアさんには会えずじまいで今回のダンジョン探索はここまでとなった。
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