220 / 270
第27章 ソーロン帝国の秘密編
2701.ソーロン帝国とヘノイ王国の関係
しおりを挟む
カタリナを女王にするときに、第1皇子のルイに暗殺されそうになった。しかも、ルイが直接手を下すわけではなく、ソーロン帝国の王族からの攻撃を受けたのだ。それが、王族のゾーウだった。
私は、王族のゾーウの攻撃をかわし、逆に、ルイを追い詰めることに成功した。そして、ソーロン帝国の王族ゾーウを手下にした。それによって、ソーロン帝国とヘノイ王国の関係がはっきりしてきた。
ヘノイ王国は、昔から勇者を召喚する役割を果たしてきた。しかし、今から、約1000年前に賢者サビオを裏切り、その役割を果たさなかった。魔法軍の四天王にそそのかされて、密約を結んでしまった。
その時に、手を貸したのが、ソーロン帝国の王族だった。ソーロン帝国には、秘密の遺跡が神殿の中にあり、そこに魔大陸に繋がるゲートがある。つまり、ソーロン帝国は、国内に魔法軍が進軍してくる出入り口を持っていることになる。つまり、真っ先に魔王軍と対峙しなくてはならない。そこで、ヘノイ王国の国王と同じように、魔王軍が見逃すように密約を結んだのだ。それ故、賢者サビオは、罠にかかり、特殊な細工をされて地下牢に閉じ込められて、死んでしまった。
結果的には、魔火山の噴火が起こらずに、魔王が復活することもなかった。しかし、1000年たった現在、魔火山が噴火する恐れがある。どうも、勇者の召喚と魔火山の噴火は、密接に関係しているようだ。
魔火山の噴火がなければ、魔王が完全復活することはできない。そして、魔王を倒すのには、聖剣が必要だ。また、互角に戦うために、聖盾と聖防具が役に立つ。それらは、各国に分散して保管されているようだ。しかし、聖剣と同様に、文献としては、残されていない。王族の伝承として受け継がれているだけだ。それ故、各国の王族から、情報を得る必要がある。
今回、ソーロン帝国とヘノイ王国の王族から、情報を得た。同じように、他の国の王族から、情報を得る必要がある。いつ、魔王が復活するのか、分からないので、それは、急がなくてはならない。
また、ソーロン帝国と隣接している大陸を私は魔大陸と呼んでいるが、実際には、竜人族の大陸だ。本当の魔大陸ではない。魔王軍と思っていたのは、魔物を操っていた赤の竜人ことルーブロマ・ドラコのソーロン帝国への反抗だった。
私は、赤の竜人に会って、現状を確認しておくことにした。私は、ムーンになってから、転移魔法で、魔大陸の基地に移動した。
「メルーロは、居るか?」
私は、基地にいる兵士に尋ねた。
「いえ、メルーロ将軍は、ヤガータ国の基地に戻っております」
「そうか、この基地に攻撃をするような者はいるか?」
「いえ、そのような者はおりません。魔物も、大人しくしています」
「そうか、それでは、竜人族はどうか?」
「竜人族に出会うことはありません。これまで、聞いたことがないです」
「わかった。ご苦労」
兵士は、元に監視場に戻った。念のため、私は、思念伝達で、メルーロに連絡を取った。
「ムーンだけど、少し聞きたいことがあるのだが、いいか?」
「はい、何でしょうか?」
「以前、魔大陸で、魔物を討伐に行った時の事を覚えているか?」
「もちろんです」
「あの時に赤の竜人とその後、接触したことがあるか?」
「いいえ、ありません」
「いや、メルーロ地震では、無く、軍として、見かけたことはないか?」
「はい、それも、ありません」
「分かった。ありがとう」
やはり、あの後、赤の竜人とのトラブルは起こっていないようだ。それなら、赤の竜人は、そっとしておこう。
私は、ルナとなってから、ガーベラの居る城に転移魔法で、戻った。
「ガーベラ、どう?」
「だいぶ、元に戻ったわ」
「そうか、それなら良かった」
「ルナ、もう、大きくなったわよ」
「本当だね。もう、離乳食になっているんだね」
「そうよ。それに、この子、賢いよ」
「どれどれ」
私は、ルナjrを抱き上げて、その笑顔を見つめていた。
「ガーベラによく似ているね。可愛いよ。それに、理知的な感じがする」
「何言っているの。お父さんにそっくりよ」
「そうかなぁ?」
私は、ルナjrをガーベラに返した。ルナjrは、嬉しそうな声を上げて、笑っている。
「ガーベラ、レンゲーとは、連絡を取っている?」
「いいえ、もう、完全に任せているわ」
「ルナは、どうなの?」
「申し訳ない。私も、連絡を取っていないんだ。何かあれば、連絡をするようにって、言っているのだが、全く問題がないのかな?」
「多分、遠慮しているのよ。待って居ないで、あなたから、連絡をしてあげてよ」
「わかったよ。直ぐに、連絡をするよ」
私は、思念伝達で、レンゲーと連絡を取った。
「レンゲー、ルナだけど、今、いいかな?」
「はい、大丈夫です。何でしょうか?」
「暫く、連絡を取っていなかったが、何か、問題は、起こっていないか?」
「特に、問題は、ありません」
「何でも、遠慮せずに言ってくれ」
「そうですか。それなら、大したことではないのですが、アストーリア大陸で作っているコンパスの量が確保できなくなっているらしいのです」
「コンパスというと、磁石が取れなくなっているのか?」
「量が減っているそうなのです。多分、これまでに大量に採取したので、それが、影響しているのかと思われます」
「それなら、生産量を制限して、長く、生産できるようしないといけないな」
「はい、私も、そう思って、生産量を8割ぐらいに抑えています。でも、本当の原因を知っておく必要があるので、できれば、調べて欲しいのです」
「分かった。時期を見て、調べて見るよ。それほど、急ぎではないな」
「はい、急ぎではありません」
私は、レンゲーとの思念伝達を切った。
「ガーベラ、今、レンゲーと連絡を取ったけど、特に、問題は、ないようだよ。遠慮しているわけではないみたいだな」
「そう、それなら良かったわ」
今日は、ガーベラとルナjrと家族水入らずで、のんびり過ごすことにした。
私は、王族のゾーウの攻撃をかわし、逆に、ルイを追い詰めることに成功した。そして、ソーロン帝国の王族ゾーウを手下にした。それによって、ソーロン帝国とヘノイ王国の関係がはっきりしてきた。
ヘノイ王国は、昔から勇者を召喚する役割を果たしてきた。しかし、今から、約1000年前に賢者サビオを裏切り、その役割を果たさなかった。魔法軍の四天王にそそのかされて、密約を結んでしまった。
その時に、手を貸したのが、ソーロン帝国の王族だった。ソーロン帝国には、秘密の遺跡が神殿の中にあり、そこに魔大陸に繋がるゲートがある。つまり、ソーロン帝国は、国内に魔法軍が進軍してくる出入り口を持っていることになる。つまり、真っ先に魔王軍と対峙しなくてはならない。そこで、ヘノイ王国の国王と同じように、魔王軍が見逃すように密約を結んだのだ。それ故、賢者サビオは、罠にかかり、特殊な細工をされて地下牢に閉じ込められて、死んでしまった。
結果的には、魔火山の噴火が起こらずに、魔王が復活することもなかった。しかし、1000年たった現在、魔火山が噴火する恐れがある。どうも、勇者の召喚と魔火山の噴火は、密接に関係しているようだ。
魔火山の噴火がなければ、魔王が完全復活することはできない。そして、魔王を倒すのには、聖剣が必要だ。また、互角に戦うために、聖盾と聖防具が役に立つ。それらは、各国に分散して保管されているようだ。しかし、聖剣と同様に、文献としては、残されていない。王族の伝承として受け継がれているだけだ。それ故、各国の王族から、情報を得る必要がある。
今回、ソーロン帝国とヘノイ王国の王族から、情報を得た。同じように、他の国の王族から、情報を得る必要がある。いつ、魔王が復活するのか、分からないので、それは、急がなくてはならない。
また、ソーロン帝国と隣接している大陸を私は魔大陸と呼んでいるが、実際には、竜人族の大陸だ。本当の魔大陸ではない。魔王軍と思っていたのは、魔物を操っていた赤の竜人ことルーブロマ・ドラコのソーロン帝国への反抗だった。
私は、赤の竜人に会って、現状を確認しておくことにした。私は、ムーンになってから、転移魔法で、魔大陸の基地に移動した。
「メルーロは、居るか?」
私は、基地にいる兵士に尋ねた。
「いえ、メルーロ将軍は、ヤガータ国の基地に戻っております」
「そうか、この基地に攻撃をするような者はいるか?」
「いえ、そのような者はおりません。魔物も、大人しくしています」
「そうか、それでは、竜人族はどうか?」
「竜人族に出会うことはありません。これまで、聞いたことがないです」
「わかった。ご苦労」
兵士は、元に監視場に戻った。念のため、私は、思念伝達で、メルーロに連絡を取った。
「ムーンだけど、少し聞きたいことがあるのだが、いいか?」
「はい、何でしょうか?」
「以前、魔大陸で、魔物を討伐に行った時の事を覚えているか?」
「もちろんです」
「あの時に赤の竜人とその後、接触したことがあるか?」
「いいえ、ありません」
「いや、メルーロ地震では、無く、軍として、見かけたことはないか?」
「はい、それも、ありません」
「分かった。ありがとう」
やはり、あの後、赤の竜人とのトラブルは起こっていないようだ。それなら、赤の竜人は、そっとしておこう。
私は、ルナとなってから、ガーベラの居る城に転移魔法で、戻った。
「ガーベラ、どう?」
「だいぶ、元に戻ったわ」
「そうか、それなら良かった」
「ルナ、もう、大きくなったわよ」
「本当だね。もう、離乳食になっているんだね」
「そうよ。それに、この子、賢いよ」
「どれどれ」
私は、ルナjrを抱き上げて、その笑顔を見つめていた。
「ガーベラによく似ているね。可愛いよ。それに、理知的な感じがする」
「何言っているの。お父さんにそっくりよ」
「そうかなぁ?」
私は、ルナjrをガーベラに返した。ルナjrは、嬉しそうな声を上げて、笑っている。
「ガーベラ、レンゲーとは、連絡を取っている?」
「いいえ、もう、完全に任せているわ」
「ルナは、どうなの?」
「申し訳ない。私も、連絡を取っていないんだ。何かあれば、連絡をするようにって、言っているのだが、全く問題がないのかな?」
「多分、遠慮しているのよ。待って居ないで、あなたから、連絡をしてあげてよ」
「わかったよ。直ぐに、連絡をするよ」
私は、思念伝達で、レンゲーと連絡を取った。
「レンゲー、ルナだけど、今、いいかな?」
「はい、大丈夫です。何でしょうか?」
「暫く、連絡を取っていなかったが、何か、問題は、起こっていないか?」
「特に、問題は、ありません」
「何でも、遠慮せずに言ってくれ」
「そうですか。それなら、大したことではないのですが、アストーリア大陸で作っているコンパスの量が確保できなくなっているらしいのです」
「コンパスというと、磁石が取れなくなっているのか?」
「量が減っているそうなのです。多分、これまでに大量に採取したので、それが、影響しているのかと思われます」
「それなら、生産量を制限して、長く、生産できるようしないといけないな」
「はい、私も、そう思って、生産量を8割ぐらいに抑えています。でも、本当の原因を知っておく必要があるので、できれば、調べて欲しいのです」
「分かった。時期を見て、調べて見るよ。それほど、急ぎではないな」
「はい、急ぎではありません」
私は、レンゲーとの思念伝達を切った。
「ガーベラ、今、レンゲーと連絡を取ったけど、特に、問題は、ないようだよ。遠慮しているわけではないみたいだな」
「そう、それなら良かったわ」
今日は、ガーベラとルナjrと家族水入らずで、のんびり過ごすことにした。
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる