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第20章 恨まれたサルビア
2010.ムーンの社交界デビュー
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ヘノイ王国の郊外に城を購入することが出来た。早速、城をナタ―シャと一緒に見に行った。安く手に入っただけある。寂れた、手入れが必要な城だった。
「ナターシャ、ちょっと待っていてね」
私は、城の外観を光魔法で、クリーンにした。これで、城としての輝きを取り戻した。それから、光魔法で、草木や木々を生き生きとさせていった。
「それじゃ、中に入ろうか」
私は、ナターシャを伴って、城の中に入っていった。家具どころか、シャンデリアすら取り外されていた。
「ナターシャ、この城の内装は、任せるよ。必要な家具類もすべて揃えてくれ」
「はい、ムーンさん、分かりました」
「私は、2階の書斎を中心に使うよ。それ以外は、自由に使ってくれ。それから、侍女を連れてくるので、その部屋割も任せるよ」
「はい、分かりました。それから、執事がいませんが、どうしますか?」
「やはり、必要だろう。誰か、雇ってくれ。それから、食事が出来る様に、料理人等も雇っておいてくれ」
「分かりました」
ナターシャは、すぐに連絡を始めた。ナターシャにも、転移魔法が使える用にしてあるので、必要な場所への移動も一瞬で行っていた。
私は、書斎の細工と、地下の施設の増設を行っていった。この地下から、テラ・ワールドのすべての場所への行き来が出来る様にしておいた。
地下5階にしておいたが、私が認めた普通の従業員は、地下2階までしか行けないように結界を貼っておいた。そして、移動の魔法陣の施設は、地下2階においてあるので、テラ・ワールドの従業員であれば、自由に使うことが出来る様にした。
私は、少し時間にゆとりができたので、ナターシャと共に残りの金喰虫の患者の屋敷を順に回っていくことにした。
予定していたのは、シュタウフェン、ヴェッティン、ハプスブルク、スコット、ラザフォ、フランツ、ヨーゼフ、ヨセフ、マタイ、ストレースの10件だ。1日では、無理なので、数日に分けて訪問することにした。
各屋敷で、数名の侍女を雇い、結局17名の侍女を追加で雇うことになった。
城の中は、密偵候補の侍女だらけとなった。だけど、このことは、ナターシャには、内緒にしている。
侍女達には、魔法での攻撃が出来る様に、魔力持ちには、その魔力の総量をあげさせて、そうでない物には、神具と魔石で補うことにした。
それから、侍女用に特殊な防具を創った。それは、レースの表面を闇魔法で、コーチングしたもので、魔法も、物理攻撃も、薬物攻撃も防御できるものだ。しかも、レベル50までは、完璧に防ぐことが出来る様にしておいた。
これで、20名の暗殺・密偵集団の出来上がりだ。そして、この集団は、私が洗脳しているので、私の指示には絶対服従だ。
テラ・ワールドの本部に隠し持っている直属の部下と合わせて、それなりの兵力となったはずだ。
サルビアも、すっかり元気になって、以前のような医療活動を始めているようだ。もともと、医師が夢だったから、それが実現しつつある。自分のことのようにうれしい。
久しぶりにガーベラの部屋に転移魔法で移動した。
「こんばんは。ムーンだよ」
「あら、本当に、久しぶりね。どうしていたの?」
「実は、今度、社交界にデビューするつもりなんだ。それの準備で忙しかったんだよ」
「ムーンは、社交界って嫌いじゃなかったの?」
「そうなんだ。でも、このムーンの顔を売っておかないと、その後の仕事がし辛いので、我慢することにしたよ」
「ムーンでも、我慢て言葉知っているのね」
「何を言っているの。それぐらい知っているよ」
「本当かなぁ」
ガーベラは、私の所にやって来て、キスをした。そして、豊かな胸を押し付けて来た。
「我慢してね」
「えっ、どういうこと?」
ガーベラは、私を抱きしめた。そして、その手をだんだんと下に降ろしていった。
「だから、我慢って、言葉知っているのでしょ」
「知っているけど、それと、これは、違うだろう」
ガーベラは、更に下に手を降ろしながら、手の平で擦り始めた。
「おい、おい、まだ、我慢しないといけないの?」
「まだ、だよ」
私は、少しの間だけ、ガーベラのおふざけに付き合ってあげた。そして、ガーベラを抱き上げると、ベッドに運んで、我慢することを止めた。暫く、お互いを求め合った。それから、自分の新しい城に転移魔法で、移動した。
城では、ナターシャが、内装をほぼ終えていた。そして、侍女をすべて城の中の部屋に割り当てて各自の荷物を中に入れさせていた。
ナターシャからの報告では、私の社交界デビューの日程も決まったようだ。一歩ずつ前進している。
私は、少し、これからのことをナターシャに話した。各国の経済をこの手に握る計画を一部話した。
そろそろ、灯油の価格をあげる時期にきたようだ。これから、冬がくる。寒い冬になるだろう。
「ナターシャ、ちょっと待っていてね」
私は、城の外観を光魔法で、クリーンにした。これで、城としての輝きを取り戻した。それから、光魔法で、草木や木々を生き生きとさせていった。
「それじゃ、中に入ろうか」
私は、ナターシャを伴って、城の中に入っていった。家具どころか、シャンデリアすら取り外されていた。
「ナターシャ、この城の内装は、任せるよ。必要な家具類もすべて揃えてくれ」
「はい、ムーンさん、分かりました」
「私は、2階の書斎を中心に使うよ。それ以外は、自由に使ってくれ。それから、侍女を連れてくるので、その部屋割も任せるよ」
「はい、分かりました。それから、執事がいませんが、どうしますか?」
「やはり、必要だろう。誰か、雇ってくれ。それから、食事が出来る様に、料理人等も雇っておいてくれ」
「分かりました」
ナターシャは、すぐに連絡を始めた。ナターシャにも、転移魔法が使える用にしてあるので、必要な場所への移動も一瞬で行っていた。
私は、書斎の細工と、地下の施設の増設を行っていった。この地下から、テラ・ワールドのすべての場所への行き来が出来る様にしておいた。
地下5階にしておいたが、私が認めた普通の従業員は、地下2階までしか行けないように結界を貼っておいた。そして、移動の魔法陣の施設は、地下2階においてあるので、テラ・ワールドの従業員であれば、自由に使うことが出来る様にした。
私は、少し時間にゆとりができたので、ナターシャと共に残りの金喰虫の患者の屋敷を順に回っていくことにした。
予定していたのは、シュタウフェン、ヴェッティン、ハプスブルク、スコット、ラザフォ、フランツ、ヨーゼフ、ヨセフ、マタイ、ストレースの10件だ。1日では、無理なので、数日に分けて訪問することにした。
各屋敷で、数名の侍女を雇い、結局17名の侍女を追加で雇うことになった。
城の中は、密偵候補の侍女だらけとなった。だけど、このことは、ナターシャには、内緒にしている。
侍女達には、魔法での攻撃が出来る様に、魔力持ちには、その魔力の総量をあげさせて、そうでない物には、神具と魔石で補うことにした。
それから、侍女用に特殊な防具を創った。それは、レースの表面を闇魔法で、コーチングしたもので、魔法も、物理攻撃も、薬物攻撃も防御できるものだ。しかも、レベル50までは、完璧に防ぐことが出来る様にしておいた。
これで、20名の暗殺・密偵集団の出来上がりだ。そして、この集団は、私が洗脳しているので、私の指示には絶対服従だ。
テラ・ワールドの本部に隠し持っている直属の部下と合わせて、それなりの兵力となったはずだ。
サルビアも、すっかり元気になって、以前のような医療活動を始めているようだ。もともと、医師が夢だったから、それが実現しつつある。自分のことのようにうれしい。
久しぶりにガーベラの部屋に転移魔法で移動した。
「こんばんは。ムーンだよ」
「あら、本当に、久しぶりね。どうしていたの?」
「実は、今度、社交界にデビューするつもりなんだ。それの準備で忙しかったんだよ」
「ムーンは、社交界って嫌いじゃなかったの?」
「そうなんだ。でも、このムーンの顔を売っておかないと、その後の仕事がし辛いので、我慢することにしたよ」
「ムーンでも、我慢て言葉知っているのね」
「何を言っているの。それぐらい知っているよ」
「本当かなぁ」
ガーベラは、私の所にやって来て、キスをした。そして、豊かな胸を押し付けて来た。
「我慢してね」
「えっ、どういうこと?」
ガーベラは、私を抱きしめた。そして、その手をだんだんと下に降ろしていった。
「だから、我慢って、言葉知っているのでしょ」
「知っているけど、それと、これは、違うだろう」
ガーベラは、更に下に手を降ろしながら、手の平で擦り始めた。
「おい、おい、まだ、我慢しないといけないの?」
「まだ、だよ」
私は、少しの間だけ、ガーベラのおふざけに付き合ってあげた。そして、ガーベラを抱き上げると、ベッドに運んで、我慢することを止めた。暫く、お互いを求め合った。それから、自分の新しい城に転移魔法で、移動した。
城では、ナターシャが、内装をほぼ終えていた。そして、侍女をすべて城の中の部屋に割り当てて各自の荷物を中に入れさせていた。
ナターシャからの報告では、私の社交界デビューの日程も決まったようだ。一歩ずつ前進している。
私は、少し、これからのことをナターシャに話した。各国の経済をこの手に握る計画を一部話した。
そろそろ、灯油の価格をあげる時期にきたようだ。これから、冬がくる。寒い冬になるだろう。
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