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第18章 テラjr誕生編
1804.やつれたレイカ
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ミューと私は、新たな関係になった。お金で済むので、非常に楽だった。レイカの家の事は、ミューが行って、処理することになった。それから、私の城にレイカを連れてくることになった。ミューの言うとおり、レイカが言いなりなら、有り難い。
そして、この新しい関係は、誰にも言わないように、いや、言えないようにしておいた。こちらは、お金の力ではなく、魔法の威力でだが。
数日後、レイカとミューが城にやって来た。予め用意しておいた部屋にそれぞれが住むことになった。
「シュープル、これから、一緒にこの城で生活するレイカとミューだ。よろしく頼むよ」
私は、シュープルの耳元で小さな声で言った。
「レイカは、私の側室だ。そのつもりで、丁重に接してくれ。それから、ミューは、レイカの家庭教師だ。ミューが望むのなら、お金はいくら使っても構わないよ。足らなかったら、私に言ってくれ」
「はい、テラ様、そのように」
「ヤーロンを私の書斎に呼んでくれ」
私は、自分の書斎に入っていった。暫くして、ヤーロンがやって来た。
「テラ様、何か、御用ですか」
「私は、この城にいつもいるわけでないので、私の代わりの目と耳になってくれ」
「私は、どうしたらいいのですか?」
「ヤーロンが猫耳族だということはしっている。だから、頼むのだ」
「はい、何なりと仰ってください」
「これから、レイカとミューの行動を記録してくれ。出来れば、何をしゃべっているのかをすべて記録してくれ」
「はい、わかりました」
「それじゃ、早速、動いてくれ」
「はい。行ってきます」
私は、失敗しても構わない。というか、このヤーロンが見張っていて、気づかない者など、居ないだろう。誰かが、見張らせていると思って貰うだけで十分だ。
私は、隠密魔法で、姿を消して、ミューの部屋に入っていった。
「レイカ、ここでの生活は、私の言うとおりにしなさいよ」
「はい」
レイカは、俯いたまま、ミューと目を合わそうとしない。
「まず、一人で、外に行かないこと。いい?」
「はい、外にいきません」
「テラから、誘われたら、ミューと一緒がいいというのよ」
「はい、そうします」
何だか、レイカがマリオネットに見えて来た。どこかに、糸がないか、調べたくなってしまった。
どうして、こんな関係になったのかな。よくわからない。
「ミュー、私、疲れた。部屋で寝るね」
「いいわ。起きたら、すぐに、私を呼ぶのよ」
「はい」
レイカは、静かに、自分の部屋に帰って行った。ミューは、服を楽な物に着替えている。
この部屋は、客室として、用意したもので、部屋の中には、すべて揃っている。風呂やトイレはもちろん、簡単な料理が出来る様にキッチンもある。
今日は、ここにやって来るのに、馬車を使ったようだ。ミューは、シャワーで、汗を流すつもりの様だ。暫くは、部屋を出ないだろう。
私は、ミューの部屋を出て、隠密魔法を解除してから、レイカの部屋に行った。
「入るよ」
私は、レイカの返事も待たずに部屋に入っていった。レイカは、ベッドで、寝ているようだ。本当に疲れているのかもしれない。
私は、念のためスキル鑑定で、レイカの健康状態を調べてみた。特に、病気ではないようだが、栄養不足になっている。食事を取っていないようだ。
「レイカ。大丈夫か?」
私は、アイテムボックスから、赤のポーションを一本取り出し、無理やり、レイカに飲ませた。
「もう、何をするの。咽てしまうよ」
「暫く見ない間に、やつれたね」
「そうよ。テラのせいよ。無理やり、私を側室にして。それに、魔法学院も退学になったのよ」
「すまない。僕の我儘で、迷惑を掛けたね」
「何故、すぐに会いに来てくれなかったの。寂しかったのよ」
「だって、レイカが僕の事を嫌がっていただろう。だから、落ち着くまで、待っていたよ」
「テラのバカ、どうして、私の事が分からないの」
「ちゃんと、話してくれないと、分からないよ。口に出して、言ってよ」
「テラなら、言わなくても分かるでしょ」
「そんなことは、ないよ。レイカがどうして欲しいのか、教えてよ」
「今は、特にないわ」
私は、ベッドに入って、レイカを抱きしめた。
「いやよ。今は、止めて」
私は気にせずに、顔中にキスをした。
「レイカ、今でも、ミュー先生が嫌いか?」
「テラ、急にどうしたの?」
「今日も、ミュー先生と一緒にこの城にやって来ただろう。どうして?」
「それは、テラが希望したのじゃないの? ミュー先生と一緒に城に来て欲しいって」
私は、首筋にキスをしながら、耳たぶを揉んだ。
「それは、誰から聞いたの?」
「ミュー先生よ。テラ、違うの? テラの希望じゃないの?」
「僕は、レイカが来れば、それだけで、満足だよ」
「そうなんだ。そしたら、ミュー先生がこの城に来たかったの」
「僕には、分からないよ。両親を説得してもらうことは、頼んだよ。僕では、無理かもしれないから」
「テラでも、大丈夫だったと思うよ。そんなに、怒っていなかったから。一番怒っていたのは、ミュー先生だもの。そのミュー先生が急に、テラの側室になる方がいいって、変よね」
私は、レイカの服を脱がしていった。
「レイカは、この城のお姫様だよ。何の遠慮もいらないからね。気に入らないことがあれば、僕が何とかするよ。だから、何も我慢しないでね」
私は、裸のレイカをしっかりと抱きしめた。今日は、レイカを離さない。
そして、この新しい関係は、誰にも言わないように、いや、言えないようにしておいた。こちらは、お金の力ではなく、魔法の威力でだが。
数日後、レイカとミューが城にやって来た。予め用意しておいた部屋にそれぞれが住むことになった。
「シュープル、これから、一緒にこの城で生活するレイカとミューだ。よろしく頼むよ」
私は、シュープルの耳元で小さな声で言った。
「レイカは、私の側室だ。そのつもりで、丁重に接してくれ。それから、ミューは、レイカの家庭教師だ。ミューが望むのなら、お金はいくら使っても構わないよ。足らなかったら、私に言ってくれ」
「はい、テラ様、そのように」
「ヤーロンを私の書斎に呼んでくれ」
私は、自分の書斎に入っていった。暫くして、ヤーロンがやって来た。
「テラ様、何か、御用ですか」
「私は、この城にいつもいるわけでないので、私の代わりの目と耳になってくれ」
「私は、どうしたらいいのですか?」
「ヤーロンが猫耳族だということはしっている。だから、頼むのだ」
「はい、何なりと仰ってください」
「これから、レイカとミューの行動を記録してくれ。出来れば、何をしゃべっているのかをすべて記録してくれ」
「はい、わかりました」
「それじゃ、早速、動いてくれ」
「はい。行ってきます」
私は、失敗しても構わない。というか、このヤーロンが見張っていて、気づかない者など、居ないだろう。誰かが、見張らせていると思って貰うだけで十分だ。
私は、隠密魔法で、姿を消して、ミューの部屋に入っていった。
「レイカ、ここでの生活は、私の言うとおりにしなさいよ」
「はい」
レイカは、俯いたまま、ミューと目を合わそうとしない。
「まず、一人で、外に行かないこと。いい?」
「はい、外にいきません」
「テラから、誘われたら、ミューと一緒がいいというのよ」
「はい、そうします」
何だか、レイカがマリオネットに見えて来た。どこかに、糸がないか、調べたくなってしまった。
どうして、こんな関係になったのかな。よくわからない。
「ミュー、私、疲れた。部屋で寝るね」
「いいわ。起きたら、すぐに、私を呼ぶのよ」
「はい」
レイカは、静かに、自分の部屋に帰って行った。ミューは、服を楽な物に着替えている。
この部屋は、客室として、用意したもので、部屋の中には、すべて揃っている。風呂やトイレはもちろん、簡単な料理が出来る様にキッチンもある。
今日は、ここにやって来るのに、馬車を使ったようだ。ミューは、シャワーで、汗を流すつもりの様だ。暫くは、部屋を出ないだろう。
私は、ミューの部屋を出て、隠密魔法を解除してから、レイカの部屋に行った。
「入るよ」
私は、レイカの返事も待たずに部屋に入っていった。レイカは、ベッドで、寝ているようだ。本当に疲れているのかもしれない。
私は、念のためスキル鑑定で、レイカの健康状態を調べてみた。特に、病気ではないようだが、栄養不足になっている。食事を取っていないようだ。
「レイカ。大丈夫か?」
私は、アイテムボックスから、赤のポーションを一本取り出し、無理やり、レイカに飲ませた。
「もう、何をするの。咽てしまうよ」
「暫く見ない間に、やつれたね」
「そうよ。テラのせいよ。無理やり、私を側室にして。それに、魔法学院も退学になったのよ」
「すまない。僕の我儘で、迷惑を掛けたね」
「何故、すぐに会いに来てくれなかったの。寂しかったのよ」
「だって、レイカが僕の事を嫌がっていただろう。だから、落ち着くまで、待っていたよ」
「テラのバカ、どうして、私の事が分からないの」
「ちゃんと、話してくれないと、分からないよ。口に出して、言ってよ」
「テラなら、言わなくても分かるでしょ」
「そんなことは、ないよ。レイカがどうして欲しいのか、教えてよ」
「今は、特にないわ」
私は、ベッドに入って、レイカを抱きしめた。
「いやよ。今は、止めて」
私は気にせずに、顔中にキスをした。
「レイカ、今でも、ミュー先生が嫌いか?」
「テラ、急にどうしたの?」
「今日も、ミュー先生と一緒にこの城にやって来ただろう。どうして?」
「それは、テラが希望したのじゃないの? ミュー先生と一緒に城に来て欲しいって」
私は、首筋にキスをしながら、耳たぶを揉んだ。
「それは、誰から聞いたの?」
「ミュー先生よ。テラ、違うの? テラの希望じゃないの?」
「僕は、レイカが来れば、それだけで、満足だよ」
「そうなんだ。そしたら、ミュー先生がこの城に来たかったの」
「僕には、分からないよ。両親を説得してもらうことは、頼んだよ。僕では、無理かもしれないから」
「テラでも、大丈夫だったと思うよ。そんなに、怒っていなかったから。一番怒っていたのは、ミュー先生だもの。そのミュー先生が急に、テラの側室になる方がいいって、変よね」
私は、レイカの服を脱がしていった。
「レイカは、この城のお姫様だよ。何の遠慮もいらないからね。気に入らないことがあれば、僕が何とかするよ。だから、何も我慢しないでね」
私は、裸のレイカをしっかりと抱きしめた。今日は、レイカを離さない。
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