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第1章
17話:ジェントルマンは二股しない
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俺たちはエヴァレット公爵家の馬車で王城に向かっていた。
王族主催ということで多くの貴族の馬車が王城へと向かっていた。
「私たちは公爵だから最後の方の入場になる」
「下の貴族から順に会場に入るのか。貴族社会ってのは面倒だな」
「ははっ、そうだね」
レグルトとリディアの二人は苦笑いを浮かべる。
「だが冒険者の俺とエイシアスも最後の方でいいのか?」
「問題ないよ。陛下の客人としてだから問題ない。安心するといい」
「そうか。ウザ絡みしてきたらうっかり殺しそうだ」
「お、穏便にお願いしますね?」
「舞踏会が処刑会にならないことを祈るよ」
リディアとレグルトは俺とエイシアスに静かにしてほしいそうだが、周りの態度次第としか言いようがない。
俺は基本、喧嘩を売られたら買う主義である。
リディアがエイシアスを見る。
「にしても、エイシアス様は美しいですね」
「ありがとう。でも誉めても何も出ないよ?」
「いえ、同性の私から見てもエイシアス様は美しいので……」
頬を染めてモジモジとするリディアは、思ったよりも可愛らしい。
しかし、俺はエイシアス一筋である。
二股などジェントルマン俺がするはずもない!
王城に到着し、30代前半の女性がやってきた。
「二人とも来ましたね」
「この人は?」
俺の質問にレグルトが答えた。
「私の妻、レイラだ」
「初めまして。レイラ・エヴァレットです。お話は聞いております。リディアを助けていただきありがとうございます」
「テオだ。こっちはエイシアス」
「よろしく」
レイラはエイシアスを見て目を見開いていた。多分。美人過ぎて驚いたのだろう。
話を聞くと、レイラは準備などで王城に泊まっていたそうだ。
だから公爵邸にいなかったようだ。
「では、参りましょうか」
俺たちは王城へと歩を進めた。
道中、衛兵がエイシアスに見惚れていたが、仕事はしっかりとしてくれよ?
会場へと入場すると、外まで聞こえていた喧騒が嘘のように静まり返った。
誰もがリディアと、エイシアスに注目していた。
小声で「誰だ、あの美女は?」と聞こえてくる。
今のエイシアスは白と黒を基調としたドレスを身に纏っており、いつもの美しさがさらに際立っていた。
俺も最初見た時は見惚れてしまい、エイシアスに揶揄われていた。
「では行こうか」
俺がエイシアスとリディアをエスコートし、レグルトが妻レイラをエスコートして席へと向かう。
視線が俺に集中する。
令嬢たちが「あの方はどなたでしょうか?」「他国の貴族様でしょうか?」という声が聞こえてきた。
「なあ、二人とも。今の俺ってどう思う?」
小声でエイシアスとリディアに俺がどんな感じで見えているのか聞いてみると。
「主はいつにも増してとてもカッコいい」
「そうですね。その、カッコいいと思いますよ? テオさんは素がその……」
素直に褒めるエイシアスと、言い淀むリディア。
なんだよ。そんなに素の俺はブサイクなのか⁉ いくら強くてもメンタルは傷つくぞ……
「そっか、素はブサイクだもんな……」
「ち、違いますよ! 素もその、とても素敵でそのイ、イケメン、ですよ」
顔を真っ赤にするリディアにエイシアスが面白そうに微笑んでいる。
小声で「リディアの言う通りだ。主は素でもイケメンだ。それがこんなにもかっこよく決めているのだ。見惚れても仕方がない」と教えてくれた。
「そっか。ありがとう」
「ですが性格は完全に野生ですけどね」
「誰が野生だ」
まあ、弱肉強食の世界にいたのでリディアに反論できない。
性格も不幸な13年間と魔の森にいたせいで、日本人らしくない性格になってしまったが。
使用人がワインの注がれたグラスを持ってきたので受け取って数分後、王族の入場になった。
30代中頃の国王と王妃、20代前半の王子、リディアと同じ年齢な感じの王女と入り、舞台の上に立つ。
四人の名はレグルトとリディアから聞いている。
レグムント王国の現国王エルセリオス・セア・レグムント。
王妃のセリーナ・セア・レグムント。
王子のレオルド・セア・レグムント。
王女のイスティリア・セア・レグムント。
そして国王のエルセリオスが一歩前に出る。
「本日、ここにお集まりの諸君、ようこそ。
この麗しき夜、私の城に皆を迎えることができ、誠に喜ばしく思う。
我が国は、古くからの絆と誇り高き歴史によって築かれてきた。そして、その歴史を支えてきたのは、まさにここにいる皆の忠誠と貢献であると、心から感謝する。
我が王国は今、繁栄の時を迎えている。それは一人の力によるものではなく、皆の知恵と努力、そして誠実な心の結晶である。今宵は、この偉大なる調和を称え、新たな時代への希望を胸に、共に喜びを分かち合うことにしよう。
それでは、今宵はどうか心ゆくまで楽しみ、互いの友情を深めていただきたい。
皆の幸運と、この王国の永遠なる繁栄を祈り、乾杯を捧げる。
――乾杯!」
こうして舞踏会が幕を開けた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どうもWINGです。
お久しぶりの方はお久しぶりです。
HOTランキング(男性向け)1位、ファンタジー5位ありがとうございます。
気合いを入れている新作の書き溜め中に、乗りと勢いだけで書いた作品ですが、多くの方にご愛読いただき感謝いたします。
更新、頑張ります!
あ、それと新しいマウスの「G PRO X superlight2」使い心地が最高ですね。
最後に、下にある【♡】をポチッと押すのと【ブクマ】をしていただけたら嬉しいです!
作者の励みになり、執筆の原動力にもなります!
少しでも応援したい、という方はよろしくお願いします!
王族主催ということで多くの貴族の馬車が王城へと向かっていた。
「私たちは公爵だから最後の方の入場になる」
「下の貴族から順に会場に入るのか。貴族社会ってのは面倒だな」
「ははっ、そうだね」
レグルトとリディアの二人は苦笑いを浮かべる。
「だが冒険者の俺とエイシアスも最後の方でいいのか?」
「問題ないよ。陛下の客人としてだから問題ない。安心するといい」
「そうか。ウザ絡みしてきたらうっかり殺しそうだ」
「お、穏便にお願いしますね?」
「舞踏会が処刑会にならないことを祈るよ」
リディアとレグルトは俺とエイシアスに静かにしてほしいそうだが、周りの態度次第としか言いようがない。
俺は基本、喧嘩を売られたら買う主義である。
リディアがエイシアスを見る。
「にしても、エイシアス様は美しいですね」
「ありがとう。でも誉めても何も出ないよ?」
「いえ、同性の私から見てもエイシアス様は美しいので……」
頬を染めてモジモジとするリディアは、思ったよりも可愛らしい。
しかし、俺はエイシアス一筋である。
二股などジェントルマン俺がするはずもない!
王城に到着し、30代前半の女性がやってきた。
「二人とも来ましたね」
「この人は?」
俺の質問にレグルトが答えた。
「私の妻、レイラだ」
「初めまして。レイラ・エヴァレットです。お話は聞いております。リディアを助けていただきありがとうございます」
「テオだ。こっちはエイシアス」
「よろしく」
レイラはエイシアスを見て目を見開いていた。多分。美人過ぎて驚いたのだろう。
話を聞くと、レイラは準備などで王城に泊まっていたそうだ。
だから公爵邸にいなかったようだ。
「では、参りましょうか」
俺たちは王城へと歩を進めた。
道中、衛兵がエイシアスに見惚れていたが、仕事はしっかりとしてくれよ?
会場へと入場すると、外まで聞こえていた喧騒が嘘のように静まり返った。
誰もがリディアと、エイシアスに注目していた。
小声で「誰だ、あの美女は?」と聞こえてくる。
今のエイシアスは白と黒を基調としたドレスを身に纏っており、いつもの美しさがさらに際立っていた。
俺も最初見た時は見惚れてしまい、エイシアスに揶揄われていた。
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俺がエイシアスとリディアをエスコートし、レグルトが妻レイラをエスコートして席へと向かう。
視線が俺に集中する。
令嬢たちが「あの方はどなたでしょうか?」「他国の貴族様でしょうか?」という声が聞こえてきた。
「なあ、二人とも。今の俺ってどう思う?」
小声でエイシアスとリディアに俺がどんな感じで見えているのか聞いてみると。
「主はいつにも増してとてもカッコいい」
「そうですね。その、カッコいいと思いますよ? テオさんは素がその……」
素直に褒めるエイシアスと、言い淀むリディア。
なんだよ。そんなに素の俺はブサイクなのか⁉ いくら強くてもメンタルは傷つくぞ……
「そっか、素はブサイクだもんな……」
「ち、違いますよ! 素もその、とても素敵でそのイ、イケメン、ですよ」
顔を真っ赤にするリディアにエイシアスが面白そうに微笑んでいる。
小声で「リディアの言う通りだ。主は素でもイケメンだ。それがこんなにもかっこよく決めているのだ。見惚れても仕方がない」と教えてくれた。
「そっか。ありがとう」
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「誰が野生だ」
まあ、弱肉強食の世界にいたのでリディアに反論できない。
性格も不幸な13年間と魔の森にいたせいで、日本人らしくない性格になってしまったが。
使用人がワインの注がれたグラスを持ってきたので受け取って数分後、王族の入場になった。
30代中頃の国王と王妃、20代前半の王子、リディアと同じ年齢な感じの王女と入り、舞台の上に立つ。
四人の名はレグルトとリディアから聞いている。
レグムント王国の現国王エルセリオス・セア・レグムント。
王妃のセリーナ・セア・レグムント。
王子のレオルド・セア・レグムント。
王女のイスティリア・セア・レグムント。
そして国王のエルセリオスが一歩前に出る。
「本日、ここにお集まりの諸君、ようこそ。
この麗しき夜、私の城に皆を迎えることができ、誠に喜ばしく思う。
我が国は、古くからの絆と誇り高き歴史によって築かれてきた。そして、その歴史を支えてきたのは、まさにここにいる皆の忠誠と貢献であると、心から感謝する。
我が王国は今、繁栄の時を迎えている。それは一人の力によるものではなく、皆の知恵と努力、そして誠実な心の結晶である。今宵は、この偉大なる調和を称え、新たな時代への希望を胸に、共に喜びを分かち合うことにしよう。
それでは、今宵はどうか心ゆくまで楽しみ、互いの友情を深めていただきたい。
皆の幸運と、この王国の永遠なる繁栄を祈り、乾杯を捧げる。
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