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エルザ.ルイーシャの場合
めっちゃ、美人。
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《織田裕次郎》
季節は二月。
雪が降り積もり周辺は銀世界となっていた。
この中を雪を踏み締めながら大学に向かう。
目の前に銀色の髪で色白の綺麗な女が一人立っている。
セミロングの長さがまさに俺の好み。
茶色系のコート、ブーツというコーディネートをしている。
ニコリと俺に向かって微笑んだ。
おい、嘘だろ。
俺のテンションは一気に上がる。
男はみんな一緒だろ。
「こんにちは」
鼻の下が伸びないように注意して挨拶した。
すると、横から一人飛び出てきて俺の脇にパンチ。
「うっ」
石川さとみだ。
「鼻の下が伸びてるぞ」
「そんな事あるか」
「さあ、いくよ。授業、授業」
「わかってるよ」
コイツは可愛いけど俺に必要以上に絡んでくる。
俺は銀髪美人の横を通り抜けようとした。
その時、腕を捕まれた。
「待って、あなたに話がある」
「話は短い?」
「いいえ、少し長くなるかも」
「俺、今から授業があるけど」
「私も一緒に受けるよ」
「大丈夫かな?」
「大丈夫。心配はいらない」
「まあ、いいか。じゃあ、一緒に行こう」
「はい」
日本人じゃない。
ロシア人?
いや、混血かな。
後で聞こう。
「俺の名前は」
「知ってる。織田裕次郎でしょ」
「なんで?」
「後で話す。私はエルザ.ルイーシャ」
ニコリと笑っている。
テンションが一気に下がっている自分に気づいた。
もしかして裏の顔を知っているかも知れない。
注意が必要だ。
でも、誰も俺の居所は知る事は出来ないはずだ。
大丈夫なはず。
きっと、俺のファンだ。
う~ん、どうしてもそんな風におもえねぇ。
「裕次郎、遅れますよ」
「わかってるよ」
俺はエルザの後を追うように学校に向かった。
気味が悪いよ。
季節は二月。
雪が降り積もり周辺は銀世界となっていた。
この中を雪を踏み締めながら大学に向かう。
目の前に銀色の髪で色白の綺麗な女が一人立っている。
セミロングの長さがまさに俺の好み。
茶色系のコート、ブーツというコーディネートをしている。
ニコリと俺に向かって微笑んだ。
おい、嘘だろ。
俺のテンションは一気に上がる。
男はみんな一緒だろ。
「こんにちは」
鼻の下が伸びないように注意して挨拶した。
すると、横から一人飛び出てきて俺の脇にパンチ。
「うっ」
石川さとみだ。
「鼻の下が伸びてるぞ」
「そんな事あるか」
「さあ、いくよ。授業、授業」
「わかってるよ」
コイツは可愛いけど俺に必要以上に絡んでくる。
俺は銀髪美人の横を通り抜けようとした。
その時、腕を捕まれた。
「待って、あなたに話がある」
「話は短い?」
「いいえ、少し長くなるかも」
「俺、今から授業があるけど」
「私も一緒に受けるよ」
「大丈夫かな?」
「大丈夫。心配はいらない」
「まあ、いいか。じゃあ、一緒に行こう」
「はい」
日本人じゃない。
ロシア人?
いや、混血かな。
後で聞こう。
「俺の名前は」
「知ってる。織田裕次郎でしょ」
「なんで?」
「後で話す。私はエルザ.ルイーシャ」
ニコリと笑っている。
テンションが一気に下がっている自分に気づいた。
もしかして裏の顔を知っているかも知れない。
注意が必要だ。
でも、誰も俺の居所は知る事は出来ないはずだ。
大丈夫なはず。
きっと、俺のファンだ。
う~ん、どうしてもそんな風におもえねぇ。
「裕次郎、遅れますよ」
「わかってるよ」
俺はエルザの後を追うように学校に向かった。
気味が悪いよ。
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