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第4章

叫ぶ女

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ある学校の女子生徒がいました

仮にテルミオンとします

テルミオンちゃんそんな人を欠点を探したり暴いたりして優越感に浸るの止めなさいよ


キャーーーーーー と言って騒いで聞く耳を持ってくれません

そこでとあるまともな宗教の教えを毎日聞かせることにしました

神道系の穏健派と言われる宗教です 美術館を昭和20年代に立てました





毎日同じ教えのページを読み聞かせました






始めは耳を覆って聞いてくれませんでしたが、徐々に短時間なら騒がずに聞くだけな
ら聞けるようになりました

それからきちんと聞けるようになって同じ教えを毎日一回3ヶ月聞いた後入会しました

一番安い初入信社用のお守りをかけさせてもらったそうです

昔はともかく今は資格を取らないと浄霊ができないそうで頑張るそうです

それでも時折耳を塞いでいるのを見ますが、あんなに大声を出して騒がなくなっただ
けでも進歩です

私悪い子なのかなと疑問を持てるという事は彼女なりの進歩だと思います

それまでは絶対いい子なんだからと押し付けて仕方ない人だったことを考えれば
成長しました、人にまで押し付けていたのですから

彼女には謙虚と言うものを教えるべきだと思います
偉ぶり、威張り、慢心していた彼女のためにも、聞いてくれるようになったら
始めは様子を見ながら伝えようと思います

その教えにはこうあります

私の教えを100回胎に落ちるまで読み込みなさい

とあります、重要なのは回数ではなく、「胎に落ちるまで読み込みなさい」
という部分です、教えでは教師と言っていますが現在では言い方が変わっていますが
彼らが回数を決めてそれだけ読ませるそうですが、自分はそれ以上読んで胎に落ちる
まで読み込みました

あの頃は無駄じゃないかとか、古臭いとか思ったりしましたがそういうものだと
思うしか仕方が無いと諦めて読み込んだのは今となってはいい思い出です

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