上 下
128 / 139
ゴブリン3兄弟

3匹の魚逃げ出す

しおりを挟む
鈍いゴブリンたちもようよう可笑しいと思いだしましたが既に追手がかかってきています

ゴブリンたちは魚に全ての罪を罪をかぶせて罪を逃れようとしています


しかし魚たちはそんなことになると死刑になるので終わりです


魚たちはこんなこともあろうかと話し合っていました


1魚はいいました、「いい事前から話し合っていた通りやるわよ」

2魚はいいました、「明日決行ね、わかっているわ」

3魚は言いました、「呉れるというものをいう愛をくれもしないで果ては私たちを
死刑にしてまで逃げるなんて許されると思っているわけ、そんなわけないじゃない」

調べたところ奴隷紋は主人が死ねば無効になるそうです、やはり現実とフィクションは
違うということが分かっただけでした



月の初め、ゴブリン3兄弟の死体が月明かりの中で墓穴に入れられていました


翌日家のそばには3個の墓が立っていました


魚たちは大海へ向かって泳いでいきました、すでに陸の真ん中であるその家には
全く人気はありませんでした

長女魚は言いました、私も無一文で追い出されたらどうしようと思っていたわ
でも、多少のお金をくれたからそれを使って生き延びることができたことは感謝しているわ

お蔭で貴方たちに出会いクソッタレたちに捕まるまで生きられたのだもの

二女魚は言いました、貴方には感謝しているわ、私なんて無一文で追い出されてしまったのよ
何日も何も口にしていなかったのよ、初めての握り一瞬でお腹に収まってしまったけど


三女魚は言いました、私は家の中をあさって宝石と現金をくすねてきたわ、あれがないと
カプセルホテルにも泊まれず、女なのに野宿しなくちゃならなくなるところだったわ
家族には一応感謝よね、貴方が一番大変だったのよね私が守ってあげるわ


二女魚が言いました、あれはクソどもに捕まるまでの間でしょう
一番下の貴方が一番捕まってから大変だったでしょう、私にはあんな難しいことは分
からないわよ、良く見つけたわね


三女魚は言いました、あんなの簡単よお父様がどうせ分からないだろうと偉そうに
教えてくれたのよ、こんな欠陥があるんだよと得々と語ってくれたから知ってただけよ
大した事じゃないわ、それより貴方が大変だったんじゃない木に幻術をかけるのが

二女魚が言いました、私のうちには恋愛学の本があったから読んで知っていただけよ
宗教書もあったわ、なんだかパーリ語をソフトで翻訳したのを手でPDF化させられていたのよ
その中にあったのよ、だからどうすれば幻術にかかるかわかっていただけよ

二女魚は言いました、長女魚さんも大変だったんじゃない、どうやって同じ魚を幻覚にかけたの
不思議で仕方ないわ


ああそれね、簡単よ恋愛商材PDFを買っていっぱい読んでどうしてこう考えるか考えながら
読み込んで良く考えただけよ、それに整形して作者にあったら面白いほどたくさん教えてくれたわ
もちろん独身のふりをしてね、お蔭で沢山の宝石がもらえたわ、悪いけど感謝はしているのよ
これでもね、ふふふ

二女魚は言いました、私は罪悪感で夜も眠れなかったわ、でも逃げられないから仕方なく従って
いたのよ、そう言ってホロリと涙を流しました

ハッと気づいた長女魚は言いました、海岸へ行って罪を償いそれから自由に生きていきましょう


そういって3匹がレンタカーに乗り白猫ヤマトの宅急便に同乗していきました

海の中に宇宙神殿を立ててダマした彼らの冥福を祈りながら罪滅ぼしをしながら
生きて行こうと旅路を行きました
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。

束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。 だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。 そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。 全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。 気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。 そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。 すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

【完結】7年待った婚約者に「年増とは結婚できない」と婚約破棄されましたが、結果的に若いツバメと縁が結ばれたので平気です

岡崎 剛柔
恋愛
「伯爵令嬢マリアンヌ・ランドルフ。今日この場にて、この僕――グルドン・シルフィードは君との婚約を破棄する。理由は君が25歳の年増になったからだ」  私は7年間も諸外国の旅行に行っていたグルドンにそう言われて婚約破棄された。  しかも貴族たちを大勢集めたパーティーの中で。  しかも私を年増呼ばわり。  はあ?  あなたが勝手に旅行に出て帰って来なかったから、私はこの年までずっと結婚できずにいたんですけど!  などと私の怒りが爆発しようだったとき、グルドンは新たな人間と婚約すると言い出した。  その新たな婚約者は何とタキシードを着た、6、7歳ぐらいの貴族子息で……。

孕ませねばならん ~イケメン執事の監禁セックス~

あさとよる
恋愛
傷モノになれば、この婚約は無くなるはずだ。 最愛のお嬢様が嫁ぐのを阻止? 過保護イケメン執事の執着H♡

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

処理中です...