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その後…とは限らない番外編

番外編1.75 てめえらの悪事はお見通しよ! 

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登場人物

ミツリカ・ミート: ミツリカ王国女王。22歳、独身。彼氏募集中(笑)。転生者で剣も魔法もそこそこ使える。『水戸黄門ごっこ』が趣味。

ハッチ・オワーリ: 『ハチベエ』としてミツリカに同行。オワーリ大商会の娘で各地の情報に詳しい。

カクード・アツーミ: 『カクさん』としてミツリカに同行。剣も魔法も使える、くそまじめな近衛部隊副隊長の女性。

石川瀬利亜  地上最強のスーパーヒロインでモンスターバスター。ゴメラキラー、無敵のシードラゴンの異名を取る。異世界では白銀の勇者として活躍。今回は『スケさん』として旅に参加。

リディア アルテア サティスフィールド: 世界最高の魔法使い、風流院大学学長。ふわふわした優しい美女で瀬利亜はんを子供のころから溺愛。今回は『かげろうお銀』として旅に参加。

マルク「宇宙からの超人」:   不死身の肉体と無敵のパワーを誇る『太陽系外』からの来訪者、マッスル星人。お人よしの脳筋。今回は『二代目ハチベエ』として旅に参加。

石川トラミ:  未来の世界から来た猫娘型人造人間。猫耳の付いた14歳位の外見の(一応)美少女。ノリと勢いで生きている暴走娘。今回は『ヤヒチ』として旅に参加。 


 (SIDE:ミツリカ)

 私たちは今、スイスの湖のほとりのレストランで優雅なティータイムを過ごしています。
え?意味がわからないですか?ええ、私たち自身も全く意味が解りません。

 私たち、正確にはハッチがとあるトラブルに巻き込まれた時、提携先の『ミツエモン商会』の人達…つまり、白銀の勇者とその仲間たちが助けを申し出てくれたのです。

 ハッチの実家のオワーリ商会がこの大陸最大の国家『ギガ帝国』から『とある宝剣の整備』を頼まれたのですが、ギガ帝国が「整備が悪かったから宝剣の柄の部分に傷が付いた」といってイチャモンを付けてきたのです。
 密偵からの報告などで、ミツエモン商会との結びつきでさらに躍進しているオワーリ商会と、商会と深い縁のある我がミート王国に対して影響力を深めるために宝剣にわざと自分たちで傷をつけたのではないかと推測されました。

 しかし、ギガ帝国がわざとやったという証拠はありません。
 ギガ帝国内にもオワーリ商会が大きく展開している現状で、下手なことをすればオワーリ商会自体が潰れる恐れもあります。
 帝国の使者と中立国の商業都市ミラーノで、宝剣の検分と修理あるいは補償の話し合いをするように半ば強要されたのです。

 現在その情報を聞きつけた白銀の勇者たちが私たちを助けてくれるために同行してくれているのですが、超高速移動ができる乗り物に乗っているため、『時間つぶし』のためにスイスの湖のほとりでお茶をしている…のだそうです。

 異世界移動も含めた超高速移動ができる『猫耳の女の子の顔つきのバス』…もう、ファンタジーのレベルのチートではなく、ドラ◎もんレベルのチートだよね?!

 「この大陸最大の国家相手だから緊張されるのはわかるわ。でも、大丈夫!いざとなったら相手の持っている宝剣以上のアイテムを『ごり押しで押し付け』れば、万事解決だから!」
 白銀の勇者こと、瀬利亜さんが力強く断言されます。

 「そうそう。いざとなったら『うっかり』帝国を潰してしまえば問題は全て解決しますから。」
 ニコニコしながら八兵衛こと、マルクさんが断言されます。
 緊張をほぐすための冗談ですよね?冗談と言ってください!

 「すごく心強いです。でも、どうして私たちを助けて下さるのですか?」
 私が問いかけると、優雅にお茶を飲んでいたアルテアさんが口を開く。
 「だって、仲良しのハッチちゃんがへんなイチャモンを付けられているんだよ。腹がたつじゃない!」
 プンプン!という擬音が付きそうな雰囲気でアルテアさんが怒り顔を見せる。
 私たちのために本気で怒ってくれているようです。
 そのこと自体は嬉しいのですが、『魔神と邪神のおいた』の際に見せて下さった『激怒』の状態を見ている我々としては『ギガ帝国が下手に出て』下さることを祈るばかりです。


 待ち合わせ場所のミラーノ市で最高級のホテルの受付に行くと、我々一行は大きな個室に案内されます。
 今回はギガ帝国からミツエモン一行が招待されたので、それにちなんだメンバーを揃えています。
 部屋の中では大きなテーブルがあり、その周りの椅子に帝国の人達がすでに腰かけていた。
 ギガ帝国のメンバーは…軍人らしきメンバーが5~6人、魔術師らしきメンバーが3人くらい、そして、貴族らしきメンバー……げ?!なんと、皇帝陛下とその側近らしき相手がいるよ!!ギガ帝国皇帝は自身もたたき上げの武人で、30代後半の凄みのある人物だ。
 相対していて、冷や汗が出そうになる。
だが、こちらにも『規格外の白銀の勇者』こと瀬利亜さんと、『(異)世界最高の魔法使い』のアルテアさんがいる。
 皇帝に気付いて、ハッチとスケさんは明らかに顔色を変えるが、瀬利亜さんと仲間たちは涼しい顔をしたままだ。
 そして、うっかり八兵衛ことマルクさんは、全身から迸るオーラで皇帝を上回る存在感を放っているよ!
 
 すでに椅子についていたギガ帝国一行もこちらのメンバー、特にマルクさんをを見てお互いに顔を見合わせてしばし、ざわついた。

 「はじめまして。ご招待いただきました『ミツエモン商会一行』です。私は番頭の『佐々木助三郎』と申します。」
 瀬利亜さんが前に出て堂々と挨拶をする。
 追い詰められているはずのこちらのあまりにも堂々とした態度に皇帝を含め、帝国の一行は少したじろいでいるようだ。

 「それでは、問題の宝剣を見せていただけますか?」
 涼しい顔で瀬利亜さんが話を切り出した。

 「…わかった、これだ。」
 ややたじろぎながらも皇帝がそれに答え、文官らしき男が宝剣を瀬利亜さんに手渡す。
 
 「ふむ、確かに柄の部分に傷が入ってますね。」
 うっすらと刀身が光を放っている宝剣を瀬利亜さんが食い入るように見つめている。
 この剣は両手持ちの大剣で、ドラゴンを一撃で屠るという魔法で強化された帝国の至宝の一つと言われる宝剣なのだそうだ。
 日本刀と違い、相手を叩き斬る剣なので、魔法で徹底的に刀身を強化しており、剣の部分はもちろん、鞘の部分でさえ傷をつけるのすら難しいというのだが…。

 「どれどれ、私にも見せていただけるかな…。」
 言いながら、マルクさんが瀬利亜さんの手からひょいと剣を抜き取り…。
 ボキッ!!
 折っちゃったよ?!!!マルクさん、なにやってんの?!!!

「はっはっは、思ったよりも宝剣とは脆いものですな!しかし、宝剣は魔法で徹底的に強化しているとか聞いてましたが、まさか偽物…。」
 マルクさんがそこまで言った時、バシーン!!という音とともに瀬利亜さんがいずこから持ち出したハリセンでマルクさんをはたき倒していました。

 「なにやってんの?!!!あなた、自分の馬鹿力をわきまえてないでしょ?!!!あなたの常識外の腕力なら『この程度の宝剣』は簡単にへし折っちゃうわよ!!」
 瀬利亜さん、気持ちはわからなくもないけど、その発言で事態をさらに悪化させているよね?!

 帝国側もミート王国側も完全に固まってしまった中、アルテアさんがマルクさんに歩み寄ってきた。
 「もう、しょうがないなあ。」
 ちょっとだけ呆れた顔をしながらアルテアさんは瀬利亜さんに剣を持ってもらって、パテみたいなものを取り出して、作業をしだす。
 作業が始まって三十秒くらいすると…。
 「よし、直ったよ♪」
 アルテアさんが言うと同時に瀬利亜さんが宝剣をみんなに見せる。
 宝剣は鞘も含めて、完璧な姿に戻っているように見えた。


  (SIDE:ギガ帝国)
 諜報部からの情報で隣国のミート王国の発展が著しいという情報が入ってきている。
 新女王のミツリカは非常に切れ者のようで、先見の明のあるオワーリ商会と組んでそ非常に画期的な技術や文化的な産物を次々と生み出すことで、産業的にもそして政治的にもどんどん影響力を増してきているのだ。
 さらにここ数か月、オワーリ商会はガルーダ王国にある『ミツエモン商会』と提携することで今まで以上に大きく業績を伸ばしているという情報が入ってきた。
 そのことで帝国内の皇室と結びつきの強い複数の商会から苦情が入ってきた。
 『あの成り上がりの商会に帝国内で好き放題させるな』と。

 隣国やその国と結びつきの強い商会があまり発展しすぎるのは帝国にとって都合が悪い。
 とはいえ、ことを大きくし過ぎると規格外の勇者と結びつきの強いガルーダ王国が出張ってくる可能性がある。
 事実、数か月前にオワーリ商会とミツエモン商会が提携するきっかけになった事件ではバーカトーノ公国に大悪魔が出現し、それを白銀の勇者が退治したのではないかという不確定情報が流れてきた。

 というわけで、我が帝国の国宝の一つの宝剣をオワーリ商会にメンテナンスを依頼し、『少しだけイチャモン』を付けるために宮廷魔導師たちの技術を駆使してメンテナンス後の宝剣に少し傷を入れたのだ。
 本来なら少々無理筋のイチャモンだが、我がギガ帝国はミート王国よりずっと国力が大きいこと、一応こちらがオワーリ商会の客であること。さらに帝国内にオワーリ商会の販売網が広く広がっていることからオワーリ商会が強く出られないことを見越したものだ。
 だから、『ミツエモン一行』に少しだけ圧力をかけて、ミート王国、またはオワーリ商会、またはその両方に少しだけくさびを打ち込むのが今回の会談の目的だ。
 
 しばらく我々の情報網から行方をくらませていたミツエモン一行が会場に姿を現した時は俺は我が目を疑った。
 ミツリカ女王の連れの一部に今までの一行はもとより、ミート王国にもいそうにもない人間が何人もいたのだ。
 まず、目に着いたのは筋骨隆々の大男だ。
 俺もいくつもの戦場を回ってきたからわかるが、あの大男は規格外の怪物だ。以前出くわしたドラゴンロードですら、あそこまでのオーラは放っていなかった。
 そして、ミツリカ女王の代理として話を始めた銀髪の女。度胸も含めて帝国にもそうはいない人材に見える。
 この二人を目にして俺だけでなく、今回連れてきた近衛騎士たちや宮廷魔術師たちもそのオーラに気圧されている。

 ええええええ?!!大男が宝剣を素手で折っちゃったんだけど?!!そんなことができる人間なんていねえよ!!


 (SIDE:ミツリカ)

 「待ってください!!折れた剣がなんでそんなに簡単に直っちゃうんですか?」
様々なマジックアイテムにも詳しいカクさんが思わず叫んでいる。

 「じゃじゃーん♪こんなこともあろうかと『今だけお得!聖剣修理キット』を用意しておいたのでした♪」
 アルテアさんがドヤ顔で答えています。
 マジ意味が分かんないんですけど?!!

 「アルテアさん!!『今だけお得』てどういうことですか?!!」
 ハッチ?!ツッコミを入れるのそっちなの?!!!

 「本来ならこのキットはどんな『勇者の剣』や『聖剣』が折れちゃっても20回は修理できる優れものなんだけど、ただいまキャンペーン中で『30%増量中』なんだよ♪
 だから、このセットだと『26回』も修理できちゃいます♪」
 アルテアさん、どこからなにを突っ込んでいいのかわかりません!!

 「さらにさらに、ただいま扱い方がわからない人のために修理の手順を映像記録した水晶球が漏れなく付いてきます。映像は何回でも再生できるから、わからなくなったらその都度見直してもらえば大丈夫なんだよ♪」
 話がテ◎ビショッピング並みになってきているんですけど?!!!

 「待ってくれ!!宝剣は本当に直ったのか?!」
 帝国の魔術師らしき男がアルテアさんから宝剣を受け取って、調べ始める。

 「直っているよ!完璧に直っているよ!」
 男は膝をついてへたり込んでしまった。

 「ほら、マルクさんが変なことをするから相手に余計な心配させたじゃない。こんなものをへし折れるのはあなたくらいしかいないのだから、もっと気を付けてくれないと。」
 「瀬利亜どの!あなたでも簡単にへし折れるでしょうが?!」
 「なに、馬鹿なこと言っているのかしら。私が剣を折るなんてそんなこと…。」
 マルクさんに言われて瀬利亜さんが剣をいじると…今度は飴みたいにグニャグニャになったんだけど?!!!

 「……これはきっと偽物に違いないわ!!!!」
 「そんなわけないです!!帝国の魔術師が『直った』て断言しましたよね?!」
 瀬利亜さんに私が思わず突っ込みを入れてしまいます。

 「瀬利亜ちゃんもしょうがないなあ。じゃあ、今度は『オプション付いてさらにお得!スーパー聖剣修理キット』を使うね♪」
 言いながら、アルテアさんがまたもや修理を始めます。

 「じゃじゃーん、完成です!今度は癒し効果のある『フローラルミントの香り付き』だよ♪」
 「宝剣に香りを付けてどうするんですか?!!」
 「やだなあ、みっちゃん♪殺伐とした戦場だからこそ、香りでリラックスさせて『生存率を上げよう』という画期的な商品だよ。さらに、最近は女性の冒険者や騎士も増えて、機能オンリーでない商品も求められているんだよ。
 さらに、オプションで、『ヒーリングミュージック再生装置』も装着できるんだよ。
 カタログリストの中から好きな音楽を選んでね♪」
 もう駄目です!!さすがにこれ以上は突っ込む気力すら起きません!!

 「アルテアさん!!その商品、いくらで仕入れられますか?!!!」
 ええええええええ?!!!!ハッチが目を輝かせてアルテアさんに喰いついて来てるよ!

 
 (SIDE:瀬利亜)

 ギガ帝国皇帝は『フローラルミントの香り』が付き、『隣のト◎ロのオルゴールミュージックプレイヤー』付きになった宝剣に満足していただけたようで、一切の文句も注文もなく、そのまま本国に引き返されました。
 「…まさか、文句があるならあの宝剣のように折ったりグニャグニャにしてやる…という脅しがあるとは…怖かった、本当に怖かった…」という皇帝のつぶやきが聞こえたような気がしましたが、気のせいでしょう……多分……。

 なお、オワーリ商会では『聖剣修理キット』は残念ながら売れませんでしたが、『剣や鎧に着ける香りセット』や同じく『装着ヒーリングミュージックセット』はヒット商品になったそうです。
 異世界にも『女性の時代』が来たようです。

(了)
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