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シルクロード編
15 神々の黄昏
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「背景魔法『波乗りカイザス in ハワイ』だ!!」
カイザスさんが魔法を唱えると、満月を隠すように巨大な太陽が中天に現れた!
しかもご丁寧に可愛らしいニコニコした顔付きだ!
さらにカイザスさんの背景が青いきれいな晴天の下の砂浜になり、その向こう側に透き通るような透明な海が広がっており、波の音がざざーん、ざざーんと心地いい。
満月どころか、『ただの晴天下』になったことで、狼男男はなんと『ただのおっさん』になってしまっていた!!
いつの間にかバックグラウンドミュージックに『桑田佳〇の波乗りジョ◎ー』が演奏されている。
この状況にいち早く立ち直った桜姫、ついで沙悟浄さんが一気に攻勢をかけ、ただのおっさんと化した狼男男を二人でフクロにしてしまっている…。
「さて、続いてはヨルムンガンド蛇!覚悟!!」
いつの間にかビキニパンツ一丁に着替えたカイザスさんがサーフボードに乗って、そのまま波に乗ろうとしているのですが!!
いやいや、これ、背景魔法じゃなかったんですか??!!
そして、サーフボードに乗っかったカイザスさんはサーフボードでヨルムンガンド蛇を吹っ飛ばした。
いつに間にか中天の太陽はニヒルな顔に変わっており、サングラスをかけた後、にやっと笑って白い歯が光っていた。
どれだけ能力(魔法)の無駄使いをやってるんですか??!!
さらに気付くとサーフボードを抱えたビキニパンツのカイザスさんとワンピース型の水着を着たヨルムンガンド蛇(というかメデューサ男)が笑いながら一緒に『白い砂浜』を駆けているんですが??!!
二人でなにしてるんですか??!!
……バヤルは……あまりにも非現実的な光景に付いていけなくて、引きつけを起こす寸前…くらいの感じです。
「さーて、残るはお前さんだけだな。ロキ!!」
ナースチャが如意棒を構えてロキに向きなおる。
如意棒は僕が具現化魔法で強化コーティングしており、その威力が大きくアップするようになっている。
「如意棒速射連撃!!」
ナースチャの攻撃は熾烈を極め、あっという間にロキはボロボロになっていった。
「そろそろ降参したらどうだい?」
ひっくり返ったロキにナースチャが近づくと横たわったままロキは笑った。
「…ふっふっふ。まさかここまで一方的に負けるとはとんだ想定外だよ。だが、狼男男を早く倒し過ぎたのが仇になったな!」
「なんだと?!まさか!!」
ロキの言葉にナースチャの表情が険しくなる。
「その通り、パワーアップした狼男男とこのロキの二人を生贄にしたがゆえに今回呼べる大魔王は二柱だ!!
出でよ『貪欲の魔王ベヒモス』&『嫉妬の魔王リヴァイアサン』!!」
叫んだロキはどんどん巨大化し、その姿をあっという間に異形の者に変えた。
「まずは、『嫉妬の魔王リヴァイアサン』!!」
ロキだったものは八つの頭を持つ、巨大なドラゴンへと姿を変えた。
漆黒の鱗に包まれたその八つの頭の凶悪な怪物の吠え声にカイザスさんとナースチャ以外は恐怖で動けなくなっていた。
「次は『貪欲の魔王ベヒモス』!!」
ロキが叫ぶと、リヴァイアサンのドラゴンだった頭は『三白眼のムーミ〇』に、漆黒の鱗に包まれた体はゴム状の皮膚に覆われた体に代わった。」
八岐大蛇…というか、八岐のム◎ミンになったんですが??!!
「はっはっはっは!あまりの恐怖のあまり声も出ないようだな!それでは、……いただきます!!!」
魔王はその辺に生えていた『ヤシの木』を八つの頭でぱくぱく食べ始めたんですが!
いやいや、ヤシの木は『背景』だよね?!なんで食べられるの??!!
「この合体魔王『ベヒモス&リヴァイアサン』はなんと、ベヒモスの八倍の速度で物を食べることができるのだ!!とってもおいしゅうございます!!」
幻影であるはずのヤシの木々を猛烈なスピードで食べ続ける大悪魔は前回同様食べること以外のことが頭から消失してしまっているようだ。
「巧人!巨大ピーマンを具現化してくれ!!」
ナースチャの叫びに僕は一瞬何のことかわからなかった。
だが、前回の戦いのことを思いだし、ベヒモス&リヴァイアサンを鑑定した。
名前: 悪魔合体『ベヒモス&リヴァイアサン』
特大悪魔
レベル: 判定不能
スキル: 怪力 無敵の皮膚 なんでも食い尽くし、消化する胃袋 魔術 召喚術 他
特徴: 大魔王と言われる大悪魔の二柱、ベヒモスとリバイアサンが邪神・ロキの魔法で合体したもの。 基本食べることにしか興味がない 頭が八つあり、食べる速度はベヒモスの八倍ある。
特記事項 ※くどいようですが、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、事件、悪魔、ムー◎ン谷とは一切無関係です。
弱点: ピーマンが苦手。
だから、ムー◎ン谷ネタはいらないからね!!
さらにナースチャが覚えていた通り、前回同様ピーマンが苦手のようだ。
僕が『スイカ大のピーマン』を具現化すると、ナースチャはそれを右手でつかむと勢いよく、悪魔の方に走り出した。
そして、如意棒を走り高跳びの要領で上手に活用し、あっという間に悪魔の頭の一つの目前まで来ていた。
「そら、苦味大幅アップの特大ピーマンを喰らえ!!」
ナースチャは自身の霊力を大幅に込めた巨大ピーマンを目の前の悪魔の口の中に放り込んだ。
「キィシャアアアアアア!!!」
ピーマンのあまりの苦みに(推定)悪魔はのた打ち回って苦しんだ!!
「さあ、パワーアップした如意棒の威力をご覧あれ!!」
もともとそこそこの力のある宝貝である『なんちゃって如意棒』だが、僕が具現化魔法でコーティングし、さらにナースチャが霊力を込めることで、『エレーナと創り出す精霊剣』ほどではないが、 その辺の宝貝や武器とはけた違いの破壊力になるようだ。
だから、ナースチャの如意棒での連撃はベヒモスの強靭な皮膚の守りを打ち砕き、二分と立たないうちにベヒモス&リヴァイアサンはボロボロになっていた。
「…こ、これで終わったと思うなよ!いつか第二、第三のロキが現れて、必ずや…。」
「天草四郎だけでなくて、ロキも二人も三人もいないからね?!!」
僕のツッコミに心を折られた?大悪魔は八つの頭が揃って驚愕の表情に変わった後、爆発、四散した。
そして、カイザスさんとメデューサ男は……仲良くビニールシートに座ってカキ氷を食べているんですが??!!
いつまでビーチ気分でいるんですか!!!
「いかに召喚されたとは言え、一度許して頂いた身の上で再び襲って申し訳ありませんでした。」
メデューサ男が僕たちに頭を下げている。
うん、そろそろワンピース姿はやめてほしいところです。
ちなみに背景も波の音もバックグラウンドミュージックの『◎田佳祐の波◎りジョニー』も演奏は続いたままです…。
「では、私はあなたたちの『従属精霊』となります。この瓶に入りますので、危ない時とか遠慮なく召喚してください。」
口が細長い瓶を取り出すと、メデューサ男は瓶の口に向かってダイビングし、そのまま吸い込まれてしまった。
「もし、私を呼び出したいときは、カイザス様にお渡しした笛を吹いていただけるといつでも召喚できます。」
いやいや、それって、インドの蛇つかいだよね?!!
「あるいは他の方がくしゃみをしていただいても同じく召喚していただけます。」
それは『ハクショ◎大魔王』だからね!!
カイザスさん以外の全員が顔を見合わせて、『暗黙の了解』にうなずいた。
『可能な限り召喚しないようにしよう!』と。
間違っても瓶の前でくしゃみもしないようにしようと。
~~☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆~~
僕たちは旅を再開し、村には平和が戻った。
バヤルは一生懸命『三蔵法師一行の戦いの様子』を説明したが、姉のナヤンさんを含めて村の者は残念ながら誰一人信じようとはしなかった。
バヤルは思い切り悔しがり、自らの話を信じさせるために『冒険者』として名をはせることを決意し、日々その習練に明け暮れるようになった。
その甲斐あって、バヤルは一流の冒険者になることができた……のだが、あの日と同じくらい奇想天外の冒険を繰り広げることになり、結局人々がバヤルの話を信じることはなかった。
最初失望したバヤルはしかし、今度は自らの体験を『冒険譚』として、あちこちで語り大盛況を博すことになった。
バヤルは三蔵法師一行との出会いにより、『伝説の吟遊詩人』への道を歩むことになったのである。
カイザスさんが魔法を唱えると、満月を隠すように巨大な太陽が中天に現れた!
しかもご丁寧に可愛らしいニコニコした顔付きだ!
さらにカイザスさんの背景が青いきれいな晴天の下の砂浜になり、その向こう側に透き通るような透明な海が広がっており、波の音がざざーん、ざざーんと心地いい。
満月どころか、『ただの晴天下』になったことで、狼男男はなんと『ただのおっさん』になってしまっていた!!
いつの間にかバックグラウンドミュージックに『桑田佳〇の波乗りジョ◎ー』が演奏されている。
この状況にいち早く立ち直った桜姫、ついで沙悟浄さんが一気に攻勢をかけ、ただのおっさんと化した狼男男を二人でフクロにしてしまっている…。
「さて、続いてはヨルムンガンド蛇!覚悟!!」
いつの間にかビキニパンツ一丁に着替えたカイザスさんがサーフボードに乗って、そのまま波に乗ろうとしているのですが!!
いやいや、これ、背景魔法じゃなかったんですか??!!
そして、サーフボードに乗っかったカイザスさんはサーフボードでヨルムンガンド蛇を吹っ飛ばした。
いつに間にか中天の太陽はニヒルな顔に変わっており、サングラスをかけた後、にやっと笑って白い歯が光っていた。
どれだけ能力(魔法)の無駄使いをやってるんですか??!!
さらに気付くとサーフボードを抱えたビキニパンツのカイザスさんとワンピース型の水着を着たヨルムンガンド蛇(というかメデューサ男)が笑いながら一緒に『白い砂浜』を駆けているんですが??!!
二人でなにしてるんですか??!!
……バヤルは……あまりにも非現実的な光景に付いていけなくて、引きつけを起こす寸前…くらいの感じです。
「さーて、残るはお前さんだけだな。ロキ!!」
ナースチャが如意棒を構えてロキに向きなおる。
如意棒は僕が具現化魔法で強化コーティングしており、その威力が大きくアップするようになっている。
「如意棒速射連撃!!」
ナースチャの攻撃は熾烈を極め、あっという間にロキはボロボロになっていった。
「そろそろ降参したらどうだい?」
ひっくり返ったロキにナースチャが近づくと横たわったままロキは笑った。
「…ふっふっふ。まさかここまで一方的に負けるとはとんだ想定外だよ。だが、狼男男を早く倒し過ぎたのが仇になったな!」
「なんだと?!まさか!!」
ロキの言葉にナースチャの表情が険しくなる。
「その通り、パワーアップした狼男男とこのロキの二人を生贄にしたがゆえに今回呼べる大魔王は二柱だ!!
出でよ『貪欲の魔王ベヒモス』&『嫉妬の魔王リヴァイアサン』!!」
叫んだロキはどんどん巨大化し、その姿をあっという間に異形の者に変えた。
「まずは、『嫉妬の魔王リヴァイアサン』!!」
ロキだったものは八つの頭を持つ、巨大なドラゴンへと姿を変えた。
漆黒の鱗に包まれたその八つの頭の凶悪な怪物の吠え声にカイザスさんとナースチャ以外は恐怖で動けなくなっていた。
「次は『貪欲の魔王ベヒモス』!!」
ロキが叫ぶと、リヴァイアサンのドラゴンだった頭は『三白眼のムーミ〇』に、漆黒の鱗に包まれた体はゴム状の皮膚に覆われた体に代わった。」
八岐大蛇…というか、八岐のム◎ミンになったんですが??!!
「はっはっはっは!あまりの恐怖のあまり声も出ないようだな!それでは、……いただきます!!!」
魔王はその辺に生えていた『ヤシの木』を八つの頭でぱくぱく食べ始めたんですが!
いやいや、ヤシの木は『背景』だよね?!なんで食べられるの??!!
「この合体魔王『ベヒモス&リヴァイアサン』はなんと、ベヒモスの八倍の速度で物を食べることができるのだ!!とってもおいしゅうございます!!」
幻影であるはずのヤシの木々を猛烈なスピードで食べ続ける大悪魔は前回同様食べること以外のことが頭から消失してしまっているようだ。
「巧人!巨大ピーマンを具現化してくれ!!」
ナースチャの叫びに僕は一瞬何のことかわからなかった。
だが、前回の戦いのことを思いだし、ベヒモス&リヴァイアサンを鑑定した。
名前: 悪魔合体『ベヒモス&リヴァイアサン』
特大悪魔
レベル: 判定不能
スキル: 怪力 無敵の皮膚 なんでも食い尽くし、消化する胃袋 魔術 召喚術 他
特徴: 大魔王と言われる大悪魔の二柱、ベヒモスとリバイアサンが邪神・ロキの魔法で合体したもの。 基本食べることにしか興味がない 頭が八つあり、食べる速度はベヒモスの八倍ある。
特記事項 ※くどいようですが、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、事件、悪魔、ムー◎ン谷とは一切無関係です。
弱点: ピーマンが苦手。
だから、ムー◎ン谷ネタはいらないからね!!
さらにナースチャが覚えていた通り、前回同様ピーマンが苦手のようだ。
僕が『スイカ大のピーマン』を具現化すると、ナースチャはそれを右手でつかむと勢いよく、悪魔の方に走り出した。
そして、如意棒を走り高跳びの要領で上手に活用し、あっという間に悪魔の頭の一つの目前まで来ていた。
「そら、苦味大幅アップの特大ピーマンを喰らえ!!」
ナースチャは自身の霊力を大幅に込めた巨大ピーマンを目の前の悪魔の口の中に放り込んだ。
「キィシャアアアアアア!!!」
ピーマンのあまりの苦みに(推定)悪魔はのた打ち回って苦しんだ!!
「さあ、パワーアップした如意棒の威力をご覧あれ!!」
もともとそこそこの力のある宝貝である『なんちゃって如意棒』だが、僕が具現化魔法でコーティングし、さらにナースチャが霊力を込めることで、『エレーナと創り出す精霊剣』ほどではないが、 その辺の宝貝や武器とはけた違いの破壊力になるようだ。
だから、ナースチャの如意棒での連撃はベヒモスの強靭な皮膚の守りを打ち砕き、二分と立たないうちにベヒモス&リヴァイアサンはボロボロになっていた。
「…こ、これで終わったと思うなよ!いつか第二、第三のロキが現れて、必ずや…。」
「天草四郎だけでなくて、ロキも二人も三人もいないからね?!!」
僕のツッコミに心を折られた?大悪魔は八つの頭が揃って驚愕の表情に変わった後、爆発、四散した。
そして、カイザスさんとメデューサ男は……仲良くビニールシートに座ってカキ氷を食べているんですが??!!
いつまでビーチ気分でいるんですか!!!
「いかに召喚されたとは言え、一度許して頂いた身の上で再び襲って申し訳ありませんでした。」
メデューサ男が僕たちに頭を下げている。
うん、そろそろワンピース姿はやめてほしいところです。
ちなみに背景も波の音もバックグラウンドミュージックの『◎田佳祐の波◎りジョニー』も演奏は続いたままです…。
「では、私はあなたたちの『従属精霊』となります。この瓶に入りますので、危ない時とか遠慮なく召喚してください。」
口が細長い瓶を取り出すと、メデューサ男は瓶の口に向かってダイビングし、そのまま吸い込まれてしまった。
「もし、私を呼び出したいときは、カイザス様にお渡しした笛を吹いていただけるといつでも召喚できます。」
いやいや、それって、インドの蛇つかいだよね?!!
「あるいは他の方がくしゃみをしていただいても同じく召喚していただけます。」
それは『ハクショ◎大魔王』だからね!!
カイザスさん以外の全員が顔を見合わせて、『暗黙の了解』にうなずいた。
『可能な限り召喚しないようにしよう!』と。
間違っても瓶の前でくしゃみもしないようにしようと。
~~☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆~~
僕たちは旅を再開し、村には平和が戻った。
バヤルは一生懸命『三蔵法師一行の戦いの様子』を説明したが、姉のナヤンさんを含めて村の者は残念ながら誰一人信じようとはしなかった。
バヤルは思い切り悔しがり、自らの話を信じさせるために『冒険者』として名をはせることを決意し、日々その習練に明け暮れるようになった。
その甲斐あって、バヤルは一流の冒険者になることができた……のだが、あの日と同じくらい奇想天外の冒険を繰り広げることになり、結局人々がバヤルの話を信じることはなかった。
最初失望したバヤルはしかし、今度は自らの体験を『冒険譚』として、あちこちで語り大盛況を博すことになった。
バヤルは三蔵法師一行との出会いにより、『伝説の吟遊詩人』への道を歩むことになったのである。
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