30 / 47
シルクロード編
7 闖入者
しおりを挟む
マッスル三蔵法師とナースチャが戦いを開始した。
お互いに凄まじいほど戦闘オーラを漂わせているが、『殺気』は感じられない。
双方『いい腕試し』だとでも思っているのだろう。
ナースチャのすさまじい如意棒の連撃を三蔵法師はなんと素手でうまく捌いている。
両方とも激しいやり取りをしながら表情はすごく嬉しそうだ。
「ナースチャ殿!思った以上にやるではないか!
この旅では今まで『ザコ妖怪』にしか出逢ってこなかったから腕がなまっていたところだ。こんな『倒すか倒されるか』くらいの相手に出逢うのは実に五年ぶりだ!」
「あんたこそ、やるな!
俺も相当場数を踏んじゃあいるが、『実戦で』あんたクラスに出逢えるのは年に1回くらいだからな!前回の召喚時も敵にあんたほどの腕利きはいなかった。
こいつは堪能させてもらわないとな!」
もう完全に『好敵手』としてお互いに認めてますが?!
そして…眼鏡悟空たち三人もこちらに向かってきています。
名前:猪八戒 15歳 人間 女
一五五センチ 四七キロ 八一 五六 七九
レベル:135
カンフー使い
スキル:拳法(LV55)気を込める(LV40))他
装備: 九節棍(魔法強化済み)
称号 大林拳の天才 三蔵法師一行
善良度:☆☆☆☆☆ (善良だが、単細胞 大食い 戦闘狂)
特記事項 早熟の天才拳法家。すでに免許皆伝の腕前。武者修行の旅に出ていたところを召喚された。
名前:沙悟浄 25歳 人間 男
レベル:163
黒魔術師
スキル:黒魔術(LV45)回復魔法(LV20))他
魔法:闇魔術(LV40) 火炎魔法(LV40)他
装備:業火の宝杖
称号 ヒッキーの黒魔術師 三蔵法師一行
善良度:☆☆☆☆ (悪人ではないが、内気でコミュ障 暗黒系の魔法はかなり強力)
特記事項 素顔を黒いローブで隠した黒魔術師。冒険者としては優秀。
猪八戒も沙悟浄も『完全に名前だけ』だよね?!
レベル的に言えば、僕たち三人とこの人達では…僕らが圧倒的に不利じゃん!!
「孫悟空は私に任せてください!」
「巧人!私用に『トンファー』を具現化してくれ!」
桜姫とカイザスさんがそれぞれ叫ぶ。
僕が出現させたトンファーを受け取ると、カイザスさんが悟空の放った銃弾を叩き落とした。
そして桜姫が小さく呪文を唱えると眼鏡悟空が急に頭を抱えて痛がり始めた。
「緊箍児呪」を唱えて、輪っかを締め上げているようだ。
志向性のある呪文なのかと思ったら、別の呪文と併用して眼鏡悟空の耳元で聞こえるように唱えているそうだ。
逃亡した孫悟空に対処する際に『ナースチャには聞かせずに、逃亡悟空だけに「緊箍児呪」を聞かせるためにはどうしたらいいか』を桃花観音様に聞いていたらしい。さすがは桜姫!
その間にカイザスさんはちょっとかわいい系の猪八戒に攻撃を仕掛けている。
美少女八戒もかなりいい腕前みたいだが、体捌きはカイザスさんの方がかなり上手のようで、沙悟浄が援護魔法をかけて牽制することで何とか戦況を五分に持ち込んでいるようだ。
…僕は剣を習ったとは言っても『レベルが低すぎ』て、突っこんでいったら完全に足手まといになってしまう。そこで……『麻酔銃』を具現化してみた。
銃の腕は…夜店で撃ったくらいだが、具現化させた武器は重さも軽く、反動も小さいので素人の僕でもかなり簡単に扱えるみたいだ。
しっかり狙いを付けて撃てば…躱された!?
眼鏡悟空は銃のスキルが高い分、こちらの武器の認識や躱す能力が高いらしい。
頭を押さえながらも、何とかこちらを睨んでいる。
「『電脳召喚』!!出でよ、電脳召喚獣!!」
思い切り痛がりながらも眼鏡悟空はタブレットを懐から取り出すと、手早くキーを撃ち込んだ。
タブレットが起き上がると、その大きさを増し、画面から何か『ヤバイモノ』が出てこようとしているのが感じられる。
「ひゃっはーー!!召喚獣よ!奴らを…はーーーーっ???!!!」
画面からは獣ではなく、『圧倒的なオーラ』を纏った黒髪の女性が少しずつ画面から出始めた。
最初は首だけ、そして、両腕を前に突きだし、長い髪を前に垂らして少しずつ少しずつ画面から出てこようとしている。
顔は下を向いて全然見えないのですが…纏っているオーラの強烈さと感じられる執念は人間のそれとはとても思えません…映画・リングの貞子さんですか?!
「私はこんなものを召喚しようとした覚えはないぞ!!まさか…貞子?!」
眼鏡悟空さんは映画を見てたんですか?!
「なんだって?!貞子言ったあるか??!!」
「……貞子…怖い!貞子怖い!!」
漆黒の長い黒髪、透けるように白い肌の貞子?は小さくぶつぶつつぶやきながら、少しずつ少しずつ画面から抜け出しつつある。
「この圧倒的な負のオーラは…天草四郎以上だ!!」
カイザスさんも桜姫も戦闘をやめて、かたずを飲んで見守っている。
「悟空の旦那、あれ引込められないあるか?!」
「やってるんだけど、圧倒的な魔力で力ずくで出て来ようとしてるんだ!!
そもそも、私の召喚に無理やり凄まじいくらいの魔力で割り込んできた化け物だ!
とてもじゃないが私の手に負えるような相手じゃない!!」
「……ちゃ………ちゃ…。」
小さく日本語?をつぶやき続けながらすでに上半身が完全に画面からはみ出している。
そうだ!観音様たちなら?!
「…怖いです!怖いです!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!!」
「ひーーーー!!来ないでちょうだい!!私、争い事は苦手ですのよ!!
特に貞子のようなホラー系はだめなんです!!」
二人とも観音様なのに全然ダメじゃん!!
それなら、ナースチャとマッスル三蔵さんなら?!
「行くぞ、法力『南無サンダー』!!」
三蔵さんの呪文で雷がナースチャに向かっていく…なんですか!?その呪文!!
「おっしゃーー!雷神剣!!」
ナースチャが如意棒に雷を纏わせ、そのまま三蔵さんに向かって放射する!
雷同士が空中で激突し、大きく火花を上げた。
「はっはっは!!ナースチャ殿!よくそこまでいろいろ引き出しがあるものだ!
体捌きだけでなく、戦巧者ぶりも大したものだ!!」
「へっへっへっへ!いいねえ、おっさん!
体捌きだけでもあんたクラスはほとんどいないが、法術も加えた総合戦闘能力は俺らの仲間でも2~3人くらいしかいないぜ♪」
もう完全に二人だけの戦闘空間に入っておられますが…。
我々の最大戦力二人が完全に手がふさがってしまっているのを見て、ついにイザベラ観音様が我慢の限界になったようだ。
「ひーーーーっ!!助けてくださいまし――!!」
イザベラ観音様はそのまま雲に乗って、撤退を始めた。
「待ってください!!俺たちも逃げます!!」
眼鏡悟空、そして、それをさらに追って猪八戒と沙悟浄も逃走し始めた。
「…南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!!」
桃花観音様は完全に使い物にならなくなっておられます…。
仲間が逃げるのを見たマッスル三蔵法師は苦笑しながら仲間の後を追い始めた。
そして、ナースチャは…真っ青な顔になり、一目散に『貞子』に向かって走り出した。
そのまま、あろうことか貞子を抱え込むと……あれ、貞子?雰囲気がナースチャに…。
「エレーナ!!大丈夫か??!!!」
……貞子ならぬ、画面から抜け出したエレーナさんをナースチャは一生懸命介抱している。
「…ナ…ナースチャ…、ふふふ…。やっと捕まえた…。」
後でわかったことだけど、一緒の部屋で寝ていて(ベッドは別)ナースチャが召喚されたのに気付いたエレーナさんは『力づく』で阻止しようとして叶わず、それならと、ナースチャを同じく力づくで追おうとしたのだそうだ。
ただ、無理やり精霊魔法を使ったので、同じ時間と場所に出ることができずに、たまたま眼鏡悟空の召喚した『電脳魔法の召喚陣』とつながったのだそうだ。
こうして、一人メンバーが増え、天竺への旅にさらなる波乱の予想が…。
頭痛いです…。
お互いに凄まじいほど戦闘オーラを漂わせているが、『殺気』は感じられない。
双方『いい腕試し』だとでも思っているのだろう。
ナースチャのすさまじい如意棒の連撃を三蔵法師はなんと素手でうまく捌いている。
両方とも激しいやり取りをしながら表情はすごく嬉しそうだ。
「ナースチャ殿!思った以上にやるではないか!
この旅では今まで『ザコ妖怪』にしか出逢ってこなかったから腕がなまっていたところだ。こんな『倒すか倒されるか』くらいの相手に出逢うのは実に五年ぶりだ!」
「あんたこそ、やるな!
俺も相当場数を踏んじゃあいるが、『実戦で』あんたクラスに出逢えるのは年に1回くらいだからな!前回の召喚時も敵にあんたほどの腕利きはいなかった。
こいつは堪能させてもらわないとな!」
もう完全に『好敵手』としてお互いに認めてますが?!
そして…眼鏡悟空たち三人もこちらに向かってきています。
名前:猪八戒 15歳 人間 女
一五五センチ 四七キロ 八一 五六 七九
レベル:135
カンフー使い
スキル:拳法(LV55)気を込める(LV40))他
装備: 九節棍(魔法強化済み)
称号 大林拳の天才 三蔵法師一行
善良度:☆☆☆☆☆ (善良だが、単細胞 大食い 戦闘狂)
特記事項 早熟の天才拳法家。すでに免許皆伝の腕前。武者修行の旅に出ていたところを召喚された。
名前:沙悟浄 25歳 人間 男
レベル:163
黒魔術師
スキル:黒魔術(LV45)回復魔法(LV20))他
魔法:闇魔術(LV40) 火炎魔法(LV40)他
装備:業火の宝杖
称号 ヒッキーの黒魔術師 三蔵法師一行
善良度:☆☆☆☆ (悪人ではないが、内気でコミュ障 暗黒系の魔法はかなり強力)
特記事項 素顔を黒いローブで隠した黒魔術師。冒険者としては優秀。
猪八戒も沙悟浄も『完全に名前だけ』だよね?!
レベル的に言えば、僕たち三人とこの人達では…僕らが圧倒的に不利じゃん!!
「孫悟空は私に任せてください!」
「巧人!私用に『トンファー』を具現化してくれ!」
桜姫とカイザスさんがそれぞれ叫ぶ。
僕が出現させたトンファーを受け取ると、カイザスさんが悟空の放った銃弾を叩き落とした。
そして桜姫が小さく呪文を唱えると眼鏡悟空が急に頭を抱えて痛がり始めた。
「緊箍児呪」を唱えて、輪っかを締め上げているようだ。
志向性のある呪文なのかと思ったら、別の呪文と併用して眼鏡悟空の耳元で聞こえるように唱えているそうだ。
逃亡した孫悟空に対処する際に『ナースチャには聞かせずに、逃亡悟空だけに「緊箍児呪」を聞かせるためにはどうしたらいいか』を桃花観音様に聞いていたらしい。さすがは桜姫!
その間にカイザスさんはちょっとかわいい系の猪八戒に攻撃を仕掛けている。
美少女八戒もかなりいい腕前みたいだが、体捌きはカイザスさんの方がかなり上手のようで、沙悟浄が援護魔法をかけて牽制することで何とか戦況を五分に持ち込んでいるようだ。
…僕は剣を習ったとは言っても『レベルが低すぎ』て、突っこんでいったら完全に足手まといになってしまう。そこで……『麻酔銃』を具現化してみた。
銃の腕は…夜店で撃ったくらいだが、具現化させた武器は重さも軽く、反動も小さいので素人の僕でもかなり簡単に扱えるみたいだ。
しっかり狙いを付けて撃てば…躱された!?
眼鏡悟空は銃のスキルが高い分、こちらの武器の認識や躱す能力が高いらしい。
頭を押さえながらも、何とかこちらを睨んでいる。
「『電脳召喚』!!出でよ、電脳召喚獣!!」
思い切り痛がりながらも眼鏡悟空はタブレットを懐から取り出すと、手早くキーを撃ち込んだ。
タブレットが起き上がると、その大きさを増し、画面から何か『ヤバイモノ』が出てこようとしているのが感じられる。
「ひゃっはーー!!召喚獣よ!奴らを…はーーーーっ???!!!」
画面からは獣ではなく、『圧倒的なオーラ』を纏った黒髪の女性が少しずつ画面から出始めた。
最初は首だけ、そして、両腕を前に突きだし、長い髪を前に垂らして少しずつ少しずつ画面から出てこようとしている。
顔は下を向いて全然見えないのですが…纏っているオーラの強烈さと感じられる執念は人間のそれとはとても思えません…映画・リングの貞子さんですか?!
「私はこんなものを召喚しようとした覚えはないぞ!!まさか…貞子?!」
眼鏡悟空さんは映画を見てたんですか?!
「なんだって?!貞子言ったあるか??!!」
「……貞子…怖い!貞子怖い!!」
漆黒の長い黒髪、透けるように白い肌の貞子?は小さくぶつぶつつぶやきながら、少しずつ少しずつ画面から抜け出しつつある。
「この圧倒的な負のオーラは…天草四郎以上だ!!」
カイザスさんも桜姫も戦闘をやめて、かたずを飲んで見守っている。
「悟空の旦那、あれ引込められないあるか?!」
「やってるんだけど、圧倒的な魔力で力ずくで出て来ようとしてるんだ!!
そもそも、私の召喚に無理やり凄まじいくらいの魔力で割り込んできた化け物だ!
とてもじゃないが私の手に負えるような相手じゃない!!」
「……ちゃ………ちゃ…。」
小さく日本語?をつぶやき続けながらすでに上半身が完全に画面からはみ出している。
そうだ!観音様たちなら?!
「…怖いです!怖いです!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!!」
「ひーーーー!!来ないでちょうだい!!私、争い事は苦手ですのよ!!
特に貞子のようなホラー系はだめなんです!!」
二人とも観音様なのに全然ダメじゃん!!
それなら、ナースチャとマッスル三蔵さんなら?!
「行くぞ、法力『南無サンダー』!!」
三蔵さんの呪文で雷がナースチャに向かっていく…なんですか!?その呪文!!
「おっしゃーー!雷神剣!!」
ナースチャが如意棒に雷を纏わせ、そのまま三蔵さんに向かって放射する!
雷同士が空中で激突し、大きく火花を上げた。
「はっはっは!!ナースチャ殿!よくそこまでいろいろ引き出しがあるものだ!
体捌きだけでなく、戦巧者ぶりも大したものだ!!」
「へっへっへっへ!いいねえ、おっさん!
体捌きだけでもあんたクラスはほとんどいないが、法術も加えた総合戦闘能力は俺らの仲間でも2~3人くらいしかいないぜ♪」
もう完全に二人だけの戦闘空間に入っておられますが…。
我々の最大戦力二人が完全に手がふさがってしまっているのを見て、ついにイザベラ観音様が我慢の限界になったようだ。
「ひーーーーっ!!助けてくださいまし――!!」
イザベラ観音様はそのまま雲に乗って、撤退を始めた。
「待ってください!!俺たちも逃げます!!」
眼鏡悟空、そして、それをさらに追って猪八戒と沙悟浄も逃走し始めた。
「…南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!!」
桃花観音様は完全に使い物にならなくなっておられます…。
仲間が逃げるのを見たマッスル三蔵法師は苦笑しながら仲間の後を追い始めた。
そして、ナースチャは…真っ青な顔になり、一目散に『貞子』に向かって走り出した。
そのまま、あろうことか貞子を抱え込むと……あれ、貞子?雰囲気がナースチャに…。
「エレーナ!!大丈夫か??!!!」
……貞子ならぬ、画面から抜け出したエレーナさんをナースチャは一生懸命介抱している。
「…ナ…ナースチャ…、ふふふ…。やっと捕まえた…。」
後でわかったことだけど、一緒の部屋で寝ていて(ベッドは別)ナースチャが召喚されたのに気付いたエレーナさんは『力づく』で阻止しようとして叶わず、それならと、ナースチャを同じく力づくで追おうとしたのだそうだ。
ただ、無理やり精霊魔法を使ったので、同じ時間と場所に出ることができずに、たまたま眼鏡悟空の召喚した『電脳魔法の召喚陣』とつながったのだそうだ。
こうして、一人メンバーが増え、天竺への旅にさらなる波乱の予想が…。
頭痛いです…。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる