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十二歳編
フェリス王国編――迷子のアリス③
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真剣な紫の瞳に見つめられたミリアナは、ふと表情を崩すと何とも言えない顔で笑った。
「そうね……少し、向こうの部屋で話しましょうか」
子供たちには聞かせられない話なのだろうと思ったアリスは、ミリアナと共に隣の部屋へ移動した。
四畳半ほどの簡素な部屋には、小さな窓が一つとベットが一つ置かれているだけだ。
ベットに座ったミリアナは隣を叩き、アリスに座るよう促した。
アリスがベットに座るとミリアナは、優しい口調のまま孤児院について語りだす。
孤児院を支えているのは、親を亡くした孤児院にいる十二歳~十六歳の子供たちだった。
彼らは毎日、危険と知りつつダンジョンに潜っているそうだ。
そのことをミリアナは、とても心苦しく思っている。
だが、彼らの収入がなければ、孤児院にいる働けない子供たちは食べていけない。
ミリアナとしては何とかしなければと言う気持ちはあれど、実際どうにもできないのだと言う。
「私にもっと、力があれば……」
肩を落としたミリアナに、どんな言葉を贈るべきかアリスは悩んだ。
必死に孤児院を切り盛りするミリアナに、自分が伝えられることってなんだろう?
孤児院の子供たちがお腹いっぱい食べられる方法があれば……。
ぐるぐると考えていたアリスは、ミリアナの手にあるホットドックに目を向ける。
「あ! そうだ。その手があった!」
「アリスちゃん?」
突然大きな声で、手を打ったアリスにミリアナは驚き目を見開いた。
「ミリアナさん。教えて欲しいことがあります」
「何かしら?」
「カルロの街で、市民が飲食店をやるにはどうしたらいいかです」
「この街で飲食店??」
頭上にはてなを飛ばすミリアナをアリスは見つめる。
その時だった。
『アリス~~~』
『アリス。フーマ心配シタ』
と、聞きなれたユーランとフーマの声が聞こえ、もふっとしたものがアリスの顔を覆った。
突然のことにアリスは酷く驚くきながら、喜ぶ。
『ごめんね。二人とも心配かけて』
『アリス、アリス、アリス~~』
『アリス居ナイ、フーマ寂シイ』
うりうりうりうりと二つのモフモフが、アリスの顔面にこすりつけられる。
息が!! と、苦しさに悶えながらアリスは何度も謝った。
漸く二人を落ち着かせたアリスは、何とか顔面から離すことに成功する。
『ユーラン。お願いがあるの』
『アリス。何?』
『あのね。伝言を伝えて欲しいの』
『わかった。直ぐ戻るよ!』
アリスの伝言を聞いたユーランが、ポンと音を立てて消える。それを見送ったアリスは、フーマを膝の上に乗せる。
そして、ミリアナへと向かい合う。
「それで、ミリアナさん。この街で飲食店と言うか屋台を開くにはどうしたらいいですかね?」
「そうね……。商業ギルドに登録して、売る物の安全性――えーっと、販売物を事前に持って行って、許可を貰えば屋台販売は可能よ」
「なるほど……この神殿に、大きなパン焼き窯ありますか? あと、魔法を使える子はいますか?」
「え、えぇ。あるし、いるわよ」
「なら、やりましょう! 孤児院のための屋台を!! 売り子は子供達でもできるし、きっと売れます!」
突然、声を張ったアリスにミリアナはたじろぐ。
だが、そんなミリアナをお構いなしに、アリスは独り立ち上がりこれからの事を考えた。
*******
(時間軸が少し戻ります)
一方その頃、アリスを見失ったクレイは心の中で自分自身を攻めながら、必死にアリスを探して街中を走り回っていた。
「アリス~~~」
クレイが大きな声で、アリスの名を呼ぶも返事はない。
「くそっ!」と、舌打ちしたクレイはまた別の場所に向かって走り出す。
捜索を一時クレイに任せたフィンは、宿に戻り祖父母と両親にアリスと逸れてしまった事を伝えていた。
アリスが居ないと気づいた場所を聞かれたフィンは、その場所までジェイク、ゼス、フェルティナを案内する。
アンジェシカは、宿にアリスが戻る可能性があるため留守番だ。
「ここか?」
「……はい」
「フィン。落ち込む気持ちはわかる。だが、今はアリスを探すのが先決だ」
「父さん……」
あまり身長が変わらないフィンの頭を撫でたゼスは、ゼスに一度頷くと探査の魔法を使う。
だが、何千人と暮らすこの街で、流石のゼスもアリスの魔力が追えないのか何度も頭を振り、眉間に深い皺を刻む。
「ゼス、もういい。足で探すぞ」
その場にとどまる事十分、ジェイクはゼスの肩に手を置き止めた。
このままここにいても、門が閉じるまでの時間がないと判断したためだ。
「……すいません」
「気にするな。アリスは無事だ。大丈夫だ! とにかく、私とゼスはスラムの方を、フィンはクレイと合流して街の中を、フェルティナはすまないが、アンジェを頼む!」
「わかりました」
「わかったよ」
「えぇ、任せて!」
ジェイクとゼスと別れたフィンは、とにかく足を動かした。
自分が余計なことに気を取らせてしまったせいでと、フィンは己を責める。
その一方で、もし、アリスが犯罪に巻き込まれでもしたら……と、余計なことを考えそうになる。
違うと何度も頭を振り、嫌な思考を消したフィンは、クレイの元へかける。
視界の端に妹の姿を探しながら――。
無情にも八鐘が鳴り、門が閉まる。
それをクレイと共に見つめたフィンは、目を離してしまった自分のせいで、アリスがいなくなってしまったと後悔しながら拳を握り締める。
未だ探そうと必死に目を凝らすクレイにフィンは「アリスが戻ってるかもしれない。一度、戻ろう」と、促した。
「ごめん。俺が、俺が目を離したから……」
「……違う。クレイのせいじゃない! 私が、私がアリスを……」
宿へ戻る道の途中で、立ち止まったクレイが俯きながら謝った。
フィンからすれば、長男である自分がしっかりみていなかったせいだと、否定するように頭を振る。
お互いに自分せいだと、言い合うのは不毛だとフィンもクレイにも判っている。
だが、お互いに言わずにはいられないのだ。
二人で宿に戻ると、そこには顔色を無くしたアンジェシカと落ち着きなくウロウロとリビングを歩くフェルティナがいた。
アリスの姿を探したフィンは、やっぱりまだ……と、自分の不甲斐なさを悔やむ。
クレイが自分の感情を制御できず、テーブルを叩こうと腕を振り上げた瞬間――
ポンと言う音と共に、アリスと契約した水の精霊ユーランがリビングに姿を見せた。
『アリスからの伝言。アリスは今、南西の廃れた神殿跡に出来た孤児院にいる。ちょっとどうしても、したいことがあるから数日はそこにいるつもり。心配しないで、ね。ボクは、伝えたよ。じゃーね!』
伝言を言い終えた精霊は、再びポンと音を立てて消える。
アンジェシカは力なく笑い「良かったわ」と小さな声で漏らすと同時に、ソファーに背を預けて上を向く。
それまで忙しなく動き回っていたフェルティナは、力が抜けたようにその場で座り込んだ。
クレイは力なく腕を下ろし「ハハハ」と乾いた声で笑った。
フィンもまた、安心すると同時に力が抜けそうになる。
だが、彼にはまだやらなければならない事があった。
「私、おじいちゃんと父さんに知らせてくるよ」
「フィンにぃ、俺も行く」
若い二人は連れ立って宿屋を出ていく。
帰って来た時の悲壮感は、露と消えていた――。
「そうね……少し、向こうの部屋で話しましょうか」
子供たちには聞かせられない話なのだろうと思ったアリスは、ミリアナと共に隣の部屋へ移動した。
四畳半ほどの簡素な部屋には、小さな窓が一つとベットが一つ置かれているだけだ。
ベットに座ったミリアナは隣を叩き、アリスに座るよう促した。
アリスがベットに座るとミリアナは、優しい口調のまま孤児院について語りだす。
孤児院を支えているのは、親を亡くした孤児院にいる十二歳~十六歳の子供たちだった。
彼らは毎日、危険と知りつつダンジョンに潜っているそうだ。
そのことをミリアナは、とても心苦しく思っている。
だが、彼らの収入がなければ、孤児院にいる働けない子供たちは食べていけない。
ミリアナとしては何とかしなければと言う気持ちはあれど、実際どうにもできないのだと言う。
「私にもっと、力があれば……」
肩を落としたミリアナに、どんな言葉を贈るべきかアリスは悩んだ。
必死に孤児院を切り盛りするミリアナに、自分が伝えられることってなんだろう?
孤児院の子供たちがお腹いっぱい食べられる方法があれば……。
ぐるぐると考えていたアリスは、ミリアナの手にあるホットドックに目を向ける。
「あ! そうだ。その手があった!」
「アリスちゃん?」
突然大きな声で、手を打ったアリスにミリアナは驚き目を見開いた。
「ミリアナさん。教えて欲しいことがあります」
「何かしら?」
「カルロの街で、市民が飲食店をやるにはどうしたらいいかです」
「この街で飲食店??」
頭上にはてなを飛ばすミリアナをアリスは見つめる。
その時だった。
『アリス~~~』
『アリス。フーマ心配シタ』
と、聞きなれたユーランとフーマの声が聞こえ、もふっとしたものがアリスの顔を覆った。
突然のことにアリスは酷く驚くきながら、喜ぶ。
『ごめんね。二人とも心配かけて』
『アリス、アリス、アリス~~』
『アリス居ナイ、フーマ寂シイ』
うりうりうりうりと二つのモフモフが、アリスの顔面にこすりつけられる。
息が!! と、苦しさに悶えながらアリスは何度も謝った。
漸く二人を落ち着かせたアリスは、何とか顔面から離すことに成功する。
『ユーラン。お願いがあるの』
『アリス。何?』
『あのね。伝言を伝えて欲しいの』
『わかった。直ぐ戻るよ!』
アリスの伝言を聞いたユーランが、ポンと音を立てて消える。それを見送ったアリスは、フーマを膝の上に乗せる。
そして、ミリアナへと向かい合う。
「それで、ミリアナさん。この街で飲食店と言うか屋台を開くにはどうしたらいいですかね?」
「そうね……。商業ギルドに登録して、売る物の安全性――えーっと、販売物を事前に持って行って、許可を貰えば屋台販売は可能よ」
「なるほど……この神殿に、大きなパン焼き窯ありますか? あと、魔法を使える子はいますか?」
「え、えぇ。あるし、いるわよ」
「なら、やりましょう! 孤児院のための屋台を!! 売り子は子供達でもできるし、きっと売れます!」
突然、声を張ったアリスにミリアナはたじろぐ。
だが、そんなミリアナをお構いなしに、アリスは独り立ち上がりこれからの事を考えた。
*******
(時間軸が少し戻ります)
一方その頃、アリスを見失ったクレイは心の中で自分自身を攻めながら、必死にアリスを探して街中を走り回っていた。
「アリス~~~」
クレイが大きな声で、アリスの名を呼ぶも返事はない。
「くそっ!」と、舌打ちしたクレイはまた別の場所に向かって走り出す。
捜索を一時クレイに任せたフィンは、宿に戻り祖父母と両親にアリスと逸れてしまった事を伝えていた。
アリスが居ないと気づいた場所を聞かれたフィンは、その場所までジェイク、ゼス、フェルティナを案内する。
アンジェシカは、宿にアリスが戻る可能性があるため留守番だ。
「ここか?」
「……はい」
「フィン。落ち込む気持ちはわかる。だが、今はアリスを探すのが先決だ」
「父さん……」
あまり身長が変わらないフィンの頭を撫でたゼスは、ゼスに一度頷くと探査の魔法を使う。
だが、何千人と暮らすこの街で、流石のゼスもアリスの魔力が追えないのか何度も頭を振り、眉間に深い皺を刻む。
「ゼス、もういい。足で探すぞ」
その場にとどまる事十分、ジェイクはゼスの肩に手を置き止めた。
このままここにいても、門が閉じるまでの時間がないと判断したためだ。
「……すいません」
「気にするな。アリスは無事だ。大丈夫だ! とにかく、私とゼスはスラムの方を、フィンはクレイと合流して街の中を、フェルティナはすまないが、アンジェを頼む!」
「わかりました」
「わかったよ」
「えぇ、任せて!」
ジェイクとゼスと別れたフィンは、とにかく足を動かした。
自分が余計なことに気を取らせてしまったせいでと、フィンは己を責める。
その一方で、もし、アリスが犯罪に巻き込まれでもしたら……と、余計なことを考えそうになる。
違うと何度も頭を振り、嫌な思考を消したフィンは、クレイの元へかける。
視界の端に妹の姿を探しながら――。
無情にも八鐘が鳴り、門が閉まる。
それをクレイと共に見つめたフィンは、目を離してしまった自分のせいで、アリスがいなくなってしまったと後悔しながら拳を握り締める。
未だ探そうと必死に目を凝らすクレイにフィンは「アリスが戻ってるかもしれない。一度、戻ろう」と、促した。
「ごめん。俺が、俺が目を離したから……」
「……違う。クレイのせいじゃない! 私が、私がアリスを……」
宿へ戻る道の途中で、立ち止まったクレイが俯きながら謝った。
フィンからすれば、長男である自分がしっかりみていなかったせいだと、否定するように頭を振る。
お互いに自分せいだと、言い合うのは不毛だとフィンもクレイにも判っている。
だが、お互いに言わずにはいられないのだ。
二人で宿に戻ると、そこには顔色を無くしたアンジェシカと落ち着きなくウロウロとリビングを歩くフェルティナがいた。
アリスの姿を探したフィンは、やっぱりまだ……と、自分の不甲斐なさを悔やむ。
クレイが自分の感情を制御できず、テーブルを叩こうと腕を振り上げた瞬間――
ポンと言う音と共に、アリスと契約した水の精霊ユーランがリビングに姿を見せた。
『アリスからの伝言。アリスは今、南西の廃れた神殿跡に出来た孤児院にいる。ちょっとどうしても、したいことがあるから数日はそこにいるつもり。心配しないで、ね。ボクは、伝えたよ。じゃーね!』
伝言を言い終えた精霊は、再びポンと音を立てて消える。
アンジェシカは力なく笑い「良かったわ」と小さな声で漏らすと同時に、ソファーに背を預けて上を向く。
それまで忙しなく動き回っていたフェルティナは、力が抜けたようにその場で座り込んだ。
クレイは力なく腕を下ろし「ハハハ」と乾いた声で笑った。
フィンもまた、安心すると同時に力が抜けそうになる。
だが、彼にはまだやらなければならない事があった。
「私、おじいちゃんと父さんに知らせてくるよ」
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