22 / 103
十二歳編
リルルリア編――ビルの家:After
しおりを挟む
アリスが料理を終えて戻ると、掘っ立て小屋が様変わりしていた。
原因は、ゼスの魔法とアンジェリカのスキルのせいだ。
見ていたクレイは語る。
「じいちゃんがさ、家を建て替えるって言うから、家の中の物を全部フィンと二人で、鞄に入れたんだ。で、家の中の人間を避難させた。そしたらさ、父さんが魔法で家をぶっ壊したんだよ! 何やってんだって思ってたら、今度はばあちゃんが、鞄から木出してスキルでさくっと家建てたんだ」
正直、よくわからない……。
勝手に人の家建て替えていいの? 常識的には無しだよね?
いやでも、雨漏りしそうだったし、風が吹くたびに柱ゆれてたし……いいのかな?
まぁ、これだけしっかりした家なら、ビルたちも安心して住めるはずだし良しとしよう!
たとえ、それが家族による行為であり、人外と思えるような技であったとしても自分は知らない……って無理だよね。
遠い眼をしながら無理矢理なんとかなるだろうと、結論づけたアリスは本人が居ぬ間に新しい家を見て回ることにした。
アンジェシカのスキルを使って建てられた家は、しっかりとした丸太を土台に作られている。
外観は、丸太を組み合わせた見た目だ。
中は、真新しい板を張り合わせた壁、光沢あるこげ茶色をしたフローリングの床に作り替えられていた。
家の大きさは変わっていない。
だが、中は空間拡張の魔道具のおかげで、かなり広くなっている。
以前の家の間取りは、部屋が二つとコンロがあるだけの台所だった。
新し間取りは、キッチンと呼べる台所から続くのは、食事を取るためのリビングダイニング。
更に個別になった風呂とトイレ。
部屋の数は、四つに増えていた。
そして、全ての部屋にアンジェシカ製の超高性能魔道具と魔石が取り付けられている。
それを見つけたアリスが、再び遠い眼になったのは言うまでもない。
少し気晴らしをしようとアリスは、家の外へ出る。
出た瞬間、アリスは深いため息を吐く。
ついさっき来た時にはなかった柵と言う名の塀が建ち、家の周りを囲っていたのが原因だ。
家主が居ないのにここまで改築するとか……ビルになんて説明すればいいの?
土下座したら許してくれる?
家族の暴走をどうやって止めようかと思案していたアリスは、スンと表情を無くした。
そんなアリスの目の前で、フェルティナが畑に何か植えている。
ママ……一体何をやっているの?
ここリルルリアは、大木の幹に建つ街のはずで、土なんて無いよね? なのになんで、畑が……。
「あら、アリス、そんな顔してどうしたの。あ、もしかして枝なのに、なんで畑が出来るのかって思ってる?」
フェルティナに思考を読まれたアリスは、素直に頷いた。
「ほら、ここ見えるかしら?」
「魔道具?」
「そうよ」
フェルティナが示した場所をアリスは真剣に観察する。
土の下に見える緑色の芝生のような魔道具には、よく見る魔石がついていた。
フェルティナの説明によれば、この魔道具はこのリルルリアでは当たり前に売っている物。
魔道具の性能は、幹への負担や衝撃をなくすと言う。
芝生の上に置かれたレンガ造りのプランター――大きさは畳三畳分ぐらい――も魔道具で、こちらは畑の土や水が地上に行くよう魔法を付与している。
アンジェシカが作った魔道具は、畑を囲うように組まれた鉄製の杭も魔道具だった。こちらは空間を広げるための物だった。
……魔道具って便利なんだな。
そう言えば、家の中が広くなったのも魔道具のおかげだったけ? あれもおばあちゃんが作ったのかな?
台所とかお風呂、トイレにも便利そうな魔道具あったわ。
やりすぎ感が見え始めたアリスは、引き攣る顔を隠すようにその場を離れた。
もう見ない、聞かない、知らないと自分に言い聞かせながら、ビルの母親の元へ向かう。
数回ノックすると部屋の扉が開かれる。
「アリス、おかえり」
「ただいまー」
「スキル使ってたって?」
「うん!」
新しいベットから半身を起こしたビルの母親は恐縮しながら「ヒルデです」と名乗り、頭を下げた。
それに答えたアリスは、ヒルデの側に腰を下ろす。
「ヒルデさん、お腹すいてませんか?」
「え、えぇ。まぁ、その……」
「良かったらこれ、どうぞ」
どうなっているの? と、ヒルデは問いたそうだ。
それを見取ったアリスは、徐に魔法の鞄からトマトと野菜のおかゆを鍋ごと取り出す。
ごめんなさい! と、心の中で謝りながらアリスはヒルデの少し暖かくなった手に木の器を手渡した。
「あり、がとうございます」
「お代わりもあるのでゆっくり召し上がってくださいね!」
なんとか乗り切ったとアリスが安心したのも束の間、ヒルデの寝室となった部屋の扉が勢いよく開く。
「アリス! い、いえがっ!!」
「あ、ビル。おかえり。ご飯食べる?」
「いや、おかえりじゃなくって! まぁ、食べるけど……って違う!!」
慌てた様子で部屋に駆け込んできたビルだ。
言い訳を考える間もなく戻ったビルをアリスは、無難な返事で往なす。
だが、そう簡単にビルは往なされてくれなかった。
どう説明したらいいのか、悩んだアリスはフィンへ助けを求めるような眼を向ける。
と、そこへ、発端となったジェイクが姿を見せた。
「ビル坊、落ち着け」と言ったジェイクは、ビルの頭を優しく撫でると彼を母親の側に座らせる。
「これは我らから頑張ったビル坊へのプレゼントだ」
「え……」
ビルの瞳が、大きく見開かれた。
それは次第に潤み「なんで……」と、小さな声が漏れる。
そして、水の膜を張った瞳から、決壊したように涙があふれ出した。
「お、おれ……こ、こんなこと、してもら、貰うほど……いい子、なんか……じゃない。か、かあちゃんが、ひとりで……がんば、頑張って……」
涙ながらにビルは、自分はこんなことをして貰える人間じゃないと必死に言い募る。
そうじゃない。私が見たビルは、幼いながらに母親のため、家のために一生懸命頑張る立派な人だった。
どうにかその思いを伝えたいと考えたアリスは、泣きじゃくるビルの手を握る。
「ビル。私は、ビルが頑張ってると思ったよ。一生懸命お母さんのために薬草取って、それで家のことして……ビルはいっぱい頑張ったんだよ!」
ビルにつられアリスもまた涙ながらに訴える。
ポロポロと零れる涙は、止まることを知らないように流れ続けた。
幼い二人の鳴き声が止んだのは、しばらくしてからだった。
今は泣き疲れ、穏やかな寝息をすぅすぅと立てている。
眠るアリスを優し気に見たジェイクは、ヒルデに一抱えもある鞄を渡した。
中に入っているのは、少しのお金と二か月分はあるだろう食料だ。
「しばらくの間はこれで食いつなげるだろう。もし、仕事に困るようであれば五の幹にある森の羊亭のグレイスを訪ねると良い。決してあなたを害したりしないから安心して尋ねるように」
「ありがとう、ございます。この御恩をどう返せばいいか……」
「我らに恩を感じるのであれば、この子と妹にしてやってくれ、それが我らに対する恩返しになる」
そう告げたジェイクの手がビルを優しく撫でた。
アリスが目を覚ますと見慣れた天井が見える。
眠っているうちに森の羊亭に戻ってきていたと理解した彼女は、うーんと伸びをしてベットから起き出した。
時間を知るため窓を見ればまだ日は高い。
誰か一緒に出掛けてくれないかな? と考え、廊下に出たか彼女は、そこで金髪碧眼の男の子と再会してしまう。
「あ、君は!」
「ひっ!」
「ま、待って!!」
得も言われぬ悪寒と共に短い悲鳴を上げたアリスは、彼の呼びかけを無視して部屋に戻った。
バタンと荒々しく扉を閉めた彼女は、扉に寄りかかるようして座り込むと胸を押さえた。
しばらくして心臓の音が止みほっと息を吐き出したアリスは、何故あの人にだけそうなるのかを考える。
だが、結局ゼスたちが部屋に戻るまで、その答えは見つからなかった。
原因は、ゼスの魔法とアンジェリカのスキルのせいだ。
見ていたクレイは語る。
「じいちゃんがさ、家を建て替えるって言うから、家の中の物を全部フィンと二人で、鞄に入れたんだ。で、家の中の人間を避難させた。そしたらさ、父さんが魔法で家をぶっ壊したんだよ! 何やってんだって思ってたら、今度はばあちゃんが、鞄から木出してスキルでさくっと家建てたんだ」
正直、よくわからない……。
勝手に人の家建て替えていいの? 常識的には無しだよね?
いやでも、雨漏りしそうだったし、風が吹くたびに柱ゆれてたし……いいのかな?
まぁ、これだけしっかりした家なら、ビルたちも安心して住めるはずだし良しとしよう!
たとえ、それが家族による行為であり、人外と思えるような技であったとしても自分は知らない……って無理だよね。
遠い眼をしながら無理矢理なんとかなるだろうと、結論づけたアリスは本人が居ぬ間に新しい家を見て回ることにした。
アンジェシカのスキルを使って建てられた家は、しっかりとした丸太を土台に作られている。
外観は、丸太を組み合わせた見た目だ。
中は、真新しい板を張り合わせた壁、光沢あるこげ茶色をしたフローリングの床に作り替えられていた。
家の大きさは変わっていない。
だが、中は空間拡張の魔道具のおかげで、かなり広くなっている。
以前の家の間取りは、部屋が二つとコンロがあるだけの台所だった。
新し間取りは、キッチンと呼べる台所から続くのは、食事を取るためのリビングダイニング。
更に個別になった風呂とトイレ。
部屋の数は、四つに増えていた。
そして、全ての部屋にアンジェシカ製の超高性能魔道具と魔石が取り付けられている。
それを見つけたアリスが、再び遠い眼になったのは言うまでもない。
少し気晴らしをしようとアリスは、家の外へ出る。
出た瞬間、アリスは深いため息を吐く。
ついさっき来た時にはなかった柵と言う名の塀が建ち、家の周りを囲っていたのが原因だ。
家主が居ないのにここまで改築するとか……ビルになんて説明すればいいの?
土下座したら許してくれる?
家族の暴走をどうやって止めようかと思案していたアリスは、スンと表情を無くした。
そんなアリスの目の前で、フェルティナが畑に何か植えている。
ママ……一体何をやっているの?
ここリルルリアは、大木の幹に建つ街のはずで、土なんて無いよね? なのになんで、畑が……。
「あら、アリス、そんな顔してどうしたの。あ、もしかして枝なのに、なんで畑が出来るのかって思ってる?」
フェルティナに思考を読まれたアリスは、素直に頷いた。
「ほら、ここ見えるかしら?」
「魔道具?」
「そうよ」
フェルティナが示した場所をアリスは真剣に観察する。
土の下に見える緑色の芝生のような魔道具には、よく見る魔石がついていた。
フェルティナの説明によれば、この魔道具はこのリルルリアでは当たり前に売っている物。
魔道具の性能は、幹への負担や衝撃をなくすと言う。
芝生の上に置かれたレンガ造りのプランター――大きさは畳三畳分ぐらい――も魔道具で、こちらは畑の土や水が地上に行くよう魔法を付与している。
アンジェシカが作った魔道具は、畑を囲うように組まれた鉄製の杭も魔道具だった。こちらは空間を広げるための物だった。
……魔道具って便利なんだな。
そう言えば、家の中が広くなったのも魔道具のおかげだったけ? あれもおばあちゃんが作ったのかな?
台所とかお風呂、トイレにも便利そうな魔道具あったわ。
やりすぎ感が見え始めたアリスは、引き攣る顔を隠すようにその場を離れた。
もう見ない、聞かない、知らないと自分に言い聞かせながら、ビルの母親の元へ向かう。
数回ノックすると部屋の扉が開かれる。
「アリス、おかえり」
「ただいまー」
「スキル使ってたって?」
「うん!」
新しいベットから半身を起こしたビルの母親は恐縮しながら「ヒルデです」と名乗り、頭を下げた。
それに答えたアリスは、ヒルデの側に腰を下ろす。
「ヒルデさん、お腹すいてませんか?」
「え、えぇ。まぁ、その……」
「良かったらこれ、どうぞ」
どうなっているの? と、ヒルデは問いたそうだ。
それを見取ったアリスは、徐に魔法の鞄からトマトと野菜のおかゆを鍋ごと取り出す。
ごめんなさい! と、心の中で謝りながらアリスはヒルデの少し暖かくなった手に木の器を手渡した。
「あり、がとうございます」
「お代わりもあるのでゆっくり召し上がってくださいね!」
なんとか乗り切ったとアリスが安心したのも束の間、ヒルデの寝室となった部屋の扉が勢いよく開く。
「アリス! い、いえがっ!!」
「あ、ビル。おかえり。ご飯食べる?」
「いや、おかえりじゃなくって! まぁ、食べるけど……って違う!!」
慌てた様子で部屋に駆け込んできたビルだ。
言い訳を考える間もなく戻ったビルをアリスは、無難な返事で往なす。
だが、そう簡単にビルは往なされてくれなかった。
どう説明したらいいのか、悩んだアリスはフィンへ助けを求めるような眼を向ける。
と、そこへ、発端となったジェイクが姿を見せた。
「ビル坊、落ち着け」と言ったジェイクは、ビルの頭を優しく撫でると彼を母親の側に座らせる。
「これは我らから頑張ったビル坊へのプレゼントだ」
「え……」
ビルの瞳が、大きく見開かれた。
それは次第に潤み「なんで……」と、小さな声が漏れる。
そして、水の膜を張った瞳から、決壊したように涙があふれ出した。
「お、おれ……こ、こんなこと、してもら、貰うほど……いい子、なんか……じゃない。か、かあちゃんが、ひとりで……がんば、頑張って……」
涙ながらにビルは、自分はこんなことをして貰える人間じゃないと必死に言い募る。
そうじゃない。私が見たビルは、幼いながらに母親のため、家のために一生懸命頑張る立派な人だった。
どうにかその思いを伝えたいと考えたアリスは、泣きじゃくるビルの手を握る。
「ビル。私は、ビルが頑張ってると思ったよ。一生懸命お母さんのために薬草取って、それで家のことして……ビルはいっぱい頑張ったんだよ!」
ビルにつられアリスもまた涙ながらに訴える。
ポロポロと零れる涙は、止まることを知らないように流れ続けた。
幼い二人の鳴き声が止んだのは、しばらくしてからだった。
今は泣き疲れ、穏やかな寝息をすぅすぅと立てている。
眠るアリスを優し気に見たジェイクは、ヒルデに一抱えもある鞄を渡した。
中に入っているのは、少しのお金と二か月分はあるだろう食料だ。
「しばらくの間はこれで食いつなげるだろう。もし、仕事に困るようであれば五の幹にある森の羊亭のグレイスを訪ねると良い。決してあなたを害したりしないから安心して尋ねるように」
「ありがとう、ございます。この御恩をどう返せばいいか……」
「我らに恩を感じるのであれば、この子と妹にしてやってくれ、それが我らに対する恩返しになる」
そう告げたジェイクの手がビルを優しく撫でた。
アリスが目を覚ますと見慣れた天井が見える。
眠っているうちに森の羊亭に戻ってきていたと理解した彼女は、うーんと伸びをしてベットから起き出した。
時間を知るため窓を見ればまだ日は高い。
誰か一緒に出掛けてくれないかな? と考え、廊下に出たか彼女は、そこで金髪碧眼の男の子と再会してしまう。
「あ、君は!」
「ひっ!」
「ま、待って!!」
得も言われぬ悪寒と共に短い悲鳴を上げたアリスは、彼の呼びかけを無視して部屋に戻った。
バタンと荒々しく扉を閉めた彼女は、扉に寄りかかるようして座り込むと胸を押さえた。
しばらくして心臓の音が止みほっと息を吐き出したアリスは、何故あの人にだけそうなるのかを考える。
だが、結局ゼスたちが部屋に戻るまで、その答えは見つからなかった。
0
お気に入りに追加
224
あなたにおすすめの小説
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~
丹辺るん
ファンタジー
前世の記憶を持つ私、フィリス。思い出したのは五歳の誕生日の前日。
一応貴族……伯爵家の三女らしい……私は、なんと生まれつき目が見えなかった。
それでも、優しいお姉さんとメイドのおかげで、寂しくはなかった。
ところが、まともに話したこともなく、私を気に掛けることもない父親と兄からは、なぜか厄介者扱い。
ある日、不幸な事故に見せかけて、私は魔物の跋扈する場所で見捨てられてしまう。
もうダメだと思ったとき、私の前に現れたのは……
これは捨てられた盲目の私が、魔法と前世の記憶を頼りに生きる物語。
異世界坊主の成り上がり
峯松めだか(旧かぐつち)
ファンタジー
山歩き中の似非坊主が気が付いたら異世界に居た、放っておいても生き残る程度の生存能力の山男、どうやら坊主扱いで布教せよということらしい、そんなこと言うと坊主は皆死んだら異世界か?名前だけで和尚(おしょう)にされた山男の明日はどっちだ?
矢鱈と生物学的に細かいゴブリンの生態がウリです?
本編の方は無事完結したので、後はひたすら番外で肉付けしています。
タイトル変えてみました、
旧題異世界坊主のハーレム話
旧旧題ようこそ異世界 迷い混んだのは坊主でした
「坊主が死んだら異世界でした 仏の威光は異世界でも通用しますか? それはそうとして、ゴブリンの生態が色々エグいのですが…」
迷子な坊主のサバイバル生活 異世界で念仏は使えますか?「旧題・異世界坊主」
ヒロイン其の2のエリスのイメージが有る程度固まったので画像にしてみました、灯に関しては未だしっくり来ていないので・・未公開
因みに、新作も一応準備済みです、良かったら見てやって下さい。
少女は石と旅に出る
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893967766
SF風味なファンタジー、一応この異世界坊主とパラレル的にリンクします
少女は其れでも生き足掻く
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893670055
中世ヨーロッパファンタジー、独立してます
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
警護対象は元婚約者の主君
明日葉
ファンタジー
爵位を剥奪された公爵家の元令嬢、ルナは兄と弟と3人、ひっそりと穏やかに生活をしているはずだった。
約束の日までは。
爵位を剥奪される少し前、その類が及ばぬよう、公の場で婚約破棄に至った幼馴染みの騎士とも、「二度と顔を見せるな」というその希望を叶えるため、絶対に会いたくなかったのに。
自分を養女とし、利用しようとしていた元公爵家に思い入れはないけれど、来てしまった「約束の日」からは逃れられない。どうか、兄と弟と、極力そっとしておいてもらえる生活に戻れますように。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
祖母の家の倉庫が異世界に通じているので異世界間貿易を行うことにしました。
rijisei
ファンタジー
偶然祖母の倉庫の奥に異世界へと通じるドアを見つけてしまった、祖母は他界しており、詳しい事情を教えてくれる人は居ない、自分の目と足で調べていくしかない、中々信じられない機会を無駄にしない為に異世界と現代を行き来奔走しながら、お互いの世界で必要なものを融通し合い、貿易生活をしていく、ご都合主義は当たり前、後付け設定も当たり前、よくある設定ではありますが、軽いです、更新はなるべく頑張ります。1話短めです、2000文字程度にしております、誤字は多めで初投稿で読みにくい部分も多々あるかと思いますがご容赦ください、更新は1日1話はします、多ければ5話ぐらいさくさくとしていきます、そんな興味をそそるようなタイトルを付けてはいないので期待せずに読んでいただけたらと思います、暗い話はないです、時間の無駄になってしまったらご勘弁を
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる