上 下
11 / 20

10話目「エロ肉に痴漢できる暮らしを3」

しおりを挟む
 ショーツのクロッチ部を横にずらし、ペニスをヴァギナに挿入していく。手慣れた素早い動きだ。

「アァッ……。だ、め。入って、くるッ!」

 エロ肉汁を蓄えた割れ目は、言葉とは裏腹に容易く剛直を受け入れた。ツププと水音を混ぜながら空気と肉棒が入れ替わり、押し広げられる感覚を否応なく自覚してしまう。

 熟れた体は無理やり男を感じさせられ、肉穴は意思に反して精を欲しがる。

「上の口ではそう言っても、下の口は俺のを締め付けてくるぞ」

 ありきたりな言葉責め。唇を引き、無理やり横を向かせると否定する前にキスを奪った。

 そんなこと言われずとも、されずとも、求めてしまっていることはわかっている。

「フィッ! ンチュッ……チュゥ、そんなに、ジュルゥ~……突いちゃ、ハァ、ハァァンッ!」

「突いてくれって? おらッ!」

「ヒュィィッ! お、奥、子宮、降りてきちゃゥゥッ! 皆にアァンッ!」

 尻肉でドラムをかき鳴らすかのように、鳩人は容赦なく芳子を突き上げた。恥辱に悶ながらも本能で快感を味わい、周囲に漂うメス臭だけでバレてしまうのではないかと羞恥に芯を火照らせた。

 パッチンパチンと素早く、けれど静かにストロークを続ける。そんな若干のスパキングを伴う後ろからの抽挿ちゅうそう運動。

「尻の肉は食べてくれってよ!」

「ンッ、アッ、ァッ! ハッ、私はアァァ! 変態じゃンン~! ないィッ!」

 本を汚すまいとして、無意識に腰を突き出す形になってしまう。その姿が自ら求めているかのように思えて、勝手に否定しようとして豆を膨らませた。

 上のボッチンも下のボッチンも、張ったところを鳩人に弄られる。

「さ、3箇所、責められて、感じて……ア、ンハァッ、なんか。ハァ、ハァァ~、感じ……ンゥ!」

 子宮口をこじ開けんばかりの腰振りでグッと奥へと肉鍵を挿入され、危うく淫靡いんびの扉を開きそうになった。もう少しクリトリスをピッキングされていたらまずかった。

 なんとか堪えられたのは、ここがお気に入りの図書室であり、知り合いである流美のことがあったからである。教師陣率いる『厳格派』に属するだけの自制心が、踏みとどまらせる。

「いい加減、楽になったらどうだ? 電車の中から、我慢してたのがバレバレだぜ? 図書室じゃ自分を解放できないのかな?」

「クッ、ハァハァ……。貴方、流美に何を、ゥフッ。本は大事に、イィッ……」

「あぁ、あのレズの婦警? 大事なものを守れなくて悔しいか?」

 鳩人に問われ、芳子は否定し、また快感に肉を震えさせた。なんとか質問をし返した。が、対する鳩人の答えで流美に非道を働いたのを理解した。

 芳子は思わず歯噛みして、それを見咎められる。

「屈辱的か? どんなに偉ぶっても、説得力がないぞ!」

 自身も、その屈辱に身を委ねようとしているのだと理解しているから、鳩人の言葉に反論できなかった。

「フッ、ンンッ……。おね、がい、アァァ~ン! もう、突くのをハァ、ハァ……やめて……ッッ」

 いくら懇願しようとも、それは鳩人にとってオネダリのそれ以外のなにものではなかった。もっと子宮口を肉棒で突いてくれと、芳子は暗に願っていた。

 故に、鳩人は膣への抽挿を続ける。

 突き入れる度にエロ汁が飛び散り、引き抜こうとすればズププッと照る粘液が伴ってくる。守ろうとしたものは、全て鳩人の暴虐によって台無しにされてしまう。

「ほら、黙らないと誰かに聞かれるぞ」

「ンッ、ンン……アァ、声でちゃ、ウッ! お腹の中、熱いのゴリゴリってぇ!」

 芳子は、既に図書室が無人だということも気づかず、必死に抑えられない嬌声を抑え込もうとして発してしまった。脈打つペニスが、膣壁で容赦なく射精感を高めていくのが伝わるのだ。

 膨れ上がる熱量と、期待。

「私、そんな……期待しちゃって……アヒィッ~! い、イく、イく……ッ」

「イけ! エロ肉震わせて、イけッ!」

 芳子の要望に答え、鳩人はバチバチと尻の肉に腰を打ち込み射精へと向かった。

 これまでも女を抱いて慣れてきたかと思っていた。それでもなお、芳子の淫蕩な肉は男の欲望を引きずり出そうとする。サナの肉体とはまた別のアプローチで。

 若い女には難しい淫香を漂わせ、鳩人の全身を物理的にも精神的にも抱きしめる。

「出すぞ! 射精す! 受け止めろ!」

「イきます! なかに出されて、私イきますぅッ!! アヒュゥゥゥゥ~~ッ!」

 命令を受けて、芳子はついに自らの意思を決壊させた。望むとも望まざる男の性を、子宮へと受け入れて絶頂した。

 屈辱や羞恥などどこへやら。芳子は理性を忘れたイキ顔をさらして、その駄メスの肉体を打ち震わせるのだ。ドクドクと吹き出した鳩人ザーメンは膣に収まりきらず、これまで守ってきた書籍達を白紙に変えた。

「う、ウゥ……。ご、ごめん、なさい……」

 芳子の言葉は、誰に対しての謝罪なのかそれすらもわからなかった。ただただ、快楽から解放された脳がなんとか嗚咽とともに絞り出せた台詞。

 多分、既に淫獄に身を委ねてしまったであろう友人や生徒達への言葉だろう。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件

フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。 寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。 プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い? そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない! スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。

スタジオ.T
青春
 幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。  そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。    ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。

【R18】淫魔の道具〈開発される女子大生〉

ちゅー
ファンタジー
現代の都市部に潜み、淫魔は探していた。 餌食とするヒトを。 まず狙われたのは男性経験が無い清楚な女子大生だった。 淫魔は超常的な力を用い彼女らを堕落させていく…

処理中です...