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Lesson6.お願いすると聞いてくれるお姉さん
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「じゃあ、まずベッドに寝そべって。そしたら、私もちょっと失礼させて貰って」
「う、うん……。俺に馬乗りになってどうするの? その、ミニスカートの隙間から黒光りするものが除いてるんだけど」
「顔を逸してたらわからないでしょ。君がリクエストしたんだから、たっぷりチョコの香りを堪能してね」
「そんなこと言って、更にお姉さんは手を下に下ろしてどうするの? ジッパーを下ろす音がするけど、もしかして股割れするタイプのグッズですかぁ?」
「フフフッ。そぉだよぉ~。音が止まると同時に、溢れ出してくるのはどんな匂いかな? 甘い、甘いハナミズキ?」
「ムアッと香るのは汗とかお姉さんの匂いをギュッと凝縮したみたいなのに、ちょっとあれとかを混ぜたような。なんて表現すれば良いかわからないからチョコレートで良いや」
「もぉ、適当なんだからっ。それじゃあ、次は君のポッキューにたっぷりチョコを絡めようか。ほらぁ、アツアツのチョコをフォンデュして~。はぁぁ~ッ」
「あぁ……。ポッキューに、美味しそうな蜜を追い掛けして、更に魅力的になったね。さらにポッキューゲームのつもりか、近すぎて胸同士がぶつかってる」
「流石に最後まで食べて上げることはできないけどね。追いチョコの香りで君のポッキューはジャンボになっちゃってる」
「ちょっと大きくなりすぎて限界。あぁ、そうか、わかったよ。グッズのせいで双丘が抑え込まれてたから、少し違和感があったのか」
「やだぁ……。服の上からでもわかっちゃう? 朝の宅配便はこれを待ってたの。たっぷりと香りを閉じ込めたつもりだけど、物足りなかったら……」
「そういうこと。うーん、いや、十分にわかったから良いよ」
「それなら、良かったンッ。はぁ、はぁ……ハァ、ハァ~。君のポッキューが私の口の寸前で立派になって、アツアツだからちょっと変な声でちゃった」
「俺も、お姉さんの口から漏れる唾液で、ポッキューがフニャフニャになっちゃいそうッ。抑え込まれた硬いめの山々も、良い感じに俺の胸板を刺激して……クッ」
「たっぷりミルクチョコを、ウァ……出してくれるまで、柔らかくなっちゃ駄目だよン~ッ。私がペロペロって舐め取って上げるからね。さぁ、早く。早くゥゥッ……」
「ポッキューにチョコレートを絡める音色がクチャリクチャリと鼓膜を震わせる。お姉さんの囁く声が脳神経へと浸透して、口の中に甘ささえ感じさせるよッ」
「凄いよ。君の、すーごっくジャンボポッキューになってるよ! ハァァ~ッ。ッ、ッ。も、もう、無理ィッ!」
「あぁッ! で、出る! ミルクチョコ、ドロドロの熱いのがアァァッッ!」
「ふぅぅ……はぁ……ハァ。こんなにたっぷりミルクチョコ出しちゃって。でも、先に口を離した、私の負けだね……」
「勝ち負けとか良いや。とても、楽しかったよ。ありがとう、お姉さん」
「そんなことを言い合って、余韻に浸るのが心地よかったりするんだよね。いろいろと相手のことがわかれば、何をするのも楽しくなるでしょ?」
「うん。好きなものを理解しあって、一緒に楽しめるのが一番良い関係なんだろうね。だから、大の字になって天井を見上げてると、思うことがあるんだけど」
「なぁに?」
「その、もうわかってると思うけどさ。厨二な小説を書いてる今どきの、どう見ても普通の容姿の十五歳じゃんか」
「いきなり自己紹介の自分語り? それで?」
「受験を控えててもサボったりするあまり素行の良い奴じゃない。その上、気になるとこっそり観察する卑怯者だ」
「何が言いたいのかさっぱり?」
「だから、その、好きな人に思いを伝えられずにただ見ているだけな俺だけど! お姉さんが良ければ……えっと、お姉さん、好きだ!」
「へぇっ!? あ、あのののッ。君は、何を言っているのかな!?」
「ゆでダコみたいに顔を赤くするお姉さんも好きだ! ちょっとエッチなことを、お願いすれば聞いてくれるお姉さんが好きだ!」
「あ、あぁ、うぁ……。だ、抱きしめたら、あうぁッ……。思っていたより、力強くて、私おかしくなりそう!」
「良いじゃん。元からおかしいんだから、もっとおかしくなっちゃえば。それで、どうなのさ?」
「ど、どうって?」
「受け取ってくれるのか。これからも、小説の書き方を講義してくれるのか。さらには、お願いしたらいろいろな性嗜好について教えてくれるのか」
「……」
「ぐるぐると回っていた目を左右に泳がせて、一体なにを考えているのかな? 別に急かすつもりはないし、断られても今まで通りのお隣さんに戻るだけだからさ」
「……はい。君の告白を、受けます」
「そう。ありがとう。大好きだよ。お姉さんな」
そう言うと、2人は抱きしめあった。
「う、うん……。俺に馬乗りになってどうするの? その、ミニスカートの隙間から黒光りするものが除いてるんだけど」
「顔を逸してたらわからないでしょ。君がリクエストしたんだから、たっぷりチョコの香りを堪能してね」
「そんなこと言って、更にお姉さんは手を下に下ろしてどうするの? ジッパーを下ろす音がするけど、もしかして股割れするタイプのグッズですかぁ?」
「フフフッ。そぉだよぉ~。音が止まると同時に、溢れ出してくるのはどんな匂いかな? 甘い、甘いハナミズキ?」
「ムアッと香るのは汗とかお姉さんの匂いをギュッと凝縮したみたいなのに、ちょっとあれとかを混ぜたような。なんて表現すれば良いかわからないからチョコレートで良いや」
「もぉ、適当なんだからっ。それじゃあ、次は君のポッキューにたっぷりチョコを絡めようか。ほらぁ、アツアツのチョコをフォンデュして~。はぁぁ~ッ」
「あぁ……。ポッキューに、美味しそうな蜜を追い掛けして、更に魅力的になったね。さらにポッキューゲームのつもりか、近すぎて胸同士がぶつかってる」
「流石に最後まで食べて上げることはできないけどね。追いチョコの香りで君のポッキューはジャンボになっちゃってる」
「ちょっと大きくなりすぎて限界。あぁ、そうか、わかったよ。グッズのせいで双丘が抑え込まれてたから、少し違和感があったのか」
「やだぁ……。服の上からでもわかっちゃう? 朝の宅配便はこれを待ってたの。たっぷりと香りを閉じ込めたつもりだけど、物足りなかったら……」
「そういうこと。うーん、いや、十分にわかったから良いよ」
「それなら、良かったンッ。はぁ、はぁ……ハァ、ハァ~。君のポッキューが私の口の寸前で立派になって、アツアツだからちょっと変な声でちゃった」
「俺も、お姉さんの口から漏れる唾液で、ポッキューがフニャフニャになっちゃいそうッ。抑え込まれた硬いめの山々も、良い感じに俺の胸板を刺激して……クッ」
「たっぷりミルクチョコを、ウァ……出してくれるまで、柔らかくなっちゃ駄目だよン~ッ。私がペロペロって舐め取って上げるからね。さぁ、早く。早くゥゥッ……」
「ポッキューにチョコレートを絡める音色がクチャリクチャリと鼓膜を震わせる。お姉さんの囁く声が脳神経へと浸透して、口の中に甘ささえ感じさせるよッ」
「凄いよ。君の、すーごっくジャンボポッキューになってるよ! ハァァ~ッ。ッ、ッ。も、もう、無理ィッ!」
「あぁッ! で、出る! ミルクチョコ、ドロドロの熱いのがアァァッッ!」
「ふぅぅ……はぁ……ハァ。こんなにたっぷりミルクチョコ出しちゃって。でも、先に口を離した、私の負けだね……」
「勝ち負けとか良いや。とても、楽しかったよ。ありがとう、お姉さん」
「そんなことを言い合って、余韻に浸るのが心地よかったりするんだよね。いろいろと相手のことがわかれば、何をするのも楽しくなるでしょ?」
「うん。好きなものを理解しあって、一緒に楽しめるのが一番良い関係なんだろうね。だから、大の字になって天井を見上げてると、思うことがあるんだけど」
「なぁに?」
「その、もうわかってると思うけどさ。厨二な小説を書いてる今どきの、どう見ても普通の容姿の十五歳じゃんか」
「いきなり自己紹介の自分語り? それで?」
「受験を控えててもサボったりするあまり素行の良い奴じゃない。その上、気になるとこっそり観察する卑怯者だ」
「何が言いたいのかさっぱり?」
「だから、その、好きな人に思いを伝えられずにただ見ているだけな俺だけど! お姉さんが良ければ……えっと、お姉さん、好きだ!」
「へぇっ!? あ、あのののッ。君は、何を言っているのかな!?」
「ゆでダコみたいに顔を赤くするお姉さんも好きだ! ちょっとエッチなことを、お願いすれば聞いてくれるお姉さんが好きだ!」
「あ、あぁ、うぁ……。だ、抱きしめたら、あうぁッ……。思っていたより、力強くて、私おかしくなりそう!」
「良いじゃん。元からおかしいんだから、もっとおかしくなっちゃえば。それで、どうなのさ?」
「ど、どうって?」
「受け取ってくれるのか。これからも、小説の書き方を講義してくれるのか。さらには、お願いしたらいろいろな性嗜好について教えてくれるのか」
「……」
「ぐるぐると回っていた目を左右に泳がせて、一体なにを考えているのかな? 別に急かすつもりはないし、断られても今まで通りのお隣さんに戻るだけだからさ」
「……はい。君の告白を、受けます」
「そう。ありがとう。大好きだよ。お姉さんな」
そう言うと、2人は抱きしめあった。
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