光と陰がまじわる日（未完成）

第16章五つの玉繰り返す日々

繰り返す日々#7

筏の大木が徐々に少なくなり、残り二本まで減ってしまった。

「やだ！どうしましょう！もう、ほとんど崩壊してしまったわ！優君何とかして！」

城に向かう組は優と花子だけになっていた、優の必死の抵抗も無駄とになり、筏は崩れていく。

「花子さん大変！あれ！」

目の前に巨大な絶壁が現れ、筏は勢いよく落下して行く。

「わぁぁもう駄目だ…」

無常にも筏は水面に叩きつけられ、2人は意識を失うのであった。

場面は宇宙船に戻り…。

「美味いのぅなんだいこれは？」

震えるジジイに宇宙船に残る組は、スープを振る舞っていた。

「これかい？これは地球と言う星の小さな島国の料理でミソスープって言うんだ、私も始めて飲んだ時は、びっくりしたよあはは…」

花子に教わった味噌汁を、みんなで飲む宇宙船に残る組は、ジジイに疑問を問いかける。

「そんな事よりジジイよ、私達に何か用があるのか？」

そう言うとジジイはまた震え始め、何も語ってくれなかったそうな…続く