光と陰がまじわる日（未完成）

第16章五つの玉繰り返す日々

繰り返す日々#3

宇宙船は地下へと降り立ち、辺りは静けさに溢れている。

しばらくその場にとどまっていると、遠くの方からバサッバサッと音を放ちながら、何やら飛んで来るではありませんか。

「なんか向こうの方から鳥みたいのが、迫って来てるよ！」

その鳥は地球の鳥とは違い凄く大きく、風圧で飛ばされそうになる。

「デッカ！何て大きさなのこの鳥、それに口に何か咥えてるわよ、何かしら？」

手紙らしき物を地面に落とし巨大な鳥は、何処かに飛んで行ってしまう。

「なんだろう？この手紙、花子さん読んでみて！」

優は地面に落ちた手紙を拾い花子に手渡した、花子は蝋で封している部分をゆっくり剥がすと、険しい顔で読み始める、その手紙にはこう書かれていた。

「地球人の諸君、我が星へよくぞ参られた、御主らが来ることは流星群の星の長老に聞いてある、手紙には、地図を記しているので迷わず来れるだろう、我が城で御主らを待っている、来てくれ」って

手紙をゆっくりと畳み花子は少し間を開けて、皆に手紙の内容を伝えるのであった…続く