光と陰がまじわる日（未完成）

第16章五つの玉流星群が降り注ぐ星

流星群が降り注ぐ星#35

次の朝、長老の大声で目が覚めた。

「誰じゃー！わしの、わしのちゃんミミ人形をこんなにしたのは！許せん許せんぞ！」

長老が大事にしているちゃんミミ人形が無残な姿になっていて、顔を真っ赤にして怒る長老は、怒りの矛先を何処に向けていいか分からず混乱している。

「これがないとわしはぐっすり寝れないのじゃ、ちゃんミミよ今までありがとう、御主と過ごした日々は忘れないぞよ…」

長老は、穴を掘りズタボロになった人形を埋めると、こちらを振り向きこう言ったそうな。

「新しい人形、ちゃんウサがあるのじゃ」って

ちゃんウサはとても可愛いく、そのリアルな造りは惚れ惚れする程だった。

「落ち込んでる場合じゃない、先を急ぐぞよ！」

ちゃんウサをポーチに仕舞うと、長老はそそくさと歩き出し、その後を優達一同は何も言わずに付いて行ったそうな…続く