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第16章五つの玉流星群が降り注ぐ星

流星群が降り注ぐ星#20

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体操は数時間に及んで続き、日本のラジオ体操と違いアクロバティックな動きが沢山入っていて、地球人にはとても真似が出来ない動きだ。

「ジャン!ジャン!ジャーン!」

長い長い体操がようやく終わり、村中の人々は疲れを一切見せず日常に戻って行く。

「あはは!凄い体操だったね、あれ毎日やってるのかな?凄いや」

家の窓から優と花子が顔だし、ラジオ体操をずっと見ていた。

「御主ら見とらんで参加せい!明日から御主らもやってもらうぞ!あの体操が完璧にこなせるようになる頃にはカンカンをも倒せるまでには行くだろう…」

しばらく家で待っていると、何やら良い匂いがしてきて、部屋に料理が運ばれて来た。

「わぁ美味しいそう、これ全部食べて良いの?」

「はい!長老様には話を聞いております!貴方達は私達セムライ族の憧れ、お口に合うか分かりませんが、どうぞお召し上がりくださいませ」

一同はとてもお腹が空いており、物凄い勢いで食べ始めた。

「うっま!何だか力が湧いてくるようだ!不思議な料理だな」

食後のセムライ茶を飲み干すと、気合いを入れて立ち上がり、優を中心に丸く集まって決意を述べ始めた。

「私達は地球を救うべく、ここセムライ族の村で修行する事になった!私達はもっと強くならなくてはならない、弱音を吐くのは今日でやめよう!皆んな頑張るぞー!」

「おぉー!」

皆の絆が一段と高まり気合いが満ちた、一同は長老が待つ広場に歩みを進めるのであった…続く
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