光と陰がまじわる日（未完成）

第15章異星人交流

異星人交流#10

歓迎会の準備は進み、村は賑やかになって来た。

「わぁ鮮やかなやなぁ、だけど皆んな僕達の事、歓迎してるのかしら？」

疑う一同をグルビタ星人は、作られた笑顔で会場まで案内してくれた。

「準備が出来ましたのでこちらに来てくださいデン」

会場は、中央に四角いステージが用意されており、其処ではグルビタ星人が特殊な楽器を奏でていて、目が回る程の奇妙な音色が広がっている。

「皆んなー！地球人が参ったでーん！」

一斉に此方を振り向くと、一瞬静かになり、誰かに操られてるかのように賑やかになり、変な空気になったそうな。

「え？無理しなくてもいいんですよ！私達はすぐ出て行きますから」

「なーに言ってるデン、皆んな貴方達を歓迎したいデン、さぁさぁ其処に座って、グルビタ料理食べてくだちゃい」

グルビタ料理は、とてもシンプルで何かの丸焼きやヘンテコな色のスープ、どんぶりいっぱいの蠢く物が食べ切れない程、並べられている。

「花子さんほら、これ食べて」

優がどんぶりいっぱいの奴を差し出すと、花子はそれを手に持ち優の口に押し込んだ。

「もぁぁぁ！モグモグ…美味しい！」

見た目はグロティスクだが味はとても良く、皆んな夢中になって食べたそうな…続く