上 下
110 / 341
第14章侵入者

侵入者#4

しおりを挟む
扉が後少しで壊れようとしていた、皆諦めの雰囲気が流れていた時、優が起死回生の一言を言うのであった。

「起死回生の一言を言わなちゃ、えーと、えーと…」

気の利かない優は、黙りを決め作者を困らせるのであった。

「五月蝿い!お前が上手い具合に考えろ!」

「優君、誰に向かって喋ってるの?」

そうこうしてる内にモンスターが扉をぶち壊し部屋に入って来た。

「わあ!入って来た!何だこのモンスターは…」

目の前に居たのは、私達と似た人間だった、だが少し違うのは四足歩行で、腕が4本生えている事だ。

「え?人間じゃない!何で私達を襲うの?」

花子が話しかけると、モンスターはギロッと此方を向き、語り始めた。

モンスター「お腹空いてん、だから人間襲うねん、ごめんなぁ」

何故かエセ関西弁で喋るモンスターは、近くに居た人間を物凄い速さで捕まえて食べ始めた。

「わ!辞めて!人間食べるの!」

「何で食べちゃあかんねん、あんちゃんらも豚や牛食べるやろ?それと一緒や、すまんなぁ」

何故か説得力がある言葉に2人は何も言えず、只今食事を見守る事しか出来なかった。

「ほなおおきに、またお腹空いたら食べに来るから大人しくしてなはいねぇ」

骨を袋に仕舞い、満面の笑みでシェルターを出て行ったモンスターは、瞬間移動するかのように何処かに行ってしまったそうな…続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件

フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。 寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。 プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い? そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない! スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。

処理中です...