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第12章宇宙へ

宇宙へ#20

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扉が開く音「ゴゴォォ!」

扉の向こうは、巨大なロケットと火星へと向かう人達で、溢れかえっていた。

「さぁ急いで、皆んな貴方達の帰りを待っていたのよ!」

「ちょっと待って、あそこの屋台に少し寄りたいんだ」

優は、複数の屋台を見て走り出した。

「優君、そんな事してるば…」

「良いのよ!好きにさせてあげなさい」

「わぁ色んな物があるなぁ、なんだこれスコッティ人形だってアハハ」

無邪気な優は、眼をキラキラさせて屋台を巡っていた。

「ふぅ、花子さん見てスコッティ焼き買ってきたよ!一緒に食べよ!」

2人はムシャムシャとスコッティ焼きを食べていると、何やら周りが騒がしくなって来たそうな…続く
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