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第三章 明巴
1 内輪で合コンしてみた
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暦の上ではとっくに秋風が吹いているのに、ここは真夏のような暑さだった。
避暑地にも挙げられるような涼しい故郷から戻った俺には、なおのこと暑さが体に応えた。
予備校の授業は、暦の方に従って、早くも受験突入の構えで弾みがついていた。
お盆明け最初の模試では、帰省中ショックを受けた出来事があったのと、何よりも暑さ疲れのせいで調子がでなかった。
周囲は盆も関係なく必死に勉強しているのだ。結果は即座に反映された。入校以来初めて成績が下がってしまったのである。
1点の差で、順位は劇的に変わる。例えば100点満点中95点を取った人間は全国で何千といて、同じ順位として記録されるのだから、94点を取った人間の順位はその分下がることになる。
俺がほっとしたことには、エイミの成績はもっと下がっていた。真面目に勉強している証として、成績表を母に送ることになっている。何故かエイミの分も添えて。比較対象として使うらしい。
お目付けよりも成績が下がったら、母は不機嫌になる、という想像が、俺にもつくようになっていた。
「珍しゅう下がったな。夏休み遊び惚けたからだわ。こっちに残りゃあよかったのに。滑り止め考えた?」
フタケが成績一覧を勝手に覗き込む。仕返しに見た彼の成績は、前回とさして変わらない。
「お前だって、遊んでいたんだろう」
「まあ、な」
言い返すと、フタケはにやにや笑って受け流した。余裕のある態度だ。俺は悔しさを感じた。遊ぼうが勉強しようが、入試は結果が全てである。
アパートに戻ると、珍しくエイミから電話がかかってきた。
「こちらへ戻られて、夏バテされておられるのではありませんか。きちんと食事を摂っておられますか」
直接成績に触れないところが小憎らしい。もし成績を持ち出されたら、エイミの順位も下がったことを言い返せるのに、隙のないことである。
「確かにこっちの方が暑いけど、ちゃんと食べているよ」
「では、今夜の夕飯は何になさるご予定ですか」
いい加減な返事を見透かされたようで、俺は返答に詰まった。
「ええと、牛乳とじゃがいもを使った料理を作る予定だ」
「さようでございますか」
電話の向こうから聞こえる声が、冷たく変化した。
「ポテトチップスとアイスクリームだけでは体が保ちませんよ。お母様に相談して手料理でも送っていただきましょうか」
「いや、それはだめだ。家に連絡しなくていい」
俺は慌てた。これから農繁期を迎えるのに、問題があると思われたら、母は上京するよりも連れ戻す方を選ぶに決まっていた。これまでの苦労が水の泡だ。
それにしても、店で買った物まで知っているとは、エイミはどういう視力をしているのだろうか。眼鏡に特殊な加工でもしてあるのだろうか。まさか冷蔵庫の中を覗いたのではあるまいな。
「では、余計なお世話かと存じますが、暑さが和らぐまでの間、平日の夕食をお作りいたしましょうか」
「わかった。うちの台所使っていいよ。米もあるし」
「私のところにもございます」
「そうだった。じゃあ、持って来てもらうのも面倒だから、食べに行くよ。あと、うちの米を分けて持っていくから使ってくれ」
「ありがとうございます」
ようやく普通の声音に戻ったエイミからの電話を終える。何となく面白くない。
栄養バランスの取れた食事を作ってもらえるのだ。
毎日、アイスクリームとスナック菓子にジュースで腹を満たすより、よほど健康的だ。
これまで何度かエイミの料理を食べる機会があった。悔しいが、どれもまずまず美味しかった。結局のところ、俺がお目付けに手なづけられているような気がして、不本意なのだ。
海辺で美人局というよりも昏睡強盗に遭って以来、さすがに懲りたのか、しばらく音沙汰のなかったフタケから、遊びに誘われたのは、試験結果の出た週末のことであった。つまりは一向に懲りていない。
「俺、勉強に専念するよ。成績落ちたの知っているだろう」
真面目に断った俺の肩を、フタケは大仰に叩いて笑った。
「どうせ24時間勉強は続かん。人間の集中力は長う見積もっても2時間が限度だ。だらだら机に向かっとってもちっとも頭には残らんぜ。それより、遊ぶときには遊んで、きっちり勉強した方が効率ええって」
「そりゃそうだけど」
フタケは叩いた肩を抱き寄せ、俺の耳に口を寄せた。
「俺、ここの先生と付き合っとるんだ。今回はその紹介。身元は確かだろ」
俺は目を丸くした。声もでなかった。
そこへコトリがやってきた。彼は今回の模試で成績が上がり、何かの教科では満点を取って1位だった。当然俺の成績を追い抜いている。
「ふーた、今度はどんな人が来るの? 僕楽しみだなあ」
「俺も行くよ」
成績のよいコトリが行くのなら、俺も参加してよい道理だった。
ここで自分は遊ばず勉強すれば、成績を取り戻せるかもしれない、と思うのは卑怯な考えだ。
それより、フタケと付き合う講師の顔が見たかった。フタケは確かに女受けする顔で体つきもいいが、何といっても未成年の浪人生である。
俺の通う予備校の講師は男女比が6:4ぐらいで女性講師も少なくない。
知る限り、フタケと釣り合うような若い講師は見当たらなかった。大学院生の相手も務められる彼のことだから、守備範囲が相当広い、ということも考えられた。
今回の集合場所は、フタケの家である。
この辺りの人はなかなか家に招待したがらない、と聞いたことがある。実際、これが初めての招待であった。
いくつもビルを持つ家だけあって、マンションの最上階を占めていた。ちょっとした屋上庭園までついている。
「ちょうど両親が泊まりがけでいにゃあんだわ。外へ遊びに行って、他の教え子と顔を合わせたら、まずいだろう」
そんな風に気を遣うところから、予備校講師と交際しているというのは、口からでまかせでもないらしい。
先に到着した俺たちは、途中買い込んだお菓子やジュースを並べ、女性陣を待った。
フタケはどこからか酒壜を出してきた。
「たくさんあるから、1本ぐらいなくなっても大丈夫。親にはばれない」
チャイムが鳴った。ドアを開けに立ったフタケの後を、俺とコトリはぞろぞろついていった。
「奥で待っていろって言ったのに」
文句を言いながらも、3人共、既に玄関にいる。フタケは、鍵を開けた。
「はあい」
「こんばんわ」
「お邪魔します」
俺は顎が外れるかと思った。横目でコトリを窺うと、彼も口をあんぐりと開け、目を剥いていた。俺は意識して口を引き結んだ。
颯爽と現れたのは、予備校一の美人講師神谷由香子であった。
年齢は20代半ばと噂されるが、20歳ぐらいにしか見えない。
その外見から予備校の名物講師に数えられ、テレビCMや新聞広告で講師を紹介するときには、必ず登場していた。
担当教科は英語である。アメリカに留学経験があるとかで、発音も本場仕込みである。
つけられたあだ名が『自由の女神』である。
灰色の浪人生活から解放する女神、という意味もあるらしいが、あだ名としては長い。普段は単に女神と呼ばれている。
まさか自由の女神が教え子と付き合うとは。
無意識にリストから外していた。
もの馴れた態度で親しげにフタケと話す様子からは、教え子と教師の緊張感は欠片もなく、ただの恋人同士にしか見えなかった。
由香子が連れて来たのは、同じく化学講師の梶尾明巴と、事務室にいる川相雪であった。
明巴はその態度から、由香子の後輩に当たるらしいのだが、外見は由香子より年上に見えた。
老けているのではなく、年相応に見えるだけで、由香子が若すぎるのである。
由香子がフタケと並んでも、同じ年にしか見えない。
俺は明巴の授業を受けている。真面目かつ緻密な授業をする講師だった。予習と復習なしには安心して授業を受けられない。
厳しいが、当然ながら化学の試験に関しては抜群の実績があった。
あとは彼女の授業についていけるかどうかの問題である。
途中で脱落すると、その衝撃で、他の教科まで成績が下がるという噂もあった。
それゆえか、明巴の授業は受講競争率が低い。あだ名もなかった。
いつもは色気のないスーツに身を包み、髪型も地味にまとめている。
今日は合コンと聞いて気合いを入れてきたのだろう、まるで正反対の格好だった。
明るい色柄のお嬢様風ワンピースを着て、髪の毛を縦巻きに長く伸ばしていた。
ぱっと見、誰か分からなかったほどの変貌ぶりである。今は普段よりもよほど若く見えて、意外にも可愛らしくさえある。
川相雪については、俺は知るところが少なかった。
予備校には事務室がある。
受講料の支払い手続きや、講座の案内、大学の受験情報などを知るために予備校生が立ち寄る場所だ。
若くて可愛い娘がいる、という噂を聞いてはいたものの、用もないのに行く場所でもなく、用があればその事で頭がいっぱいで気が回らず、そこに働く職員まで観察したことがなかった。
それに、いつも窓口に座っていれば気付けても、話を聞くと、奥の目立たない場所に座って仕事をする人物ということで、今日初めてつくづく顔を眺める次第である。
雪はほっそりとして、見るからに奥手で優しげな印象であるのに、低めの声で大げさに喋るところは、まるっきりおばさんだった。
不思議な雰囲気の人である。3人の中では、1番若いということであった。
避暑地にも挙げられるような涼しい故郷から戻った俺には、なおのこと暑さが体に応えた。
予備校の授業は、暦の方に従って、早くも受験突入の構えで弾みがついていた。
お盆明け最初の模試では、帰省中ショックを受けた出来事があったのと、何よりも暑さ疲れのせいで調子がでなかった。
周囲は盆も関係なく必死に勉強しているのだ。結果は即座に反映された。入校以来初めて成績が下がってしまったのである。
1点の差で、順位は劇的に変わる。例えば100点満点中95点を取った人間は全国で何千といて、同じ順位として記録されるのだから、94点を取った人間の順位はその分下がることになる。
俺がほっとしたことには、エイミの成績はもっと下がっていた。真面目に勉強している証として、成績表を母に送ることになっている。何故かエイミの分も添えて。比較対象として使うらしい。
お目付けよりも成績が下がったら、母は不機嫌になる、という想像が、俺にもつくようになっていた。
「珍しゅう下がったな。夏休み遊び惚けたからだわ。こっちに残りゃあよかったのに。滑り止め考えた?」
フタケが成績一覧を勝手に覗き込む。仕返しに見た彼の成績は、前回とさして変わらない。
「お前だって、遊んでいたんだろう」
「まあ、な」
言い返すと、フタケはにやにや笑って受け流した。余裕のある態度だ。俺は悔しさを感じた。遊ぼうが勉強しようが、入試は結果が全てである。
アパートに戻ると、珍しくエイミから電話がかかってきた。
「こちらへ戻られて、夏バテされておられるのではありませんか。きちんと食事を摂っておられますか」
直接成績に触れないところが小憎らしい。もし成績を持ち出されたら、エイミの順位も下がったことを言い返せるのに、隙のないことである。
「確かにこっちの方が暑いけど、ちゃんと食べているよ」
「では、今夜の夕飯は何になさるご予定ですか」
いい加減な返事を見透かされたようで、俺は返答に詰まった。
「ええと、牛乳とじゃがいもを使った料理を作る予定だ」
「さようでございますか」
電話の向こうから聞こえる声が、冷たく変化した。
「ポテトチップスとアイスクリームだけでは体が保ちませんよ。お母様に相談して手料理でも送っていただきましょうか」
「いや、それはだめだ。家に連絡しなくていい」
俺は慌てた。これから農繁期を迎えるのに、問題があると思われたら、母は上京するよりも連れ戻す方を選ぶに決まっていた。これまでの苦労が水の泡だ。
それにしても、店で買った物まで知っているとは、エイミはどういう視力をしているのだろうか。眼鏡に特殊な加工でもしてあるのだろうか。まさか冷蔵庫の中を覗いたのではあるまいな。
「では、余計なお世話かと存じますが、暑さが和らぐまでの間、平日の夕食をお作りいたしましょうか」
「わかった。うちの台所使っていいよ。米もあるし」
「私のところにもございます」
「そうだった。じゃあ、持って来てもらうのも面倒だから、食べに行くよ。あと、うちの米を分けて持っていくから使ってくれ」
「ありがとうございます」
ようやく普通の声音に戻ったエイミからの電話を終える。何となく面白くない。
栄養バランスの取れた食事を作ってもらえるのだ。
毎日、アイスクリームとスナック菓子にジュースで腹を満たすより、よほど健康的だ。
これまで何度かエイミの料理を食べる機会があった。悔しいが、どれもまずまず美味しかった。結局のところ、俺がお目付けに手なづけられているような気がして、不本意なのだ。
海辺で美人局というよりも昏睡強盗に遭って以来、さすがに懲りたのか、しばらく音沙汰のなかったフタケから、遊びに誘われたのは、試験結果の出た週末のことであった。つまりは一向に懲りていない。
「俺、勉強に専念するよ。成績落ちたの知っているだろう」
真面目に断った俺の肩を、フタケは大仰に叩いて笑った。
「どうせ24時間勉強は続かん。人間の集中力は長う見積もっても2時間が限度だ。だらだら机に向かっとってもちっとも頭には残らんぜ。それより、遊ぶときには遊んで、きっちり勉強した方が効率ええって」
「そりゃそうだけど」
フタケは叩いた肩を抱き寄せ、俺の耳に口を寄せた。
「俺、ここの先生と付き合っとるんだ。今回はその紹介。身元は確かだろ」
俺は目を丸くした。声もでなかった。
そこへコトリがやってきた。彼は今回の模試で成績が上がり、何かの教科では満点を取って1位だった。当然俺の成績を追い抜いている。
「ふーた、今度はどんな人が来るの? 僕楽しみだなあ」
「俺も行くよ」
成績のよいコトリが行くのなら、俺も参加してよい道理だった。
ここで自分は遊ばず勉強すれば、成績を取り戻せるかもしれない、と思うのは卑怯な考えだ。
それより、フタケと付き合う講師の顔が見たかった。フタケは確かに女受けする顔で体つきもいいが、何といっても未成年の浪人生である。
俺の通う予備校の講師は男女比が6:4ぐらいで女性講師も少なくない。
知る限り、フタケと釣り合うような若い講師は見当たらなかった。大学院生の相手も務められる彼のことだから、守備範囲が相当広い、ということも考えられた。
今回の集合場所は、フタケの家である。
この辺りの人はなかなか家に招待したがらない、と聞いたことがある。実際、これが初めての招待であった。
いくつもビルを持つ家だけあって、マンションの最上階を占めていた。ちょっとした屋上庭園までついている。
「ちょうど両親が泊まりがけでいにゃあんだわ。外へ遊びに行って、他の教え子と顔を合わせたら、まずいだろう」
そんな風に気を遣うところから、予備校講師と交際しているというのは、口からでまかせでもないらしい。
先に到着した俺たちは、途中買い込んだお菓子やジュースを並べ、女性陣を待った。
フタケはどこからか酒壜を出してきた。
「たくさんあるから、1本ぐらいなくなっても大丈夫。親にはばれない」
チャイムが鳴った。ドアを開けに立ったフタケの後を、俺とコトリはぞろぞろついていった。
「奥で待っていろって言ったのに」
文句を言いながらも、3人共、既に玄関にいる。フタケは、鍵を開けた。
「はあい」
「こんばんわ」
「お邪魔します」
俺は顎が外れるかと思った。横目でコトリを窺うと、彼も口をあんぐりと開け、目を剥いていた。俺は意識して口を引き結んだ。
颯爽と現れたのは、予備校一の美人講師神谷由香子であった。
年齢は20代半ばと噂されるが、20歳ぐらいにしか見えない。
その外見から予備校の名物講師に数えられ、テレビCMや新聞広告で講師を紹介するときには、必ず登場していた。
担当教科は英語である。アメリカに留学経験があるとかで、発音も本場仕込みである。
つけられたあだ名が『自由の女神』である。
灰色の浪人生活から解放する女神、という意味もあるらしいが、あだ名としては長い。普段は単に女神と呼ばれている。
まさか自由の女神が教え子と付き合うとは。
無意識にリストから外していた。
もの馴れた態度で親しげにフタケと話す様子からは、教え子と教師の緊張感は欠片もなく、ただの恋人同士にしか見えなかった。
由香子が連れて来たのは、同じく化学講師の梶尾明巴と、事務室にいる川相雪であった。
明巴はその態度から、由香子の後輩に当たるらしいのだが、外見は由香子より年上に見えた。
老けているのではなく、年相応に見えるだけで、由香子が若すぎるのである。
由香子がフタケと並んでも、同じ年にしか見えない。
俺は明巴の授業を受けている。真面目かつ緻密な授業をする講師だった。予習と復習なしには安心して授業を受けられない。
厳しいが、当然ながら化学の試験に関しては抜群の実績があった。
あとは彼女の授業についていけるかどうかの問題である。
途中で脱落すると、その衝撃で、他の教科まで成績が下がるという噂もあった。
それゆえか、明巴の授業は受講競争率が低い。あだ名もなかった。
いつもは色気のないスーツに身を包み、髪型も地味にまとめている。
今日は合コンと聞いて気合いを入れてきたのだろう、まるで正反対の格好だった。
明るい色柄のお嬢様風ワンピースを着て、髪の毛を縦巻きに長く伸ばしていた。
ぱっと見、誰か分からなかったほどの変貌ぶりである。今は普段よりもよほど若く見えて、意外にも可愛らしくさえある。
川相雪については、俺は知るところが少なかった。
予備校には事務室がある。
受講料の支払い手続きや、講座の案内、大学の受験情報などを知るために予備校生が立ち寄る場所だ。
若くて可愛い娘がいる、という噂を聞いてはいたものの、用もないのに行く場所でもなく、用があればその事で頭がいっぱいで気が回らず、そこに働く職員まで観察したことがなかった。
それに、いつも窓口に座っていれば気付けても、話を聞くと、奥の目立たない場所に座って仕事をする人物ということで、今日初めてつくづく顔を眺める次第である。
雪はほっそりとして、見るからに奥手で優しげな印象であるのに、低めの声で大げさに喋るところは、まるっきりおばさんだった。
不思議な雰囲気の人である。3人の中では、1番若いということであった。
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