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一度目の人生
6 影の侵食
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こうして無事に葬儀が終わり、弁護士がやってきた。
遺言状の開封である。
ウィリアムと私、ジェイムズの他に、パスチャー伯爵夫妻も立ち会った。執事のロレンスが室内に控えているのは当然として、何故か事故調査を担当した警備隊の騎士たちもいた。
「私が預かる遺言書を開披する前に、騎士様に確認したい事がございます」
弁護士の言葉に、その場が緊張を孕む。
「バウンティランド伯爵夫妻は、遺言書の変更を求めて、私と面会する予定でした。事故現場に、それらしい書類、あるいは一見関係なさそうなメモの類でも、落ちているか、ご夫妻がお持ちではなかったでしょうか?」
私の心臓が跳ね上がった。
「いいえ。救護の際も、検証の際も、ご両人様を始めとして周辺まで当たりましたが、そのような物品の発見は、報告されておりません」
「紙片程度の物でしたら、血‥‥汚れの程度によっては、野犬などが誤って呑み込んだ可能性もあります」
騎士たちは、ハキハキと回答した。予め、質問を想定していたようだった。
血まみれとなったメモを、野犬が食いちぎる様を想像し、私は気分が悪くなった。この場で倒れる訳には、いかない。必死で堪えた。
「そうですか。では」
「こちらかも質問があります。バウンティランド伯爵夫妻が、遺言書の変更を希望していたという話は、初耳です。どのような変更か、レンデル氏はご存知ですか?」
騎士の問いに、弁護士が、急に落ち着かない様子になった。
「それは、何とも‥‥。急なお話でしたので、ご夫妻にとっては重大な変更だったのだろう、としか申し上げようがございません」
ふとウィリアムを見ると、いつもの冷たい表情で、弁護士に顔を向けていた。体の脇に隠されたように置かれた手の指が、苛立たしげに脚を叩く。
彼は、危うく命拾いしたのだ。
義父母は恐らく、財産分与について、大きな変更を施すつもりだったに違いない。
あの兄弟喧嘩の後で、ウィリアムが夫妻から叱責を受けたらしいことは、葬儀までの間に何となく聞き及んでいた。
面白くない事があった時、いつものようにメリンダの元へ逃げた間に、次期伯爵の権利まで失っていたかも知れなかった。
それを、偶然の事故で、なかった事に出来たのである。
両親と財産を天秤にかけるような真似をするとは、神もなかなかに意地悪い。
騎士たちは、それ以上追求しなかったので、弁護士は彼の仕事に戻った。
ウィリアムはバウンティランド伯爵を継承し、その財産のほとんどをも受け継いだ。
双子の弟であるジェイムズには、ウィリアムの財産から一時金又は年金の形で、一定の金額が支払われるよう定められた。
ロレンスほか、長年勤務した使用人には、それぞれ相応の退職金が用意され、希望すれば、いつでも退職時に弁護士から支払われる事になった。
私は夫人の持つ個人財産の一部と、宝石類を受け取った。なお、それらはバウンティランド伯爵夫人としてある間だけ、所有が許されるとされた。
最後まで優しい義父母だった。彼らの存在は、ウィリアムにとっても大きかった事を、私はすぐに知る事になる。
バウンティランド伯爵となったウィリアムが最初にやった事は、古株の使用人を全て解雇または退職させる事だった。
代わりに雇い入れたのは、以前の水準には到底及ばない者たちばかりであった。
彼らがまた、上の立場につけられたものだから、中堅の使用人が辞めていく、という悪循環が生じ、バウンティランド家の家政は、たちまち混乱した。
その穴埋めをするのは、私だった。
ウィリアムは、喪が明けないうちから、メリンダを屋敷へ引き入れたのである。
新たに雇い入れた使用人は、ウィリアムというよりも、彼女の伝手で集められた。従って、彼らの主人は私ではなく、メリンダという理屈になるようだった。
平民で酒場の給仕程度の職歴しかないメリンダに、伯爵家の仕事を任せられる人材を仕入れる能力がある筈もなく、新人は言葉遣いや立ち居振る舞いから教えなければならない者ばかりであった。
メリンダは、最初から女主人の体で、屋敷へ乗り込んできた。代々積み重ねてきた歴史ある伯爵家の威光など、自らを輝かせる後光程度にしか考えていなかった。
平民でありながら、貴族に気後れしないという意味では、彼女は肝の座った人物であった。
しかし、物を知らぬが故に、図々しく振る舞える側面はあっただろう。
初めは伯爵夫人である私に遠慮していた彼らも、メリンダの堂々たる振る舞いに感化され、次第に私を使用人のように扱うようになっていった。
まずもって、屋敷の主人であるウィリアムが、私を下女のように扱うのが、問題であった。
彼が、メリンダを妻のように持ち上げる。メリンダも遠慮などしない。既成事実が積み上がって行く。
私は妻として、ウィリアムと話し合いを持とうと、努力はした。
そもそも彼は、私の視界に姿を現さなかった。彼の意を受けたと思われるメリンダが私に指示を伝え、私の伝言は一向伝わらない。
偶に顔を合わせれば、罵詈雑言、時には叩かれたり蹴られたりもする。
彼はとうとう、私に子供を産ませることを諦めたようだった。メリンダの嫉妬に屈したのかも知れない。
この頃になると、私は自室から追いやられ、使用人にも使わせないような屋根裏部屋を当てがわれていた。
この上、ウィリアムの身勝手な性欲に付き合わされるのは、苦痛の上塗りでしかない。夫との交渉がなくなったことには、安堵の気持ちが大きかった。
もはや私に、バウンティランド家の後継を産む意思もなかった。前伯爵夫妻から受けた恩を返せないことには、忸怩たる思いがあるものの、自分からウィリアムに迫ると考えただけで、怖気を振るってしまうのだ。
その他の用に関しても、私には彼を探したり、待ち伏せたりする時間も与えられなかった。
彼らは人の上に立ちながら、責任を果たさず、余計な仕事を増やしてばかりいた。
私は彼らの尻拭いも引き受けつつ、屋敷の管理維持に回らなければならなかった。
遺言状の開封である。
ウィリアムと私、ジェイムズの他に、パスチャー伯爵夫妻も立ち会った。執事のロレンスが室内に控えているのは当然として、何故か事故調査を担当した警備隊の騎士たちもいた。
「私が預かる遺言書を開披する前に、騎士様に確認したい事がございます」
弁護士の言葉に、その場が緊張を孕む。
「バウンティランド伯爵夫妻は、遺言書の変更を求めて、私と面会する予定でした。事故現場に、それらしい書類、あるいは一見関係なさそうなメモの類でも、落ちているか、ご夫妻がお持ちではなかったでしょうか?」
私の心臓が跳ね上がった。
「いいえ。救護の際も、検証の際も、ご両人様を始めとして周辺まで当たりましたが、そのような物品の発見は、報告されておりません」
「紙片程度の物でしたら、血‥‥汚れの程度によっては、野犬などが誤って呑み込んだ可能性もあります」
騎士たちは、ハキハキと回答した。予め、質問を想定していたようだった。
血まみれとなったメモを、野犬が食いちぎる様を想像し、私は気分が悪くなった。この場で倒れる訳には、いかない。必死で堪えた。
「そうですか。では」
「こちらかも質問があります。バウンティランド伯爵夫妻が、遺言書の変更を希望していたという話は、初耳です。どのような変更か、レンデル氏はご存知ですか?」
騎士の問いに、弁護士が、急に落ち着かない様子になった。
「それは、何とも‥‥。急なお話でしたので、ご夫妻にとっては重大な変更だったのだろう、としか申し上げようがございません」
ふとウィリアムを見ると、いつもの冷たい表情で、弁護士に顔を向けていた。体の脇に隠されたように置かれた手の指が、苛立たしげに脚を叩く。
彼は、危うく命拾いしたのだ。
義父母は恐らく、財産分与について、大きな変更を施すつもりだったに違いない。
あの兄弟喧嘩の後で、ウィリアムが夫妻から叱責を受けたらしいことは、葬儀までの間に何となく聞き及んでいた。
面白くない事があった時、いつものようにメリンダの元へ逃げた間に、次期伯爵の権利まで失っていたかも知れなかった。
それを、偶然の事故で、なかった事に出来たのである。
両親と財産を天秤にかけるような真似をするとは、神もなかなかに意地悪い。
騎士たちは、それ以上追求しなかったので、弁護士は彼の仕事に戻った。
ウィリアムはバウンティランド伯爵を継承し、その財産のほとんどをも受け継いだ。
双子の弟であるジェイムズには、ウィリアムの財産から一時金又は年金の形で、一定の金額が支払われるよう定められた。
ロレンスほか、長年勤務した使用人には、それぞれ相応の退職金が用意され、希望すれば、いつでも退職時に弁護士から支払われる事になった。
私は夫人の持つ個人財産の一部と、宝石類を受け取った。なお、それらはバウンティランド伯爵夫人としてある間だけ、所有が許されるとされた。
最後まで優しい義父母だった。彼らの存在は、ウィリアムにとっても大きかった事を、私はすぐに知る事になる。
バウンティランド伯爵となったウィリアムが最初にやった事は、古株の使用人を全て解雇または退職させる事だった。
代わりに雇い入れたのは、以前の水準には到底及ばない者たちばかりであった。
彼らがまた、上の立場につけられたものだから、中堅の使用人が辞めていく、という悪循環が生じ、バウンティランド家の家政は、たちまち混乱した。
その穴埋めをするのは、私だった。
ウィリアムは、喪が明けないうちから、メリンダを屋敷へ引き入れたのである。
新たに雇い入れた使用人は、ウィリアムというよりも、彼女の伝手で集められた。従って、彼らの主人は私ではなく、メリンダという理屈になるようだった。
平民で酒場の給仕程度の職歴しかないメリンダに、伯爵家の仕事を任せられる人材を仕入れる能力がある筈もなく、新人は言葉遣いや立ち居振る舞いから教えなければならない者ばかりであった。
メリンダは、最初から女主人の体で、屋敷へ乗り込んできた。代々積み重ねてきた歴史ある伯爵家の威光など、自らを輝かせる後光程度にしか考えていなかった。
平民でありながら、貴族に気後れしないという意味では、彼女は肝の座った人物であった。
しかし、物を知らぬが故に、図々しく振る舞える側面はあっただろう。
初めは伯爵夫人である私に遠慮していた彼らも、メリンダの堂々たる振る舞いに感化され、次第に私を使用人のように扱うようになっていった。
まずもって、屋敷の主人であるウィリアムが、私を下女のように扱うのが、問題であった。
彼が、メリンダを妻のように持ち上げる。メリンダも遠慮などしない。既成事実が積み上がって行く。
私は妻として、ウィリアムと話し合いを持とうと、努力はした。
そもそも彼は、私の視界に姿を現さなかった。彼の意を受けたと思われるメリンダが私に指示を伝え、私の伝言は一向伝わらない。
偶に顔を合わせれば、罵詈雑言、時には叩かれたり蹴られたりもする。
彼はとうとう、私に子供を産ませることを諦めたようだった。メリンダの嫉妬に屈したのかも知れない。
この頃になると、私は自室から追いやられ、使用人にも使わせないような屋根裏部屋を当てがわれていた。
この上、ウィリアムの身勝手な性欲に付き合わされるのは、苦痛の上塗りでしかない。夫との交渉がなくなったことには、安堵の気持ちが大きかった。
もはや私に、バウンティランド家の後継を産む意思もなかった。前伯爵夫妻から受けた恩を返せないことには、忸怩たる思いがあるものの、自分からウィリアムに迫ると考えただけで、怖気を振るってしまうのだ。
その他の用に関しても、私には彼を探したり、待ち伏せたりする時間も与えられなかった。
彼らは人の上に立ちながら、責任を果たさず、余計な仕事を増やしてばかりいた。
私は彼らの尻拭いも引き受けつつ、屋敷の管理維持に回らなければならなかった。
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