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25 ラースの☆

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「それやめてよ」
さっきからラースに乳首を痛いほど転がらせている。
なんか気持ち良くはない、よくわからない感覚だ。

ラースの手が蕾に到達する。

「なぁお前の魔法で濡らせたりしないのかよ」
そんな都合のいい魔法、、、ないようなあるような。

代用できそうなのは思いついてしまった。
筋弛緩と手触りを氷のようにツルツルにする魔法だ。
同じ系統の魔法で、相手の持つ剣とか手とかにかけて「やーい掴めないだろー」とかっていうちょっと嫌がらせチックな魔法だ。結局引っ掛かるところがあれば掴むことはできるので、困るのは振った時に手から少し滑る感覚があるぐらいだ。物によってはスルッと手から抜けることもあるが、だいたい握りやすいように凹凸があるから本当に嫌がらせに過ぎない。物に使えば、動かないネジを動かせたりするが、やっぱり地味だろう。

「あ、あるんだけど」
それを自分にかけるのは、何というか恥ずかしい。

「かけろ」
容赦ない。まだ魔法かけていないのにグイグイと指を入れようとしてくる。

「い、痛!痛いから、ちょ、待って」
乱暴だ。なんか自分に魔法をかけるって、今から恥ずかしいことをするのに、乗り気のようで躊躇ってしまう。

『潤滑』『筋弛緩』
局部的にかける。

「お、入った」
ラースの指が突入してくる。

なんか変な感じだ。

「ん?これ解さなくてもいけるんじゃね?」
え!?
「ちょ、それは」
指の感覚でさえ痛みは感じなくとも、違和感がすごい。

「うるっせぇ!」
ズドンという衝撃が走る。
ケツに魔法を撃ち込まれたのかと思ったが、挿入うちこまれたのはラースの剣だった。

「苦しっ」
内臓が押し上げられるような感覚に襲われる。身体中の熱が結合部に集まってくる。

え、嘘だろ!?
ただでさえ苦しいのに、もっと大きくなってきている気がする。
既にラースにしがみつくことしかできない。

「流石にきついか?」
今更かよ!ってかそんなこと聞きながらさらに大きくしてるんじゃねえ!

「うぐ、当たり、前!」
ラースを睨む、むぅ。

目を合わせた瞬間にまたキスをされる。
女とは違う分厚い男の舌が僕を喰わんばかりに蹂躙してくる。

「よし、動けそうだな」
頭が蕩けるほどのキスをされ、苦しみから一瞬解放される。息を整えようとした時にラースのペニスがカリの部分まで抜かれる。
そして、何かを探るかのように、ゆっくり、亀頭が腹側にしっかりと当たるように奥に沈めていく。

「ひあっぁ」
自分でも信じられない声が出てしまった。

「ここか」
ラースが自分でもわからない快楽点をじっくりと撫でるように動いてくる。

「ああぁ。やっ、んん。はっんぅ」
射精する時よりも強烈な快感が押し寄せる。

「はっ、ユーリ、我慢してるのか?」
このままではおかしくなってしまうような気がして、我慢しようとヒクつく穴に力を入れた。が、力無くラースのペニスを締め付けただけで、かえって感度が高まってしまった。

「あぁん、ダメ!ダメダメダメ!イ、イっちゃうって!」
ラースの物が的確に未知なる快感を攻めてくるせいで我慢も叶わず急激に射精感が込み上げてくる。
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