声劇台本集〜クリスマス編〜

咲良

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男女用『神聖な木の下で』

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男「お疲れ様」
女「お疲れ様です」
男「今年は最終金曜日がクリスマスだしどうするのかと思ったけど納会がクリスマスにあるとはね」
女「おかげで参加者少なくて良かったです」
男「普段は会議室で納会するのに今年は密を避けるためとはいえオフィス内で納会しなくてもな」
女「今年はボーナスもなしですから、納会もないとなると一部から反発の声があったのでわざとクリスマスに納会してるんです」
男「総務部も大変だね」
女「営業も今年は一段と大変でしたね」


男「チュッ(リップ音)」
女「えっ!?」
男「クリスマスは宿り木の下ではしてもいいんだよね?」
女「宿り木……ありませんけど?」
男「え?そこの神棚のじゃダメ?」
女「……榊…ですね」
男「セクハラになる?」
女「宿り木じゃありません」
男「嫌だった?」
女「…嫌です」
男「セクハラ?」


女「……誰かに見られたらどうするんですか?」
男「そういう嫌?セクハラで訴えられない?」
女「……どうしましょうか」
男「(笑)もう一回していい?」
女「調子に乗らないでください」
男「じゃあ……2人っきりなら……いい?」
女「21時までには解散させますから……」
男「いいって事?」
女「(笑)どうでしょうね?(笑)」
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