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機械工場
七十五話 再び現るロボット
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俺達はオーシャン村でも色々な事があり、大変疲れました。なんて言ってられないのがこのゲームである、一日中寝たい、カグルは元気にしてるかな、まだ1日だが心配だ
「お兄ちゃん、カグルが心配?」
「ん~まぁな、勇気出して別れたとはいえ、これからが心配になってな」
「急に丸くなったから、ちょっと心配ね」
「確かにそうですね、あのツンデレは何処に行ったんでしょうか」
「はは………」
ツンデレもいいけど、丸くなった所も良い
居なくなった相棒の分も俺は頑張らなくてはならない、旅には必ず終着がある。その現実を受け止めなければならない。
あの時の少女が喋り出す
歩んで歩んで歩み続けて、レン。その努力は必ず報われる
んじゃ、お前もいつかは出てきてくれ、一緒に旅しよう
うん、いいよ、寂しくなったら言ってね、幻影として出てくるから
マジか、じゃあ、夜呼ぶわ
是非呼んで、甘々レン君
うし、呼ばないでおくか
嘘嘘!嘘だから!
話相手になってくれると助かるな
分かった
んじゃ、またな
またね~
脳内会話を切った
「どうしたんだ?ボーッとして」
「ん?なんでもないよ」
「そうか?なんかあったら、私に言えよ」
「ああ」
今回は何事も無く、次なる場所へ辿り着く事が出来た。
機械工場はロボットばっかり、ロボットを作ってる工場で機械工場。ロボットが好きであるレンはめっちゃ目を輝かせている
「ロボット好きよね、本当に」
「ワニが好きでロボットが好きなんて特殊ですわね、お兄様」
「あんまり居ないわね、珍しい方」
「あんなに触ったらまずいんじゃないですか?」
機械をコンコンしたり、触ったり、グラグラしたりしている。動くんじゃないかってくらいにずっとやっている。そのフラグは立った、奥から眼鏡をかけて白衣を着た女の子がこちらに走ってきた、いや、ロボットを追いかけて走ってきた
レンの方にロボットは向かって行く
「とーーめーーてーー!!」
「レン!危ないぞ!」
「大丈夫よ」
「え?いやでも」
「まぁ、見てて武翠さん」
鞘を持って剣を持つ
スキル 雷切
何が起きたのか分からない、物凄いスピードで暴走ロボットを切り裂いて暴走を止めた。
「な、何が起きたんだ?一瞬で暴走ロボットを止めた?」
「これがウチのお兄様ですわ、武翠さん」
「い、一瞬で止めた?す、凄い!あ、あの!名前は!」
と聞く、ロボットの後ろに居た女の子
「俺?英雄ギルドって聞いたことない?そこの隊長のレン」
「えぇぇぇ!え、英雄ギルドさんなんですか!?」
「ええ、私達が英雄ギルドよ」
「めっちゃファンです!さ、サイン!」
この世界にファンとサインというのがあった事に驚いている
てか俺達にファン居たんだな、英雄ギルドの名も結構広まってきてるな。こんな広まっていたら怖い部分もあるが気にしないでおこう、この暴走の仕方はオーシャン村で経験した覚えがあって倒せたんだが多分経験無かったら、倒せなかった
あ、ちなみにサインは書いた
「壊しちゃってすまんな、反射で反応しちまった」
「いえ!暴走したのはもう使えなくなっちゃうので!」
「ね、えと………」
「リア・カノンです!」
リア・カノン
髪の色 黒色
目の色 紺色
年齢 16歳
「機械工場の前の場所で暴走ロボットと出会ったんだけれど、他の場所でも存在するのかしら?」
「他の場所でロボットが存在するんでしたら、段々発展してきてるって事ですね!」
発展後はロボットが普通に所々存在するようになる、でも運が悪いと暴走ロボットが出てくるかもしれない。俺達は運悪く、暴走ロボットに遭遇してしまったようだ
でもなんでシェラがロボットになったのかはまだ不明
それをカノンに言うと
「人がロボットに………それにそのロボットはレアコアがあった………分かりませんね、すみません」
「いやいいんだ、でも原因を調べてくれると助かる」
「はい!任せてください!」
そしてカノンは今すぐ調べたいらしく、一度別れた
俺達は工場探索をする為、再び歩き進める
「ちょっと俺も調べたい事があるから、別行動取っていいか?」
「うん、いいよ、私達は宿とか買い物とかしてるね」
「ああ、んじゃ」
「夜には帰ってくるのよ?」
「は~い」
俺達は一旦別行動を取る
調べたい事が山ほどある、ロボットについて何個か気になったことがあってそれを調べたい。もしかしたらロボットに乗れるかもしれないし、暴走ロボットの真相が分かるかもしれない。
再びカノンの所へ行く
「あれ?レンさん!」
「おす、ちょっと聞きたい事があってな」
「聞きたい事………ですか?良いですよ!」
聞きたい事
・この世界ではレアコアは普通なのか
・暴走するのは何故か
・ロボットは乗れるのか
・本当にこの調子でロボットは発展して行くのか
「まず、この世界でのレアコアは普通に存在しますね」
「もうレアコアじゃないな、それは」
「そうですね!普通のコアになっちゃいます!次の質問の暴走するのは何故かについてですが、多分中に入ってる人によって感情が変わるんだと思います!その言ってたシェラさん?ですが、感情がグチャグチャだったんだと思います」
「あの時のシェラは確かにグチャグチャだったな」
「人の感情によってロボットが暴走するかどうか変わります」
「なるほどな、だからシェラが脱出した後も暴走したのか」
「そうですね」
人の感情によって変わるロボット
聞くだけでワクワクするが、ワクワクしてる場合じゃないな………ちょっと目を輝かせちゃうかもしれないがそこは勘弁してくれ。ほら、ロボット大好きっ子だから
「ロボットの乗れるかについてなんですが、私が頑張れば乗れます!」
「頑張らないといけないのか………」
「はい!頑張らないとです!」
「俺も手伝うわ、カノンばっかりに負担をかけさせる訳にもいかないからな」
「え!良いんですか!いやでも、迷惑がかかりますし…………」
「良いんだよ、迷惑なんかいくらでもかけてくれ」
「レンさん………分かりました!いっぱい迷惑かけます!!」
「おう」
最後の質問は聞けずに終わり
早速作業に取り掛かりたいと言い、俺も手伝う事になった。機械を触れるなんて夢みたいだと叫びたい、夜まで作業を付き合って………ちなみになんで夜までかって言うと夜までに帰ってこなかったら、莉乃香に怒られるから。
作業をしているとあっという間に夜になり、俺はカノンと別れ、皆が取ってくれた宿へと戻った
ガチャッ
「たでーまー」
「あら、おかえり、蓮」
「ん~良い匂い、これは肉じゃがの匂いだ!」
「お、正解よ、日本食を作ろうと思って素材をなんとか集めたのよ」
どうやら日本食をの素材を集めるのに夕方まで時間がかかったらしい、そりゃ大変だと言う、ちなみに料理は莉乃香と武翠で作っている、武翠はお礼だとかなんとか言って料理を手伝い始めたらしい
と独り言を呟いている間に出来上がった
「蓮、味見してみてくれる?」
「え?お、おう」
髪を耳にかけ、箸で救った肉をふーふーして
「はい、あーん」
こちらに寄せてきた
久しぶりにやるとは言え、ちょっとドキドキする
「あむっ」
肉を食べた
「どう?」
「んまい!」
「良かった、ね?武翠」
「わ、私は別に………」
「ん?一緒に切ったのか?」
「そうよ、全部そうだけれど………切り方上手よね?」
「うん、上手いと思うぞ」
そう褒めた瞬間、顔を赤らめて照れていた
褒め慣れてないのだろうか、普段の武翠より可愛いと思った。そして紫織達が降りてきて皆で肉じゃがを味わって食べた、めちゃくちゃ美味かった。
そして自分の部屋へ
「ふ~、腹いっぱいだなぁ………」
お腹を擦りながらそう言った
するとコンコンとノック音がした
「莉乃香?」
『入っていい?』
「いいぞ」
ガチャッと開く扉
「良く分かったわね」
「まぁね、扉越しでも何となく分かる」
と言った瞬間、何故か顔を赤らめる
何故だろうか
「どうした?寂しくなったか?枕なんて抱いてるし」
そう、言ってなかったが枕を抱きながらこの部屋に来た莉乃香である。もしかしたら
窓の外を確認した
なんと………雷が鳴っていたとは、昔から雷嫌いだったからな。毎回怖がってこちらの部屋に来ていたのが懐い
「今日は一緒に寝るか?」
「いいの……?」
上目遣いとはやるな、こやつ
「まぁ、雷鳴っちまってるしな、仕方ない」
「やった……!」
雷でおかしくなったのだろうか、めちゃくちゃ可愛い
ベッドで一緒に寝っ転がった
「電気消すからな………って俺を抱き着きながら寝るなよ………まぁ、いっか」
電気を消して眠った
「お兄ちゃん、カグルが心配?」
「ん~まぁな、勇気出して別れたとはいえ、これからが心配になってな」
「急に丸くなったから、ちょっと心配ね」
「確かにそうですね、あのツンデレは何処に行ったんでしょうか」
「はは………」
ツンデレもいいけど、丸くなった所も良い
居なくなった相棒の分も俺は頑張らなくてはならない、旅には必ず終着がある。その現実を受け止めなければならない。
あの時の少女が喋り出す
歩んで歩んで歩み続けて、レン。その努力は必ず報われる
んじゃ、お前もいつかは出てきてくれ、一緒に旅しよう
うん、いいよ、寂しくなったら言ってね、幻影として出てくるから
マジか、じゃあ、夜呼ぶわ
是非呼んで、甘々レン君
うし、呼ばないでおくか
嘘嘘!嘘だから!
話相手になってくれると助かるな
分かった
んじゃ、またな
またね~
脳内会話を切った
「どうしたんだ?ボーッとして」
「ん?なんでもないよ」
「そうか?なんかあったら、私に言えよ」
「ああ」
今回は何事も無く、次なる場所へ辿り着く事が出来た。
機械工場はロボットばっかり、ロボットを作ってる工場で機械工場。ロボットが好きであるレンはめっちゃ目を輝かせている
「ロボット好きよね、本当に」
「ワニが好きでロボットが好きなんて特殊ですわね、お兄様」
「あんまり居ないわね、珍しい方」
「あんなに触ったらまずいんじゃないですか?」
機械をコンコンしたり、触ったり、グラグラしたりしている。動くんじゃないかってくらいにずっとやっている。そのフラグは立った、奥から眼鏡をかけて白衣を着た女の子がこちらに走ってきた、いや、ロボットを追いかけて走ってきた
レンの方にロボットは向かって行く
「とーーめーーてーー!!」
「レン!危ないぞ!」
「大丈夫よ」
「え?いやでも」
「まぁ、見てて武翠さん」
鞘を持って剣を持つ
スキル 雷切
何が起きたのか分からない、物凄いスピードで暴走ロボットを切り裂いて暴走を止めた。
「な、何が起きたんだ?一瞬で暴走ロボットを止めた?」
「これがウチのお兄様ですわ、武翠さん」
「い、一瞬で止めた?す、凄い!あ、あの!名前は!」
と聞く、ロボットの後ろに居た女の子
「俺?英雄ギルドって聞いたことない?そこの隊長のレン」
「えぇぇぇ!え、英雄ギルドさんなんですか!?」
「ええ、私達が英雄ギルドよ」
「めっちゃファンです!さ、サイン!」
この世界にファンとサインというのがあった事に驚いている
てか俺達にファン居たんだな、英雄ギルドの名も結構広まってきてるな。こんな広まっていたら怖い部分もあるが気にしないでおこう、この暴走の仕方はオーシャン村で経験した覚えがあって倒せたんだが多分経験無かったら、倒せなかった
あ、ちなみにサインは書いた
「壊しちゃってすまんな、反射で反応しちまった」
「いえ!暴走したのはもう使えなくなっちゃうので!」
「ね、えと………」
「リア・カノンです!」
リア・カノン
髪の色 黒色
目の色 紺色
年齢 16歳
「機械工場の前の場所で暴走ロボットと出会ったんだけれど、他の場所でも存在するのかしら?」
「他の場所でロボットが存在するんでしたら、段々発展してきてるって事ですね!」
発展後はロボットが普通に所々存在するようになる、でも運が悪いと暴走ロボットが出てくるかもしれない。俺達は運悪く、暴走ロボットに遭遇してしまったようだ
でもなんでシェラがロボットになったのかはまだ不明
それをカノンに言うと
「人がロボットに………それにそのロボットはレアコアがあった………分かりませんね、すみません」
「いやいいんだ、でも原因を調べてくれると助かる」
「はい!任せてください!」
そしてカノンは今すぐ調べたいらしく、一度別れた
俺達は工場探索をする為、再び歩き進める
「ちょっと俺も調べたい事があるから、別行動取っていいか?」
「うん、いいよ、私達は宿とか買い物とかしてるね」
「ああ、んじゃ」
「夜には帰ってくるのよ?」
「は~い」
俺達は一旦別行動を取る
調べたい事が山ほどある、ロボットについて何個か気になったことがあってそれを調べたい。もしかしたらロボットに乗れるかもしれないし、暴走ロボットの真相が分かるかもしれない。
再びカノンの所へ行く
「あれ?レンさん!」
「おす、ちょっと聞きたい事があってな」
「聞きたい事………ですか?良いですよ!」
聞きたい事
・この世界ではレアコアは普通なのか
・暴走するのは何故か
・ロボットは乗れるのか
・本当にこの調子でロボットは発展して行くのか
「まず、この世界でのレアコアは普通に存在しますね」
「もうレアコアじゃないな、それは」
「そうですね!普通のコアになっちゃいます!次の質問の暴走するのは何故かについてですが、多分中に入ってる人によって感情が変わるんだと思います!その言ってたシェラさん?ですが、感情がグチャグチャだったんだと思います」
「あの時のシェラは確かにグチャグチャだったな」
「人の感情によってロボットが暴走するかどうか変わります」
「なるほどな、だからシェラが脱出した後も暴走したのか」
「そうですね」
人の感情によって変わるロボット
聞くだけでワクワクするが、ワクワクしてる場合じゃないな………ちょっと目を輝かせちゃうかもしれないがそこは勘弁してくれ。ほら、ロボット大好きっ子だから
「ロボットの乗れるかについてなんですが、私が頑張れば乗れます!」
「頑張らないといけないのか………」
「はい!頑張らないとです!」
「俺も手伝うわ、カノンばっかりに負担をかけさせる訳にもいかないからな」
「え!良いんですか!いやでも、迷惑がかかりますし…………」
「良いんだよ、迷惑なんかいくらでもかけてくれ」
「レンさん………分かりました!いっぱい迷惑かけます!!」
「おう」
最後の質問は聞けずに終わり
早速作業に取り掛かりたいと言い、俺も手伝う事になった。機械を触れるなんて夢みたいだと叫びたい、夜まで作業を付き合って………ちなみになんで夜までかって言うと夜までに帰ってこなかったら、莉乃香に怒られるから。
作業をしているとあっという間に夜になり、俺はカノンと別れ、皆が取ってくれた宿へと戻った
ガチャッ
「たでーまー」
「あら、おかえり、蓮」
「ん~良い匂い、これは肉じゃがの匂いだ!」
「お、正解よ、日本食を作ろうと思って素材をなんとか集めたのよ」
どうやら日本食をの素材を集めるのに夕方まで時間がかかったらしい、そりゃ大変だと言う、ちなみに料理は莉乃香と武翠で作っている、武翠はお礼だとかなんとか言って料理を手伝い始めたらしい
と独り言を呟いている間に出来上がった
「蓮、味見してみてくれる?」
「え?お、おう」
髪を耳にかけ、箸で救った肉をふーふーして
「はい、あーん」
こちらに寄せてきた
久しぶりにやるとは言え、ちょっとドキドキする
「あむっ」
肉を食べた
「どう?」
「んまい!」
「良かった、ね?武翠」
「わ、私は別に………」
「ん?一緒に切ったのか?」
「そうよ、全部そうだけれど………切り方上手よね?」
「うん、上手いと思うぞ」
そう褒めた瞬間、顔を赤らめて照れていた
褒め慣れてないのだろうか、普段の武翠より可愛いと思った。そして紫織達が降りてきて皆で肉じゃがを味わって食べた、めちゃくちゃ美味かった。
そして自分の部屋へ
「ふ~、腹いっぱいだなぁ………」
お腹を擦りながらそう言った
するとコンコンとノック音がした
「莉乃香?」
『入っていい?』
「いいぞ」
ガチャッと開く扉
「良く分かったわね」
「まぁね、扉越しでも何となく分かる」
と言った瞬間、何故か顔を赤らめる
何故だろうか
「どうした?寂しくなったか?枕なんて抱いてるし」
そう、言ってなかったが枕を抱きながらこの部屋に来た莉乃香である。もしかしたら
窓の外を確認した
なんと………雷が鳴っていたとは、昔から雷嫌いだったからな。毎回怖がってこちらの部屋に来ていたのが懐い
「今日は一緒に寝るか?」
「いいの……?」
上目遣いとはやるな、こやつ
「まぁ、雷鳴っちまってるしな、仕方ない」
「やった……!」
雷でおかしくなったのだろうか、めちゃくちゃ可愛い
ベッドで一緒に寝っ転がった
「電気消すからな………って俺を抱き着きながら寝るなよ………まぁ、いっか」
電気を消して眠った
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