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本編
こんな気分がジェットコースターになることある?
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「ほんとに大丈夫?1人で帰れる?今もキツくない?」
「あのなー、、、俺は一応先輩なんだぞ!そこまで心配しなくても大丈夫!」
「うぅ、、、わかってるけど、、、」
「もーレオンは過保護すぎだ!確かに怪我したけど、全然今はなんともないから!」
カフェでのんびり過ごしたあと、明日は月曜日だしそろそろ帰りましょかーって駅まで戻ってきたものの
俺の彼氏くんはとことん心配性らしい
、、、まぁ、怪我したのは俺で俺が心配させてるという事実には多少罪悪感を感じるけど
「ごめんね、、、でも僕、小太郎くんのことが大切で大好きだから、、、」
あーうそです!
多少なんてものじゃありません!!
もう罪悪感で潰れて圧縮しそうです!!!ペラペラです!!!
レオンがありもしない尻尾と耳が垂れてる様子で落ち込んでいるから俺もしゅんってなる
でも、もうバス来るんだよな~
「ちょっとレオン!こっち来て」
「??」
しょぼん顔のレオンを引っ張り出し、人気のない路地裏に連れ出す
、、、文だけ見ればなんか危ないな
「あのな、明日学校だし、俺もあんま激しい動きはダメって言われたから我慢してるんだけど、、、」
「うん?」
俺の目線と同じ高さの肩をぐいっと引っ張り
「久しぶりに会ったし、、、ほんとはエッチしたかった」
「ッッッっ!?!?!?」
驚き、そのまま固まった唇にチュッとキスする
「だから今度は迎えに来てよ、ダーリン♡
、、、あ、バス来てる!じゃあな!!!」
俺は多分真っ赤な顔を隠しながら、小走りでバス停に向かう
バスに乗り込む直前に
「小太郎くん大好きっっっ!」
なんて可愛い彼氏が馬鹿でかい声で言うもんだから
『俺の方が好きだしばーか』
って心の中で悪態づけた
--------------------------------------------------------------------------
夕飯食べて、風呂から上がって
唯一の友からもらった課題をちゃんとカバンに入れてるか確認してる時、ちょうどその唯一の友から着信が来た
「もしもぉーし」
『笹島!!やっぱりマリモは王道だったぞ!ようやく甘音学園の本格始動だ!やばいぞ!
俺様生徒会長も、腹黒副会長も、チャラ男会計も、双子庶務も、無口会計も、もうマリモの虜だ!!!
ただ、やっぱり風紀はいい顔してねぇんだよな~多分アンチ寄りなのが原因だろうけどさ
でもでもほら!同じクラスの爽やかと一匹狼もちゃんと侍らせてるし、チワワたちにも反感買いまくってんだ!あ!しかもお前の隣なんだぜ?!席!!
マリモに友達認定されて巻き込まれる平凡役はお前だ!!』
おーおー。俺の体調を配慮して、登校前日に電話してきたのは褒めてやろう
、、、だが
「うるさいっ!!!落ち着け!!!!!!」
--------------
俺の唯一の友、藤川 智樹
俺と同じ、クラス内で三軍と言える立ち位置の平凡な腐男子
いや、平凡じゃねーな
どうしようもないほど腐ってんだから腐男子だ
中学時代から一緒で、母さんと姉ちゃんとすこぶる仲がいい
多分同族だから波長とかが合ったんだろう
腐ってる話には着いていけないが、それ以外のことならお互いにうまくやってる、、、と言うか、俺たちお互いしか友達いねぇから、、、
、、、悲しい話はやめよう
それより聞きづてならないことがある
「誰と誰が隣の席だって?」
『だーかーらーおまえと!マリモだよ!』
ooh
I'm marimo No
muri muri
iya iya
「、、、、、、、、、スゥーー
まじで?」
『マジで』
「まじかぁぁぁー」
みなさんお気付きだろうが俺マリモ苦手なんだよな~
いや、意味わかんない言いがかりで怪我させられて、勝手に放置したまま逃げてって、その後見舞いも謝罪もこない初対面のド失礼野生児に好感持てる人はいねぇだろ
そもそも高校側は何かしら対処したのだろうか
一応学校内での出来事なんだが
「えー、え~今校内どんな感じ?」
『第三次世界大戦を勃発させる勢い』
「ハハっ冗談きついって」
『、、、、、、』
「、、、冗談だと言ってくれよ」
どうやらマリモが禁忌の魅了魔法を使えると言う姉ちゃんの言葉は本当のようだ
即堕ち二コマどころじゃねぇよ
一般的に見たら特殊な方だが、比較的に平和だった高校をたった一週間でどうやって戦乱の世にメタモルフォーゼさせたのか、、、
、、、私!気になります!
いや嘘です。勝手に乱闘なり反乱なりしてください。ただし、俺の生活に影響が出ない範囲で、まじで
「あのなー、、、俺は一応先輩なんだぞ!そこまで心配しなくても大丈夫!」
「うぅ、、、わかってるけど、、、」
「もーレオンは過保護すぎだ!確かに怪我したけど、全然今はなんともないから!」
カフェでのんびり過ごしたあと、明日は月曜日だしそろそろ帰りましょかーって駅まで戻ってきたものの
俺の彼氏くんはとことん心配性らしい
、、、まぁ、怪我したのは俺で俺が心配させてるという事実には多少罪悪感を感じるけど
「ごめんね、、、でも僕、小太郎くんのことが大切で大好きだから、、、」
あーうそです!
多少なんてものじゃありません!!
もう罪悪感で潰れて圧縮しそうです!!!ペラペラです!!!
レオンがありもしない尻尾と耳が垂れてる様子で落ち込んでいるから俺もしゅんってなる
でも、もうバス来るんだよな~
「ちょっとレオン!こっち来て」
「??」
しょぼん顔のレオンを引っ張り出し、人気のない路地裏に連れ出す
、、、文だけ見ればなんか危ないな
「あのな、明日学校だし、俺もあんま激しい動きはダメって言われたから我慢してるんだけど、、、」
「うん?」
俺の目線と同じ高さの肩をぐいっと引っ張り
「久しぶりに会ったし、、、ほんとはエッチしたかった」
「ッッッっ!?!?!?」
驚き、そのまま固まった唇にチュッとキスする
「だから今度は迎えに来てよ、ダーリン♡
、、、あ、バス来てる!じゃあな!!!」
俺は多分真っ赤な顔を隠しながら、小走りでバス停に向かう
バスに乗り込む直前に
「小太郎くん大好きっっっ!」
なんて可愛い彼氏が馬鹿でかい声で言うもんだから
『俺の方が好きだしばーか』
って心の中で悪態づけた
--------------------------------------------------------------------------
夕飯食べて、風呂から上がって
唯一の友からもらった課題をちゃんとカバンに入れてるか確認してる時、ちょうどその唯一の友から着信が来た
「もしもぉーし」
『笹島!!やっぱりマリモは王道だったぞ!ようやく甘音学園の本格始動だ!やばいぞ!
俺様生徒会長も、腹黒副会長も、チャラ男会計も、双子庶務も、無口会計も、もうマリモの虜だ!!!
ただ、やっぱり風紀はいい顔してねぇんだよな~多分アンチ寄りなのが原因だろうけどさ
でもでもほら!同じクラスの爽やかと一匹狼もちゃんと侍らせてるし、チワワたちにも反感買いまくってんだ!あ!しかもお前の隣なんだぜ?!席!!
マリモに友達認定されて巻き込まれる平凡役はお前だ!!』
おーおー。俺の体調を配慮して、登校前日に電話してきたのは褒めてやろう
、、、だが
「うるさいっ!!!落ち着け!!!!!!」
--------------
俺の唯一の友、藤川 智樹
俺と同じ、クラス内で三軍と言える立ち位置の平凡な腐男子
いや、平凡じゃねーな
どうしようもないほど腐ってんだから腐男子だ
中学時代から一緒で、母さんと姉ちゃんとすこぶる仲がいい
多分同族だから波長とかが合ったんだろう
腐ってる話には着いていけないが、それ以外のことならお互いにうまくやってる、、、と言うか、俺たちお互いしか友達いねぇから、、、
、、、悲しい話はやめよう
それより聞きづてならないことがある
「誰と誰が隣の席だって?」
『だーかーらーおまえと!マリモだよ!』
ooh
I'm marimo No
muri muri
iya iya
「、、、、、、、、、スゥーー
まじで?」
『マジで』
「まじかぁぁぁー」
みなさんお気付きだろうが俺マリモ苦手なんだよな~
いや、意味わかんない言いがかりで怪我させられて、勝手に放置したまま逃げてって、その後見舞いも謝罪もこない初対面のド失礼野生児に好感持てる人はいねぇだろ
そもそも高校側は何かしら対処したのだろうか
一応学校内での出来事なんだが
「えー、え~今校内どんな感じ?」
『第三次世界大戦を勃発させる勢い』
「ハハっ冗談きついって」
『、、、、、、』
「、、、冗談だと言ってくれよ」
どうやらマリモが禁忌の魅了魔法を使えると言う姉ちゃんの言葉は本当のようだ
即堕ち二コマどころじゃねぇよ
一般的に見たら特殊な方だが、比較的に平和だった高校をたった一週間でどうやって戦乱の世にメタモルフォーゼさせたのか、、、
、、、私!気になります!
いや嘘です。勝手に乱闘なり反乱なりしてください。ただし、俺の生活に影響が出ない範囲で、まじで
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