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第4章 魔術学園奮闘編
第299話 養蚕の村。
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始めはすべて順調だった。
生糸は飛ぶように売れた。女たちは絹糸で布を織り、服を作った。
それも売れた。
村は見違えるように豊かになった。雑穀ばかり食べていた貧しい生活は終わり、白米を好きなだけ食えるようになった。
「人の欲にはよお、限りってもんがねェ。絹が売れるってなったら、もっと売りてェ、うちも売りてェってな。どんどんお蚕様を増やしたんだ」
蚕が増えれば、餌も増やす必要がある。村人は野菜畑を潰して、桑を植えた。
村はさらに豊かになった。
「みんな丸々肥えてたよ。けどヨお、その内病気が出た」
体、特に下半身がむくみ、一日中だるい。食欲がなくなった。動機や息切れがして、動けなくなった。
「手足がしびれるつってよお、まともに歩けなくなんだ。心臓もとくとく言ってな。息がまともにできねェ人もいた」
「それで、どうなったんですか?」
青ざめた顔でステファノが聞いた。
「オレのおっとうは夜中に胸を押さえてぽっくり逝ったよ」
待合室がしんと静まり返った。年寄りにとって死は身近な現実である。
同時に、年を取るほど死は恐ろしいものであった。
「病気の原因は何ですか?」
「……米さ」
脚気はビタミンB1欠乏症である。白米など糖分の過剰摂取によって引き起こされる。一見豊かな食生活を送っていることから、不調の原因に気づきにくい恐ろしい病であった。
雑穀や玄米を食べていれば、胚芽やぬかに含まれているビタミンB1を摂取できる。
しかし、味の良い精米、いわゆる銀シャリにはビタミンB1がほとんど含まれていないのだ。
「女子供らはひえを食わされてたんで、無事だったんだあ。男衆はみんな白飯食ってたから、バタバタ倒れたヨ」
薬や医者が十分にない時代のことであった。
皮肉なことに働き手の半分を失い、村が貧しくなると、病気はぴたりと収まった。貧しさのために白米が食えなくなったからだ。
「こっちに来てから、『脚気』ってもんを知ったヨ。オレの村もそうだったんだなあって。おっとうもな」
「そうかい。そんなことがあったんだねえ」
「ああ? 何だってぇ?」
「大変だったねえ!」
「うるせェっての! 女子供で田畑やるのは大変だったわ」
トクゾー爺さんは語り終わると、遠くを見ながらお茶を啜った。
「あのお、脚気の治療法ってわかりますか?」
「トクさん! 脚気の治し方は?」
「うるせェって! 糞、あんなもん! 病気になる方がおかしいんだ。ひえ食って、菜っ葉食って、肉食って、豆食ってりゃ良いんだとヨ! 馬鹿にしやがってェー!」
トクゾーは鼻水を垂らして泣き出した。
トクゾーの村には肉食の習慣がなかった。豆や青菜は食い飽きて、味の良い白米と味噌ばかり食べていたのが病気の元となったのだ。
「トクさん、泣かないで! 大変だったんだねえ。ほら、これで洟かみな」
「うっ、うっ。びーっ!」
「ほれよ、あんちゃんがくれた飴でも舐めな」
「つらいことを思い出させて、すみませんでした」
ステファノは思いがけない出来事に驚きながら、トクゾーに詫びた。
「……アンタ、学生さんだって?」
ようやく落ちついたトクゾーがステファノに問いかける。
「はい。王立アカデミーの1年生です」
「そしたらヨお。学校出たら立派な学者様だ」
「いえ、俺はただの飯屋の……」
「オレみてぇなヨお! こんな思いする奴がいねェようにヨお、しっかり勉強してくれな? な?」
頼んだよと言って、トクゾーは手を合わせた。
飯屋のせがれに手を合わせて、拝むのだった。
◆◆◆
アカデミーまでどうやって帰って来たのか、ステファノは覚えていなかった。呆然と、頭の芯が痺れたまま歩いて来た。
授業の課題について調べているつもりだった。症状と薬草。その組み合わせを知りたいだけだった。
症状とは患者の体に起きるものであった。病は人を蝕み、苦しめるものだった。
そんな当たり前のことを、ステファノは考えてもいなかった。
(大切なのは薬草ではなかった。いや、薬草も大事だが……、一番大切なのは病から人を救うことだ)
ネルソンの姿を直に見ていながら、マルチェルの話を聞いていながら、そのことに思い至れなかった。
(このチャレンジはそういうことなんだ。俺の目は曇っていた)
病気だから薬を与える。それが当たり前だと、初めから思い込んでいた。与えられたリストの中に答えがあると。
症例の中から正解を探せば良いのだと、なぞなぞを説くようなつもりでいたのだ。
(何という思い上がりだろうか? その俺に、トクゾーさんは手を合わせてくれたというのに)
気がつけば、ステファノは図書館の前に立っていた。道着姿で棒立ちになり、ただ涙を流していた。
(俺にできることは……今の俺にできることは、学ぶことだけだ。トクゾーさんのいう通りだ)
ステファノは手拭いで涙を拭き、水洟をかむと、図書館の入り口を潜った。
目的は調査だ。なぞなぞの答え探しではない。
真っ直ぐにカウンターに向かった。
「ステファノか? 日曜日も勉強かね……?」
カウンターで出迎えたハンニバルが、怪訝な顔をした。ステファノの表情に張りつめたものを感じたのだろう。
「ハンニバルさん、教えてください。脚気という病気とその現状について調べたいんです。それに、この国で生糸の生産に力を入れている地域を」
「……わかった。荷物を置いてついて来なさい」
その日一日をかけてステファノは脚気について調べた。養蚕を主産業としている地域についても調査した。
今も脚気に苦しむ人はいないのか? トクゾーと同じ思いをする人はいないのか? その危険について考えた。
ステファノがまとめた論文はチャレンジ・テーマについてではなかった。
「脚気の危険性とその予防策について」
表紙にはそう記されていた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第300話 自分にできることをしなさい。」
「ステファノ、どうかしましたか?」
論文を書き終えた帰り、カウンターで荷物を受け取るステファノに、ハンニバルが声をかけた。
「自分の思い上がりに気づかされました」
何と言って良いかわからず、ステファノはそう答えた。
「そうですか。……良かったですね」
「えっ?」
思いがけぬ言葉にステファノは顔を上げた。
……
◆お楽しみに。
生糸は飛ぶように売れた。女たちは絹糸で布を織り、服を作った。
それも売れた。
村は見違えるように豊かになった。雑穀ばかり食べていた貧しい生活は終わり、白米を好きなだけ食えるようになった。
「人の欲にはよお、限りってもんがねェ。絹が売れるってなったら、もっと売りてェ、うちも売りてェってな。どんどんお蚕様を増やしたんだ」
蚕が増えれば、餌も増やす必要がある。村人は野菜畑を潰して、桑を植えた。
村はさらに豊かになった。
「みんな丸々肥えてたよ。けどヨお、その内病気が出た」
体、特に下半身がむくみ、一日中だるい。食欲がなくなった。動機や息切れがして、動けなくなった。
「手足がしびれるつってよお、まともに歩けなくなんだ。心臓もとくとく言ってな。息がまともにできねェ人もいた」
「それで、どうなったんですか?」
青ざめた顔でステファノが聞いた。
「オレのおっとうは夜中に胸を押さえてぽっくり逝ったよ」
待合室がしんと静まり返った。年寄りにとって死は身近な現実である。
同時に、年を取るほど死は恐ろしいものであった。
「病気の原因は何ですか?」
「……米さ」
脚気はビタミンB1欠乏症である。白米など糖分の過剰摂取によって引き起こされる。一見豊かな食生活を送っていることから、不調の原因に気づきにくい恐ろしい病であった。
雑穀や玄米を食べていれば、胚芽やぬかに含まれているビタミンB1を摂取できる。
しかし、味の良い精米、いわゆる銀シャリにはビタミンB1がほとんど含まれていないのだ。
「女子供らはひえを食わされてたんで、無事だったんだあ。男衆はみんな白飯食ってたから、バタバタ倒れたヨ」
薬や医者が十分にない時代のことであった。
皮肉なことに働き手の半分を失い、村が貧しくなると、病気はぴたりと収まった。貧しさのために白米が食えなくなったからだ。
「こっちに来てから、『脚気』ってもんを知ったヨ。オレの村もそうだったんだなあって。おっとうもな」
「そうかい。そんなことがあったんだねえ」
「ああ? 何だってぇ?」
「大変だったねえ!」
「うるせェっての! 女子供で田畑やるのは大変だったわ」
トクゾー爺さんは語り終わると、遠くを見ながらお茶を啜った。
「あのお、脚気の治療法ってわかりますか?」
「トクさん! 脚気の治し方は?」
「うるせェって! 糞、あんなもん! 病気になる方がおかしいんだ。ひえ食って、菜っ葉食って、肉食って、豆食ってりゃ良いんだとヨ! 馬鹿にしやがってェー!」
トクゾーは鼻水を垂らして泣き出した。
トクゾーの村には肉食の習慣がなかった。豆や青菜は食い飽きて、味の良い白米と味噌ばかり食べていたのが病気の元となったのだ。
「トクさん、泣かないで! 大変だったんだねえ。ほら、これで洟かみな」
「うっ、うっ。びーっ!」
「ほれよ、あんちゃんがくれた飴でも舐めな」
「つらいことを思い出させて、すみませんでした」
ステファノは思いがけない出来事に驚きながら、トクゾーに詫びた。
「……アンタ、学生さんだって?」
ようやく落ちついたトクゾーがステファノに問いかける。
「はい。王立アカデミーの1年生です」
「そしたらヨお。学校出たら立派な学者様だ」
「いえ、俺はただの飯屋の……」
「オレみてぇなヨお! こんな思いする奴がいねェようにヨお、しっかり勉強してくれな? な?」
頼んだよと言って、トクゾーは手を合わせた。
飯屋のせがれに手を合わせて、拝むのだった。
◆◆◆
アカデミーまでどうやって帰って来たのか、ステファノは覚えていなかった。呆然と、頭の芯が痺れたまま歩いて来た。
授業の課題について調べているつもりだった。症状と薬草。その組み合わせを知りたいだけだった。
症状とは患者の体に起きるものであった。病は人を蝕み、苦しめるものだった。
そんな当たり前のことを、ステファノは考えてもいなかった。
(大切なのは薬草ではなかった。いや、薬草も大事だが……、一番大切なのは病から人を救うことだ)
ネルソンの姿を直に見ていながら、マルチェルの話を聞いていながら、そのことに思い至れなかった。
(このチャレンジはそういうことなんだ。俺の目は曇っていた)
病気だから薬を与える。それが当たり前だと、初めから思い込んでいた。与えられたリストの中に答えがあると。
症例の中から正解を探せば良いのだと、なぞなぞを説くようなつもりでいたのだ。
(何という思い上がりだろうか? その俺に、トクゾーさんは手を合わせてくれたというのに)
気がつけば、ステファノは図書館の前に立っていた。道着姿で棒立ちになり、ただ涙を流していた。
(俺にできることは……今の俺にできることは、学ぶことだけだ。トクゾーさんのいう通りだ)
ステファノは手拭いで涙を拭き、水洟をかむと、図書館の入り口を潜った。
目的は調査だ。なぞなぞの答え探しではない。
真っ直ぐにカウンターに向かった。
「ステファノか? 日曜日も勉強かね……?」
カウンターで出迎えたハンニバルが、怪訝な顔をした。ステファノの表情に張りつめたものを感じたのだろう。
「ハンニバルさん、教えてください。脚気という病気とその現状について調べたいんです。それに、この国で生糸の生産に力を入れている地域を」
「……わかった。荷物を置いてついて来なさい」
その日一日をかけてステファノは脚気について調べた。養蚕を主産業としている地域についても調査した。
今も脚気に苦しむ人はいないのか? トクゾーと同じ思いをする人はいないのか? その危険について考えた。
ステファノがまとめた論文はチャレンジ・テーマについてではなかった。
「脚気の危険性とその予防策について」
表紙にはそう記されていた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第300話 自分にできることをしなさい。」
「ステファノ、どうかしましたか?」
論文を書き終えた帰り、カウンターで荷物を受け取るステファノに、ハンニバルが声をかけた。
「自分の思い上がりに気づかされました」
何と言って良いかわからず、ステファノはそう答えた。
「そうですか。……良かったですね」
「えっ?」
思いがけぬ言葉にステファノは顔を上げた。
……
◆お楽しみに。
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