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第24話 これにて一件落着ー!
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(さて、準備は良いかな?)
(へい、ボス! BB団いつでも行けます)
(結構。ほんじゃ、アロー君による「石けり攻撃」で悪い人たちをおびき出しましょう!)
「ブヒヒ~~ン! ぷるるる~」
勇ましいぞ!
アロー! 君に決めたッ! やっちゃって下さい。
農場に向かって後ろ足で地面をキーック!
と見せてのレールガン発射!
うわお! 秒速3000フィートで7ミリ弾が宙を割く。
農場の小屋ごときじゃ紙みたいなもんだね。部屋の中で家具だの壁だのが砕け散ってるんじゃないかね。
見せてやって下さい。マイクロ原子力発電の性能ってやつを。
連続キックで連射! 連射! 連射ーーっ!
あ、やべ……。
既にトビー君が超音波砲で穴を開けまくってたのね。壁が崩れ出してるね。
アロー君、すとーっぷ! シーズ・ファイアー!
みしみしと不吉な音を立てて持ちこたえるかと見えた農場の建物は、やがて重力に負けてひしゃげるように崩れ始めた。
「あー。悪者のみなさーん、外に出ないと押しつぶされちゃいますよー!」
「うわわぁあああっ!」
当然ながらパニックを起こしたキング一味が転がり出てきた。えーと、13人だっけ? うん、大体そろってるね。大体で良いや。
おっと、デブ×1だけはしっかり確認しとかないとね。デブ、デブと。
あー、丸いのいたね。あれが便意きんぐね。あれなら逃げ足遅そうだから、最後にやっつけよう。
「えー、悪い人のみなさん、我々は正義の味方BB団スペシャルです。世界の平和を守るため、キミたちを逮捕しますのでできるだけ抵抗してみて下さい!」
ほら、待っててあげるから隊列組んで。盾を前に出さないとだめでしょ? でかいだけの壁役でもいないよりましなはずでしょうが。
えーっ? タワーシールドをがれきの中に置いてきちゃった? しょうがねえなもう。
「えーと、BB団の自己紹介を行いますので、その間に社会の敵チームはタワーシールドを拾って来て下さい。えっ? 槍も取ってきて良いかって? いちいち聞かないの! 何でも早く取って来なさいよ!」
もう、空気を読みなさいってば。段取りが悪いんだから。
「1番、ツッコミ役ブラウニー選手。趣味はスイーツ食べ歩きでぇ~す!」
「2番、馬丁見習いのボンド選手。趣味は丸い石探し!」
「3番、4番はバット選手とボール選手。趣味は蹴鞠です。なんでやねん!」
「5番、6番はビューティ選手とビースト選手です。趣味はダンスと筋トレでーす!」
「6人合わせてBB団! よろしくねっ!」
よし、決まった! 自己紹介ルーチンはきっちり合わせておかないとね。
「悪党チーム、揃いましたか? 忘れ物はありませんね? はい、それじゃあ隊列を組んで―! 前後左右、足りない人はいませんね~?」
はあ、世話が焼けるねえ。こっちにも作戦てもんがあるからねえ。せっかく立てた作戦なんだからさあ。ちゃんと実行させてくれない?
「はあ~い。それじゃあ一戦おっぱじめますかね? 弓兵隊、ちゃんと矢は持ってますね? じゃあ、先手悪者チームの弓兵さんから攻撃開始しちゃって下さい!」
びよ~んと弓持ちが矢を放ってきたところで再びアロー君の出番ですよ。
風になびくたてがみ、カッコ良いね!
「ヒヒ~ン!」
一声いなないたかと思うとトビー君は前足を上げて竿立ちした。そこへ矢のように飛んで来る矢。
矢だからねえ。やじゃないけど。
弾着寸前、飛矢は音もなく逸れて行く。ひやひやした? 飛矢だけに。
アロー君の「超磁力」バリアーです。8888。
精密機器は故障の恐れがございますので、ご使用をお控え下さい。
からのー、レールガン第2陣! 弓兵×5に襲い掛かる。
サーチ・アンド・デストロイ! サーチ・アンド・デストロイ! 見敵必殺であります。
「はいは~い! 野球チームの出番ですよ~。棒担いで『わぁ~っ』て突撃して-」
バットとボールは六尺スタンのメモリを5にセットすると、タワーシールド目掛けて突進した。
あ、弓は全滅したけど、ナイフとか投げて来る奴いるね。手癖悪いな、あいつら。
ごめーん。適当に棒で払ったりして避けてねー。当たってもケプラーベストがあるから大けがはしないだろうけど。
うん。2、3本でナイフは打ち止めだね。じゃあ、改めてタワーシールドにアタック敢行!
ビビビッてやりました! タワーシールドをぶん殴れば持ち手が感電するんだから、簡単でしょ?
はーい。そこで美女と野獣の出番ですよー! 野球チームはちょっと背中を丸めてね?
はい。
「ジェット気流的攻撃~~!」
よーし! 見事な跳躍です。
おやま、飛び越しざまに槍持ちの頭蹴とばして行ったね? 複合技は技術点が加算されます。E難度くらいかな。
そして、大事なセリフですよ。野球チームさん、どうぞ!
「俺を踏み台にしたぁっ?」
はい。オッケー! 完璧な様式美です。
そうしたら、アロー君、再び超磁力で槍をゲーッチュ! あ、タワーシールドも釣れちゃったね。捨てといて。邪魔だから。
あー、もう! 手を放さないから! 槍の人が1人飛んで来ちゃったじゃない。タワーシールドに挟まって気絶しちゃったよ。
困るなあ、予定を狂わしてもらったら。BB団の出代が減っちゃうでしょ? 脚本・演出家としては迷惑なのよねえ。
気を取り直して、美女と野獣が剣士を電撃と。これも1合交えれば良いんだから、楽ちんだ。
はい、お終いと。
槍を無くした槍持ち×2は、ブラウニー君とボンド君で捕獲してください。お利巧ですね。無駄な抵抗を止めたようですね。キリキリ縛り上げといて。
さてと――。
「ポンポンポンポン……。ひとーつ、人より力持ち。後、省略。退治てくれよう、トメ太郎!」
飾職人としての技術を生かした般若の面。我ながら良くできましたよ。前が見にくいので、立ち回りの際は外しますね。危険は避けないと。
「えーと、便意きんぐ。愛と正義の名の下に逮捕します。あなたには抵抗する権利があります。抵抗した場合、ぶっ叩きます」
「ふざけやがって、この野郎!」
「はい。ビビビッと」
「うっ、ぶぶぶぶーっ!」
オッケー。全員逮捕完了。
「これにて、一件落着ー!」
あー、しまったぁあああっ!
『どうかしたニャか?』
『トビーが先行して倒した連中が、がれきの山に埋まってるよ! 掘り出すの、面倒くせぇー!』
『そういう肉体労働的な物はビリビリ団にやらせれば良いニャ』
BB団ね、アリスさん。
でも、そうだね。健康増進のために、社会奉仕の発掘作業をやってもらおうか?
「BB団の皆さん、お疲れさまでした。悲しいお知らせがあります。えー、皆さんは残業決定です。うちはブラックではありませんが、予定外の業務になります」
「何スか、ボス? もう敵は残っていないはずじゃ」
「それが問題なのよねえ。このがれきの下に8人埋まってるんだわ。お前ら6人で掘り出しといて」
「このがれきをどけるんスか? ええーっ!」
「残業手当として、晩飯のおかずにコロッケを追加します」
「コロッケって、あーた!」
「デザートは杏仁豆腐です」
「やらせていただきやす!」
はーい。よろしくね。
え? アロー一家7人でがれきを引っ張ってやるって? うう、優しい子。
アローたちの活躍で、10分後には生き埋めになっていたけが人8名も無事収容した。
何か感謝されたんですけど、ちょっと罪悪感あるね。生き埋めにしたのこっちだからね。
下っ端は終身刑の鉱山労働くらいで済むのかしら。また生き埋めにならないと良いね。
さて、こいつら引き連れて街まで帰りますか? さすがに馬車には乗り切れないよ?
「ボス、こいつら馬を隠してやした」
「えー? また増えるの? 良いんだけどね、可愛いから」
アロー一家が手分けしてお話に行った結果、追加のお馬さん20人と馬車1台が我が家に加入することになった。うわあ、馬小屋を大幅に拡張しないと。もう新築だね。
『そんなことより、トーメー』
『うん? 何、アリスさん?』
『駄馬20頭が新規加入したニャ』
『うん。そうだけど』
『名前はどうするニャ?』
あーっ! 20人分名付けるの? もう勘弁して-!
結局、俺はその晩徹夜することになった。一番ブラックなのは、俺の労働環境じゃねえかっ!
(へい、ボス! BB団いつでも行けます)
(結構。ほんじゃ、アロー君による「石けり攻撃」で悪い人たちをおびき出しましょう!)
「ブヒヒ~~ン! ぷるるる~」
勇ましいぞ!
アロー! 君に決めたッ! やっちゃって下さい。
農場に向かって後ろ足で地面をキーック!
と見せてのレールガン発射!
うわお! 秒速3000フィートで7ミリ弾が宙を割く。
農場の小屋ごときじゃ紙みたいなもんだね。部屋の中で家具だの壁だのが砕け散ってるんじゃないかね。
見せてやって下さい。マイクロ原子力発電の性能ってやつを。
連続キックで連射! 連射! 連射ーーっ!
あ、やべ……。
既にトビー君が超音波砲で穴を開けまくってたのね。壁が崩れ出してるね。
アロー君、すとーっぷ! シーズ・ファイアー!
みしみしと不吉な音を立てて持ちこたえるかと見えた農場の建物は、やがて重力に負けてひしゃげるように崩れ始めた。
「あー。悪者のみなさーん、外に出ないと押しつぶされちゃいますよー!」
「うわわぁあああっ!」
当然ながらパニックを起こしたキング一味が転がり出てきた。えーと、13人だっけ? うん、大体そろってるね。大体で良いや。
おっと、デブ×1だけはしっかり確認しとかないとね。デブ、デブと。
あー、丸いのいたね。あれが便意きんぐね。あれなら逃げ足遅そうだから、最後にやっつけよう。
「えー、悪い人のみなさん、我々は正義の味方BB団スペシャルです。世界の平和を守るため、キミたちを逮捕しますのでできるだけ抵抗してみて下さい!」
ほら、待っててあげるから隊列組んで。盾を前に出さないとだめでしょ? でかいだけの壁役でもいないよりましなはずでしょうが。
えーっ? タワーシールドをがれきの中に置いてきちゃった? しょうがねえなもう。
「えーと、BB団の自己紹介を行いますので、その間に社会の敵チームはタワーシールドを拾って来て下さい。えっ? 槍も取ってきて良いかって? いちいち聞かないの! 何でも早く取って来なさいよ!」
もう、空気を読みなさいってば。段取りが悪いんだから。
「1番、ツッコミ役ブラウニー選手。趣味はスイーツ食べ歩きでぇ~す!」
「2番、馬丁見習いのボンド選手。趣味は丸い石探し!」
「3番、4番はバット選手とボール選手。趣味は蹴鞠です。なんでやねん!」
「5番、6番はビューティ選手とビースト選手です。趣味はダンスと筋トレでーす!」
「6人合わせてBB団! よろしくねっ!」
よし、決まった! 自己紹介ルーチンはきっちり合わせておかないとね。
「悪党チーム、揃いましたか? 忘れ物はありませんね? はい、それじゃあ隊列を組んで―! 前後左右、足りない人はいませんね~?」
はあ、世話が焼けるねえ。こっちにも作戦てもんがあるからねえ。せっかく立てた作戦なんだからさあ。ちゃんと実行させてくれない?
「はあ~い。それじゃあ一戦おっぱじめますかね? 弓兵隊、ちゃんと矢は持ってますね? じゃあ、先手悪者チームの弓兵さんから攻撃開始しちゃって下さい!」
びよ~んと弓持ちが矢を放ってきたところで再びアロー君の出番ですよ。
風になびくたてがみ、カッコ良いね!
「ヒヒ~ン!」
一声いなないたかと思うとトビー君は前足を上げて竿立ちした。そこへ矢のように飛んで来る矢。
矢だからねえ。やじゃないけど。
弾着寸前、飛矢は音もなく逸れて行く。ひやひやした? 飛矢だけに。
アロー君の「超磁力」バリアーです。8888。
精密機器は故障の恐れがございますので、ご使用をお控え下さい。
からのー、レールガン第2陣! 弓兵×5に襲い掛かる。
サーチ・アンド・デストロイ! サーチ・アンド・デストロイ! 見敵必殺であります。
「はいは~い! 野球チームの出番ですよ~。棒担いで『わぁ~っ』て突撃して-」
バットとボールは六尺スタンのメモリを5にセットすると、タワーシールド目掛けて突進した。
あ、弓は全滅したけど、ナイフとか投げて来る奴いるね。手癖悪いな、あいつら。
ごめーん。適当に棒で払ったりして避けてねー。当たってもケプラーベストがあるから大けがはしないだろうけど。
うん。2、3本でナイフは打ち止めだね。じゃあ、改めてタワーシールドにアタック敢行!
ビビビッてやりました! タワーシールドをぶん殴れば持ち手が感電するんだから、簡単でしょ?
はーい。そこで美女と野獣の出番ですよー! 野球チームはちょっと背中を丸めてね?
はい。
「ジェット気流的攻撃~~!」
よーし! 見事な跳躍です。
おやま、飛び越しざまに槍持ちの頭蹴とばして行ったね? 複合技は技術点が加算されます。E難度くらいかな。
そして、大事なセリフですよ。野球チームさん、どうぞ!
「俺を踏み台にしたぁっ?」
はい。オッケー! 完璧な様式美です。
そうしたら、アロー君、再び超磁力で槍をゲーッチュ! あ、タワーシールドも釣れちゃったね。捨てといて。邪魔だから。
あー、もう! 手を放さないから! 槍の人が1人飛んで来ちゃったじゃない。タワーシールドに挟まって気絶しちゃったよ。
困るなあ、予定を狂わしてもらったら。BB団の出代が減っちゃうでしょ? 脚本・演出家としては迷惑なのよねえ。
気を取り直して、美女と野獣が剣士を電撃と。これも1合交えれば良いんだから、楽ちんだ。
はい、お終いと。
槍を無くした槍持ち×2は、ブラウニー君とボンド君で捕獲してください。お利巧ですね。無駄な抵抗を止めたようですね。キリキリ縛り上げといて。
さてと――。
「ポンポンポンポン……。ひとーつ、人より力持ち。後、省略。退治てくれよう、トメ太郎!」
飾職人としての技術を生かした般若の面。我ながら良くできましたよ。前が見にくいので、立ち回りの際は外しますね。危険は避けないと。
「えーと、便意きんぐ。愛と正義の名の下に逮捕します。あなたには抵抗する権利があります。抵抗した場合、ぶっ叩きます」
「ふざけやがって、この野郎!」
「はい。ビビビッと」
「うっ、ぶぶぶぶーっ!」
オッケー。全員逮捕完了。
「これにて、一件落着ー!」
あー、しまったぁあああっ!
『どうかしたニャか?』
『トビーが先行して倒した連中が、がれきの山に埋まってるよ! 掘り出すの、面倒くせぇー!』
『そういう肉体労働的な物はビリビリ団にやらせれば良いニャ』
BB団ね、アリスさん。
でも、そうだね。健康増進のために、社会奉仕の発掘作業をやってもらおうか?
「BB団の皆さん、お疲れさまでした。悲しいお知らせがあります。えー、皆さんは残業決定です。うちはブラックではありませんが、予定外の業務になります」
「何スか、ボス? もう敵は残っていないはずじゃ」
「それが問題なのよねえ。このがれきの下に8人埋まってるんだわ。お前ら6人で掘り出しといて」
「このがれきをどけるんスか? ええーっ!」
「残業手当として、晩飯のおかずにコロッケを追加します」
「コロッケって、あーた!」
「デザートは杏仁豆腐です」
「やらせていただきやす!」
はーい。よろしくね。
え? アロー一家7人でがれきを引っ張ってやるって? うう、優しい子。
アローたちの活躍で、10分後には生き埋めになっていたけが人8名も無事収容した。
何か感謝されたんですけど、ちょっと罪悪感あるね。生き埋めにしたのこっちだからね。
下っ端は終身刑の鉱山労働くらいで済むのかしら。また生き埋めにならないと良いね。
さて、こいつら引き連れて街まで帰りますか? さすがに馬車には乗り切れないよ?
「ボス、こいつら馬を隠してやした」
「えー? また増えるの? 良いんだけどね、可愛いから」
アロー一家が手分けしてお話に行った結果、追加のお馬さん20人と馬車1台が我が家に加入することになった。うわあ、馬小屋を大幅に拡張しないと。もう新築だね。
『そんなことより、トーメー』
『うん? 何、アリスさん?』
『駄馬20頭が新規加入したニャ』
『うん。そうだけど』
『名前はどうするニャ?』
あーっ! 20人分名付けるの? もう勘弁して-!
結局、俺はその晩徹夜することになった。一番ブラックなのは、俺の労働環境じゃねえかっ!
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