訳あり令嬢の妖精学レポート

オズワルド魔法学院には名物令嬢が存在している。
妖精学の権威であるテルフォード教授のひとり娘アルマだ。
頭脳明晰で魔法の知識も豊富な彼女の元には、たびたび厄介な相談事が持ち込まれる。

「私、もっと研究をしていたいのだけれど……」

もて過ぎて人間関係を壊しがちな少年。
行方不明になった姉を探している少女。
禁術にハマってしまった友達を止めたい後輩……。

仲間と一緒にそれらの事件の調査をしていくうちに、自然とアルマは、自分自身と向き合うこととなる。

調査からはじまる、恋と呪いと祝福の話。

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