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◇◇ユージーン◇◇

「ふふっ…どう?…、んぁっ……ね、ジーン、……んぉっ……はぁっ。挿入れたくなって、きたぁ?」

「ランディっ!あんっ!…おまえぇっ…っく!おぼえてっ…っう、いろっ!」

「ああ、いい眺めだ。滾ってくる。」

「じゃあ…はんっ…もぅ、いい?」

「何がだ?」

「これっはぁ…私、には…んっ、仕置きにぃっ、ならなっ…だろう?だか…ら、ジーンを、ちょうだい?んぉっ!いいっ!」

「ダメだ。明日まではそのまま放置する。それにお前は生身の俺じゃなくてもイイんじゃねえかよ。」

「だってぇ…コレもジーンだからっ!くぅっ!」

「わたしはイヤだ!んぁっ!いくらジーンの形をしていてもぉ、コレはジーンではないっ!」

「イヤなら反省しろ、駄犬。」

「すまぬ、ジーンっ!もうしない!もうしないからぁ!んあぁっ。」

「ひぃんっ!暴れるな、ジル!んんっ!」

涙ながらに謝罪と反省を口にするジルと、俺を煽ってくるラン。

二人がどうなっているかというと、足枷でお互いに繋がれて、さらに俺のカタチの双頭の張り型でも繋がっている状況だ。
ランが俺を煽るために腰を振ればジルが悶え、ジルが悶えればランも…ってな具合だ。

今回のお仕置きはコレだ。

こいつらときたら何の相談も検討もせず…いや、むしろ俺とヤることしか考えずにしやがったからな。

俺以外を受け入れるのを嫌がるジルには、たとえ俺のカタチの張り型でも結構クるモノがあるらしい。

ランには………まぁ、コレがそこまでの仕置きになるとは思ってなかったが、予想以上に効いてない。
むしろコレを利用して、今日はヤらないと宣言した俺を籠絡する気満々だ。

そんなランがダメージを喰らうのは何か。
答えは簡単だ。

「ほら見ろ、ラン。お前が大好きな滾っただ。」

勃起した竿をランの目の前で見せつけてやる。

「んっ、ジーン…はやく、いれてくれ…。」

「ダメだ。お前はそこで指を咥えて見てろ。」

そう命じてから右手で竿を扱き始める。

いつでも俺に愛されたい恋人が二人も抱ける距離にいるのに、何が悲しくて自慰なんかしなきゃならねえんだ…とは、思う。

だがランに会心の一撃を喰らわせるにはコレしかねえ。

いかん、考え事してたら萎えそうだ。
頑張れ俺!

「そんなこと言わないでくれ、ジーン。」

切ない表情をしているが発情しきった身体は正直で、小刻みに腰を揺らしている。

「やめっ…ひっ!ランディっ、うごくなぁっ!ああんっ!きもちぃょくぅ、なる、からぁ。あっ、あっ、だめぇ!でちゃうぅっ…。やあぁぁ!」

ナイスだジル!
お前の泣き顔はナニにクる。
ぶっかけてやりたいが、ここは我慢だ。

「ジルはっ、可愛いなぁ。お前のおかげでイケそうだ。射精すぞっ!くぁっ。」

はーっ、久し振り過ぎる無駄撃ちだ。
ジルの泣き顔がなけりゃあ相当苦労しただろうな。

どうだラン、お前の愛して止まない俺の子種がダンジョンに吸収されるのをそこで見てろ。

これで喰らわなけりゃあ、俺の手には負えねえ。

「ああっ!ジーンの子種がっ!」

「やあぁっ!だめっ、だめぇっ!うごくなぁ……はあんっ!」

「嫌だっ、くぅっ…子種がっ!私のなのにぃ……。うえっ、ぐすっ……こだねが……。」

あー………心配いらなかったな。

むしろ繋がってるジルが可哀想になるくらいのランの取り乱しっぷりだ。

腹黒ランめ、落ち着いたらジルにも叱られてちったあ反省しろ。

「じゃあな、お前ら。俺は寝る。」

「うそぉっ!いやだっ、ぬいてっ!コレぇ…んっ、ぬいてぇ!」

「私の子種……。ジーンの子種が……うぅぅ…。」

隣のベッドの上は、予想以上の惨状だが知ったこっちゃねえ。

「何度も言うがここはダンジョンだ。今回のもダンジョンの外なら構わねえが、ここではダメだ。探索者なら心に刻め。」

そう言い残してブランケットを引っ被って横になる。
忘れずに防音結界も展開する。

ダンジョンの内部では魔法の威力が1割程度減衰する。
原因はダンジョンが吸収が魔力を吸収しているからだと言われている。
そんな所で結界みたいに常時展開が必要な魔法は維持が難しいが、俺には問題にならない。

ちなみにジルとランは俺の魔力で隣のベッドに繋いであるからこっちには来れない。
久し振りにゆっくり眠れるぜ。

…………ジルとランの温もりがなくて寂しいとか思ってないからな!
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