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閉じ込められたら襲われた
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◇◇ユージーン◇◇
何やら下半身が暖かい。
しかも微妙に刺激がある。
コレはアレか…。
もしかしなくても無意識に溜まった欲求を解消しようとしてるのか。
ソレもまあ、仕方ない。
ヤりたい盛りは過ぎたとはいえ俺もまだ20代だ。
暫く禁欲せざるをえなかったし、欲を吐き出したくもなる。
しかし感覚まである夢とは…。
さっさと出してスッキリしたいが、いい歳こいてジルとランがいるのに夢精なんかしたくない。
………………まあ、魔法ですぐに証拠隠滅すれば構わないか。
そうと決めたらすぐにも出して終わらせたいが、何というか…刺激はあるがイマイチ気持ち良くない。
夢なんだからもっと俺好みで良いハズなのに…と思いながらつい腰を使う。
感覚的には口に突っ込んでると思うんだが、なぜこんなヘタなヤツを夢に見てるのか!と自分に腹が立つ。
もっと上手いヤツとか具合のイイ孔とかあるだろうに。
だが喉奥まで犯されてくれるのは評価してやってもいい。
これなら俺が動けばイケる。
ようやく射精せそうだってところで視界からの情報が入ってきた。
スパートをかける俺のブツを咥えていたのは、馴染みの娼婦たちじゃなく、真っ裸のランだった。
予想外の人選に、うげっ!と頭の中で悪態をつく。
7日間もあんなトコ見せられたせいだ。
特定の相手がいるヤツを思い浮かべながら吐精するのは嫌だったが、ここまできたら途中で止めたくない。
無遠慮に突き上げ欲を放つが、10日以上溜め込んだ子種は結構な量だった。
しかも一発じゃ治まりそうにない。
どうしたモンかとぼんやりしていたら、俺のブツにランが頬擦りし始めた。
そんなことされたら余計に熱が溜まるから止めてほしい。
たがちゃんと残滓まで吸い上げ、ドロドロだったであろう俺の吐き出した子種を全部飲み込んだ褒美として好きにさせてやった。
どうせ夢の中のコトだ、誰に何を言われることもない。
それよりも新たに湧いて出た欲をどうにかしたい。
あっという間に再び完勃ちしたブツが疼く。
そんな俺から名残惜しそうにランが離れていった。
滾ったものをどうしようかと思っていたら、今度はジルまで全裸で俺に跨ってきた。
また言うが7日間もあんなトコ見せられたせいだ。
しかもジルの前はギンギン、テラテラだ。
俺の想像のジルは竿役を求めてんのか…ってちょっと待て。
先っぽにあたる尻孔特有の感触がリアル過ぎる。
腰にかかるジルの重さもそうだ。
…ってことは!
「お前らっ!ナニやってんだっ!!」
勢いよく上半身を起こしたせいで、俺のブツの先端が入りかけてたジルが転がったが知るか!
何て寝起きだよ!!
勝手にヒトの身体使うんじゃあねえ。
「夜這いだ。」
「夜這いをかけている。」
質問の答えは返ってきたが、そういうことを言ってるんじゃないんだ、頭の良いバカどもめ!
「そうじゃねえ!…クソっ!………あー、なんでこんな事やったんだ?」
「そなたを愛しているからだ。」
「ジーンが愛おしいからだ。」
その言葉を聞いて、胡散臭いものを見る目になった俺は悪くない。
二人で散々イチャコラしてたクセに何だよ。
あー、まあ、勃ってはなかったけどな。
しかしこんなダンジョン系エロ小説の定番みたいな展開が自分の身に降りかかるとは…。
「そんなこと言われたって納得いくか。あと、ヒトの寝込みを襲うな。」
特にジル、大股開きで言っても説得力無いぞ。
どんだけ自分に自信があるのか知らんが、愛を語るなら足くらい閉じろ。
そういう俺も丸見えだからブランケットを引き寄せて萎えてきたブツを隠す。
二人して残念そうにすんな、見世物じゃねえんだぞ。
「はあ…お前ら……。こんなコトして俺に軽蔑されるとか思わなかったのか?」
「それはっ!…ジルに勝算があると言われて話に乗ってしまったのだ。だが私は冷静ではなかったようだ。ジーンには申し訳ないことをした。」
ランは潔く謝罪したが、本人同様にしょぼんとしたモノを隠してないから台無しだ。
コイツらには羞恥心てモンが無いんだろうか。
まあ貴族なら見られる事に慣れてるだろうし、身体も鍛えてるもんな。
「ってコトは言い出しっぺはジルか…。勝算って何だよ、全部話せ。」
拗ねてないではやく言えってんだ。
「…………………ジーンは定期的に娼館に行くだろう?」
「そりゃあ溜まったら発散しに行くな。で?」
「何回か男娼も買った事があるだろう?」
「馴染みの娼婦が他の客の相手してたときにな。で?」
「………男娼でも発散できるなら、我らをそやつらの代わりに使ってもらえないか…と。」
「で?」
「夜這いをして…その、あっ味見してもらって、具合を気に入ってもらえたなら処理道具としてでも側に置いてもらえるのではと考えたのだ。」
「で?」
「ランを巻き込んでジーンの寝込みを襲ったが、わたしが浅はかだった。焦って暴走して申し訳ない。」
「で?」
「……まだ何かあるだろうか?」
キョトンとしてんじゃねえよ。
一番の謎が残ってんだろ。
「お前ら何日も尻孔を弄りあってたじゃねえか。そのくせ俺を襲ってきて愛してるって言う。結局何をしていて、何をしたいんだ?」
何やら下半身が暖かい。
しかも微妙に刺激がある。
コレはアレか…。
もしかしなくても無意識に溜まった欲求を解消しようとしてるのか。
ソレもまあ、仕方ない。
ヤりたい盛りは過ぎたとはいえ俺もまだ20代だ。
暫く禁欲せざるをえなかったし、欲を吐き出したくもなる。
しかし感覚まである夢とは…。
さっさと出してスッキリしたいが、いい歳こいてジルとランがいるのに夢精なんかしたくない。
………………まあ、魔法ですぐに証拠隠滅すれば構わないか。
そうと決めたらすぐにも出して終わらせたいが、何というか…刺激はあるがイマイチ気持ち良くない。
夢なんだからもっと俺好みで良いハズなのに…と思いながらつい腰を使う。
感覚的には口に突っ込んでると思うんだが、なぜこんなヘタなヤツを夢に見てるのか!と自分に腹が立つ。
もっと上手いヤツとか具合のイイ孔とかあるだろうに。
だが喉奥まで犯されてくれるのは評価してやってもいい。
これなら俺が動けばイケる。
ようやく射精せそうだってところで視界からの情報が入ってきた。
スパートをかける俺のブツを咥えていたのは、馴染みの娼婦たちじゃなく、真っ裸のランだった。
予想外の人選に、うげっ!と頭の中で悪態をつく。
7日間もあんなトコ見せられたせいだ。
特定の相手がいるヤツを思い浮かべながら吐精するのは嫌だったが、ここまできたら途中で止めたくない。
無遠慮に突き上げ欲を放つが、10日以上溜め込んだ子種は結構な量だった。
しかも一発じゃ治まりそうにない。
どうしたモンかとぼんやりしていたら、俺のブツにランが頬擦りし始めた。
そんなことされたら余計に熱が溜まるから止めてほしい。
たがちゃんと残滓まで吸い上げ、ドロドロだったであろう俺の吐き出した子種を全部飲み込んだ褒美として好きにさせてやった。
どうせ夢の中のコトだ、誰に何を言われることもない。
それよりも新たに湧いて出た欲をどうにかしたい。
あっという間に再び完勃ちしたブツが疼く。
そんな俺から名残惜しそうにランが離れていった。
滾ったものをどうしようかと思っていたら、今度はジルまで全裸で俺に跨ってきた。
また言うが7日間もあんなトコ見せられたせいだ。
しかもジルの前はギンギン、テラテラだ。
俺の想像のジルは竿役を求めてんのか…ってちょっと待て。
先っぽにあたる尻孔特有の感触がリアル過ぎる。
腰にかかるジルの重さもそうだ。
…ってことは!
「お前らっ!ナニやってんだっ!!」
勢いよく上半身を起こしたせいで、俺のブツの先端が入りかけてたジルが転がったが知るか!
何て寝起きだよ!!
勝手にヒトの身体使うんじゃあねえ。
「夜這いだ。」
「夜這いをかけている。」
質問の答えは返ってきたが、そういうことを言ってるんじゃないんだ、頭の良いバカどもめ!
「そうじゃねえ!…クソっ!………あー、なんでこんな事やったんだ?」
「そなたを愛しているからだ。」
「ジーンが愛おしいからだ。」
その言葉を聞いて、胡散臭いものを見る目になった俺は悪くない。
二人で散々イチャコラしてたクセに何だよ。
あー、まあ、勃ってはなかったけどな。
しかしこんなダンジョン系エロ小説の定番みたいな展開が自分の身に降りかかるとは…。
「そんなこと言われたって納得いくか。あと、ヒトの寝込みを襲うな。」
特にジル、大股開きで言っても説得力無いぞ。
どんだけ自分に自信があるのか知らんが、愛を語るなら足くらい閉じろ。
そういう俺も丸見えだからブランケットを引き寄せて萎えてきたブツを隠す。
二人して残念そうにすんな、見世物じゃねえんだぞ。
「はあ…お前ら……。こんなコトして俺に軽蔑されるとか思わなかったのか?」
「それはっ!…ジルに勝算があると言われて話に乗ってしまったのだ。だが私は冷静ではなかったようだ。ジーンには申し訳ないことをした。」
ランは潔く謝罪したが、本人同様にしょぼんとしたモノを隠してないから台無しだ。
コイツらには羞恥心てモンが無いんだろうか。
まあ貴族なら見られる事に慣れてるだろうし、身体も鍛えてるもんな。
「ってコトは言い出しっぺはジルか…。勝算って何だよ、全部話せ。」
拗ねてないではやく言えってんだ。
「…………………ジーンは定期的に娼館に行くだろう?」
「そりゃあ溜まったら発散しに行くな。で?」
「何回か男娼も買った事があるだろう?」
「馴染みの娼婦が他の客の相手してたときにな。で?」
「………男娼でも発散できるなら、我らをそやつらの代わりに使ってもらえないか…と。」
「で?」
「夜這いをして…その、あっ味見してもらって、具合を気に入ってもらえたなら処理道具としてでも側に置いてもらえるのではと考えたのだ。」
「で?」
「ランを巻き込んでジーンの寝込みを襲ったが、わたしが浅はかだった。焦って暴走して申し訳ない。」
「で?」
「……まだ何かあるだろうか?」
キョトンとしてんじゃねえよ。
一番の謎が残ってんだろ。
「お前ら何日も尻孔を弄りあってたじゃねえか。そのくせ俺を襲ってきて愛してるって言う。結局何をしていて、何をしたいんだ?」
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