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罪なき日々の終着
小さな星たちの戯れ 瘡蓋を毟る癒やしの術
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事件直後から柳が受けた一連の心理支援プログラムは、最終的に仮面をさらに厚くする結果となった。
各セッションで自分自身を守るために必要な技術を磨き上げていくが、それが内面との距離を広げる原因にもなる。
初めのエモーショナル・デコーディング・プログラムでは、感情がカラフルなビジュアルデータとして画面に映し出された。
柳は感情が可視化されることに不安を感じ、隠さなければならないと感じてしまう。色相環が反転し、再び反転する。数度繰り返し、色が混ざってゆき、どんどんと暗く濁ってゆく。
「隠さなくちゃ……見られたら駄目……」
同時に、自身の感情の色に対する拒否感を示し、独り言を漏らす。
「こんな色は嫌だ……駄目だ駄目だ、違うのにしなきゃ、違う色に、違う色に、違う色に違う色に」
数度試みられたこのセッションは、内面と向き合う苦痛を顕在化させてしまった。
メモリー・リフレーミング・セッションでは、改変された記憶の結末に対して混乱する。
否定を繰り返すことで、より悪しき記憶が脳裏に深く刻まれてしまう。改変しようとすればするほど考えは固定され、強固なものに凝り固まってゆく。
両目は見開かれている。自分の直面した事実を凝視し、より強く心を染め上げるために。
「……違う……確かこうじゃない、強い力で押されました、痛かった、聞いてしまったんです、間違いありません」
柳にとって、操作された記憶は真実ではなく、受け入れがたいものだった。
「足元の感覚がなくなって、心臓が小さくなって、お腹が」
混乱により各数値が悪化し、このセッションは即刻打ち切られた。
サイバーネティック・エンパワーメント・プログラムにおいては、現実逃避の手段として仮想現実に依存するようになり、現実世界への復帰を拒否する。
柳はシンクロヘルムを両手で覆うようにして、規定時間を過ぎても着用し続けようとしていた。
「嫌だ……まだ続けたい……続けたい……」
全く実生活に関係のない景色が展開され、その世界に没頭しようとする。逆に現実の認識を妨げる暗示になってしまうため、すぐに外してプログラムを終える必要があった。
「帰らない」
柳は強い力でシンクロヘルムを抑える。口調はしっかりとしたものに聞こえたが、必死さを含んで震えが増してゆく。
「まだ……ここにいたい」
母親が介入し、声をかけても止まらなかった。
「帰りたくない……!」
拒絶の言葉を口にし続ける。頭を垂れ、優れた集中力が悪い方へと作用してしまう。
やがて看護師がその手を引き剥がし、シンクロヘルムを外して仮想現実から強制的に排出されても、この没入感から帰ってくるために数時間を要した。医師は記録されたデータを見比べ、気づかれないようため息をついた。
インタラクティブ・アート・セラピーでは感情をアートとして表現するが、柳自身の真の感情を隠す手段として使ってしまったらしい。この方法について、柳は全く覚えていない。記憶から全て抜け落ちていた。
「こんなのは……こんなの、僕、じゃ、ない……ここは、こうして……」
自己否定を続け、完成した作品を見て「これでいいですか?」と問い、かと思えばうろうろと歩き回って「……問題ない……はず……」と自問自答する。
内面に予想される心理傾向を全く反映しない、不自然に歪んだ明るさを主張するグラフィックが完成する。そこに走る色や筆の軌跡全てが、嘘でできていた。
アートとは心の内を見つめ直す大きな力である。それを否定する手段に変換してしまう柳の心理的傾向は、健全な成長を遂げた子供のものではなかった。
過去に描いたという柳の絵を、医師は母親から提出されている。その絵は暖かな家庭と友人に恵まれた少年として十分に見えた。事件の影響の大きさを、現在柳の異常性が顕著に表していた。
それぞれのセッションが終わるたびに、柳は最中とは打って変わって礼儀正しく「先生、ありがとうございました」と感謝を表し、表面上は受け入れたかのように振る舞う。
しかし内面で柳は仮面の裏で、孤独と無力感に苛まれていた。
セラピーとカウンセリングが進むにつれて、仮面はより複雑で厚くなっていった。
病院を出て、勤めを果たした安心感から柳はため息をつく。
こんなことで、競技に本格復帰する目処が立つのだろうか? この病院に連れてきた母も柳の頭を撫で、焦らなくても良いと言ってくれる。しかし柳は逆に、このセッションが無為なものと感じるようになっていた。かえって自分の内面をかき混ぜ、乱しているとさえ思う。
それでも、母が辞めようと言い出すまで、柳は病院に通った。
深夜のリビングルームは静かであり、外の風の音だけが時折窓を揺らす。
柊はその部屋の中心でどっしりとしたソファに座りながら、頭を抱えていた。その心は息子柳が受けた苦痛と、それに関連する事件の重さに押しつぶされそうになっている。
一人息子が体験した事件は、彼に計り知れない心的傷害を与え、その生涯を決定づけた。
事件の犯人が柊自身に対する深い恨みから、その息子である柳をターゲットに選んだという事実は、柊にとって耐え難い苦しみをもたらしていた。
犯人の動機が彼の過去の行動に根ざしていたため、柊は責任の重さを日々感じている。
彼の妻、夕子は疲れ切った表情で言った。
「もうセラピーもカウンセリングも辞めたほうがいい……」
彼女の言葉は、柳が経験してきた様々なセラピーがかえって彼の内面を閉ざしてしまっていることを示していた。
柊はその提案に頷くことができず、ただ無言で夕子の言葉を反芻していた。
夕子の声には疲労と憂いが混じり合い、事件から続く絶え間ない心労が見て取れた。柊は先に床につくよう妻に促す。
柊は暗いリビングで独り、自らの選択とその結果にどう向き合えば良いのかを考え続ける。
息子の笑顔が風化していく中で、かつての柳が持っていた無邪気な明るさがいかに心の奥深くに埋もれてしまったかを痛感していた。
殺人鬼の手にかかり、生き残ったもののその精神は無残にも引き裂かれてしまった。
そう。確かに死んではいない。しかし、殺人である。そう感じる。先の夕子の言葉には、柳がこれ以上苦しむ姿を見たくないという母親としての切実な願いが込められていた。
柊自身もまた、自分の存在が息子にどれほどの影を落としているのかを理解し、それにどう対応すれば良いのか模索していた。
「……父さん」
リビングの引き戸を開け、入ってきたのは息子本人だった。
夜の静けさを切り裂くような、彼の控えめな声が柊の心に響く。部屋には薄暗い照明がぼんやりと灯り、外の風が窓ガラスを軽く揺らしていた。
柳は眠い目を擦りながら、裁判と仕事、警察とのやりとりで疲労した父を前に、痛々しいほどに気遣う様子を見せる。
「ごめんなさい……父さん……」
声は震えていて、その言葉には深い罪悪感が込められていた。リビングの空気は一瞬で重くなり、時計の秒針の音さえも大きく感じられる。
柊は目頭が熱くなる。心の中で叫びたい感情が渦巻いていた。
どうしてこの子を。自分を恨んでいたなら、自分を殺せばいい。なぜ、自分が傷ついてまで優しさを見せるこの子を……。
「なんで、柳が謝るんだ? ……お前はちっとも悪くなんかない……」
柊の声は震え、言葉を紡ぐごとに彼の表情は痛みに満ちていった。
「でも……僕のせいで……」
柳の言葉は途切れ途切れで、彼の肩は小さく震えていた。目には深い迷いと自己疑念が宿っている。
「楽しいことだけ考えなさい……今は全部休んでいいんだよ」
声は柔らかく、しかし力強く、息子に対する深い愛情を込めてるように心がけていた。
「病院でも……学校でも、う、うまくいかない……前と、違うって言われる……でも、前ってなに? 僕ってどんな人なの……」
柳の声が震え、言葉には途方もない孤独と苦悩がこもっていた。
「……父さんは、柳が大切だから。柳が困っていたら助けるよ…………今日は一緒に寝るか?久しぶりに」
提案し、柊は息子の小さな笑顔を引き出そうとした。しかし柳は小さく首を振る。
「……ううん、ひとりで寝る。おやすみ」
柳の返答は静かで、彼の足音はゆっくりと自室に向かって消えていく。静寂が再び深まる。
「……おやすみ、柳」
柊は静かに言葉を返し、息子の去った後もしばらくの間、リビングの空間に佇んだ。
外の風が窓を通じて涼やかな夜の息吹を運んでくる。夜は更けていくが、柊の心の重荷は一向に軽くなる気配はない。愛する息子をどう守り、どう支えればいいのかという問いが、心のなかに絶え間なく浮かんでいた。
息子が再び真の幸福を掴む日は来るのだろうか。柊は息子の幸せを、心の底から願っていた。
各セッションで自分自身を守るために必要な技術を磨き上げていくが、それが内面との距離を広げる原因にもなる。
初めのエモーショナル・デコーディング・プログラムでは、感情がカラフルなビジュアルデータとして画面に映し出された。
柳は感情が可視化されることに不安を感じ、隠さなければならないと感じてしまう。色相環が反転し、再び反転する。数度繰り返し、色が混ざってゆき、どんどんと暗く濁ってゆく。
「隠さなくちゃ……見られたら駄目……」
同時に、自身の感情の色に対する拒否感を示し、独り言を漏らす。
「こんな色は嫌だ……駄目だ駄目だ、違うのにしなきゃ、違う色に、違う色に、違う色に違う色に」
数度試みられたこのセッションは、内面と向き合う苦痛を顕在化させてしまった。
メモリー・リフレーミング・セッションでは、改変された記憶の結末に対して混乱する。
否定を繰り返すことで、より悪しき記憶が脳裏に深く刻まれてしまう。改変しようとすればするほど考えは固定され、強固なものに凝り固まってゆく。
両目は見開かれている。自分の直面した事実を凝視し、より強く心を染め上げるために。
「……違う……確かこうじゃない、強い力で押されました、痛かった、聞いてしまったんです、間違いありません」
柳にとって、操作された記憶は真実ではなく、受け入れがたいものだった。
「足元の感覚がなくなって、心臓が小さくなって、お腹が」
混乱により各数値が悪化し、このセッションは即刻打ち切られた。
サイバーネティック・エンパワーメント・プログラムにおいては、現実逃避の手段として仮想現実に依存するようになり、現実世界への復帰を拒否する。
柳はシンクロヘルムを両手で覆うようにして、規定時間を過ぎても着用し続けようとしていた。
「嫌だ……まだ続けたい……続けたい……」
全く実生活に関係のない景色が展開され、その世界に没頭しようとする。逆に現実の認識を妨げる暗示になってしまうため、すぐに外してプログラムを終える必要があった。
「帰らない」
柳は強い力でシンクロヘルムを抑える。口調はしっかりとしたものに聞こえたが、必死さを含んで震えが増してゆく。
「まだ……ここにいたい」
母親が介入し、声をかけても止まらなかった。
「帰りたくない……!」
拒絶の言葉を口にし続ける。頭を垂れ、優れた集中力が悪い方へと作用してしまう。
やがて看護師がその手を引き剥がし、シンクロヘルムを外して仮想現実から強制的に排出されても、この没入感から帰ってくるために数時間を要した。医師は記録されたデータを見比べ、気づかれないようため息をついた。
インタラクティブ・アート・セラピーでは感情をアートとして表現するが、柳自身の真の感情を隠す手段として使ってしまったらしい。この方法について、柳は全く覚えていない。記憶から全て抜け落ちていた。
「こんなのは……こんなの、僕、じゃ、ない……ここは、こうして……」
自己否定を続け、完成した作品を見て「これでいいですか?」と問い、かと思えばうろうろと歩き回って「……問題ない……はず……」と自問自答する。
内面に予想される心理傾向を全く反映しない、不自然に歪んだ明るさを主張するグラフィックが完成する。そこに走る色や筆の軌跡全てが、嘘でできていた。
アートとは心の内を見つめ直す大きな力である。それを否定する手段に変換してしまう柳の心理的傾向は、健全な成長を遂げた子供のものではなかった。
過去に描いたという柳の絵を、医師は母親から提出されている。その絵は暖かな家庭と友人に恵まれた少年として十分に見えた。事件の影響の大きさを、現在柳の異常性が顕著に表していた。
それぞれのセッションが終わるたびに、柳は最中とは打って変わって礼儀正しく「先生、ありがとうございました」と感謝を表し、表面上は受け入れたかのように振る舞う。
しかし内面で柳は仮面の裏で、孤独と無力感に苛まれていた。
セラピーとカウンセリングが進むにつれて、仮面はより複雑で厚くなっていった。
病院を出て、勤めを果たした安心感から柳はため息をつく。
こんなことで、競技に本格復帰する目処が立つのだろうか? この病院に連れてきた母も柳の頭を撫で、焦らなくても良いと言ってくれる。しかし柳は逆に、このセッションが無為なものと感じるようになっていた。かえって自分の内面をかき混ぜ、乱しているとさえ思う。
それでも、母が辞めようと言い出すまで、柳は病院に通った。
深夜のリビングルームは静かであり、外の風の音だけが時折窓を揺らす。
柊はその部屋の中心でどっしりとしたソファに座りながら、頭を抱えていた。その心は息子柳が受けた苦痛と、それに関連する事件の重さに押しつぶされそうになっている。
一人息子が体験した事件は、彼に計り知れない心的傷害を与え、その生涯を決定づけた。
事件の犯人が柊自身に対する深い恨みから、その息子である柳をターゲットに選んだという事実は、柊にとって耐え難い苦しみをもたらしていた。
犯人の動機が彼の過去の行動に根ざしていたため、柊は責任の重さを日々感じている。
彼の妻、夕子は疲れ切った表情で言った。
「もうセラピーもカウンセリングも辞めたほうがいい……」
彼女の言葉は、柳が経験してきた様々なセラピーがかえって彼の内面を閉ざしてしまっていることを示していた。
柊はその提案に頷くことができず、ただ無言で夕子の言葉を反芻していた。
夕子の声には疲労と憂いが混じり合い、事件から続く絶え間ない心労が見て取れた。柊は先に床につくよう妻に促す。
柊は暗いリビングで独り、自らの選択とその結果にどう向き合えば良いのかを考え続ける。
息子の笑顔が風化していく中で、かつての柳が持っていた無邪気な明るさがいかに心の奥深くに埋もれてしまったかを痛感していた。
殺人鬼の手にかかり、生き残ったもののその精神は無残にも引き裂かれてしまった。
そう。確かに死んではいない。しかし、殺人である。そう感じる。先の夕子の言葉には、柳がこれ以上苦しむ姿を見たくないという母親としての切実な願いが込められていた。
柊自身もまた、自分の存在が息子にどれほどの影を落としているのかを理解し、それにどう対応すれば良いのか模索していた。
「……父さん」
リビングの引き戸を開け、入ってきたのは息子本人だった。
夜の静けさを切り裂くような、彼の控えめな声が柊の心に響く。部屋には薄暗い照明がぼんやりと灯り、外の風が窓ガラスを軽く揺らしていた。
柳は眠い目を擦りながら、裁判と仕事、警察とのやりとりで疲労した父を前に、痛々しいほどに気遣う様子を見せる。
「ごめんなさい……父さん……」
声は震えていて、その言葉には深い罪悪感が込められていた。リビングの空気は一瞬で重くなり、時計の秒針の音さえも大きく感じられる。
柊は目頭が熱くなる。心の中で叫びたい感情が渦巻いていた。
どうしてこの子を。自分を恨んでいたなら、自分を殺せばいい。なぜ、自分が傷ついてまで優しさを見せるこの子を……。
「なんで、柳が謝るんだ? ……お前はちっとも悪くなんかない……」
柊の声は震え、言葉を紡ぐごとに彼の表情は痛みに満ちていった。
「でも……僕のせいで……」
柳の言葉は途切れ途切れで、彼の肩は小さく震えていた。目には深い迷いと自己疑念が宿っている。
「楽しいことだけ考えなさい……今は全部休んでいいんだよ」
声は柔らかく、しかし力強く、息子に対する深い愛情を込めてるように心がけていた。
「病院でも……学校でも、う、うまくいかない……前と、違うって言われる……でも、前ってなに? 僕ってどんな人なの……」
柳の声が震え、言葉には途方もない孤独と苦悩がこもっていた。
「……父さんは、柳が大切だから。柳が困っていたら助けるよ…………今日は一緒に寝るか?久しぶりに」
提案し、柊は息子の小さな笑顔を引き出そうとした。しかし柳は小さく首を振る。
「……ううん、ひとりで寝る。おやすみ」
柳の返答は静かで、彼の足音はゆっくりと自室に向かって消えていく。静寂が再び深まる。
「……おやすみ、柳」
柊は静かに言葉を返し、息子の去った後もしばらくの間、リビングの空間に佇んだ。
外の風が窓を通じて涼やかな夜の息吹を運んでくる。夜は更けていくが、柊の心の重荷は一向に軽くなる気配はない。愛する息子をどう守り、どう支えればいいのかという問いが、心のなかに絶え間なく浮かんでいた。
息子が再び真の幸福を掴む日は来るのだろうか。柊は息子の幸せを、心の底から願っていた。
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