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第三章 スタンピード
第二十六話
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「やばいな、ブラッディベアだ。
パーティが合同で戦ってるけど、分が悪いな。
魔法士が攻撃してるって事は知識が無い可能性が高いな。」
ドラゴが小声で侑に呟く。
見た目はアライグマだが、大きさは2メートルを超えている。
「侑、ブラッディベアの体毛は魔法攻撃を無効化する。
魔法が効かない上に硬いから厄介だぞ。
しかも、素早い動きで的を絞り辛いから弓での攻撃も厳しい。
ブラッディベア自体は、魔法も使わないし毒も無いが素早い動きからくり出される爪による攻撃は脅威だ。」
バトラはもし戦闘になったら、魔法と弓は使えず三人で戦う事になると言った。
「大鎌に持ち替えようか?」
サラが弓での攻撃が戦力外なら大鎌でと言う。
「いや、サラは弓のままで。
大鎌の戦い方を見せてもらったけど、不利過ぎる。
それにブラッディベアとやり合ってる時にホーンラビットが出ないとも限らないし、サラの腕なら狙えるタイミングがあるかもしれない。
母さんはヒール系の魔法をいつでも撃てるようにして待機ね。」
侑は二人に指示を出した。
目の前で繰り広げられている戦闘はブラッディベアを足止めするのが精一杯な感じだ。
魔法士は魔力が残り少ないらしく、攻撃しなくなったし剣士も生傷が増えている。
「そろそろ限界だな。
侑どうする?行くか?」
ドラゴがトンファーをクルクル回す。
侑は頷くと飛び出した。
「おい、駄目そうならこっちで引き受けるがどうする?」
侑は戦っているパーティに声をかけた。
「助力してくれるのか?」
「いや、助力はしない。
諦めて逃げてくれ。」
「任せていいのか?」
「いいから、逃げれる体力が残ってるうちに逃げてくれ!」
短い会話のあと、戦っているパーティは退却命令を出した。
侑達は逃げる瞬間を襲われない様にパーティとブラッディベアの間に入り込んだ。
「悪いがあとは頼んだ!」
足をひきずっている剣士を魔法士に肩を借りて後退している。
ドラゴがセンターに、侑とバトラでサイドを固める陣形を取った。
侑は二刀流で構えた。
ドラゴは相変わらずトンファーをクルクル回している。
バトラは柄を持っているが、鞘からは抜いていない。
初撃を放ってきたのはブラッディベアだった。
右手を振り上げると、侑を爪で切り裂きにいく。
侑は刃こぼれしない様に峰側で二本水平に持つと爪を受け止めた。
「ドラゴ!」
「ハイよ!」
ドラゴは侑によって動きを止められたブラッディベアの腕の関節をトンファーで殴った。
『バキッ』という音と同時に腕がくの字に曲がった。
ブラッディベアは顔を歪めたが、次の瞬間曲がった腕で攻撃してくる。
関節の外れている腕はムチのようにしなり、二人に襲いかかる。
「下がれ!!」
二人が下がるとバトラは居合斬りの構えで走り込み、外れた関節に一閃を浴びせた。
「ウガァ」
切断までは至らなかったが、刀の刃は骨まで届いた。
ブラッディベアは左腕を振り上げるとバトラを狙う。
侑は左から回り込むと、右腕を斬り落とした。
ブラッディベアは体制を崩して、その場に倒れた。
「チャンス!」
ドラゴはトンファーで頭を狙いに行った。
ブラッディベアはその場で回り、尻尾でドラゴを叩き飛ばした。
「痛ってー」
ドラゴは近くの太い木に叩き付けられた。
「大丈夫か?」
侑はブラッディベアから目を離さず、ドラゴに確認する。
「大丈夫だ、叩き付けられただけで怪我は無い。」
ドラゴはすぐにセンターに戻った。
『尻尾でも攻撃してくるのか…
それに聞いていたけど、思った以上に機敏だな』
侑はカウンター狙いではなく、攻勢に出たかった。
右腕を失ったブラッディベアはバランスが取れないのか、攻撃のタイミングで一度立ち上がるようになった。
それでも、動きが機敏で足を狙う事が出来ない。
足を狙いに行くと尻尾で攻撃してくるからだ。
「サラ!立ち上がった瞬間、目を狙えるか?」
「ドラゴが右に二歩ズレてくれれば狙えるよ!」
「次立ったら撃ってみて!」
「分かった!」
ドラゴは右に挑発しながら移動した。
ブラッディベアが挑発にのり、立ち上がった。
サラはタイミングを逃さず、矢を放った。
サラの放った矢は右目に刺さった。
ブラッディベアは矢を抜こうとするが、なかなか抜けない。
侑は死角から後ろに周り、尻尾を斬り落とした。
ドラゴは今度こそとばかりに眉間を狙ってトンファーで打ちつけた。
グッタリしたブラッディベアの首をバトラが斬り落としに行く。
反対側から侑も首を斬り落としに行った。
ブラッディベアの頭は転がり落ちた。
「ふーっ、終わった…
三人掛かりでやっとかよ。」
侑はその場に座り込んだ。
「こんなデカイの袋に入るのか?」
ドラゴは『どうすんだこれ』と死骸を蹴っている。
「とりあえず頭を袋に入れて、身体は俺のカバンに入れとくよ。」
侑はラピスに頭を袋に入れる様に言った。
「何か策を考えないとブラッディベアはキツイな。
せめて、魔法が効いてくれれば動きを止められるんだけどなぁ。」
侑は安全に依頼をクリアしたかった。
「さっき倒したやつの足の裏を見たけど毛が無かったぞ。
もしかしたら、地面からだったら通じる可能性があるかもな?」
ドラゴが肉球がデカかったとドヤ顔で言った。
「地面からだと、土属性か。
母さんかサラは、土属性使える?」
サラは首を横に振った。
メイは初級なら少し使えると言った。
「母さん、初級魔法の中にモンスターを足止めできる様な魔法は無いかな?」
「地面を剣山みたいにする魔法はどうかな。
足に刺されば、折れるまでは動けないと思うけど。」
メイはアースニードルならどうかなと侑の前で実際に発動して見せた。
「あまり会いたくないけど、機会があったら使ってみようか。」
侑は俺も使えるようになったけど、母さんに任せると言った。
「よし、進もうか。」
侑達は魔素の吹き出す穴に向かった。
パーティが合同で戦ってるけど、分が悪いな。
魔法士が攻撃してるって事は知識が無い可能性が高いな。」
ドラゴが小声で侑に呟く。
見た目はアライグマだが、大きさは2メートルを超えている。
「侑、ブラッディベアの体毛は魔法攻撃を無効化する。
魔法が効かない上に硬いから厄介だぞ。
しかも、素早い動きで的を絞り辛いから弓での攻撃も厳しい。
ブラッディベア自体は、魔法も使わないし毒も無いが素早い動きからくり出される爪による攻撃は脅威だ。」
バトラはもし戦闘になったら、魔法と弓は使えず三人で戦う事になると言った。
「大鎌に持ち替えようか?」
サラが弓での攻撃が戦力外なら大鎌でと言う。
「いや、サラは弓のままで。
大鎌の戦い方を見せてもらったけど、不利過ぎる。
それにブラッディベアとやり合ってる時にホーンラビットが出ないとも限らないし、サラの腕なら狙えるタイミングがあるかもしれない。
母さんはヒール系の魔法をいつでも撃てるようにして待機ね。」
侑は二人に指示を出した。
目の前で繰り広げられている戦闘はブラッディベアを足止めするのが精一杯な感じだ。
魔法士は魔力が残り少ないらしく、攻撃しなくなったし剣士も生傷が増えている。
「そろそろ限界だな。
侑どうする?行くか?」
ドラゴがトンファーをクルクル回す。
侑は頷くと飛び出した。
「おい、駄目そうならこっちで引き受けるがどうする?」
侑は戦っているパーティに声をかけた。
「助力してくれるのか?」
「いや、助力はしない。
諦めて逃げてくれ。」
「任せていいのか?」
「いいから、逃げれる体力が残ってるうちに逃げてくれ!」
短い会話のあと、戦っているパーティは退却命令を出した。
侑達は逃げる瞬間を襲われない様にパーティとブラッディベアの間に入り込んだ。
「悪いがあとは頼んだ!」
足をひきずっている剣士を魔法士に肩を借りて後退している。
ドラゴがセンターに、侑とバトラでサイドを固める陣形を取った。
侑は二刀流で構えた。
ドラゴは相変わらずトンファーをクルクル回している。
バトラは柄を持っているが、鞘からは抜いていない。
初撃を放ってきたのはブラッディベアだった。
右手を振り上げると、侑を爪で切り裂きにいく。
侑は刃こぼれしない様に峰側で二本水平に持つと爪を受け止めた。
「ドラゴ!」
「ハイよ!」
ドラゴは侑によって動きを止められたブラッディベアの腕の関節をトンファーで殴った。
『バキッ』という音と同時に腕がくの字に曲がった。
ブラッディベアは顔を歪めたが、次の瞬間曲がった腕で攻撃してくる。
関節の外れている腕はムチのようにしなり、二人に襲いかかる。
「下がれ!!」
二人が下がるとバトラは居合斬りの構えで走り込み、外れた関節に一閃を浴びせた。
「ウガァ」
切断までは至らなかったが、刀の刃は骨まで届いた。
ブラッディベアは左腕を振り上げるとバトラを狙う。
侑は左から回り込むと、右腕を斬り落とした。
ブラッディベアは体制を崩して、その場に倒れた。
「チャンス!」
ドラゴはトンファーで頭を狙いに行った。
ブラッディベアはその場で回り、尻尾でドラゴを叩き飛ばした。
「痛ってー」
ドラゴは近くの太い木に叩き付けられた。
「大丈夫か?」
侑はブラッディベアから目を離さず、ドラゴに確認する。
「大丈夫だ、叩き付けられただけで怪我は無い。」
ドラゴはすぐにセンターに戻った。
『尻尾でも攻撃してくるのか…
それに聞いていたけど、思った以上に機敏だな』
侑はカウンター狙いではなく、攻勢に出たかった。
右腕を失ったブラッディベアはバランスが取れないのか、攻撃のタイミングで一度立ち上がるようになった。
それでも、動きが機敏で足を狙う事が出来ない。
足を狙いに行くと尻尾で攻撃してくるからだ。
「サラ!立ち上がった瞬間、目を狙えるか?」
「ドラゴが右に二歩ズレてくれれば狙えるよ!」
「次立ったら撃ってみて!」
「分かった!」
ドラゴは右に挑発しながら移動した。
ブラッディベアが挑発にのり、立ち上がった。
サラはタイミングを逃さず、矢を放った。
サラの放った矢は右目に刺さった。
ブラッディベアは矢を抜こうとするが、なかなか抜けない。
侑は死角から後ろに周り、尻尾を斬り落とした。
ドラゴは今度こそとばかりに眉間を狙ってトンファーで打ちつけた。
グッタリしたブラッディベアの首をバトラが斬り落としに行く。
反対側から侑も首を斬り落としに行った。
ブラッディベアの頭は転がり落ちた。
「ふーっ、終わった…
三人掛かりでやっとかよ。」
侑はその場に座り込んだ。
「こんなデカイの袋に入るのか?」
ドラゴは『どうすんだこれ』と死骸を蹴っている。
「とりあえず頭を袋に入れて、身体は俺のカバンに入れとくよ。」
侑はラピスに頭を袋に入れる様に言った。
「何か策を考えないとブラッディベアはキツイな。
せめて、魔法が効いてくれれば動きを止められるんだけどなぁ。」
侑は安全に依頼をクリアしたかった。
「さっき倒したやつの足の裏を見たけど毛が無かったぞ。
もしかしたら、地面からだったら通じる可能性があるかもな?」
ドラゴが肉球がデカかったとドヤ顔で言った。
「地面からだと、土属性か。
母さんかサラは、土属性使える?」
サラは首を横に振った。
メイは初級なら少し使えると言った。
「母さん、初級魔法の中にモンスターを足止めできる様な魔法は無いかな?」
「地面を剣山みたいにする魔法はどうかな。
足に刺されば、折れるまでは動けないと思うけど。」
メイはアースニードルならどうかなと侑の前で実際に発動して見せた。
「あまり会いたくないけど、機会があったら使ってみようか。」
侑は俺も使えるようになったけど、母さんに任せると言った。
「よし、進もうか。」
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