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第三章 スタンピード
第十ニ話
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「ミチルさんの話が聞こえたけど?」
メイがリビングに顔を出した。
「サラさんはミチルの後輩なんだって。」
侑が嬉しそうにメイに話す。
「そうなの、後輩って事はミチルさんは薬師だったのかしら。
侑、バトラがベッドのレイアウトに悩んでるから手伝ってあげて。」
メイは侑をリビングから離した。
「サラさん、お願いがあるの。
なるべく、侑にミチルさんの情報を与えないで。
出来れば、後輩だけど雲の上の人で会った事が無い位にしてくれると助かるんだけど。」
メイはサラにおかしなお願いをした。
「構いませんが、理由を聞いても良いですか?」
サラは特別な事情があると思い、口裏を合わせる為に理由が知りたかった。
「侑と一緒に居た時のミチルさんは鳥だったの。
侑の召喚獣として存在したの。
だから、侑は人型のミチルさんを見ていないの。
そして、今ミチルさんは医療改革の為に転生して向こうの世界に居るの。
いつ帰ってくるか分からないミチルさんの事を侑に引きずって欲しく無いの。
私達も転生待ちでいついなくなるか分からないから尚更ね。
だから、あなた達がここに来てくれたのは心から嬉しかったわ。
ミチルさんの事を忘れさせる事は無いけど、帰ってくるまでずっと鎖に繋がられるように待つ侑にしたく無いから貴女達が仲良くしてあげて。」
メイは自分の思いをサラ達に打ち明け、お願いしますと頭を下げた。
「分かりました。
私から話を振る事はしないし、なるべく避けます。
実際に会った事が無い事にしますね。」
メイの思いが通じ、サラは頭を上げてくださいとメイに言った。
部屋は準備できたよと、侑が戻ってきた。
侑がミチルの話を切り出す前にサラが話し始めた。
「ミチルさんて、凄い人だよ。
実際には会えなかったけどね。
医師とか薬師は希少な職業だから、縦の繋がりが大切なのよ。
だから、上に居れば皆先輩だし下は後輩なのよ。」
サラは色々聞かれる前に釘を刺した。
「そっか、でもミチルの事を知ってる人に会えた事は素直に嬉しいよ。
俺もミチルに負けない様に頑張んなきゃね。」
侑はリビングに居た三人の表情から何かを察した。
「本題に戻るけど、今後の方向性はどうしようか?
キュア系の魔法は覚えるとして、魔法が良いのかポーション系の方が良いのか両方か。
それとも他に何か案は有る?」
侑はサラの意見が聞きたい。
「二・三日は様子見ね。
このままでどれくらいまで落ち着くか見たいし、違う変化が起きるかも知れないから。
その後は、魔法とポーションの両方から治療をするつもり。
だから、様子見の間に私が侑君にポーションの作り方を教えるわ。
錬金術と同じだから、侑君ならすぐ作れる様になるよ。」
サラはこれからの方向性を示した。
「あと、お願いがあるんだけど…」
サラは言い辛そうにしている。
「何か必要な物があるの?」
侑が何でも準備するから言ってとサラを見る。
「私も暫くここに居ても良いかな?」
サラは明日帰るつもりだったが、長居する事を決めた。
「今更??
別にいつまで居ても全然構わないよ?」
「明日帰るつもりだったから、着替えが…」
「……そういう事ね、母さんの服を借りる?」
侑は悪戯な笑顔で冗談を言った。
「意地悪ね、服を作って下さいお願いします。」
サラは頬を膨らませながらお願いした。
「サラからはポーションの作り方を教えてもらうから、要望には応えるよ。」
平等な立ち位置の為にはこの方が良いだろうと、侑はサラさんからサラに呼び方を変えた。
「呼び捨て??
もしかして、私もロゼ達と同類の扱いになるの?
それは嫌だなー。」
サラは侑にウザい分類にされたと思った。
「いや、違うよ。
呼び捨てで呼んだのは、立場に上下を付けたくなかったから。
だから、サラもエリカも俺の事も呼び捨てでね。」
侑は卑屈になられては困ると付け加えた。
「サラはポーションの作り方を教える事が出来るけど私には何も無いよ?
私は何をすればいいの?」
エリカは困った顔をしている。
「エリカは母さんの手伝いをしてよ。
あと、スライム達と仲良くなって。
ラピスは心が通じ合うと念話で話が出来るようになるから。」
侑はエリカの顔を見て寄ってきた仔猫の世話とか、やって欲しい事は一杯あるよと伝えた。
エリカは半分納得してない感じの顔で頷いた。
「さて、服を作っちゃいますか。
エリカは部屋着あるの?」
侑は紙とさざれ石を出した。
「出来れば一着欲しいです。
……あと下着も。」
エリカは申し訳無さそうに下を向いた。
「別にいいよ、紙にデザインを描いて。」
侑がエリカとサラに紙を渡すと、横から紙を一枚取ろうとする手が…。
「侑の作った服、私も欲しいなぁ。」
手を出したのはメイだった。
「…母さん……。
別にいいけど、下着は勘弁してもらっていいかな?
流石に親の下着は…ね。」
「えっ?駄目?
別に見てとは言わないから、ね?」
「仕方無いな…
母さんの頼みだから断らないよ。」
侑はメイに弱かった、本当の母親を重ねて見ているのかも知れない。
「侑、ありがとうー。
優しい侑が大好きよー。」
メイは侑に抱きついた。侑は恥ずかしそうだが、嬉しそうだった。
皆のデザインを受け取ると侑はスキルで服を作った。
作り終えた侑は一着ずつカスタマイズでサイズ自動調整をかけた。
皆は服を受け取ると目をキラキラさせながら服を体に当て見せ合っている。
俺は読書してくるよ。
侑はファッションショーもどきを楽しんでいる皆を尻目に部屋へと向かった。
侑は本棚に向かうと魔法大全書を手に取った。
この本はスキル大全書と同じ仕様だと良いなぁと思いながら本の上に手を置いた。
侑はキュアを思い浮かべる。
本は光り、パラパラとめくり始めた。
『良かった、スキル大全書と同じく自動で開いてくれる』
侑はキュアのページを読んだ。
発動はキュアもしくは異常解除。
体内で起きている異常(怪我による炎症や痛覚過敏や、風邪や頭痛などの症状)を治す。
手を当てている範囲周辺のみに作用する。
毒や痺れ、石化には効果が無い。
全身にかけたい場合はオールキュア。
『毒等は他の魔法になるのか。』
侑は魔素を含んだ火鼠の血は毒に分類されれば、表面は炎症として治るが火傷自体は毒に侵されてるとキュアでは治らないと考えた。
毒を解除するのはポイズンキュアか。
しかし、それでは毒は解除出来ても火傷は治らないか。
さて、どうしたもんかな……
明日、サラに聞いてみるか。
メイがリビングに顔を出した。
「サラさんはミチルの後輩なんだって。」
侑が嬉しそうにメイに話す。
「そうなの、後輩って事はミチルさんは薬師だったのかしら。
侑、バトラがベッドのレイアウトに悩んでるから手伝ってあげて。」
メイは侑をリビングから離した。
「サラさん、お願いがあるの。
なるべく、侑にミチルさんの情報を与えないで。
出来れば、後輩だけど雲の上の人で会った事が無い位にしてくれると助かるんだけど。」
メイはサラにおかしなお願いをした。
「構いませんが、理由を聞いても良いですか?」
サラは特別な事情があると思い、口裏を合わせる為に理由が知りたかった。
「侑と一緒に居た時のミチルさんは鳥だったの。
侑の召喚獣として存在したの。
だから、侑は人型のミチルさんを見ていないの。
そして、今ミチルさんは医療改革の為に転生して向こうの世界に居るの。
いつ帰ってくるか分からないミチルさんの事を侑に引きずって欲しく無いの。
私達も転生待ちでいついなくなるか分からないから尚更ね。
だから、あなた達がここに来てくれたのは心から嬉しかったわ。
ミチルさんの事を忘れさせる事は無いけど、帰ってくるまでずっと鎖に繋がられるように待つ侑にしたく無いから貴女達が仲良くしてあげて。」
メイは自分の思いをサラ達に打ち明け、お願いしますと頭を下げた。
「分かりました。
私から話を振る事はしないし、なるべく避けます。
実際に会った事が無い事にしますね。」
メイの思いが通じ、サラは頭を上げてくださいとメイに言った。
部屋は準備できたよと、侑が戻ってきた。
侑がミチルの話を切り出す前にサラが話し始めた。
「ミチルさんて、凄い人だよ。
実際には会えなかったけどね。
医師とか薬師は希少な職業だから、縦の繋がりが大切なのよ。
だから、上に居れば皆先輩だし下は後輩なのよ。」
サラは色々聞かれる前に釘を刺した。
「そっか、でもミチルの事を知ってる人に会えた事は素直に嬉しいよ。
俺もミチルに負けない様に頑張んなきゃね。」
侑はリビングに居た三人の表情から何かを察した。
「本題に戻るけど、今後の方向性はどうしようか?
キュア系の魔法は覚えるとして、魔法が良いのかポーション系の方が良いのか両方か。
それとも他に何か案は有る?」
侑はサラの意見が聞きたい。
「二・三日は様子見ね。
このままでどれくらいまで落ち着くか見たいし、違う変化が起きるかも知れないから。
その後は、魔法とポーションの両方から治療をするつもり。
だから、様子見の間に私が侑君にポーションの作り方を教えるわ。
錬金術と同じだから、侑君ならすぐ作れる様になるよ。」
サラはこれからの方向性を示した。
「あと、お願いがあるんだけど…」
サラは言い辛そうにしている。
「何か必要な物があるの?」
侑が何でも準備するから言ってとサラを見る。
「私も暫くここに居ても良いかな?」
サラは明日帰るつもりだったが、長居する事を決めた。
「今更??
別にいつまで居ても全然構わないよ?」
「明日帰るつもりだったから、着替えが…」
「……そういう事ね、母さんの服を借りる?」
侑は悪戯な笑顔で冗談を言った。
「意地悪ね、服を作って下さいお願いします。」
サラは頬を膨らませながらお願いした。
「サラからはポーションの作り方を教えてもらうから、要望には応えるよ。」
平等な立ち位置の為にはこの方が良いだろうと、侑はサラさんからサラに呼び方を変えた。
「呼び捨て??
もしかして、私もロゼ達と同類の扱いになるの?
それは嫌だなー。」
サラは侑にウザい分類にされたと思った。
「いや、違うよ。
呼び捨てで呼んだのは、立場に上下を付けたくなかったから。
だから、サラもエリカも俺の事も呼び捨てでね。」
侑は卑屈になられては困ると付け加えた。
「サラはポーションの作り方を教える事が出来るけど私には何も無いよ?
私は何をすればいいの?」
エリカは困った顔をしている。
「エリカは母さんの手伝いをしてよ。
あと、スライム達と仲良くなって。
ラピスは心が通じ合うと念話で話が出来るようになるから。」
侑はエリカの顔を見て寄ってきた仔猫の世話とか、やって欲しい事は一杯あるよと伝えた。
エリカは半分納得してない感じの顔で頷いた。
「さて、服を作っちゃいますか。
エリカは部屋着あるの?」
侑は紙とさざれ石を出した。
「出来れば一着欲しいです。
……あと下着も。」
エリカは申し訳無さそうに下を向いた。
「別にいいよ、紙にデザインを描いて。」
侑がエリカとサラに紙を渡すと、横から紙を一枚取ろうとする手が…。
「侑の作った服、私も欲しいなぁ。」
手を出したのはメイだった。
「…母さん……。
別にいいけど、下着は勘弁してもらっていいかな?
流石に親の下着は…ね。」
「えっ?駄目?
別に見てとは言わないから、ね?」
「仕方無いな…
母さんの頼みだから断らないよ。」
侑はメイに弱かった、本当の母親を重ねて見ているのかも知れない。
「侑、ありがとうー。
優しい侑が大好きよー。」
メイは侑に抱きついた。侑は恥ずかしそうだが、嬉しそうだった。
皆のデザインを受け取ると侑はスキルで服を作った。
作り終えた侑は一着ずつカスタマイズでサイズ自動調整をかけた。
皆は服を受け取ると目をキラキラさせながら服を体に当て見せ合っている。
俺は読書してくるよ。
侑はファッションショーもどきを楽しんでいる皆を尻目に部屋へと向かった。
侑は本棚に向かうと魔法大全書を手に取った。
この本はスキル大全書と同じ仕様だと良いなぁと思いながら本の上に手を置いた。
侑はキュアを思い浮かべる。
本は光り、パラパラとめくり始めた。
『良かった、スキル大全書と同じく自動で開いてくれる』
侑はキュアのページを読んだ。
発動はキュアもしくは異常解除。
体内で起きている異常(怪我による炎症や痛覚過敏や、風邪や頭痛などの症状)を治す。
手を当てている範囲周辺のみに作用する。
毒や痺れ、石化には効果が無い。
全身にかけたい場合はオールキュア。
『毒等は他の魔法になるのか。』
侑は魔素を含んだ火鼠の血は毒に分類されれば、表面は炎症として治るが火傷自体は毒に侵されてるとキュアでは治らないと考えた。
毒を解除するのはポイズンキュアか。
しかし、それでは毒は解除出来ても火傷は治らないか。
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