オサキ怪異相談所

てくす

文字の大きさ
上 下
24 / 45
第二章

第十六話 鏖

しおりを挟む
鈴童:『……滑稽、だ』
   『無様、滑稽、脆弱』
   『人とは全て、塵に等しく、みなごろしだ』




オサキ怪異相談所  鏖


【間】



茜:今日はありがとう、凪

凪:大丈夫?
  人の心の傷は、僕には理解できないけど
  それでも、解るから

茜:うん、もう大丈夫だよ
  あとは、私の問題かな

凪:……頼ってよね、ちゃんと

茜:カエルの霊の時は助けてくれなかったのに

凪:それは話が違うからね
  早く帰ろう

茜:あ、そうだ
  凪は何で私を助けてくれたの?
  ……あれ?凪?


尾先宅

凪:!?、???

尾先:凪!?お前、どうした?

何故か茜の側に居たはずの凪は、尾先の元へ飛ばされていた
しかし、すぐに状況を飲み込む

凪:オサキ……?
  ッ!まさか!
  オサキ!狐の位置把握してる!?

尾先:……玉藻と九十九以外は…
   まさか……

凪:茜がヤバい!オサキ!

尾先:クソ!!


【間】


鈴童:りんりんりーん
   鈴、可愛いでしょー?

茜:……誰?

鈴童:ねぇ?狐さんと一緒に居た?
   ねぇ、私も一緒!

少女の影から狐が現れる
それは、雪よりも白く、神秘的な姿をしていた

茜:(それは、前触れなく訪れた
  何故、どうして、このタイミングで
  いや、そうだ…これは、そういうものだ
  予定も、予測も、予定調和もいつも壊される
  過程なんて意味がない
  そんなもの、あったのかさえ曖昧になる
  そこにあるのは、結果だけだ
  あぁ、駄目だ、今は、駄目なんだ
  多分……絶対……
  確信に変わっていく……)

鈴童:どうしたの?怖いの?
   怖くないよ!
   ねぇ、アナタの狐さんは何処ー?

茜:(声を出さないと、誰でもいいから
  呼べ、呼ぶんだ
  じゃないと……)

鈴童:お話しよー?
   私、鈴童!あなたの名前は?

茜:助けて……尾先……さん……

狐が独り、不気味に笑っている

茜:(残る結果は……鏖だ)

四月一日:なぁーんや、おもろいことやっとるな?茜ちゃん

茜:えっ……!?あなた…!

四月一日:わっ!覚えとってくれたん!?
     そら嬉しいわぁ!

鈴童:また新しいお友達ー?

四月一日:ちびっ子、変なモン連れとるな

鈴童: 変じゃないよ!友達だもん!

四月一日:あー、そうかい、そうかい
     ……あれか

茜:どうして……ここに

四月一日:あぁ、狐憑きじゃなくて悪かったなァ
     せやけど、今は信用してくれてええで

茜:ふざけないで!そんなことできるわけ!

四月一日:あんな、茜ちゃん
     ……俺は、尾先仁狐を殺したい

茜:ッ!?

四月一日:これは、絶対だ
     誰にも邪魔も文句も言わせない
     だから、信用しぃや

茜:意味が分からない……

四月一日:茜ちゃんってのはな?
     アイツへの餌やねん
     死なれたら困るー、言うやつや
     今、此処でな
     せやから、今此処では助けたる

鈴童:助ける?何で?
   別にイタズラしないよー?

四月一日:それは、その狐に聞きや、ちびっ子
     殺気漏れてんで

鈴童:白雪はそんなことしない!

四月一日:は?

鈴童:白雪を馬鹿にするな!

四月一日:おま……馬鹿か!?
     名付けだと!?

鈴童:白雪は一人で寂しかったの!
   だから、私が友達になったの!

茜:友達……?あの子、何が見えてるの……?

四月一日:逆だ、見えてない
     それか、別のナニカか……
     そうだな、確かに狐はかし合いじゃ、トップクラスだ


茜:狐の霊って解ってない?
  そもそもアレが理解できてない?

四月一日:……ちゃうな
     霊とは解っているが、本質が見えてない
     九尾やと解ってないんや

茜:九尾……

鈴童:うるさい、うるさい!
   嫌な人には嫌なことする!!

四月一日:チッ!あかん!
     "男は女に逢い女は男に行き会う事あり"
     茜!手ぇ!

茜:ッッ!!

咄嗟に四月一日の手を取る茜
瞬間、鈴童の目から姿を消す

鈴童:えっ?なんで!?
   いなくなった!?


【間】


四月一日:間一髪、やな

茜:今の……

四月一日:あぁ、狐憑きには見せたけど
     まぁ、俺のヤツやな
     にしても、全然読みが当たってへんな

茜:当たってない?
  あれは九尾で尾先さんの仇……

四月一日:そうやない
     なんも持たん女の子と思っとったけど、ちゃう
     しっかり九尾の宿主や
     る決めた瞬間、霊力が上がりよった

茜:しかも、名付けをしてた
  あの感じ……怖い

四月一日:茜ちゃんも強うなっとるな
     今回はマジの休戦や
     こっちが争ったら死ぬで

茜:……はい

四月一日:今日ばっかりは、怪異屋おって欲しかったわ
     肝心な時におらへんな

茜:……それは、どうなのかな

四月一日:あん?

茜:骸さんは、そういう感じじゃないっていうか 
  いや、多分……

四月一日:俺より付き合いは長いから、か
     その違和感、当たっとるやろな
     手を出さへんってことは、今は違うか

茜:だけど、このままだと

四月一日:死ぬな
     なんもせぇへんかったら死ぬ
     しゃーない、アレ使うか

茜:まだ何かあるってこと?

四月一日:あんまり情報渡したくないが仕方ない
     居合わせた俺が悪いちゅーやつや

茜:(今、凪が近くにいないけど
  私も少しは……)

手に意識を集中する茜
その手に少し熱さを感じ取った

茜:っ!私も少しはできる…かも

四月一日:なんや、少し教わったか
     憑いとる狐はおらんみたいやな
     注意を逸らす程度に期待しとくわ

茜:ッ!来た!

四月一日:……ふぅ、行くで

鈴童:いた
   みーーーっけ!

茜:ヒッ…

四月一日:ビビるな!
     殺されるぞ!

茜:は、はい!

鈴童:殺す?殺さないよ?
   意地悪するから意地悪するだけだもん

四月一日:お前とソイツじゃ話が違うんや
     友達なら意思の疎通やってくれや

鈴童:知らないくせに、指図するな!
   ……うん、解った!
   『九重ここのえ

茜:空間が…歪んでる!?

四月一日:違う!霊力が溜まり始めた
     大きすぎて歪んでる見えるだけだ
     ……あ、なるほど

茜:えっ?

四月一日:アイツ、全然解ってないな
     こっちを雑魚と勘違いしとる

茜:どういうこと?

四月一日:茜、あの歪みに霊力当てれるか?

茜:やってみないと、分からない…

四月一日:やれ、失敗は許されんで

茜:ッ…

鈴童:『一本・日照雨』

四月一日:今や!やれ!

茜:当たって!!

茜が飛ばした霊力の塊が、集まった鈴童の歪みに吸い込まれる
しかし、何も起こらなかった

茜:失敗……?

四月一日:当たったら成功や!
     馬鹿が!自分で取り込みおったな

鈴童:馬鹿って言った
   赦さない!!行けー!!

歪んだ霊力の溜まりから細い針の様な霊力が降り注ぐ

四月一日:"夜道 遮るは壁 下薙ぎ払いて 姿消す"

その瞬間、見えない壁に針は遮られる

鈴童:えっ、何それ!?

四月一日:ヒミツや

鈴童の近くにいる白雪は、怪訝な顔を見せる

四月一日:ハハッ!一本取られたやろ?
     もう用はないで

鈴童:どこ行くつもり!

茜:っ!?凪……?
  近くにいる?

鈴童:逃がさない、逃がさない
   二人ともお仕置きするんだ!

四月一日:"男は女に逢い女は男に行き会う事あり"

鈴童:あ!また消えた!なんで!!
   ……白雪?え?いいの?
   うん……わかった……

そう言うと、鈴童と白雪は何処かへ消えていく

四月一日:なんとかやり過ごせたな

茜:はぁ…はぁ…さっきのは?

四月一日:茜ちゃんの霊力ちゅーもんは
     あの狐と繋がっとるんやろ?
     せやから、強い霊力にぶつけたんや

茜:どうして?

四月一日:所謂、位置情報を拡散してもらったんや
     あれぐらい強いと拡散力も強いやろうから
     賭けには勝ったな、近くに来とるやろ?

茜:そこまで……分かるんですか

四月一日:これは勘や
     じゃ、俺も此処らで帰るわ

茜:待って!
  私は……あなたを許さない

四月一日:それでええよ
     けど、今此処で捕まえるのは無理やろ?
     ハハッ、また今度な

茜:ッ!……グッ…ゲホッ…ゲホッ…
  やっぱりこれ…かなり疲れる……
  意識が……

凪:いた!茜!……オサキ!こっち!

倒れる茜を支える尾先

尾先:っ……大丈夫だ
   一度、戻ろう

茜:な、ぎ…尾先…さん

尾先:いいから、寝てろ
   行くぞ、凪



【間】


茜:うっ……ん

凪:気がついた!茜、大丈夫?

茜:凪……うん、大丈夫だよ

凪:よかった……

尾先:何があったか説明できるか?

茜:……はい

尾先:……気にするな

茜:えっ?

尾先:ある程度、俺も理解している
   それに、俺も大丈夫だ…今は

茜:……話します


茜は凪が飛ばされてからのことを話す

尾先:……

茜:それで、助けてもらったと言うか……

凪:アイツ……絶対裏がある
  何もなく助けるわけない
  しかも近くにいたのもおかしい

尾先:あぁ、こちらも探ってはいる
   骸が動いているのも知っているからな
   だが、それは向こうも同じだろう
   今回は偶々だろうが

茜:私、見張られてますか?

尾先:いや、ずっとじゃないだろうな
   だが、何度か見られていたこともある
   注意するに越したことはないが
   それより……白雪、か

茜:はい、そう言ってました

尾先:俺の名付けの上書き
   いや、違うかもしれないな

凪:違う?

尾先:廻門によって分裂した九尾
   その一体が、大元であり、本体だ
   俺たちは逃げたと思っていたが……

凪:もしかして、祓うことに成功していた?

尾先:それは無い
   九尾の霊体は格が違いすぎる
   確実に祓ったのなら、何かしら解る
   だが、それに近い状態だったんだろう

茜:近い状態、ですか?

尾先:あぁ、逃げたと思っていたが
   探知できないほどに弱っていた
   だから、見つけられなかった、そして
   回復するまで待つはずだったが、その

茜:鈴童って言ってました

尾先:その鈴童というやつに取り憑いた
   そして、名を貰うことで存在力を戻そうとしている

凪:なんなんだ?その鈴童っての
  九尾に取り憑かれた女って
  普通、すぐに殺されるでしょ

茜:友達……そう言っていました

尾先:九尾を友達と呼び、力を使えた……か
   俺は取り憑かれ、無意識で暴れた
   奴が弱っていたとしてもあり得ない話だ

凪:その女、オサキより強いんじゃない?

尾先:凪、お前なら解るだろ?
   九尾を正常のまま使役するということは
   どういうことか、くらいな

凪:……仕方ないだろ、考えれないんだよ
  意味が解らなすぎて

茜:……私、どうすればいいですか?

尾先:今回は様子見だろう
   追ってなかったこともある
   俺が九尾の気配が解るように
   向こうも俺の気配が解るんだろう
   一度、繋がっていたからな

凪:今までは感じなかったんでしょ?

尾先:あぁ、だが今の茜からは
   アイツの気配を感じる
   ……コレを、忘れる筈がない…
   とりあえず家まで送る

茜:あ、ありがとうございます

凪:……



【間】


鈴童:……何?

四月一日:いやぁ、あんたに用あるんちゃう
     そっちのオトモダチの方や

鈴童:私、あなた嫌い
   どっか行って!

四月一日:黙れよ、餓鬼
     こっちもある程度、解ってるんだ
     今此処で何ができるんだ?

鈴童:白雪!

四月一日:……

鈴童:……"許す"

四月一日:……へぇ、憑依もできるんだな

鈴童:『なんだわっぱ?殺されたいのか?』

四月一日:それが出来ないから、わざわざ来たんだろ?
     お前はまだ本調子じゃないし
     今は時じゃない

鈴童:『試してみるか?』

四月一日:ハハッ!同じこと言われたなぁ
     殺せるなら、さっき殺しただろ?
     あんな子供騙し、九尾様とあろうものが
     まさか本当に騙されたと?

鈴童:『やはり貴様は苛立つな』
   『消えろ、次は殺す』

四月一日:じゃあ、そのまま……宣戦布告だ

鈴童:『何?』

四月一日:俺は尾先仁狐を殺したい
     それは、お前もそうかもしれない
     だが、それは赦さない
     俺だ、俺の獲物だ

鈴童:『……ほう、まさかお前』

四月一日:それだけや、ほな

鈴童:『待て』

四月一日:あん?

鈴童:『私はお前が嫌いだ』
   『それは、この子と一致している』

四月一日:狐に嫌われるんは、専売特許や

鈴童:『だが、私がお前を嫌うのは、その中身だ』
   『厄介なものを入れているな』
   『だからこそ、次は、無い』

四月一日:まぁ、どっちが先に仁狐殺せるか勝負やな
     俺の中身については、勝手に嫌っといてもろて

そう言い、四月一日は闇に消えて行く

鈴童:『………ククッ』
   『ククク、殺す?仁狐を?クククッ』
   『殺すわけないだろう?私の……』
   



鈴童:『可愛い可愛い、子供なのだから』



【間】


誰かに電話をかける四月一日

四月一日:あー、みことちゃん?
     あぁ、山本茜の監視は終わりにするわ
     厄介なヤツと会ってなぁ
     目的もある程度達成したからな
     これくらいでええわ
     それと、もう一つ
     厄介なヤツが憑いとる
     これ以上続ければ、こっちが逆に見られる
     ま、そんなとこや、ほな戻るわ

電話を切る、四月一日

四月一日:……役者は揃いつつある
     楽しみだよ、尾先仁狐


【間】


茜:凪……

凪:どうしたの?

茜:私は、何か助けられるのかな

凪:……九尾はね

茜:うん

凪:瑞獣ずいじゅうと呼ばれていたんだ

茜:瑞獣?

凪:動物たちの長であり、特別な霊体
  何も悪いものではないんだ
  ただ、いつの日かその存在が穢れた

茜:それは、どうして?

凪:欲、だよ
  九尾には色々な伝承がある
  食べれば厄を祓うと言われていたりね
  だから、人から狙われることもあった
  それと、成り立ちのせい

茜:人から狙われたから、復讐をするために穢れたのかな
  成り立ちっていうのは?

凪:瑞獣と言ったけど、以前は人喰いの怪物
  それが、理由は解らないけど、瑞獣として
  神格を持つ霊体になった
  だが、またそれが穢れ、怪物、妖怪と呼ばれるようになった

茜:じゃあ今の九尾は、穢れてしまった妖怪

凪:オサキの一族を皆殺しにした、ずっと前からね      

茜:……

凪:何を考えいるかなんて僕にも解らない
  元々、普通の怪異と格も違いすぎる
  たとえ、穢れ堕ちたとしても、九尾はそういう存在
  九尾だけじゃないよ、妖怪にはそういうやつが存在する

茜:尚更、私にできることなんて……無いのかな

凪:何も九尾と戦わなくていいのに
  茜は全部に関わって、全部を背負う言い方するけど
  オサキは、それを望んで無い

茜:そ、れは…

凪:茜は、茜の出来ることがあるんだよ
  キミが友達を救ったように
  逆に救われたように
  人にはそれぞれ、役割があるんだ

茜:私の役割は、なんだろう
  いつも助けてもらってばかりで、何もできてない

凪:最近まで、普通の女の子だったのに
  当たり前だよ

茜:……

凪:憑き物が取れたのに、そういうところは性格なの?
  自分を犠牲にするのは駄目だよ、絶対

茜:そうだったね……うん 
  私に出来ることを、探すよ

凪:茜は強いよ

茜:え?

凪:だから、大丈夫
  僕もいるしね

茜:うん!凪、ありがとう



【間】


尾先:あぁ、茜が先に出会った
   廻門せと、頼む
   骸には俺から伝える、あぁ
   ……意外にもな
   俺が一番驚いている、そんなに焦ってない
   なんだろうな、この感覚……
   じゃあな、頼んだ
   ……二十年、か



【間】



ある何処かの場所、少女が一人
ベンチに座る男を見ていた

鈴童:りんりんりーん
   鈴、可愛いでしょ?

男は不審がり、離れようとするが
狐の尾に捕まり、動けない

鈴童:なんで逃げるの?怖く無いよ?
   ねぇ、何を怯えているの?
   あ、お腹空いたんだね!食べていいよ!

その瞬間、男の身体を別の尾が貫く
影に潜んでいた狐は、それを喰らう

鈴童:……あ、れ、眠くなっちゃった
   …………
   ククッ、いい身体だ
   未熟で未完
   仁狐とは、また別の甘美
   あぁ、今はまだ、今はまだ……
   癒えぬ傷は、あと少し
   待っていてくれ、私の可愛い子よ
   人とは全て、塵に等しく、みなごろし
   それまでは、存分に



鈴童:今の生を謳歌するといい



鏖 終
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

あなたのサイコパス度が分かる話(短編まとめ)

ミィタソ
ホラー
簡単にサイコパス診断をしてみましょう

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】

絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。 下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。 ※全話オリジナル作品です。

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
よくよく考えると ん? となるようなお話を書いてゆくつもりです 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

すべて実話

さつきのいろどり
ホラー
タイトル通り全て実話のホラー体験です。 友人から聞いたものや著者本人の実体験を書かせていただきます。 長編として登録していますが、短編をいつくか載せていこうと思っていますので、追加配信しましたら覗きに来て下さいね^^*

やってはいけない危険な遊びに手を出した少年のお話

山本 淳一
ホラー
あるところに「やってはいけない危険な儀式・遊び」に興味を持った少年がいました。 彼は好奇心のままに多くの儀式や遊びを試し、何が起こるかを検証していました。 その後彼はどのような人生を送っていくのか...... 初投稿の長編小説になります。 登場人物 田中浩一:主人公 田中美恵子:主人公の母 西藤昭人:浩一の高校時代の友人 長岡雄二(ながおか ゆうじ):経営学部3年、オカルト研究会の部長 秋山逢(あきやま あい):人文学部2年、オカルト研究会の副部長 佐藤影夫(さとうかげお)社会学部2年、オカルト研究会の部員 鈴木幽也(すずきゆうや):人文学部1年、オカルト研究会の部員

短い怖い話 (怖い話、ホラー、短編集)

本野汐梨 Honno Siori
ホラー
 あなたの身近にも訪れるかもしれない恐怖を集めました。 全て一話完結ですのでどこから読んでもらっても構いません。 短くて詳しい概要がよくわからないと思われるかもしれません。しかし、その分、なぜ本文の様な恐怖の事象が起こったのか、あなた自身で考えてみてください。 たくさんの短いお話の中から、是非お気に入りの恐怖を見つけてください。

処理中です...