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第十二話 祝福!グレースの懐妊!
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食事会から数日グレースの予想は当たっており、すぐに皆の知るところとなる。
今日は、ヘンリーの屋敷に両方の親が集まり、お祝いをしている。そして、そこにローラも呼ばれた。
「おめでとう!グレース!」
「ありがとう。ローラ。」
「いやぁ!僕が父親になるのか……、信じられない!しかし、月のものとは、………すまない、まったく検討もつかなかった。しかし、本当に嬉しいよ!グレース!一緒にこの子を守って行こうね。」
「ええ、これからもよろしくね。ヘンリー!」
「おお!ヘンリー、グレース!良くやった!まだまだ性別はわからないが、孫の誕生か、ワシも爺さんと呼ばれる日が来るとはの……。」
「父上、まだ気が早いですよ。まだまだ二ヶ月目ですので、この子に会えるのは、あと8ヶ月は先です。」
「そうよ、お爺さん♪私もおばあちゃんになるのね……。うっうっ……嬉しいわ!」
ハハハハハハ!!
こうして楽しいお祝いの会は終わり、ローラは帰り支度をしていると、
「ローラ、今日は来てくれてありがとう。グレースも、ローラが来てくれて、大変喜んでいたよ。今は大事をとって、先に休んでいるから、すまないが、『今日は来てくれてありがとう』と伝言を頼まれてね。」
「そうなのね。ローラに無理をさせないようにね。まだまだ安定期までは、安静にしなくちゃ。」
「そうだな。無理はさせないよ。………でも、彼女は今度の演習は見に行くと言っているんだ。」
「え?そうなの?でもあれは、魔法学園、生徒強化の一環で、それほど危険はないとは言っても、魔物の森に入るから、見学も止めさせた方が良いと思うわよ。」
「そうだよな……。ありがとう。僕からももう一度言ってはみるが、グレースはなかなかに頑固な所があるからな………。」
「ええ、そこがまた可愛いんだけどね。グレースは可愛い見た目なのに、強情で、頑固なの。でもそれはあの娘の魅力よ。ヘンリーもそれは感じているでしょ?」
「ん、ああ、そうだな。しかし、仕事があるのに今日はすまなかった。本当に来てくれてありがとう。」
「何よ、改まって、良いのよ。最近はね、生徒会の一年生も三年生も現生徒会長までも皆が私に協力してくれて、結構スムーズに仕事が出来るようになったのよ。だから、私の勉強も進んでいるし、今度の演習は私も参加するの。ヘンリーの準備はどう?」
「ああ、大丈夫だ!あっ、僕が行くからグレースはついてくるなんて言っているのかな………。」
「そうだとしたら、ヘンリーは止めておく?」
「いや、国の事業の一端だしな、参加させてもらうよ。」
「分かったわ。でも、出来たらグレースは説得してね。」
こうして、ローラは家路についたのだった。
今日は、ヘンリーの屋敷に両方の親が集まり、お祝いをしている。そして、そこにローラも呼ばれた。
「おめでとう!グレース!」
「ありがとう。ローラ。」
「いやぁ!僕が父親になるのか……、信じられない!しかし、月のものとは、………すまない、まったく検討もつかなかった。しかし、本当に嬉しいよ!グレース!一緒にこの子を守って行こうね。」
「ええ、これからもよろしくね。ヘンリー!」
「おお!ヘンリー、グレース!良くやった!まだまだ性別はわからないが、孫の誕生か、ワシも爺さんと呼ばれる日が来るとはの……。」
「父上、まだ気が早いですよ。まだまだ二ヶ月目ですので、この子に会えるのは、あと8ヶ月は先です。」
「そうよ、お爺さん♪私もおばあちゃんになるのね……。うっうっ……嬉しいわ!」
ハハハハハハ!!
こうして楽しいお祝いの会は終わり、ローラは帰り支度をしていると、
「ローラ、今日は来てくれてありがとう。グレースも、ローラが来てくれて、大変喜んでいたよ。今は大事をとって、先に休んでいるから、すまないが、『今日は来てくれてありがとう』と伝言を頼まれてね。」
「そうなのね。ローラに無理をさせないようにね。まだまだ安定期までは、安静にしなくちゃ。」
「そうだな。無理はさせないよ。………でも、彼女は今度の演習は見に行くと言っているんだ。」
「え?そうなの?でもあれは、魔法学園、生徒強化の一環で、それほど危険はないとは言っても、魔物の森に入るから、見学も止めさせた方が良いと思うわよ。」
「そうだよな……。ありがとう。僕からももう一度言ってはみるが、グレースはなかなかに頑固な所があるからな………。」
「ええ、そこがまた可愛いんだけどね。グレースは可愛い見た目なのに、強情で、頑固なの。でもそれはあの娘の魅力よ。ヘンリーもそれは感じているでしょ?」
「ん、ああ、そうだな。しかし、仕事があるのに今日はすまなかった。本当に来てくれてありがとう。」
「何よ、改まって、良いのよ。最近はね、生徒会の一年生も三年生も現生徒会長までも皆が私に協力してくれて、結構スムーズに仕事が出来るようになったのよ。だから、私の勉強も進んでいるし、今度の演習は私も参加するの。ヘンリーの準備はどう?」
「ああ、大丈夫だ!あっ、僕が行くからグレースはついてくるなんて言っているのかな………。」
「そうだとしたら、ヘンリーは止めておく?」
「いや、国の事業の一端だしな、参加させてもらうよ。」
「分かったわ。でも、出来たらグレースは説得してね。」
こうして、ローラは家路についたのだった。
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