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「…リチャード様、今日もよろしくお願いいたします」

リチャード様を促すように、自分から服を脱いでいく。姫様をお待たせしたら、何を命じられるかわからない。

「っ…君は本当にそれでいいのかっ…」

「はい。…リチャード様が、相手をしてくださるのであれば」

「…私だって男だ」

「はい。よく存じております」

コクリと頷いた。
もう何度も抱かれているのだ。
知っている。

「君を欲望のままに抱く、ただの男だ」

「お慕いしている方に抱かれるのであれば…」

「っ…私は君をなんとも思っていないのにかっ…」

改めて告げられて胸が痛んだ。
…やはりこの気持ちも正直に言わなければ、姫様は許さないだろう。

「っ……それは…………とても…辛いのですが……」

自然と顔が俯いてしまう。

「っ…!」

私の頭の上で、リチャード様が息を飲んだ。

「ですが…こうして見捨てずに付き合ってくださっているリチャード様に…感謝…しているのです…心は…どうにもなりませんから…」

見捨てずにいてくれるだけで、ありがたいことなのだ。好いて欲しいなど、おこがましすぎる。
そう頭ではわかっているのに泣きそうになる。
顔を上げられない。
こんなみっともない顔、リチャード様に見せられない。

「…お嫌…ですよね…こんな…好きでも…ない…女を…無理矢理何度も…人前で…抱かされて…本当に…申し訳…な…く……」

リチャード様は仕方なく抱いているだけ。
それはちゃんとわかっている。
そう伝えなければ。

「っ…それは…」

「メイド風情がリチャード様に釣り合う訳がないと、わかっているのです…わかってはいるのですが…無様にも期待してしまうのです…ほんの少し…ほんの一欠片くらいは…リチャード様も私のことを、と…夢見ることを止められないのです…そんな愚かな女を……今日も…抱いて…ください…」

言うつもりなどなかった、みっともない本心。

「…っ…私は君のものにはならないっ…」

…そんなに何度も、言わないでください…
顔が歪む。
本当に泣いてしまいそうだ。

「はい…わかっています…わかっています…申し訳ありません…」

リチャード様の手が、露わになった私の胸をつかんだ。きつく。

「そんな男に君は抱かれているんだぞっ…もう何度もっ…」

「はい…申し訳あ…ぁあっ…」

乳首をつままれて喘いだ。

「こんな乱暴に扱われて喘ぐなんて…君は本当は誰でもいいんじゃないのか?」

リチャード様が両手で強く胸を揉む。
息があがって喘いでしまう。
でも首を大きく横に振る。
それだけは違うのだから。

「それだけは…ありませんっ…私はっ…リチャード様で…なければっ……嫌…ですっ…」

「っ……そんなに私がいいかっ…何故だっ…!?」

「…わかりません…」

どうしてここまで惹かれてしまうのか、もう自分でもわからない。

「顔か…?騎士の地位かっ!?」

「…最初は…そうでした…凛々しいお姿に憧れて…」

「だがその男は君の処女を奪っただろう!命令だからと、ろくに逆らいもせずにっ…幻滅したんじゃないのかっ…」

苦しげな叫びに、胸が抉られる。

「逆らうことなどできないお立場です…幻滅などいたしません…あのように優しくしていただいてーー」

「あんなもの、優しさなどであるものかっ!」

自分の言葉に興奮したように、リチャード様の指が私の乳首をキツくひねった。痛いのに喘いでしまう。けれど同時に涙もこぼれる。

「リチャード様にとっては違ったとしても…私にとっては優しさでした…」

初めてを、ああも丁寧にしてもらえる女が少ないことは、うわさ話から知っていた。

「…っ…だが、その後私はっ…」

肩を噛まれた。
歯型がつきそうなほど強く。
あの後、リチャード様の部屋で改めてされたこと。リチャード様のあの時の後悔が伝わってくる。
けれど、そうさせたのは私なのだ。

「…巻き込んだ私が悪いのです…本当に…申し訳ありません…本来、リチャード様が…味わう必要などなかった苦渋を…」

何度謝っても足りない。
この高潔な方に、なんという真似を…

「…私が選んだことだ」

憮然とした物言いに、思わず小さく笑ってしまった。
リチャード様らしくて。

「…何を笑っている?」

怒ったように、瞳が一層険しくなった。

「申し訳ありません…私はあなたのそういうところに…強く惹かれてしまうのです…」

そういう、他人を責めないところ。
…惹かれてしまう理由は、他にもたくさんあるけれど。

「…こんなのはただの建て前だ。私の本心はもっと醜い…」

いつの間にか、ソファにもつれ込んでいた。肌を吸われ、跡をつけられていく。いくつもいくつも。

「…そうだとしても…あなたが好きです…」

「知りもしないのによく言う…」

冷たく囁いたリチャード様が、乳首に歯を立てた。痛みに涙が溢れる。同時に頭がカッと熱くなった。

「っ…なら、教えてくださいっ…リチャード様の本心っ…私に…教えてくださいっ…」

知らない癖にと、責めるくらいなら

「……………っ…!!」

リチャード様が硬直し、口をつぐんだ。



「…いいだろう」

ため息を吐いて、リチャード様の雰囲気が変わった。
ただ乱暴なだけではない、酷く危険な、肌が泡立つようなものへと。

「………まず一つめ。私はたいして優しい男ではない」

低い、酷薄とさえ言えそうな声。
今日はまだ触れられてもいなかったそこに、いきなりリチャード様のモノをねじ込まれた。呼吸を整える間も与えられずに奥まで一気に。

「あっ…あっ…あっ…くっ…んっ……」

痛みと衝撃で、一瞬意識を失いかける。

「ほら、幻滅したか?」

「して…ませんっ…」

「っ…!…なら…」

「っあっ…!」

胸を噛まれた。歯型がはっきりとついた。

「私は、君に痛い思いをさせるのも嫌いじゃない。そうすると、君の中が締まるからな」

リチャード様が、らしくない笑い方をした。私を、自分自身を嘲るように頬を歪めて。
その頬に触れる。

「それくらい…構いません」

そうでもしなければやりきれない程の思いをさせてしまっているのだ。そんなのは、リチャード様の当然の権利だ。

リチャード様が目を見開いた。
次いで

「私は…君との行為で快楽を得ている…」

小さく、罪を告白するかのような。
でもそんなの…

「…嬉しいです」

思わず微笑んでしまった。
信じられないという顔をされる。

「こんなことを、させられているのです。せめて気持ちよくなってください」

お願いです。と囁いた。

「…私は…私…は…君を娶ることなどできないっ…」

辛そうな叫び。
ついに笑ってしまった。
リチャード様に睨みつけられる。
でも何故か今は怖くなかった。
まるで泣いている子どものように見えて。

「最初からそう、仰っていたではありませんか。承知の上です」

そっと頬を撫でる。
そんなの、わかりきっていたことだ。
でも、改めて突きつけられて泣き笑いになってしまったのは仕方がない。

「こうして今、付き合ってくださっているだけで充分です。愛しています」

「っ…!私は君を愛してなどっ…!」

「それも承知の上です。大丈夫です。リチャード様、大丈夫です」

頬を何度も撫でる。
そんな顔しないでください。
そんな苦しそうな顔。

「いったい何が大丈夫だと言うのだ!君にこんな思いをさせて!」

「あなたは、私に対して何も悪いことなどしていません。大丈夫です」

少なくとも、私に対する罪悪感で苦しむ必要などないのです。

「自分に好意を持っている女性を、こんな風に扱っておいてか!?」

胸に甘い痛みが走る。
リチャード様の中で、私はそういう存在なのだと知らされて。リチャード様は私を、リチャード様に想いを寄せる一人の女性として見ていてくださった…。

「リチャード様の本意でないことは、よく理解しています。姫様のご命令がなければ、あなたが私に触れることなどあり得なかった」

「だがそれでも抱いた!何度もだ!君はそんな私に何も望まないというのかっ……私が欲しくはないのかっ…!」

「…っ……!」

…抑えていたのに。
仕方のないことだと、必死に自分に言い聞かせて。
リチャード様が決して私のものにならないことも。姫様が飽きたら、この関係さえ終わってしまうことも。

なのに、その言葉を耳にした途端、箍が外れてしまった。


………そん…な…の…っ…!


リチャード様の胸ぐらをつかむ。

「欲しいですっ!…欲しいに決まっていますっ!…あなたを私のものにできたらどれだけいいかっ……リチャード様のお側で一生を過ごせたら、どれだけいいかっ……あなたを毎朝見送って、夜には出迎えて。ともに食事をとり、眠り、そして一緒に老いていく。一番近くで…。そんな風にできたらどれだけよいかっ…そう、思わない訳がありませんっ…。妾でもいい。ほんの少しの間の気まぐれでもいい。少しでも長く、姫様が飽きた後でも触れていただけたら…お側においていただけたら…そう思わない訳がないじゃないですかっ…私はあなたが好きなのですっ……姫様が飽きて…もう顔を合わせる必要がなくなったとしても…ほんの少しでも私のことを思い出して欲しい…気まぐれでもなんでもいいから、また触れて欲しい…そう、思わない訳…がっ…っ……っ…ぁっ……申し訳…ありません…申し…訳…ありま…っ…」

リチャード様は、目を見開いて呆然としている。

ずっと胸に秘めていた想いを吐き出して。吐き出し終わってリチャード様の表情を目にして。
頭が冷えた。

…こんなことまで言うべきじゃなかった…でも…口にした言葉は戻らない…。
後悔とともに項垂れる。
いくらなんでも、こんなことまで………言うべきでは…



「……………そこまで私が好きか」

静かな声。

「はい…お慕いしていますリチャード様…申し訳…あり…ま…」

顔を上げられない。
リチャード様の顔を見れない。
どんな顔で見られているのか、知るのが怖い。

「…………なら、私は君に、酷いことをしよう」

けれど、柔らかく優しささえ含んだ口調に、つい顔を上げてしまった。

「…リチャード様…?」

「君が本当に一生、私のことしか考えられないようにしてしまおう」

リチャード様は穏やかに笑っている。

「…リチャード…様…?」

「…君は…優しくされるのが苦手だろう?」

「っ…」

「いつも、どうしたらいいのかわからない、という顔をする」

「…」

バレていた。
リチャード様に優しくされるのは嬉しい。でも優しくされると、どうしても勘違いしてしまいたくなる。
だから、困るのだ。

「私をこれ以上、好きになりたくないのだろう?」

「…それ…は…ご迷惑が…」

だって好きでもない女の想いなど…
もう手遅れではあるのだけれど…

「迷惑などであるものか…ミリア、一生私だけ見ていろ」

リチャード様の唇が弧を描いた。

「っ…!?」

今、なんて……

「私のことだけ想って生きて死ね」

「リ…チャード…様…?」

心臓が止まったかと思った。

「ほら、酷い男だろう?嫌いにーー」

「リチャード様が、お許しくださるのならっ…」

自嘲気味な言葉の続きを遮った。
シャツをつかみ直して胸元にすがりつく。

「っ…ミリア…?」

リチャード様が戸惑いを見せる。

「リチャード様さえお許しくださるのならっ……好きですっ…リチャード様っ…大好きですっ…私は…一生っ…あなただけをっ……」

「っ…ふざけるなっ…!こんな酷い男のどこがいいっ…!」

次いで怒りを。

「酷くなど…ありませんっ…あなたはお優しい方です…口をきいたことさえなかった私などにも…できる限りのことをしてくださって…心に傷を負ってまで……酷い男などではありませんっ…」

「っ…!…結局守りきれなかった…こんなか弱い女性一人、私は満足に…」

「あなたは、できることは全てしてくださっています…だから…いいのです…リチャード様…」

リチャード様に伝えるのと同時に、自分にも言い聞かせる。
これ以上を、望んだりしてはダメだと。

「だが…」

「どうにもならないことはあります。できもしないことで苦しまないでください…それに……私の方こそ酷い女です…」

「……」

「あなたがこんなに苦しんでいるのに…私のことを考えてくださっているのだと思うと…嬉しいのです…私を守りたいと思ってくださったことが…この上なく…」

「騎士が人を守るのは当たり前だ」

憮然とした簡潔な、リチャード様らしい答え。
そうでない騎士の方が、よっぽど多いのに。

「はい…たまたま私が目の前にいた。ただそれだけだとしても…それでも私がリチャード様に守っていただいているのは事実です…愛していますリチャード様…愛して…」

リチャード様が眉根を寄せた。苦しそうに。何かに抗うように。
ごめんなさい。リチャード様。それでも私は、あなたが好きです。



「君は…私のすることはすべて受け入れるのだったな?」

長い沈黙の後、リチャード様が口を開いた。

「はい…」

リチャード様のモノが大きくなった。

「なら君だけ動け」

くるりと身体を返されて、リチャード様の上に馬乗りの状態にされた。

「…っ…」

自重でリチャード様のモノが奥までめり込む。

「私は動かずにいるから君だけ動いて果てろ。そうしたらそこから更に犯してやる」

いやらしい内容とは裏腹の硬い表情。
躊躇いがちに腰を動かし始める。
リチャード様が、そう望むのなら。

「っ…………その程度でイけるのか?もっと激しく動け」

「は…いっ…」

腰をさっきより大きく振る。
卑猥な音が響く。

「凄い音だな」

リチャード様が笑う。

「いやらしいその顔をよく見せろ」

髪をつかまれ、顔をじっと見つめられる。
ああ…こんな顔を…見られている…

中が締まる。

「ミリア…」

中が締まった。リチャード様の呼びかけに答えるように。

「ミリア…」

また、締まる。

「ミリア…」

また…
リチャード様が、私の名前を何度も呼ぶ。そのたびに、私の中はリチャード様のモノを締めつけてしまう。恥ずかしいのに、どうにもならない。

「今日はすべて言うのだろう?」

促されて。

「リ、チャード…様…もうっ…」

「イきそうか?」

「はい……」

「ならイけ」

「はい…あっ…あっ…あっ…リチャード様っ…リチャード様っ…好きですっ…っ……………」

ぐったりと、リチャード様の胸にもたれかかる。

「イったか?」

「はい…」

「なら、動くぞ」

すぐに体勢を入れ替えられた。身体が、リチャード様の重みを伴ってソファに沈む。

「あっ…待っ…」

「待つ訳がないだろう。乱れろ、ミリア。私に君のいやらしい姿を見せろ」

奥を思いきり突かれる。
目の奥が弾ける。
ギシギシと、ソファの音がやけに大きく聞こえる。

「っ…あっ…あっ…リチャード様っ…」

リチャード様の鋭い視線が突き刺さる。だらしなく口を開いて喘ぐ私の顔に。

「気持ちいいか?」

「は…いっ…リチャード様っ…」

中がリチャード様でいっぱいで。けれどもっと欲しくて。リチャード様に身体をぶつけられるのが、嬉しくてたまらない。

「リチャード様っ…もっとしてっ…っ…もっとしてくださいっ…もっとっ…私を…リチャード様で…埋め尽くしてっ…」

「…中を精液で埋め尽くされるのも好きだろう?」

低く囁かれて中がリチャード様のモノを締めつける。

「好き…ですっ…リチャード様の…中に…出されるのっ…嬉しいっ…」

リチャード様のものにされたようで。そう錯覚できて。

「産む気もないのにか」

冷たい声が嘲笑う。

「っ……!」

許されるのなら…リチャード様の子を産むことを許されるのなら…私だってっ…!

言おうとして、けれどどうしても声にならなかった。気持ちが高ぶりすぎて喉が詰まって。

「それでもっ…欲しいですっ…」

やっとそれだけを言った。

「なら出してやる」

「っ…リチャード様っ……ぁあああああああああっ…!」

びくんびくんと脈打っている。
リチャード様のモノが。
私の中で。
身体が、満たされる。
リチャード様で…。


「………こんな男を、本当に君は好きなのか?」

快楽の熱が引いて、自嘲する声。
私の想いを疑う声。
それに、きれぎれに答えた。

「はい…リチャード…様…愛して…います…」

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