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爽やかな朝なのに
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「行ってくるよ」
「はい。いってらっしゃい」
朝食の片付けが終わり洗濯をしていると、夫が近寄ってきた。
朝の、スーツをキチッと着こなした夫は何度見ても惚れ惚れするほど格好いい。
いつも通りいってらっしゃいのキスをする。
「………?」
いつもより長いキス。
舌が入ってきた。
つい反射的に応える。
うっとりしかかって、今は朝だと思い出した。
夫の肩を拳で軽く叩く。
けれど手首をつかまれて、より深く唇を合わされてしまった。
「っ…んっ…ぁっ…」
身体から力が抜けると手首を離され、今度は胸とお尻を触られる。キスされながら。
どんどん思考が溶けてきてしまって困る。
「も…行かないと…」
キスの合間に促してみたけれど
「まだ大丈夫」
にっこり笑って手を止めてくれない。
下腹部に熱い感触。
視線をやると、いつの間にか夫のモノが取り出されていた。
「スーツを汚したらいけないからね」
ニコッと笑って私にそれを擦り付ける。スカートを捲り上げられ下着をずり下げられて、剥き出しになった私のお腹に。
お尻を揉まれながらそんなことをされて、私の身体もどんどん準備が整っていってしまう。
押しつけるようにされた洗濯機から伝わる軽い振動。
「ダ…メ…」
一応止めようとしてみたけれど、クスッと笑って夫は答えない。
手も止めない。
「可愛いよ」
そんな言葉に嬉しくなって、身体が熱くなってしまう。
キスをしながら夫の指が中に入ってきた。既に濡れていたそこは、夫の指を嬉しそうに迎え入れる。
夫が喉の奥で笑った。
そのままキスで言葉を塞がれて中を弄られて、すぐに準備ができてしまった。
「いい?」
イエスしか想定してない問いに、コクリと頷いた。
だって、ここまでされてちゃったら…。
腰をつかまれ持ち上げられて、洗濯機の上に座らされた。お尻に、洗濯機がグルグル回る振動が伝わってくる。
「いくよ?」
わざわざ言われたのが恥ずかしくて、きゅっと目を瞑って頷くと、夫が小さく笑った。
「可愛い」
そんなことを言いながら挿入ってきた彼のモノに意識が集中してしまう。
熱くて硬くて…
思わず薄眼を開けると彼と目が合った。
少し意地悪そうな、興奮した瞳。
「可愛いよ」
もう一度言うと同時に、一気に奥まで突かれた。
衝撃で首が仰け反る。
背中に回された彼の腕。
ぴったりくっついた下腹部。
中に感じる彼の熱。
中がぎゅうっと締まる。
「…可愛い」
彼が腰を動かし始めた。
いつものことなのだけれど、彼にされると気持ちよくてたまらない。
「あまり時間ないから手早くするけど、夜にいっぱい可愛がってあげるからね」
耳元での囁きにコクンと頷く。
だって今でも十分気持ちいい。
「…キスして?」
そう促されて、顔を近づけてキスをした。彼の唇が嬉しそうに応える。
これ…好き…キスしながらされるの…
彼の動きが激しくなる。
「出すよ?」
もう一度、コクンと頷いた。
しっかりとそこが合わさって、中に注ぎ込まれる。
朝からこんなに…たくさん…
恥ずかしさに頬が染まる。
「はあっ…ぁああっ…」
彼のモノを身体から抜かれる時、いやらしい声が出てしまった。
「僕の奥さんはエロいなぁ」
彼の嬉しそうな声。
睨んだつもりだったのに笑われた。
「最高だよ。愛してる」
そんな言葉であっさり許してしまって。
「いってらっしゃいのキス、してくれる?」
素直に頷いて唇を重ねる。
しばらくお別れなのだと思うとちょっと寂しい。
彼が苦笑した。
「夜には帰ってくるんだから、そんな顔しないで」
思わず顔を赤くした私の頬に軽くキスして、彼はドアを出て行った。
「はい。いってらっしゃい」
朝食の片付けが終わり洗濯をしていると、夫が近寄ってきた。
朝の、スーツをキチッと着こなした夫は何度見ても惚れ惚れするほど格好いい。
いつも通りいってらっしゃいのキスをする。
「………?」
いつもより長いキス。
舌が入ってきた。
つい反射的に応える。
うっとりしかかって、今は朝だと思い出した。
夫の肩を拳で軽く叩く。
けれど手首をつかまれて、より深く唇を合わされてしまった。
「っ…んっ…ぁっ…」
身体から力が抜けると手首を離され、今度は胸とお尻を触られる。キスされながら。
どんどん思考が溶けてきてしまって困る。
「も…行かないと…」
キスの合間に促してみたけれど
「まだ大丈夫」
にっこり笑って手を止めてくれない。
下腹部に熱い感触。
視線をやると、いつの間にか夫のモノが取り出されていた。
「スーツを汚したらいけないからね」
ニコッと笑って私にそれを擦り付ける。スカートを捲り上げられ下着をずり下げられて、剥き出しになった私のお腹に。
お尻を揉まれながらそんなことをされて、私の身体もどんどん準備が整っていってしまう。
押しつけるようにされた洗濯機から伝わる軽い振動。
「ダ…メ…」
一応止めようとしてみたけれど、クスッと笑って夫は答えない。
手も止めない。
「可愛いよ」
そんな言葉に嬉しくなって、身体が熱くなってしまう。
キスをしながら夫の指が中に入ってきた。既に濡れていたそこは、夫の指を嬉しそうに迎え入れる。
夫が喉の奥で笑った。
そのままキスで言葉を塞がれて中を弄られて、すぐに準備ができてしまった。
「いい?」
イエスしか想定してない問いに、コクリと頷いた。
だって、ここまでされてちゃったら…。
腰をつかまれ持ち上げられて、洗濯機の上に座らされた。お尻に、洗濯機がグルグル回る振動が伝わってくる。
「いくよ?」
わざわざ言われたのが恥ずかしくて、きゅっと目を瞑って頷くと、夫が小さく笑った。
「可愛い」
そんなことを言いながら挿入ってきた彼のモノに意識が集中してしまう。
熱くて硬くて…
思わず薄眼を開けると彼と目が合った。
少し意地悪そうな、興奮した瞳。
「可愛いよ」
もう一度言うと同時に、一気に奥まで突かれた。
衝撃で首が仰け反る。
背中に回された彼の腕。
ぴったりくっついた下腹部。
中に感じる彼の熱。
中がぎゅうっと締まる。
「…可愛い」
彼が腰を動かし始めた。
いつものことなのだけれど、彼にされると気持ちよくてたまらない。
「あまり時間ないから手早くするけど、夜にいっぱい可愛がってあげるからね」
耳元での囁きにコクンと頷く。
だって今でも十分気持ちいい。
「…キスして?」
そう促されて、顔を近づけてキスをした。彼の唇が嬉しそうに応える。
これ…好き…キスしながらされるの…
彼の動きが激しくなる。
「出すよ?」
もう一度、コクンと頷いた。
しっかりとそこが合わさって、中に注ぎ込まれる。
朝からこんなに…たくさん…
恥ずかしさに頬が染まる。
「はあっ…ぁああっ…」
彼のモノを身体から抜かれる時、いやらしい声が出てしまった。
「僕の奥さんはエロいなぁ」
彼の嬉しそうな声。
睨んだつもりだったのに笑われた。
「最高だよ。愛してる」
そんな言葉であっさり許してしまって。
「いってらっしゃいのキス、してくれる?」
素直に頷いて唇を重ねる。
しばらくお別れなのだと思うとちょっと寂しい。
彼が苦笑した。
「夜には帰ってくるんだから、そんな顔しないで」
思わず顔を赤くした私の頬に軽くキスして、彼はドアを出て行った。
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