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制覇行進
78 査問室の惨事
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ホルヘ公爵は二人の護衛の後ろに位置すると、イザベラ王女とヒカリ王女はその後ろに並んだ。
サニーはイザベラ王女の背後に現れると、そのままイザベラ王女に抱き着いた。
イザベラ王女は一瞬小さな驚き声を上げたが、何事もないそぶりで王族後宮出口ドアに向かった。
ヒカリ王女は小さな声を聞き取り、イザベラ王女の黒い甲冑に翅模様が浮かんでいるのに気づき、
「サニー様がいらしたの?」
「ええ。突然でしたので、驚いたのです。」
ヒカリ王女はサニーが現れるのはすでに承知していた様子で、歩きながら肩を斜めにしてイザベラ王女を覗き込むと、微笑みながら軽く挨拶した。
ホルヘ公爵達が後宮出口を出ると、新たに五人の近衛兵が後ろからついてきた。
貴族院に入りかけると、
「ここから先は、われらが護衛しますので、王宮担当近衛兵はここでお待ちになっていてください。」
と、鎧に紋章の付いた十人の兵が立ちふさがった。
「お前たちは見たことのない者たちばかりだが、その紋章はトンズラコ伯爵様の家紋だな。何故、貴族院守備隊と入れ替わっているのだ?」
「われらは、今回は重要な悪質犯罪者の査問を行うので、警備責任者伯爵様の命令により、貴族院守備隊の応援に来ているのだ。」
鎧に紋章の付いた十人の兵は、威嚇する様に槍を水平にした。
後ろの五人の近衛兵も前の二人に合流し、互いににらみ合った。
ホルヘ公爵はにらみあっている兵たちの間に入り、
「俺は王の代理で、査問判事を仰せつかったが、王ではないので、確かに俺達の護衛達が王宮担当近衛兵であっても、警備責任者伯爵の許可なしには、貴族院には入れないことは承知している。俺の不手際であった。王宮担当近衛兵はここで待っていろ。」
と言ってホルヘ公爵は王宮担当近衛兵を制した。
貴族院内の査問室では、すでに鹿島は木枠の手輪っかを付けて被告席にいた。
ヒカリ王女とイザベラ王女が鹿島に駆け寄ろうとホルヘ公爵の横に進み出ると、ホルヘ公爵はその行動を制止した。
ホルヘ公爵は査問判事席に座っているトンズラコ伯爵に向かって、
「なぜそちが、王の席にいるのだ!」
と怒鳴った。
トンズラコ伯爵は驚いて立ち上がると、
「王が不出席の場合は、慣習通り俺が座るのだ!」
「俺は宰相に任じられ、査問判事の代理を仰せつかった。お前は自分の席に戻れ!」
と一喝すると、トンズラコ伯爵は慌てて、一段下にいる四人の判事補佐を押しのけて中央席に駆け込んだ。
ホルヘ公爵は判事席に座ると、ヒカリ王女とイザベラ王女に無言で、エンテコと顔や頭に包帯を巻いたミイラ男達の居る証人席を指さした。
「では、何件かの告訴により、此れから査問会を開くことを宣言する。被告席にいる男への起訴状を述べよ。」
と、ホルヘ公爵は無表情で鹿島を見つめた。
トンズラコ伯爵は立ち上がると、書面を開き読みだした。
「一つ、ノロノア王子様に対して、無礼狼藉を働いただけでなく傷を負わせた大罪人であり、
二つ、いきなり我が息子、エンテコ近衛師団大隊長の腕を、突然不意打ちで切り落とした大罪人であり、
三つ、配下の無頼漢どもを使い、疲労恨倍の近衛師団大隊長達に、不意打ちをさせた卑怯な大罪人であります。」
鹿島は不敵な笑いをしながら、証人席にいるエンテコと顔や頭に包帯を巻いたミイラ男達に、手輪っかを見せつけるように振りまわすと、証人席にいる被害者達は満足そうにせせら笑っていた。
ホルヘ公爵は証人席にいるイザベラ王女に向かって、
「ノロノア王子様の代理人として来て下さった、総括元帥代理イザベラ王女様、発言がありましたら、お願いします。」
「総括元帥代理?」
「女のイザベラ王女様が総括元帥代理だと?」
と、判事補佐席でどよめきが起きた。
イザベラは証人発言場所に進み出ると、
「弟、ノロノア王子は急な病に伏せているので、この場の代理と、総括元帥代理をわたくしに任じましたので、代わりに発言します。
弟、ノロノア王子は冷静に状況を思い出し、用水路に落ちた原因は、馬が急に暴れたと思い出したとのことなので、被告席にいる方への告訴を取下げ、むたいな席に呼び出したことを悔やんでいます。」
「では、ノロノア王子様に対して、無礼狼藉を働き、傷を負わせたのではないと?」
「本人が直接謝りたいとの希望ですが、病状が重いので後日謝りに伺うとのことです。」
「ノロノア王子様からの告訴はないと了解した。」
ホルヘ公爵は証人席にいるエンテコの顔を、しばらくの間冷たい目で見据えていたが、
「エンテコ近衛師団大隊長、前に出なさい。」
と静かに声がけした。
エンテコはイザベラ王女と入れ替わるように証人発言場所に立った。
「腕を落とした状況を、詳しく述べよ。」
「落とした?落としたのではない!あ奴が突然横合いから切り掛かったのだ。」
と、鹿島を指さした。
ホルヘ公爵は絶望の顔を鹿島に向けて、
「被告人。証言者の言葉に間違いはないか?」
鹿島は、最初ホルヘ公爵はエンテコを庇いたいのかと思っていたが、自分に問いかけたことは、諭すのは不可能と判断した様子だと見抜き、すべてを話せと受け取った。
「そこにいる男の片腕を切り落としたのは間違いなく、自分です。」
「何か切り落とさなければならなかった、理由があるのか?」
「私の護衛対象者の足をつかんだからです。」
「問答無用にか?」
「この国では、無礼者に対して、いちいち切ると宣言しなければならないのですか?」
「掴まれた対象者による。して、足をつかまれた女性の身分は?」
「護衛対象者の身分を明かしてもよいと?」
「護衛対象者の足をつかんだ時、近衛師団大隊長の名をかたり、公務だと言ったか?公務での出来事ではないのであれば、差し支えはないだろう。が、個人としての行動であったなら、事の次第では、一族郎党全員に連坐が及ぶかもしれないな。」
エンテコの顔が青くなりトンズラコ伯爵の方を向くと、トンズラコ伯爵は慌てて立ち上がり、
「たかだか治療回復魔法を使えて、聖女だと噂されただけの女の足に触っただけだろう。守備隊!あの女と無頼漢男を牢へ連れていけ!」
と、顔を真っ赤にして怒りだしたが、ホルヘ公爵は、絶望にゆがんだ顔のしわをさらに深くして鹿島を見つめているだけであった。
査問室周りにいた紋付き兵たち二十人は、鹿島とヒカリ王女にむかってかけだした。
鹿島の手の輪っかはいつの間にか外れていて、捕縛されたときに取り上げられた神剣を、再び手元に呼び戻していて握り締めていた。
怒りが頂点に達していたヒカリ王女は、
「無礼者!」
と、十本の指から白い棘槍を伸ばし、向かってきた十人の紋付き兵たち達の胸を貫き通した。
鹿島に向かった十人の兵は、五人の兵は頭から股下まで鎧ごとく真二つに裂け分かれていて、残りの兵の首は判事補佐の机に並んでいた。
判事補佐五人全員はガタガタと震えながら席からずり落ちていたが、ヒカリ王女を守る予定のサニーが憑依したイザベラ王女とそれを命じたホルヘ公爵は、ヒカリ王女の指先から伸びている白い槍に唖然としていた。
「従姉妹殿!その武器はなんだ!」
「黒ボーボアのひげから加工した魔道具です。」
といって白い槍を引き、収縮させて長手袋に戻しだした。
「従姉妹殿?イザベラ王女様の従姉妹、、、、まさか、ヒカリ王女!エンテコ逃げるぞ!」
と、ヒカリ王女の身分を悟ったトンズラコ伯爵は、周りにいる他の判事補佐員を蹴り倒しながらドアに向かって駆け出した。
エンテコも慌てて父親の後を追って行ったが、イザベラ王女の指から伸びた電流雷が二人を弾き飛ばした。
「衛士兵!判事補佐員と被害者面した全員取り押さえろ。」
と、ホルヘ公爵は壁際に立ち尽くしている守備兵たちに声がけした。
ホルヘ公爵は守備兵たち全員を部屋の隅に呼んで、
「今日の出来事は、最初から最後までなかったのだ。故に、捕らえた奴らは、互いに争うわせて、殺し合わせろ。お前たちの頭にも、、、裁判の記憶は残すな。一人でも漏らしたら全員承知しないぞ。」
といって、鹿島達を引きつれて王宮へ向かった。
守備兵たち全員はヒカリ王女がオハラ王国の姫だと悟ると、王族に対する礼儀作法で深々と頭を下げた。
そして何よりも、捕らえた奴等の口封じの理由をも悟った。
サニーはイザベラ王女の背後に現れると、そのままイザベラ王女に抱き着いた。
イザベラ王女は一瞬小さな驚き声を上げたが、何事もないそぶりで王族後宮出口ドアに向かった。
ヒカリ王女は小さな声を聞き取り、イザベラ王女の黒い甲冑に翅模様が浮かんでいるのに気づき、
「サニー様がいらしたの?」
「ええ。突然でしたので、驚いたのです。」
ヒカリ王女はサニーが現れるのはすでに承知していた様子で、歩きながら肩を斜めにしてイザベラ王女を覗き込むと、微笑みながら軽く挨拶した。
ホルヘ公爵達が後宮出口を出ると、新たに五人の近衛兵が後ろからついてきた。
貴族院に入りかけると、
「ここから先は、われらが護衛しますので、王宮担当近衛兵はここでお待ちになっていてください。」
と、鎧に紋章の付いた十人の兵が立ちふさがった。
「お前たちは見たことのない者たちばかりだが、その紋章はトンズラコ伯爵様の家紋だな。何故、貴族院守備隊と入れ替わっているのだ?」
「われらは、今回は重要な悪質犯罪者の査問を行うので、警備責任者伯爵様の命令により、貴族院守備隊の応援に来ているのだ。」
鎧に紋章の付いた十人の兵は、威嚇する様に槍を水平にした。
後ろの五人の近衛兵も前の二人に合流し、互いににらみ合った。
ホルヘ公爵はにらみあっている兵たちの間に入り、
「俺は王の代理で、査問判事を仰せつかったが、王ではないので、確かに俺達の護衛達が王宮担当近衛兵であっても、警備責任者伯爵の許可なしには、貴族院には入れないことは承知している。俺の不手際であった。王宮担当近衛兵はここで待っていろ。」
と言ってホルヘ公爵は王宮担当近衛兵を制した。
貴族院内の査問室では、すでに鹿島は木枠の手輪っかを付けて被告席にいた。
ヒカリ王女とイザベラ王女が鹿島に駆け寄ろうとホルヘ公爵の横に進み出ると、ホルヘ公爵はその行動を制止した。
ホルヘ公爵は査問判事席に座っているトンズラコ伯爵に向かって、
「なぜそちが、王の席にいるのだ!」
と怒鳴った。
トンズラコ伯爵は驚いて立ち上がると、
「王が不出席の場合は、慣習通り俺が座るのだ!」
「俺は宰相に任じられ、査問判事の代理を仰せつかった。お前は自分の席に戻れ!」
と一喝すると、トンズラコ伯爵は慌てて、一段下にいる四人の判事補佐を押しのけて中央席に駆け込んだ。
ホルヘ公爵は判事席に座ると、ヒカリ王女とイザベラ王女に無言で、エンテコと顔や頭に包帯を巻いたミイラ男達の居る証人席を指さした。
「では、何件かの告訴により、此れから査問会を開くことを宣言する。被告席にいる男への起訴状を述べよ。」
と、ホルヘ公爵は無表情で鹿島を見つめた。
トンズラコ伯爵は立ち上がると、書面を開き読みだした。
「一つ、ノロノア王子様に対して、無礼狼藉を働いただけでなく傷を負わせた大罪人であり、
二つ、いきなり我が息子、エンテコ近衛師団大隊長の腕を、突然不意打ちで切り落とした大罪人であり、
三つ、配下の無頼漢どもを使い、疲労恨倍の近衛師団大隊長達に、不意打ちをさせた卑怯な大罪人であります。」
鹿島は不敵な笑いをしながら、証人席にいるエンテコと顔や頭に包帯を巻いたミイラ男達に、手輪っかを見せつけるように振りまわすと、証人席にいる被害者達は満足そうにせせら笑っていた。
ホルヘ公爵は証人席にいるイザベラ王女に向かって、
「ノロノア王子様の代理人として来て下さった、総括元帥代理イザベラ王女様、発言がありましたら、お願いします。」
「総括元帥代理?」
「女のイザベラ王女様が総括元帥代理だと?」
と、判事補佐席でどよめきが起きた。
イザベラは証人発言場所に進み出ると、
「弟、ノロノア王子は急な病に伏せているので、この場の代理と、総括元帥代理をわたくしに任じましたので、代わりに発言します。
弟、ノロノア王子は冷静に状況を思い出し、用水路に落ちた原因は、馬が急に暴れたと思い出したとのことなので、被告席にいる方への告訴を取下げ、むたいな席に呼び出したことを悔やんでいます。」
「では、ノロノア王子様に対して、無礼狼藉を働き、傷を負わせたのではないと?」
「本人が直接謝りたいとの希望ですが、病状が重いので後日謝りに伺うとのことです。」
「ノロノア王子様からの告訴はないと了解した。」
ホルヘ公爵は証人席にいるエンテコの顔を、しばらくの間冷たい目で見据えていたが、
「エンテコ近衛師団大隊長、前に出なさい。」
と静かに声がけした。
エンテコはイザベラ王女と入れ替わるように証人発言場所に立った。
「腕を落とした状況を、詳しく述べよ。」
「落とした?落としたのではない!あ奴が突然横合いから切り掛かったのだ。」
と、鹿島を指さした。
ホルヘ公爵は絶望の顔を鹿島に向けて、
「被告人。証言者の言葉に間違いはないか?」
鹿島は、最初ホルヘ公爵はエンテコを庇いたいのかと思っていたが、自分に問いかけたことは、諭すのは不可能と判断した様子だと見抜き、すべてを話せと受け取った。
「そこにいる男の片腕を切り落としたのは間違いなく、自分です。」
「何か切り落とさなければならなかった、理由があるのか?」
「私の護衛対象者の足をつかんだからです。」
「問答無用にか?」
「この国では、無礼者に対して、いちいち切ると宣言しなければならないのですか?」
「掴まれた対象者による。して、足をつかまれた女性の身分は?」
「護衛対象者の身分を明かしてもよいと?」
「護衛対象者の足をつかんだ時、近衛師団大隊長の名をかたり、公務だと言ったか?公務での出来事ではないのであれば、差し支えはないだろう。が、個人としての行動であったなら、事の次第では、一族郎党全員に連坐が及ぶかもしれないな。」
エンテコの顔が青くなりトンズラコ伯爵の方を向くと、トンズラコ伯爵は慌てて立ち上がり、
「たかだか治療回復魔法を使えて、聖女だと噂されただけの女の足に触っただけだろう。守備隊!あの女と無頼漢男を牢へ連れていけ!」
と、顔を真っ赤にして怒りだしたが、ホルヘ公爵は、絶望にゆがんだ顔のしわをさらに深くして鹿島を見つめているだけであった。
査問室周りにいた紋付き兵たち二十人は、鹿島とヒカリ王女にむかってかけだした。
鹿島の手の輪っかはいつの間にか外れていて、捕縛されたときに取り上げられた神剣を、再び手元に呼び戻していて握り締めていた。
怒りが頂点に達していたヒカリ王女は、
「無礼者!」
と、十本の指から白い棘槍を伸ばし、向かってきた十人の紋付き兵たち達の胸を貫き通した。
鹿島に向かった十人の兵は、五人の兵は頭から股下まで鎧ごとく真二つに裂け分かれていて、残りの兵の首は判事補佐の机に並んでいた。
判事補佐五人全員はガタガタと震えながら席からずり落ちていたが、ヒカリ王女を守る予定のサニーが憑依したイザベラ王女とそれを命じたホルヘ公爵は、ヒカリ王女の指先から伸びている白い槍に唖然としていた。
「従姉妹殿!その武器はなんだ!」
「黒ボーボアのひげから加工した魔道具です。」
といって白い槍を引き、収縮させて長手袋に戻しだした。
「従姉妹殿?イザベラ王女様の従姉妹、、、、まさか、ヒカリ王女!エンテコ逃げるぞ!」
と、ヒカリ王女の身分を悟ったトンズラコ伯爵は、周りにいる他の判事補佐員を蹴り倒しながらドアに向かって駆け出した。
エンテコも慌てて父親の後を追って行ったが、イザベラ王女の指から伸びた電流雷が二人を弾き飛ばした。
「衛士兵!判事補佐員と被害者面した全員取り押さえろ。」
と、ホルヘ公爵は壁際に立ち尽くしている守備兵たちに声がけした。
ホルヘ公爵は守備兵たち全員を部屋の隅に呼んで、
「今日の出来事は、最初から最後までなかったのだ。故に、捕らえた奴らは、互いに争うわせて、殺し合わせろ。お前たちの頭にも、、、裁判の記憶は残すな。一人でも漏らしたら全員承知しないぞ。」
といって、鹿島達を引きつれて王宮へ向かった。
守備兵たち全員はヒカリ王女がオハラ王国の姫だと悟ると、王族に対する礼儀作法で深々と頭を下げた。
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