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第二章 人妻ダークエルフ忍者と、旅立つ
第11話 オーク討伐へ
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依頼者はまだ、ボクの話を信じてくれていないようだ。
ボクは依頼者を伴って、冒険者ギルドへ依頼書を届ける。
「ようこそ、ヴェスティの冒険者ギルドへ。受付のサクラです。えっと、ヒューゴさんですね? ご利用は初めて、と」
受付を担当するのは、メガネのお姉さんだ。村にいた人とは違って、髪が黒い。
「この人の子どもが、オークに連れて行かれちゃったそうなので、助けに行きます」
オーク討伐の依頼を、受諾すると告げた。
「セーコさん。ホントにこの子たちが、オーク討伐の依頼を受けると?」
サクラさんは最初、メガネを何度も直す。
「本当さ。この二人だけで、やっちまえるよ」
「まさか。あなたが行くならわかりますよ? でも、こんな小さな子が」
サクラさんに続き、依頼者の女性も首を縦に振る。
「ギルドカードを確かめてみな」
「はい……」
セーコさんに言われるまま、サクラさんはペンのような小さい杖をギルドカードにかざした。
カウンターの上にある白い紙に、ボクの功績が書き記されていく。『自動書記』という魔法である。
「!?」
自動書記の動きが止まって、サクラさんが驚愕した。
「しょ、承知しました。いってらっしゃいませ」
報告書を確認し、無事依頼はボクのモノとなる。
「あの、お待ちください。危険ではありませんか! この子たち、ウチの子と同じくらい小さな子どもなのに」
やはり依頼者は、ボクたちがまだ年端もいかない子どもだと思っているらしい。
「ご安心を。ヒューゴさんたちには、一応これだけの実績があります」
受付のお姉さんが、冷静に報告書を依頼者に示す。
「……っ! オークチャンピオンを撃退!?」
依頼者が、口を抑えた。
他の冒険者たちも、立ち上がる。
「ほっとけよ。どうせ、セーコに手伝ってもらったに決まってる」
一人の冒険者が、ざわつく周辺を落ち着かせようとした。チンピラ風の男性で、明らかにボクたちを見下している。
「いや。今回私は同行するが、手伝わないよ。彼らの腕を、見せてもらうだけだ」
セーコさんが首を振った。
ボクたちも、手伝ってもらおうなんて思っていない。
「この子たちなら、オークロードくらい軽く打倒できるだろうさ」
「バカ言うな。冒険者の大人が二人がかりで、やっと倒せる相手だってのに」
「冒険者もヘタれたもんだね」
「なんだと!?」
チンピラ風の冒険者は、ボクたちに殴りかかろうとした。脅しのつもりだったのだろう。
だが、ボクたちは微動だにしない。まっすぐ拳を見据えて、反撃の機会をうかがう。
「どうしたの? 止まって見えるわよ」
ボクが動く前に、ソーニャさんが相手の懐に飛び込んでいた。下アゴへ的確に、杖の先を向けていた。
氷魔法で気管を塞いでも、人は簡単に殺せてしまう。
そう、ボーゲンさんからは教わっていた。実践までは、したことないけど。
相手を見下さず、油断さえもせず、ソーニャは明確な殺意を向ける。そっちがやるのなら、こちらも手加減はしないぞと、無言で。
冷や汗をかいて、チンピラ冒険者は拳を引っ込めた。「チッ」と舌打ちをして、元の席に戻る。
「では、行ってきます。お子さんは、必ず生きて返しますので」
「お願いします」
ボクたちは街を出て、オークの棲む森へ急いだ。
オークの巣は、森の奥にあった。
「子どもたちが、無事だといいけど」
「心配ない。オークは子どもを食ったりはしないよ。むしろオークは、子どもを人質にして女を要求するのさ。自分の子種を植え付けるために」
セーコさんから話を聞いて、ソーニャさんが露骨に嫌な顔をした。
「ひどい……最低な奴らね」
「そんなひどいことをするのは、オークロードくらいさ。それくらいのヤツが湧くとはねえ。とはいえ、あんたらの話を聞く限りだと、問題なさそうだ」
今回セーコさんは、ホントに見守るだけだ。戦闘は、ボクたちに任せてくれるという。
「しくじってもいい。フォローは入れてやるから。思い切ってやりな」
「はい。手加減はしません」
「その意気だ。来るよ!」
森の気配が、急にざわつく。
オークが、襲いかかってきた。
「気を付けてソーニャさん!」
「誰に言ってるの、って!」
まずは、ソーニャさんがオークたちの呼吸を、氷魔法で止める。魔物相手なら、ソーニャも容赦はしない。
「今よ、ヒューゴ!」
そのスキに、ボクが剣でオークたちをロングソードで斬っていった。
ゴブリン戦で手に入れたショートソードと違って、すごくよく切れる。
ソーニャさんも、杖を棍棒代わりにして、オークを殴った。女性に危害を加える敵に、情をかけない。
「ソーニャさん、後ろ!」
木陰に隠れていたオークが、ソーニャさんに抱きついた。
「ゲヒヒ! 捕まえた!」
「わざと捕まったのがわからないなんて、ねっ!」
ソーニャさんが、オークの親指を捻り上げる。同時に、カカトでオークの足刀も踏んづけた。
「ぐひい!」
前かがみになったオークのアゴへ、氷で固めた拳を叩き込む。
「ぎゃいーん」
オークが、昏倒した。
「背中に汗がついた! もお、気持ち悪いのよっ!」
気絶したオークの顔面を、ソーニャさんは蹴り上げる。
「すごいね。ソーニャさん。その護身術、セーコさんの教えている技だよね? いつの間に?」
「今朝、道場までジョギングしに行った際に、教わったのよ」
ソーニャさんは純粋な魔法使いだから、格闘術なんて興味がないと思っていたけど。
「子どもたちを探そう!」
「ええ。こっちね」
子どもたちの気配を、ソーニャさんが使い魔を使って探知した。
白く光る綿毛が、森の奥へと向かっていく。
追手を斬り捨てながら、ボクたちは森の奥へと進んだ。
「いた!」
木製の檻に入れられた子どもたちを、発見する。
ボクは剣技で檻の錠を破った。
「セーコさん、お願いできますか?」
「任せな……あんたらは、気をつけるんだ」
森の奥が、騒がしい。
「オークチャンピオンをやったのは、テメエか!」
赤黒いオークが、森の奥から現れた。ザコオークが豚の頭を持つ亜人だとすると、オークロードは角の生えたイノシシを思わせる。
「セーコ! 冒険者をやめてなかったんだな!」
「私は、この子たちを見てやっているだけだよ。手出しはしないから、安心しな」
「グヘヘ。お前になくても、こっちには用があるんだよ! これを見ろ!」
オークロードが、すぐそばにある木に声をかけた。
セーコさんの子どもが、オークに捕まっている。
ボクは依頼者を伴って、冒険者ギルドへ依頼書を届ける。
「ようこそ、ヴェスティの冒険者ギルドへ。受付のサクラです。えっと、ヒューゴさんですね? ご利用は初めて、と」
受付を担当するのは、メガネのお姉さんだ。村にいた人とは違って、髪が黒い。
「この人の子どもが、オークに連れて行かれちゃったそうなので、助けに行きます」
オーク討伐の依頼を、受諾すると告げた。
「セーコさん。ホントにこの子たちが、オーク討伐の依頼を受けると?」
サクラさんは最初、メガネを何度も直す。
「本当さ。この二人だけで、やっちまえるよ」
「まさか。あなたが行くならわかりますよ? でも、こんな小さな子が」
サクラさんに続き、依頼者の女性も首を縦に振る。
「ギルドカードを確かめてみな」
「はい……」
セーコさんに言われるまま、サクラさんはペンのような小さい杖をギルドカードにかざした。
カウンターの上にある白い紙に、ボクの功績が書き記されていく。『自動書記』という魔法である。
「!?」
自動書記の動きが止まって、サクラさんが驚愕した。
「しょ、承知しました。いってらっしゃいませ」
報告書を確認し、無事依頼はボクのモノとなる。
「あの、お待ちください。危険ではありませんか! この子たち、ウチの子と同じくらい小さな子どもなのに」
やはり依頼者は、ボクたちがまだ年端もいかない子どもだと思っているらしい。
「ご安心を。ヒューゴさんたちには、一応これだけの実績があります」
受付のお姉さんが、冷静に報告書を依頼者に示す。
「……っ! オークチャンピオンを撃退!?」
依頼者が、口を抑えた。
他の冒険者たちも、立ち上がる。
「ほっとけよ。どうせ、セーコに手伝ってもらったに決まってる」
一人の冒険者が、ざわつく周辺を落ち着かせようとした。チンピラ風の男性で、明らかにボクたちを見下している。
「いや。今回私は同行するが、手伝わないよ。彼らの腕を、見せてもらうだけだ」
セーコさんが首を振った。
ボクたちも、手伝ってもらおうなんて思っていない。
「この子たちなら、オークロードくらい軽く打倒できるだろうさ」
「バカ言うな。冒険者の大人が二人がかりで、やっと倒せる相手だってのに」
「冒険者もヘタれたもんだね」
「なんだと!?」
チンピラ風の冒険者は、ボクたちに殴りかかろうとした。脅しのつもりだったのだろう。
だが、ボクたちは微動だにしない。まっすぐ拳を見据えて、反撃の機会をうかがう。
「どうしたの? 止まって見えるわよ」
ボクが動く前に、ソーニャさんが相手の懐に飛び込んでいた。下アゴへ的確に、杖の先を向けていた。
氷魔法で気管を塞いでも、人は簡単に殺せてしまう。
そう、ボーゲンさんからは教わっていた。実践までは、したことないけど。
相手を見下さず、油断さえもせず、ソーニャは明確な殺意を向ける。そっちがやるのなら、こちらも手加減はしないぞと、無言で。
冷や汗をかいて、チンピラ冒険者は拳を引っ込めた。「チッ」と舌打ちをして、元の席に戻る。
「では、行ってきます。お子さんは、必ず生きて返しますので」
「お願いします」
ボクたちは街を出て、オークの棲む森へ急いだ。
オークの巣は、森の奥にあった。
「子どもたちが、無事だといいけど」
「心配ない。オークは子どもを食ったりはしないよ。むしろオークは、子どもを人質にして女を要求するのさ。自分の子種を植え付けるために」
セーコさんから話を聞いて、ソーニャさんが露骨に嫌な顔をした。
「ひどい……最低な奴らね」
「そんなひどいことをするのは、オークロードくらいさ。それくらいのヤツが湧くとはねえ。とはいえ、あんたらの話を聞く限りだと、問題なさそうだ」
今回セーコさんは、ホントに見守るだけだ。戦闘は、ボクたちに任せてくれるという。
「しくじってもいい。フォローは入れてやるから。思い切ってやりな」
「はい。手加減はしません」
「その意気だ。来るよ!」
森の気配が、急にざわつく。
オークが、襲いかかってきた。
「気を付けてソーニャさん!」
「誰に言ってるの、って!」
まずは、ソーニャさんがオークたちの呼吸を、氷魔法で止める。魔物相手なら、ソーニャも容赦はしない。
「今よ、ヒューゴ!」
そのスキに、ボクが剣でオークたちをロングソードで斬っていった。
ゴブリン戦で手に入れたショートソードと違って、すごくよく切れる。
ソーニャさんも、杖を棍棒代わりにして、オークを殴った。女性に危害を加える敵に、情をかけない。
「ソーニャさん、後ろ!」
木陰に隠れていたオークが、ソーニャさんに抱きついた。
「ゲヒヒ! 捕まえた!」
「わざと捕まったのがわからないなんて、ねっ!」
ソーニャさんが、オークの親指を捻り上げる。同時に、カカトでオークの足刀も踏んづけた。
「ぐひい!」
前かがみになったオークのアゴへ、氷で固めた拳を叩き込む。
「ぎゃいーん」
オークが、昏倒した。
「背中に汗がついた! もお、気持ち悪いのよっ!」
気絶したオークの顔面を、ソーニャさんは蹴り上げる。
「すごいね。ソーニャさん。その護身術、セーコさんの教えている技だよね? いつの間に?」
「今朝、道場までジョギングしに行った際に、教わったのよ」
ソーニャさんは純粋な魔法使いだから、格闘術なんて興味がないと思っていたけど。
「子どもたちを探そう!」
「ええ。こっちね」
子どもたちの気配を、ソーニャさんが使い魔を使って探知した。
白く光る綿毛が、森の奥へと向かっていく。
追手を斬り捨てながら、ボクたちは森の奥へと進んだ。
「いた!」
木製の檻に入れられた子どもたちを、発見する。
ボクは剣技で檻の錠を破った。
「セーコさん、お願いできますか?」
「任せな……あんたらは、気をつけるんだ」
森の奥が、騒がしい。
「オークチャンピオンをやったのは、テメエか!」
赤黒いオークが、森の奥から現れた。ザコオークが豚の頭を持つ亜人だとすると、オークロードは角の生えたイノシシを思わせる。
「セーコ! 冒険者をやめてなかったんだな!」
「私は、この子たちを見てやっているだけだよ。手出しはしないから、安心しな」
「グヘヘ。お前になくても、こっちには用があるんだよ! これを見ろ!」
オークロードが、すぐそばにある木に声をかけた。
セーコさんの子どもが、オークに捕まっている。
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